SSブログ

20190530:悲惨な事件に想う(無差別殺傷事件@登戸(川崎市)) [雑感]

 5月28日朝、出勤/登校時間帯に起きた悲惨な無差別殺傷事件・・・つい先だって大津市での無謀運転者による園児致死傷害事件もそうだったが、何の罪も無い子ども/保護者が犠牲となるなんて、これ程悲しい事件があるだろうか。

 事件の報道を聴く限り、人通りの多い時間帯で、大勢の大人が周囲にいたにも関わらず防ぎ様のない一瞬に起きた事件の様だ。
 犯人は自殺したとの事だが、どのような要因が背景にあったのか、警察当局は十二分に解明して戴きたい。

 地域内連携が薄くなった都会では、自治会/町内会を通した高齢者中心の見守り隊/見回り隊だけでの予防は難しい上、児童の保護者だって毎日の送り迎えが可能な人ばかりとは限るまい。
 プロの警護要員による監視が必要ともなれば、そこ迄も日本の安全性は損なわれてきているのか・・・と想わざるを得ないのが悲しく、情けない。

 文末ではありますが今回の事件でお亡くなりになった児童/保護者のご冥福を祈るばかりです。
 更に、負傷を負った方々の早急な回復を祈りますが、特に児童には心の深い所に残り続けるに違いない記憶がトラウマとなってこれからの人生の妨げになるのではないかと心配するばかりです。

 こう言う痛ましい事件が起きた時、何をしたら・・・と考え込んでしまう自分には既に行動力が乏しくなっているのがやるせないです。

また:
 報道陣には “過剰” な取材を控える事を願いたい。
 当日の午前、自分の住むところから南東の上空に幾つかのヘリを見ました。
 おそらく現場取材に向かったヘリなのでしょうが、各局それぞれが繰り出すのでは無く、共同取材方式で絞り込む事は出来ないのか。
 この種の事件では誰もスクープなど望んでいない。
 報道の自由は十二分に承知しているものの、取材陣とは言え被害に遭われた側への思い遣りを忘れないで欲しい。

共通テーマ:日記・雑感