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20190604:整備して欲しい(”緊急時” 外国語放送システム) [雑感]

 電車・列車・バス等あらゆる乗り物が地震等緊急時に一時停車する時、日本語に留まらずに速やかに外国語放送で乗客の皆様へ状況を伝えるシステムの早急な整備が望まれる。

 これはつい最近の自分の経験からであります。

と言うのも:
 去る5月25日(土)15:20頃、千葉県南部を震源とするマグニチュード5.1/最大震度5弱の地震が発生した。
 たまたまだったが、東京メトロ銀座線に乗り合わせていた。
 電車は直ちに停車して、車掌さんから “地震発生のため安全確保確認される迄停車” する旨車内放送があった(勿論、日本語で)。

 この路線は “浅草” を通る事もあって海外からのお客様も多数乗り合わせていたが、彼等は電車が何故止まっているのか解らない。
 怪訝そうな顔付きでスマホで情報探ししているみたいだったが、気象庁やYahoo!の地震速報サイトが知らせる緊急情報でさえこの様な現場では間に合っていないし、日本語表示のみでは理解不能だろう。

 想わず
  ”千葉県=東京の東側で地震が発生したので安全を確認している。
  その為の停車。”

と、おぼつかない英語で話しかけたところ理解して貰えたが、地震の経験は無いらしく何処か不安そうな様子だった。
 幸い確認は5分足らずで済み、直ぐに運航が再開された。

が:
 海外からのお客様は英語が × な方々だって大勢いる。
 少なくとも中国語・韓国語・それに東南アジア地域の言葉の即時通報が必要だ。

 何も車掌さんに外国語で放送して貰う必要等は一切無い。
 バイリンガル要員を確保して、中央司令室から全車両へ車掌さん経由で放送するシステムにすれば済む話だ。

 或いは、各国語に即時翻訳出来る要員を揃えた翻訳センターみたいな所と契約していて、そこから対処するシステムも当然ながら考えられるし、こんな機能を持ったスタートアップ・ビジネスがあっても良いと想うのだが・・・
 更には近い将来、音声日本語を即座に多国語に音声翻訳する "AI-アシスト翻訳音声機" の精度も限り無く上がって超便利になる事も当然乍ら有り得る。

 今年はラグビーW杯、来年は五輪パラリン開催で凄まじい数の海外からのお客様を迎える一方、地震・噴火等自然災害は待ってくれない。
 是非とも早急な整備を要請したい想いで一杯です。

因みに:
 地震に慣れっこになっている私ら日本人と違って地震を経験した事がない海外の方々も大勢いる。
 彼等は経験した事の無い大地の揺れに遭遇すると “どうして良いか解らず” にパニックに陥るケースが多々あると聴く。
 大きな競技場の様な開放空間でも多言語放送が必要です。
 繰り返しになりますが、何もオンサイトでマルチリンガル要員を揃える迄も無い。
 そういう情報伝達システムはいくらでも考えつくと想うので、関係各位はご検討願いたいものであります。


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