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20190615:えっ! 本当っ?!(老後30年の備えに必要額≒¥2K万円!) [ただの私見]

 金融庁がこの3日に公表した長寿社会における資産づくり/金融サービスの在り方の中で、65歳定年後に30年間(=95歳迄) “つつがなく” 生活するには “¥2K万円” の備えが必要との事だった。

 端的に言えば、”公的年金ではまともな生活は叶わず”、この程度の預貯金が別途必要と言う事だ。

 これを観て聴いて直ぐに想ったのは

① 年金だけでは足りない事くらい経験上知っているが、自分及び我がワイフ殿の寿命が95歳迄とは想わないので、¥2K万円も必要とはしない。

② “公的年金制度で老後の生活設計をきちんと守る”
・・・という意味の事を安倍総理大臣が事ある毎に明言されていた・・・と記憶しているのに、金融庁の方は
   “きちんと生活出来るには年金だけじゃぁ駄目なんよっ!”
って言っている。 

 つまりは、公的年金は厚生労働省所管の制度であり、一方今回話題を撒き散らした金融庁は金融、有り体に言えば余りパッとしない株式市場とか金融商品市場を盛り上げる事がお仕事なので、
   “厚生労働省の公的年金は頼りにならないので株を買いましょう”

・・・ ってな事を言っている・・・としか聞こえない。

そんなんで:
 公的年金制度の100年安心安泰設計を請け負ったのが総理大臣にして自民党総裁、一方それだけじゃ駄目と言ったのが副総理大臣/金融相にして自民党副総裁なんだから、自分の様な “まとも” な国民には “訳が解らない”。

 恐らくは金融庁の思惑は、お若い方々とか、資産を預貯金の方へ廻す年寄りへ “投資させよう” とするのだ・・・と勘繰る訳だが、確かに多くのというよりも殆どの年寄りは
  健康不安 ⇒ 医療社会制度維持への疑問 ⇒ 預貯金
と想う訳で、そう簡単に株式等には手を出さずに温和しくしている筈だ。
 またお若い現役の方々だって、家のローンとかお子様の学資とかでアップアップ間際で、余裕のあるご家庭がどれ程おられるのか・・・

結局:
 言われなくとも年々目減りしていく年金だけでは足りずに預貯金切り崩しで生活しているのが実態の年寄りにとっては今回の金融庁報告で改めて “年金制度は怪しくはなってきた” ・・・ 何て邪推してしまう。

そこで:
 自分は囃し立てる金融庁の言い分なぞ、一切聴く耳持たない・・・で行こうっと、決めました!
 株式投資とか金融商品へは一切廻すもんかっ!
 たいした利回りは無いのに “手数料” だけはきちんと取られるのは “搾取” としか想えないからでもあります。 

でも:
 現役の方々は何としても、少額ずつでも良いから預貯金を考える必要があるのは悲しい現実です。
 今の政治を見てお解りの様に、自分の身を守ってくれるのは結局は自分だけなのです (>_<)


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