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20190810:”経費”の問題 [気晴らし事]

 年甲斐も無く “タイトル” に惹かれて観ている(我がワイフ殿は呆れ顔だ):
   ”これは経費で落ちません” (NHK総合:土曜夜・全10回)。
   (因みに:昨日第3回)

 個人事業主の方も、勤め人の方も何方でもご経験でしょう。
 “物品購入” であれば、”正当” な理由をつけて “必要経費” として落とせるので予算さえしっかりしていれば苦労は無いが、問題は “接待費” だ。

 要するに ”飲み会” の費用・・・何処までなら経費で落とせるのか・・・サラリーマン(いや、今では “サラリーパーソン” と言わなきゃっ!)にとっては “大” 問題だ (>_<)

 自分は民間企業の研究開発組織に所属していたが、管理職になってからはお招きしたアカデミアの先生方へのご指導・ご講演への謝金は全く問題無いのだが、慰労会と称した接待の扱いが面倒だった(*1)

 先生お一人若しくは数名に、こちら側は二名程度であれば事前の接待伺いで問題無くスルー。
 こちら側の方が多いと参加者員数と上限費用を設定され、更に精算時に領収書の裏側に参加者全員の名前と所属を記入して提出する必要があった。
 更に半期毎の “上限” 設定があって、越えると “始末書” を書かされた(何回も書きました)。

 冒頭のTVドラマでは、理路整然とした経理部主人公と営業部とか広報部の過大な(?)物品購入/接待落としとの丁々発止の “攻防” が現役時代を想い出させて笑わせる。

 社員同士の接待、つまり社内接待は工業所等への出張時に限って許可されていたなぁ・・・ 
 因みにTVドラマの様に
   “これは落ちません。自腹で清算願います”
って言われた事は無かった。
 今となっては懐かしい “想いで” ではあります。
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(*1):名誉の為に申し添えておかなければなりませんが、国立/公立大学法人所属の先生方は交通費だけしか受け取らないのが普通です。
 お付き合い願った先生方に例外はありませんでした。


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