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20190823:何故もって即座に ”公開手配” しなかったのか(あおり暴行事件@常磐道) [雑感]

 10日に起きた “あおり暴行” 事件。
 遅まきながらのブログであります。

 当初の公開された映像を見て先ず感じたのは、これ程の悪質な暴力行為犯罪者に何故 “ぼかし” を入れるのかと言う事だ。

 “人権”/”プライバシー” を考慮して・・・とは容易に想像し得るが、被害を受けた方の人権はどう配慮されるのか。

 自由とか平等、更にはプライバシー等々、今日の私たちの日常生活を取り巻く基本概念は全て私たち日本人自ら犠牲を払って獲得した訳ではなく、欧米諸国から教わり与えられたものだ・・・って事、以下に痛烈な迄に揶揄されている事をご存じの方、多いでしょう:
 かわぐちかいじ:”沈黙の艦隊”(週刊誌モーニング連載;1988-1996年)

 だからだろう、これ等が生まれた背景&経緯を実感していないものだから、”何でもかんでも同等” に扱う・・・そんな "み*く*" 一緒くたの扱い、もう止めようじゃないか。

 何人も同列に扱い得るのは “基本的人権” だけだ・・・と自分は考える。
 その一つが “生存権” だ。
 被害者はそれを脅かされ、加害者はそれを犯した。
 法を犯した者の人権と被害者の人権を同列に扱ってはならない。
 勿論プライバシーよりも基本的人権の方がはるかに尊ばれるべきな事は論を待たない。

次に感じたのは:
 何故迅速に公開して “手配” しなかったのか
 氏名不明の段階であっても、これ程悪質な犯罪者の顔付きを知らされなくては、善良な一般人は常磐道を安心して走行出来ないではないか。

 警察が逮捕状を請求したのは何と16日で、この段階でやっと “ぼかし” が無くなった。
 しかも同乗していて煽ったクルマの前へしゃしゃり出てスマホで写真撮影していた奴(♀)、此奴もどうして迅速に公開手配しなかったのか。
 共犯じゃぁないか。

 いくらお盆休みの最中だからと言って “のんびり” して貰っては困る。
 警察は犯罪者に対してはもっともっと厳しく突っ込んで迅速に対処して戴き、私ら一般市民を守って欲しいものだ。
 つまりは、私らの生存権を優先して戴きたい訳だ。

そんな訳で:
 時々利用する常磐道だけに、今の調子なら “どう自衛” したら良いのか、考え様が無い。
 何事も自己責任を旨とする米国で同じ事件が起きたら、銃を持っている被害者なら正当防衛で使用するんじゃないかとさえ想う。
 こんな悪質な事件を知らされると、憲法で自己防衛手段を認めるこの国の思考が何となく解る様な気さえしてきた。
 つまりは、性善説なんて信じていない。
 自分を守るのは自分だ・・・ってことなんだ。

 自己防衛手段が合法化されていない我が国では “弱者は何も対抗出来ない”。
 何度も警察に訴えても全く考慮/配慮されないストーカー被害事例が多数あるのがその証拠だ。
 こう言うことが前提/前例となった "あおり暴行事件" なら私らはお先真っ暗だ。
 大韓民国との交易が皆無になったって日本への影響はたかが知れているが、身近な暴力事件に対しては市民は無防備で、こちらの方が遙かに重大事だ・・・と迄考え込んでしまう。

 池袋@東京で起こった受勲高齢者ドライバーによる暴走傷害事件でも感じたところだが、何か最近の警察の取り組みに “” を感じるのは自分だけだろうか(*1)
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(*1):こんなブログ投稿していました:
 ”20190427:法の前の ”現実”(2件の ”高齢者自動車死亡事故” 報道を観て聴いて)


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