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20190914:人工衛星衝突 ”危機一髪”(無責任? ”スペース*”) [雑感]

 スペースX社は宇宙ビジネスの先端を切り拓いていく頼もしいフロンティア・ベンチャー企業と想っていたが、想わぬところで “ボロ” が出た(?)のだろうか。
 信じ難いのだが・・・

 同社は地球全域を隈無くカバーする “12K” 機(!!)の人工衛星群使った通信事業を展開する計画で、最初に5月に打ち上げに成功した “60” 機の内の一機が欧州宇宙機関(ESA)が既に打ち上げ運営に入っている地球観測衛星と “衝突” する危険性を指摘されながら何ら対処せずに放置。
 衝突危険度が高まったとしてESA側が自己の衛星軌道を変更して緊急回避を行った様だ(2019年9月4日付け共同通信)。

 スペースX社に追随するかの様に、通信とか観測とかを特定目的とする小型人工衛星群を打ち上げる宇宙ビジネスを狙うベンチャー企業が各国勢揃いしているとも聴く。
 既に打ち上げ自体はそれ用ロケットを開発・運用する国へビジネスとして依頼して済ませる事が可能な時代になっていて、目的に沿った衛星だけを開発すれば済む訳だ。

 その結果、広い広い宇宙・・・なんて事はなく、人工衛星が “乱れ” 飛ぶ空間は大渋滞気味で、最早人間の観測/監視だけでは “交通整理” が追いつかずに AI-システムへの移行が必要とされる時代らしい。

 “スプートニク1号” とか、”地球は青かった”、”私はかもめ” 、”この一歩は小さな一歩だが人類にとっては大きな一歩” ・・・ なんぞの今は大昔のニュースをただただ驚いて観て聴いていた自分からみると、想像もつかない ”凄すぎる時代” になっているんですねぇ・・・

ついでに:
 ブログタイトルにある “ききいっぱつ” は “危機一髪” と書くのが正解。
 “危機一発” は “微妙” な間違い。
 007シリーズで原作 ”ロシアより愛を込めて” の映画日本公開時のタイトルは ”危機一発” で、言い得て妙と感心されていた。
 妙な事、想い出したりして・・・

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