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20191107:首里城焼失 [雑感]

 10月31日深夜2時過ぎに出火し、正殿と北殿・南殿等が全焼。

 首里城 “跡” を含む関連遺産群は “世界遺産” に登録されている(2000年)が、今回全焼した建屋は先の太平洋戦争で米軍によって焼失させられた城の30年間かけた復元物であって、このもの自体は登録遺産と言う訳では無い。

 が、復元と言っても歴史的な考証を重ねたものだから単なる記念物に留まらずに、沖縄の方々の心の “置き所” に一つになっていたに違いない。

 自分は2004年度頃から10年間程、1回/年、地元大学へ出講していた事があって、一度だけだが首里城公園を訪ね、お城を見学した事があった。
 お城そのものはこちらで見馴れた城とは全く違う造りで、珍しい印象を受けたが、同時に丘の上から眺めた那覇市と何処までも青く拡がる海原の風景が心に残っています。

 今年はノートルダム寺院でも火災があった(*1)
 木造建築物の維持管理の当事者は単変な苦労をされていた筈で、励ます言葉が解りません。
 報道によれば防火設備に論点があったとも・・・木造家屋で一番の恐れは火災であり、不思議な感じがします。
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(*1)20190422:”ノートル・ダム寺院”(”聖母マリア大聖堂”@シテ島@パリ市)


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