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20191112:”強制給餌” の是非を考えても・・・(フォアグラ禁止@NY市) [雑感]

 こんがり焼いたバケットかバタールに鴨肉のパテを塗って食べる・・・一番好きな食べ方なのだが、NY市がレストランでの “フォアグラ” 提供を禁止する法案を成立させたとの記事を見て、ちこっとだがドキッ!とした:
   “NYでフォアグラ禁止” - 22年から 飼育法の批判受け
    (出自:日経紙2019年11月1日夕刊)

 フォアグラは、アヒルやガチョウの喉にチューブを差し込み、強制的に飼料を流し込んで無理矢理に脂肪だらけとさせた肝臓から取るもので、高級食材とされる。

 この飼育法は “強制給餌方法” と呼ばれ、動物愛護団体等から “動物虐待” と激しく批判されている事を受けての対応との事で、米国では既にカリフォルニア州が州法として2012年から施行しているとあった。

 フォアグラをまともに食した経験は無いものの、たいていの鴨肉パテにはフォアグラが少しだけだが加えられているので記事が眼にとまった訳だ。

 フォアグラ同様の北京ダック、工業的大規模で殆ど光の無い所で飼育される鶏等々、強制給餌で育成された "食材" は数多くある筈だが、ノーテンキな自分は正直に申し上げてこの事を深く考えた事はなかった。
 食事の前の “戴きます” とは、自ら生きる為に食材となった動物植物の “命をありがたく戴く” との意味と親から教えられていたのだが・・・

 強制給餌を拡大して捉えれば、ビールを飲ませて育てた牛も対象になるのか、陸上養殖した魚類は・・・等々、訳が解らなくなりました。
 何処まで食材としての動物の飼育を操作して良いのか・・・自分には答えが見つからない課題だ・・・この歳になっても・・・
 って言うか、何を言わんとしたブログだったのか、解んなくなってしまった m(_ _)m


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