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20200430:長倉三郎先生逝く(物理化学者) [故人を悼む]

 4月16日に逝去。 享年99歳。

 直接教えを受けた事も無いし、学会等でのご講演を拝聴した訳では無いが、勝手に申し上げると、功成り名を遂げられ、天寿を全うされたと言えるのかもしれない。
 化学反応を分子の電子構造から解明した “電荷移動論” を確立された事で余りにも著名だ。
 IUPAC(国際純正・応用化学連合会)会長を務め(1981年)、また文化勲章を受賞されている(1990年)。
 ノーベル化学賞受賞にならなかったのが不思議と言われていた程のお方だった。

 黙礼。



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20200429:不思議な経験(コロナ禍を巡って) [ただの私見]

 私ら日本国民は、この1月から見え始めた “コロナ禍” で実に奇妙な、そして不思議な経験をさせられている(未だに継続中)。

 我が国は、医学生理学を含む自然科学の分野では世界最先端を切り拓き、適切な表現では無いとも想うがノーベル賞受賞数も極めて高い水準にある。
 が、今回のコロナ禍対処に向かった厚生労働省&医療専門家は当初からPCR検査を絞る等、世界基準から観ても異端な不思議な取り組みばかりで、自分には理解しかねる出来事が次から次へと・・・

不思議-1:
 厚生労働省が(恐らくは感染研幹部/OB等と一緒になって)人選し招集した新型コロナウイルス感染症対策専門委員は感染症疫学&公衆衛生学専門家が中心で、医療の現場、即ち臨床系専門家は申し訳程度に混じってしかいない不思議さ。
 委員会提言書の大筋は会開催前に厚生労働省担当官辺りが下書きしていた筈だが、そのせいもあろうか、委員会提言には “現場感” が乏しい・・・と素人ながら感じた(同じ様な・・・って言うと恐れ多いが、あの本庶佑京都大学特別教授も指摘されている)。

不思議-2&3:
 その専門家委員代表選手はオオカミ少年じゃぁあるまいに “2週間毎” に
    “今が感染急拡大へ向かうか/収束へかの瀬戸際/分岐路”
を繰り返えすばかりの不思議さ。
 おまけに、接触削減実態とその感染抑止効果を国民が理解出来る言葉で話さない不思議さ。

不思議-4:
 “3密を避けよ” ・・・ と言ってしまった為、考える事をしない国民の多くが
   “そんじゃぁ、どれか 1 or2 密 だけならOK”
なんて誤解して、トンチンカンな行動を堂々とする・・・つまりは、専門委員は “言葉の使い方” を知らない不思議さ。
 単純に、”人と接触してはいけない” と言えばすむ事なのに。
 加えて、”人とは家族をも含む”/”接触とは2m以内” とでも言えば良い。

不思議-5:
 そうすれば無症状/軽症者を自宅待機させて家族内感染を加速させる様な無策は採り様も無い筈だったし、武漢の惨状の一因は “自宅待機⇒家族感染” だと立ち向かった現地の医者等が忠告していたにも関わらず、そこから何も学ばなかった専門家委員会の不思議さ。

不思議-6:
 その専門家委員会が “80%外出削減が不可欠” と指摘したにも関わらず、その委員会を招聘した張本人の総理大臣がかってに “目標70%/極力80%” と言い換えて国民に要請しちゃう不思議さ。
 このいい加減さに対しては、さすがにと言って良いのかどうか、厚生労働省で設置した実務部隊のクラスター班長が、”自分等は80%が必須としか言っていない。70%では急速な収束は望めない” と指摘していた。

不思議-7:
 そして、総理大臣が何か方針を決めようとする時、”専門家のご意見を伺ってから” ・・・ って常に “責任逃れの引き出し” を用意していて、今最も要求される “リーダーシップ” をチコッとも発揮していない不思議さ。
 総理大臣・・・って、政治政策に関わる最高責任者じゃぁないんかいっ!

不思議-8、9 & 10:
 その総理大臣奥様が由緒ある神社@大分への集団参拝に参加していても、官房長官が “3密ではないからOK” と詭弁を弄する不思議さ。
 更に加えて、外出自粛を要請しながら “神社参拝の東京⇔大分飛行機往復は外出に当たらない” と言い張る不思議さ。
 何事にも “例外” がある・・・って事は承知の介だが、総理大臣&その奥様はその最たるものらしい不思議さ。

 政治の分野以外にもたくさんの不思議が・・・

不思議-11:
 京都大学&院の先生方は積極的にSNSを通して国民に語りかけているのに、東京大学の先生方からの語りかけは見聞きした事が無い( as of Fri.Apr.24th 2020 ・・・本原稿執筆時)不思議さ。
 自分の経験から邪推すると、これは “霞が関との距離感” に由来する・・・に違いない。

不思議-12:
 経団連傘下の大企業は国内に相当数の立派な保養所とか研修施設を整備/保有しているにも関わらず、無症状者/軽症者隔離施設として提供/申出しているところが見えてこない不思議さ(この経済界の社会貢献の無さを忘れてはいけない)。

あぁ~あ・・・:
 ここまで書いてきて、これから先、終わりが無い様な気がしてきたので、ここいらとしておきまする。



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20200428:ジャッキー吉川さん逝く(ブルー・コメッツ) [故人を悼む]

 4月21日に所属事務所より逝去の発表。 享年81歳。

 グループ・サウンズ全盛期、その一翼を担った “ブルー・コメッツ” を率い、あの名曲 “ブルー・シャトウ” (1967年)を大ヒットさせた。
 自分の世代なら誰でも知っている。
 その証拠に、カラオケでこれが出て来ると全員ハモるのだ。
 “またあう日まで” もそうだった。
 “歌謡曲” は苦手だが、今で言うところの “J-POP”(?)のはしりだったのか。
 こんな名曲、そう多くは無いのでは。

 YouTube でしばし昔を振り返る事にします。
 黙祷。


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20200427:コロナ禍で ”あの雑誌” が廃刊になるとは・・・ [雑感]

 “コロナ禍” の波紋は留まるところが無い。
 何と、あの男性専用雑誌:”プレイボーイ” 紙媒体版が “廃刊” となったそうだ:
   “米プレイボーイ紙媒体発行に幕
    - 新型コロナが引き金
    (日経紙:2020年3月21日付け朝刊社会紙面)

 創刊は1953年。
 67年間、ヌード写真が話題だった一方で結構な “硬派” 記事もあった。
 日本語版もありました。
 よく覚えていますよ・・・私らの年代層は。
 それが、今回のコロナ禍で紙媒体の継続発行が難しくなり、ついに廃刊とは・・・
 日銭が無くなると経営が傾く・・・当たり前ながら米国でも “自転車操業” の苦しさは同じ様だ。
 正に、”現金は王様” ・・・洋の東西は関係ない訳だ。
 厳しい世の中になりました。


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20200426:皆川達夫さん逝く(音楽学:NHKR1 ”音楽の泉” 解説) [故人を悼む]

 4月19日に逝去。 享年92歳。

 NHKR1の名番組 “音楽の泉”(日曜日:0805~0855)で幅広いクラシック音楽の紹介をほぼ31.5年間続けてこられてきた。
 ついこの間の3月29日が最終回だった。

 自分は、日曜日はアクセントをつける為に、ウォーキング&筋トレは完全オフとし、前日の土曜日は深夜過ぎ迄 “だらだら” 起きていて、日曜日は寝坊を決め込んで枕元のラジオでこの番組を聴くのを楽しみとしていた(特にバロック)。
 番組最後にはいつも
   ”それではご機嫌よう。さようなら”

・・・とご挨拶されるのだが、放送最終回では、何か疲れた様な、掠れたお声だったので、”おや?” ・・・ と感じたのだが。
 まさかそれから一月もしない内にご逝去されるとは。

 クラシックに限っては自分のバロック好み&蘊蓄はこのお方の書籍や解説に依っているのが多い。
 ご冥福をお祈り致します。



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20200425:ピアノが弾けたら・・・ [気晴らし事]

 大分前から繰り返し放送されているNHKTVの短時間番組。
 海外、それに今では国内の様々な駅とか空港の構内や街角等に “ポツン” と置かれたピアノに臨む人々。
 職業も性も歳も異なる実に様々な人達が思い々々の曲の調べを弾いていく。
 ナレーションもなく、カメラも余り動かないのだが、そのせいか、観ていると “いつの間にか” 引き込まれている自分に気がつく。

 と同時に、”自分もピアノが弾けたらなぁ” ・・・ ってつくづく感じ入るのです。
 何時だったか、”自分が習っておきたかった事” ってアンケートがあって(@日経紙)、ピアノが断トツだった(?)事を覚えている。
 そこには、ピアノが置けて自由気ままに弾ける様な広~い家だったら・・・って想いも込められていたのかも。

そう言えば:
 今は昔、西田敏行さんが “もしもピアノが弾けたなら” ・・・ って歌っていた。
 ネットで調べたら1981年のTVドラマ挿入曲との事だった。
 40年前の話だ。
 歳取った訳だ。



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20200424:最早や ”感染予測モデル” は修正が必要なのでは(新型肺炎感染) [ただの私見]

 2週間程前に厚生労働省新型コロナウイルス感染対策クラスター班の西浦北大院教授(専門:理論免疫学)が感染拡大抑制には “80%” 以上の接触削減が必要と公表していた。

 しかし、21日のTVニュース番組では感染症専門家筋から、今回の新型コロナウイルスの感染力は “発症前0.7日が最大感染力を示す” との学術論文が紹介されていた。

 これに合わせるかの様に、政府専門家委員会は “濃厚接触” の定義を
   -発症二日前以降
   -マスクなしで1m以内/15分以上
の接触と変更した。

とすれば:
 感染予測向けに組み立てられた数理モデルは、感染者感染能を上方修正されるべきだろうし、従って恐らくは80%削減でも急激な抑制は実現されないのではなかろうか

更には:
 意図的に絞ってきたPCR検査では感染者からその発症前に感染を受けた濃厚接触者は考慮外だった筈だから、彼等が “隠れ感染源” になっていた事さえ予想され得る。

とすれば:
 小集団感染源潰しに没頭した厚労省/感染研の取り組みは完全な “的外れ” だった訳だ。
 時が進むにつれて経路不詳、つまりは市中感染が拡大を重ねて来た事になる・・・って事、素人でも解る。
 実際、22日には慶応義塾大学病院が別の病気で来院した方々のPCR検査を実施したところ凡そ6%程が陽性者で、従って既に市中感染が蔓延/拡大している事を示唆してるとの報告があった。

 何という “愚かさ” だろうか。
 歴史的な "失政/失敗/敗北"・・・後世の歴史家はこう断定する筈だ(その頃は自分は向こう岸に渡っているだろうから確認出来ないのが残念だ)。
 "前例踏襲" を旨としてきた我が国の官僚組織/政治組織では "未経験事象には適切な対応が出来なかった" ・・・ とも指摘する筈だ。


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20200423:意外でした!@梅田の人達(外出自粛80%) [雑感]

 新型コロナウイルス感染拡大抑制に向けた “緊急事態宣言” が全国へ拡がり、人同士の接触80%削減が目標とされ、その為の “外出自粛” が要請されている。

そして:
 スマホの位置情報の分析から都市圏ターミナル駅周辺や観光地等々への人出削減状況がネットで公表される様になった。
 先の週末、”春の嵐”(土曜日)/”春爛漫の日(日曜日)” だったが、関東圏では軒並みほぼ70~75%程の外出削減だったものの、必ずしも80%には達してはいなかった。
 自分にとって最も身近な横浜駅や渋谷駅界隈の人出も75%程度だったし、都内では ”戸越銀座” の様な商店街ではかえって人出↑して、買い物客でごった返していて、都民のトンチンカンな危機感振りが嗤われていた(都知事が嘆いていましたよっ!)。

 加えて、鎌倉や湘南江の島辺りは都内等からの観光客のクルマで渋滞・・・呆れ果てた有様で、地元市長、果ては黒岩県知事も怒っていた。
 余りの "身勝手さ"/””危機感の無さ” に何時もは温厚なNHK-TVニュースキャスターもさすがに憤慨気味だった。

一方:
 大阪市では、梅田周辺(@JR大阪駅)のそれは80%越えでトップの成績だった。

 これを観て自分は本当に驚いた。
 自分の予想では、関東圏住民の方が外出を自粛し、何事も “対東京意識” の強い関西、それもど真ん中と言って良いのかどうか、梅田(地元の方々は “キタ” って言うらしい)界隈に集散する方々の方が “お上” の言う事なんかには “そっぽを向く” と思い込んでいたからだ。

 何の根拠の無い先入観に過ぎなかった訳でしたが、大阪市民の方が “無茶振り” を示すのでは・・・何て思い込んでいた自分が些か恥ずかしい限りです。
 大阪の方々、申し訳ありません ・・・ m(_ _)m
 貴方がたは立派です。
 それに比べた関東人の規律の無さだけが目立ちました。


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20200422:¥10万円 [自分の事]

 ここ一ヶ月以上すったもんだしたあげく、自民党&連立与党たる公明党が政府側を押し切って、結局は当初からの若手議員@自民党&野党提案の “全国民一律¥10万円支給” が急遽決まった。
 メンツをめっちゃ潰されたのは安倍総理大臣と岸田政調会長@自民党だったが、自分はそんな事には何の痛痒も感じない。

 新型肺炎/新型コロナウイルス感染拡大抑止に向けた "緊急事態宣言自粛" で落ち込んだ経済穴埋めの一助だと言う。
 が、18日夕刻からの総理大臣記者会見を見聞きした限り、緊急事態宣言の全国拡大への理由付けに “体よく” 使われた・・・つまりは、連携先公明党に押し切られた “メンツ隠し” の詭弁に過ぎないとしか感じない。

 実際、”政権末期によく観られる哀れな右往左往” ・・・ って酷評していた政治解説者もいた位だ(18日:BSTBS “報道1930” ) ・・・ それに例の¥30万円は “愚策の極み” とさえ言われ続けてきていたしねぇ ・・・ “愚夫愚妻” 揃って “みっともない” ったらありゃぁしないわい。

 オンラインか郵送による申込方式になる様だが、世情に疎いお年寄り家族が詐欺被害にあわない様に祈るばかりだ。

さて:
 自分等夫婦は “年金+預貯金切り崩し” の生活なので、このコロナ禍で収入が特段に減った訳では無い。
 でもって、我が家ではどうするか
 申込するかどうか、正直に言えば少しだけ “迷う”(我がワイフ殿は勿論 “貰う派” だ)。
 “貰うモンは貰う” ・・・ と素直になれれば良いのだろうが、根が “へそ曲がり” なもんで、こんな事ですら直ぐには態度が決められない自分が恨めしい。
 でも、それでは “あの口の曲がった政治屋” が率いる財務省が “ほくそ笑む” ので、結局は受け取るかも・・・じゃぁ情けないから、せめて医療従事者支援向けの寄付を考えます(ホントです)。


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20200421:大林宜彦さん逝く(映画監督) [故人を悼む]

 肺がんで余命宣告されながらも映画造りに命を燃やした感じを受けずにはいられない。
 4月10日に逝去された。 享年82歳。
 
 賛否両論があったが、”賛派” には “熱狂的ファン” が多かった。
 自分は、例の “尾道3部作” の中では
   ”時をかける少女”(原作:筒井康隆)
の1983年実写映画(主演:原田知世)がお気に入りだ(少々恥ずかしい)。

と言うのも:
 自分は筒井康隆氏の “癖玉” 的な小説が好きな時期があった。
 で、今は大昔、IBMが運営していた今で言うところのSNS:”PEOPLE” 上、ミステリ・ジャンルで “笑犬楼” 氏と語り合った事があって、この方が実は筒井康隆氏であった事を後で知ってビックリした想い出がありました。

 “時かけ” は子供向けの単純明快/素直なSFと言う事で、実は読んではいなかったのですが、大林宜彦氏が造り上げた実写映画からは、主人公の “みずみずしさ” と、経験した事の無かった ”尾道時間” とでも言ったら良いのか、”時の流れ”( ≠ “SF時間” ) を感じた訳でした。

 訃報記事等で知ったのですが、あの大ヒットCM:”マン*ム” も手がけておられたとか。
 政治に対する立ち位置は異なるものの、ご遺作となった “海辺の映画館-キネマの玉手箱” は何が何でも観なくてはなるまい。
 黙祷。



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20200420:”5G” へ移行しない = ”76%” [自分の事]

 自分は部品無しの為にやむなく “ガラケーからスマホへ” 移行して11ヶ月経ったが、ネット漁りは専らデスクトップPCに限定しているし、小さい画面で動画を観る趣味も無いので今の “4G” で何ら不足は無い。

 が、世の中では通信容量&速度が大幅↑した “5G” の商用サービスが始まっている。
 同時に、利用料金は当然の事ながら値上がりする。

 そんな時、MM総研@港区(東京都)が1110人のスマホ利用者へのアンケートでは、凡そ3/4が “値上げなら契約しない” らしい:
   “5Gで値上げ 「契約せず」 76%
  (日本経済新聞紙:2020年3月28日朝刊マネー&インベストメント紙面)

 驚きましたねぇ・・・自分と同じ考えの方が圧倒的だ。
 次いで¥500-/月↑なら受け入れる方は9%強だった。
 まぁ、世の中、”造られた需要” にはそう簡単には踊らない人・・・結構いるんですねぇ・・・
 5Gが必要なのは "IOT"( "Internet Of Things" )等で代表される産業界現場が中心なのではなかろうか。

 何せ我が家の4Gスマホ2台の利用料は、超長期間契約実績で “値引き” が半端じゃないけど月額¥10K-を軽~く越す・・・こりゃぁ、基本、年金暮らしの私ら老夫婦にとっては無視出来ない負担だから、今以上の利用料↑はご免だ。

が:
 最近になって我がワイフ殿が興味を持ち始めたのが些か気がかりだ。
 (>_<)



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20200419:”K” の悲劇(ケネディ家@USA)/”J” の悲劇 [雑感]

 あのケネディ家に “悲劇” が続いている。
 
 ① J.F.ケネディ元米国大統領:1963年暗殺される
 ② R.ケネディ元米国司法長官(①の実弟):1968年暗殺される
 ③ J.F.ケネディ.Jr.(①の長男):1999年飛行機事故死
 ④ S.ケネディ・ヒル(②の孫娘):2019年薬物過剰摂取事故死
 ⑤ M.ケネディ・マキーン氏(②の孫娘):2020年カヌー沈没事故死

 この一連の事件事故はまるで ”Kの悲劇” を観るかの様だ。
 お気の毒としか言い様がない。

ついでに “Jの悲劇” も:
 新型コロナウイルス感染急拡大にあたって罰則も何も無い “自粛要請” だけの我が国。
 厚生労働省の医系技官が “失敗した場合の訴訟” を恐れて海外諸国の先進的対策を取り込もうとしない方針が “諸悪の根源” と “深読み” 出来る記事を読んで(日経紙:2020年4月12日付け朝刊) “成る程” と想った。
 官邸は高級官僚の人事権を握って支配下に置いているが、医療分野には手が出ないそうで、いくら “PCR検査を増やす” と言っても想う様にならないとの事だ。
 しかし “何もしない” ・・・ って事も行政訴訟になるかもだ。

 大体が “国民の健康&安全が緊急事態” になっているにもかかわらず、”経済再生” 担当大臣が音頭を採っているのが “筋違い” だ。
 安倍政権が正しく国民の “健康&安全よりも経済を優先” している証拠以外の何物でもあり得ない。
 おかげで “尻ぬぐい” させられ、奮戦しているのは感染患者を直接抱える地方自治体の方だ。

 自分はこれ迄 “3.11” 災害時の旧民主党政権が “戦後(直後は知らないから少なくとも1955年以降)最悪” と捉えていたが、どうやらこの認識は “更新” せざるを得ない様だ。
 米国では、同じ緊急事態宣言を出したカリフォルニア州とNY州で、一週間強遅かったNY州が地獄の様相を示していて、果敢なリーダーシップを見せているクオモ州知事だが、宣言の “出遅れ” が批判されている。

 この事例から我が国政府は何を学んだのか。
 結局は何も学ぼうとしなかった訳だ。
 厚生労働省&感染研の頑なな小集団感染源探索/潰しに捕らわれる余りに、春節時期の無節制な来日を許して無症状感染者を自由に歩き回らせた事に起因する市中感染が氾濫した事が今日の日本の状況だ・・・って事は例の "対策専門化委員疫学専門家" で無くとも推察出来ようってもんだ。
 潜伏期間は10日~2週間程度・・・って事は、3月末以降の感染者急増は、総理大臣の全校一斉休校/専門家会議の自粛要請期間最中に感染拡大が始まっていた事を示唆している訳で、この要請自体が機を逸していた事となる。
 その後は例の3連休の間に観られた無節制な外出を許して感染速度を加速させた訳だ。

 国民幅広くPCR検査して素早く陽性者を見つけ出し隔離した韓国の成功例との比較を見れば、我が国の燦々たる現状は厚生労働省/感染研、結局は総理大臣の失政と言える・・・おそらく後世の歴史家はこう検証し評価を下すに違いない。

 緊急事態宣言を出しながら、”2週間は様子を観て” ・・・ なんて “経済優先/国民健康は後回し” の様な事を言って直接担当する自治体トップを翻弄させる今の政府こそ、3.11旧民主党政権に替わって “最悪王” の座に就いたんか・・・と言いたい。

加えて:
 政権目玉施策だった “アベノミクス” も全滅だ:
  ① 消費者物価上昇率2%・・・未達成
  ② 名目GDP600兆円・・・未達成
  ③ 官製賃上げ・・・盛り上がり無し
・・・等々も含めて(出自:日経紙2020年2月27日:”あー、やはり的外れ”)、これを “Jの悲劇” と言わないで何と称するのか(怒)
 “悪い時代に生れっちまったなぁ” ・・・ では済まされん。

因みに:
 ウソかホントか、NETニュースによると、
  ① 斬新なアイデア:ドライブ・スルー方式PCR検査法
  ② 協力的な民間企業:社員研修施設を軽症者向け隔離施設に率先して提供

等々で緊急事態宣言を出さずに感染拡大を収め始めた韓国では、我が国の感染者数推移を見るのが “お楽しみ” だそうだ(意図的にPCR検査数を絞っているので、実態は桁が違うと捉えている・・・悔しいが “的” を得ていると言えそうだ)。

ついでに(少々、不謹慎でありますが):
 ミステリの世界では
  B.ロス(E.クイーン別名):X,Y,Z-の悲劇
  夏樹静子:Wの悲劇

があります。


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20200418:”BS広告” が ”地デジ” でも [雑感]

 “巣ごもり状態” が続き、TVを観る機会が随分と増えた。
 と同時に、以前は “民放BS放送” で頻繁に流されていた年寄り向け広告が “地デジ” でも流され始めている事に気がついた。

 視聴者数は圧倒的に地デジの方が多い筈で、従って広告費もBSよりも高い筈だ。
 いやいや、最近はネット広告への移行が多いそうだから、やむなく “安くなった” と言う事だろうか。
 BS広告は、鎮痛とか便秘薬、化粧品、健康食品食材等々は良いのだが、 “あざとい” 感じのものが多い・・・と自分は感じている。
 それがそのまま地デジ広告となって流されているのを観ると、民放TV局も経営は厳しいんだろうなぁ・・・って感じるのは自分だけでしょうか。

ところで:
 自分の場合、広告の時間帯になると素早く “音消しモード” へ変えて2~3分は無音のままでやり過ごす事を習慣としていて、その間はたいてい “寝ていたスマホ” を起こして未開封メールを確認している。
 また録画版の場合、広告場面を全てカット編集してから観る事としている。
 そんな訳で、自分は “TVCMを完全に無視” しているので、民放営業担当からすれば全く “嫌ぁな” 存在です。
 えへへっ!


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20200417:位置情報 ON/OFF(スマホ) [雑感]

 自分はガラケー時代から今のスマホでも自らの “位置情報提供はOFF” としている。
 ONにすると、外出する度に行き先で “ご近所のお店” 等の紹介が断りも無く・・・それがイヤなので。

ところが:
 最近の新型コロナウイルス感染対策の一環として、大勢のスマホ利用者の位置情報を集積して解析すると、感染拡大の要因とされる “感染源” の特定/発生回避対策の効果等が推定されると言う:
   ”コロナ対策に個人データー
     - ヤフー、分析結果を政府へ
     - プライバシー保護と両立 課題
    (日経紙:2020年4月4日朝刊総合5面)

 そう言えばそんな分析結果がTVニュースで報道されていた。
 確かに位置情報提供がONなら DOCOMO等はその気になれば “持ち主の行動履歴” が詳細に特定出来るからなぁ。
 そうか、それで感染者が明かしたくない “深夜から明け方までの3密箇所” が “感染溜まり” になっている・・・と紐解かれていた訳かぁ。
 “下衆の勘ぐり” では無く、それなりの “根拠” があった訳だ。
 納得しました。

でも:
 自分は温和しく家で “巣ごもり状態” が殆どになったので “OFFのまま” でいいかなぁ・・・と想っていたら、近々公開される “感染者行動情報アプリ” を導入し、ONにしておくと、自分との接近/接触情報が解る様になるらしい・・・あぁ~、韓国とかシンガポールで開発された奴と同じ様なアプリだ。
 既に “情報後進国” となって久しい我が国の対応は相変わらずに遅い・・・恐らくは新規開発版では無く、日本語への焼き直し版だろう。
 PCR検査の絶対数が極端に少ないこの国でどれ程有効になるのか。
 ONにすべきかなぁ・・・取りあえずは様子を見てから決めようか。

それもありだが・・・:
 神奈川県では “LINE” 登録しておくと、新型コロナ感染状況分析結果が随時更新されて、とても便利(?)だ。


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20200416:やっぱりなぁ・・・(”転職” 希望キャリア公務員組↑↑↑) [雑感]

 公務員、それもどちらかと言うと20代層キャリア組の “外資系” や “IT(情報技術)企業” への転職が際立って増加しているそうだ:
  “公務員転職希望が急増
    - 大手サイト登録最高/20代、外資や ITへ
    - 長時間労働の見直し課題
   (出自:日経紙2020年3月15日付け朝刊総合1紙面)

 確かに。
 自分の現役時代からのお付き合いの中では、経済産業省(3名)、農林水産省(2名)、及び文部科学省(2名)から民間の総合調査研究所( ⇔ 所謂 “シンクタンク” って奴)へ転職した方々を知っている。
 皆さん30歳前後だった時で、”働き盛り” とも言えた方々だった。
 こう言う方に限って “実務の要” だったので、抜けた部署は “穴埋め” が大変だったろうと想われる。

 何せお役人@霞が関の残業時間は凡そ “100時間/月” とベラボー(⇔勿論 “残業代” なんて “けち” なもんはつけない、と言うか、つけられない)で、国会対応での長時間拘束が大きな要因となっている。
 だから "在宅勤務" なんぞは "何処か遠い星の話" ってもんで、金輪際出来ない。

 有能な若手程、現状業務に “疑問” を感じているそうだ。
  「省庁で働いても “つぶし” がきかない。
   “最後のチャンス” と30代前半迄に民間転職を考える人は多い。」

と、記事ではその背景を IT ベンチャーへの転職者が説明している。

と言うのも:
 TVで観る国会中継って、阿呆らしい場面が多いとは自分の感想だが、その裏では霞が関のお役人等の資料調査/作成の長時間勤務がある
 はっきり言って、要するに "下請け" だ。
 つまりは、(主に野党の)先生方が得意げに示している表とか絵図は、実はお役人の調査結果が多いッて訳・・・大変らしいですよ(担当のお役人等はおかげでエクセル/パワポの半端ない使い手になっている)。
 結局は質問先生方の地元向けパフォーマンスに終わってしまう無駄な調査が多く、おまけに要求する政治家先生方よりは遙かに頭脳明晰な中央省庁お役人なんか、
 “やってらんねぇよ”

って気持ちになる事、良ぉ~く解りますとも。

 だからって、居続けて局長/次官なんぞに昇進して “公文書廃棄/改竄/嘘発言” ・・・ しちゃぁいかんぞよ~。



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20200415:近頃 ”やけに” 多い( ”新参者?” ) [雑感]

 “新参者” ・・・ って言ったて、あの “加賀恭一郎(東野圭吾原作/警視庁刑事)” じゃぁ無くて、自分がウォーキングする時に “追い抜かれる/追い越す”、”行き違う” 余り見かけない人達の事だ(何時でも “2m” は離れる様にしていますとも)。
 中にはエライ勢いでジョギングするおじさんも(そんなに頑張ると心臓危ないよ~)。

 我がワイフ殿も気がついた様だ。
 我が家周りの里山を散歩する “見かけない” 人達が最近 “やけに” 多いって。

どうやら:
 新型コロナウイルス感染拡大抑止に向けたあの緊急事態宣言から始まりだした “在宅勤務”。
 “テレワーク” とか “リモートワーク” って奴だ。

 でもって終日の巣ごもりでPC相手のデスクワークに疲れた勤め人が気晴らしに “うろうろ” しているんだそうだ。
 そう言やぁ、”生っ白い” 方が多いので、営業とかの外廻りでは無く、事務所でPC使った書類づくりとか打ち合わせ等をやっている方達だろう。
 事務所だったら、仲間と “ちこっと” 話し合う事も出来るし、書類づくりの時の工夫なんかも直ぐ相談出来るのに、在宅ではそこんところが隔靴掻痒(かくかそうよう)って感じだからなぁ。

 我が家直ぐ側の山桜とか竹林なんぞを “じいっと” 眺めていたり、写真撮ったりしているんで、多分普段は “家と会社の往復/帰路には居酒屋等々へ付き合いと称して寄り道” しかしてなかったんだろうなぁ。

 まぁ、この際だ。
 しっかりと、”僅かに残った自然” を楽しんでくれや・・・なんて想いながら彼等彼女らを “優しく” 見守っているつもりです。


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20200414:支持する(急転換@神奈川県知事’新型肺炎感染対策) [ただの私見]

 新型コロナウイルス感染数が劇的な迄に急増している東京都に於いて、“緊急事態宣言” を出した割には優柔不断な国を小池都知事が押し切り、都独自の自粛要請を11日に発表した(拍手)。

 神奈川県は東京都/大阪府についで感染者数が多く、かつ急増していて、医療機能が切迫している状況に都との違いは無い。
 それ迄は、”そこ迄は同調出来ない” としていた黒岩神奈川県知事が “小池自粛” を受けて急遽方針転換し、都と同調する自粛を県内の遊興/遊技施設や劇場等6業種の施設に要請した(11日)。

 これに対して当該業者の一部が反撥しているが、自分は横浜市民の一人として “県知事の方針急転換” を支持する立場だ。

 政府/厚生労働省の様に一度公言したら最後迄頑なに考えを改めないよりも、幅広い県民の命を守る可能性が “少しでも高い” 施策へ舵を切り返すのが “現実に即した政治” というものだ・・・と自分は考える。

 加えて、これは “憎まれ口” なんだが、敢えて申せば “保証々々” と言う個人事業者の中には二重帳簿で “税金逃れ” している・・・ってのは公然たる事実だ(東野圭吾’加賀恭一郎シリーズ ”新参者” では、公認会計士がそんな事を小規模事業者に指導していた場面があったりしていた)。

 一部だとしても、普段から順法意識がそれ程高いとは想えないそんな業者よりも、一般県民の健康を守る方が遙かに重要だと自分は考える。

 政治家の方針変更に賛同するのは本当に久しぶりだ。
 ついでに、あの石頭の横浜市長がIRカジノ誘致方針変更してくれたら良いんだが、これは残念だが無理筋だろう。
 だって、内*官房*官って言う ”嫌~な黒幕” が後に張り付いているからなぁ・・・クシュン。
 でもこの国難で行政の進捗が遅れ、遠い先と想っていた市長選挙ともなればシメシメなんだが・・・
 その為にも、先ずは自分等のところにコロナの訪問を受けずに済む様に気をつけなければ・・・
 何せ、国は
   ”僅かな納税で済ませ、年金喰らうだけの高齢者が犠牲となって
   どんどん減りゃぁ大助かり”

・・・って財務省辺りの口の曲がった政治屋が想っているんだろうからなぁ(またしてもクシュン)。
 くそっ!
 負けてたまるか・・・そんな口曲がりに(*)。

(*)一部 “下卑た用語” を使ってしまい、ご不快を与えてしまいました。
 お詫び申し上げます。
 なんせ育ちが育ちなもんで m(_ _)m



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20200413:”NIMBY”(”ニムビー”;Not In My Back Yard:我が家の裏ではイヤよ) [雑感]

 大分前に “高級住宅地”@青山(東京都)の区所有地に保育施設建設の話が出た時、住民から “大反対” が出て立ち往生してしまうニュースが話題になった。

 “その必要性は解るが、我が家の裏庭ではご免こうむる” ・・・ “NIMBY”(ニムビー)と略される。
 傍観の立場だと "そんな自分勝手な事言わないで・・・" と想うが、いざ自分の住まいの極々近所になると、自分がそうならないとは言い切れない・・・情けない。

ところで:
 自分が報道等で知っている限りでは東京都/神奈川県/大阪府では、新型コロナウイルス感染者で無症状/軽症者を自身が保有する施設や民間ホテル等の一般施設へ移動/隔離する対策が始まっている。
 民間ホテルの場合、事業者の社会貢献が尊ばれるべきだが、都の場合にその界隈の住民が “すこし不安” と語るニュース番組を観た。
 鍵かけられて閉じ込められる訳では無いから、
   “若手の無症状/軽症者があてがわれた部屋から外出でもされたら”
・・・ との不安が横切るらしい。

良く解ります:
 こんな時節とは言え、これを単純に “NIMBY” と決めつけるのは難しいかなぁ・・・正直、そんな感じもしてます。
 “事件” が起こらない事を願うばかりです。

だって:
 何せ相手は正体不明のウイルスで、人を選ばずに攻撃して来る。
 総理大臣の言明にも関わらず、相変わらずにPCR検査が絞り込まれている今の日本の体制では、自分が高発熱/嗅覚味覚異常があっても罹患しているのかどうかさえも解らないで “その間際迄” 放っておかれるから、件のホテル周辺の方々は心配だろう。

こんなコトするなら:
 例の “第2武漢” とさえ世界中から非難されたクルーズ船を借り切り、無症状/軽症者向けの病院船とするアイデアなんぞ、誰も思い浮かべなかったのか。
 確か安倍総理大臣は "出来る事は何でもやる" って仰った筈だが、今や遅しだ。
 政府/官邸/厚生労働省役人の無能さ加減にあきれ果てる始末でおりまする。
                      ---怒れる老人より

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20200412:C.W.ニコルさん 逝く [故人を悼む]

 4月3日に逝去。 享年79歳。

 作家、そして環境保全活動家として著名。
 ウェールズ生まれ(1940年)で、1960年代に来日。
 我が国の “自然” に魅了されて1980年に長野県に移住され、1995年に日本国籍を取得。
 荒れ放題の “里山” を購入して再生する活動をされていた。

 里山って、極端に言えば
   ”毎日整備しないと荒れちゃうんですヨ”

・・・って、我が家周辺の里山持ち主である地元農家の方が仰っています(今は枯れた竹林伐採真っ最中)。
 そんな荒れた里山を “日本人が見向きもしなかった時代” に先んじて私財を投じて再生に取り組まれておられた訳だ。

 優しい日本語でお話しされる方でした。
 黙祷。

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20200411:”実現可能” とは・・・(80%自粛@緊急事態宣言) [雑感]

 新型コロナウイルス感染拡大抑止に向けたあの “緊急事態宣言” (4月8日夕方発令:9日00:00発効)の際、安倍総理大臣は
  「国民の皆様が80%自粛すれば2週間後に感染ピークを脱する事が出来る

と仰った(ここで言う “自粛” = ”外出を控えて人との接触を回避” )。

 あの対策専門家会議からの提言に従ったご発言だ。
 根拠は、英国で発表された論文を横目で眺めながら、これ迄の国内感染者に関わる諸データーを数学的モデルに当てはめ、幾つもあるパラメターを決めて近未来を予測した模擬計算(シミュレーション)結果だと想われる。

が:
 一般的に言ってシミュレーションと言う手法は、過去のデーターを説明可能なモデルであっても、正確な理論モデルでない限りは遠い先の予測精度をそうそうは期待出来ない。
 2週間が遠い先かどうかは解らないが、仮にシミュレーション結果が正しいとしても、現実問題として
   - 国民の生活基盤を支える公共関連の方々の活動を制限する事はしては
    ならないし、
   - 日常生活必需品を調える為の外出はOK
   -病院OK
   - ジョギングや散歩も社会的距離維持ならOK
・・・等々を考慮すると、私ら一般国民はざっと見積もって90%以上の自粛をしないと国民平均80%自粛実現はなりそうに無い(と想う)。

 いくら法的根拠ある要請であっても、そこ迄の自粛は "出来そうに無い"。
 実際、未だに夜な夜な “うろちょろ” している若い方へのインタビューで
   ”禁止命令じゃなけりゃぁ、従わないですヨ。自分等は”

って言っていたTVニュースを観ている。
 あの二階幹事長@自民党ですら
  ”そんな事、出来る訳ないだろうがっ!”

って、ぶら下がり記者会見で “ついつい” 本音を吐いちゃったそうだ。
 ある意味、正直な方だったんですねぇ・・・この方は。

結局:
 仮にシミュレーション結果が正しいのなら、目標自粛度は達成出来ずに感染者増大が続くんだろうと想わざるを得ない・・・いくら日本人の順法精神構造を最大限見積もっても残念ながら自分はそう想う。
 総理大臣も宣言後の記者会見で用意周到に “保険” をつけている。
 つまり、”国民が80%自粛すれば” と言う訳で、感染爆発を回避できなかった場合には “国民が80%自粛を守らなかったから” ・・・って釈明出来るのだ。

 人まばらなパリ/ロンドン/NY市の風景は、強烈な禁止令とか罰則付き指令が出て初めて実現され得るのだ・・・とつくづく想う次第です。
 その様な法律体系を構築出来なかった日本の悲劇なのかも。

ホントかどうか解り様が無いが:
 自分が観たNETニュースによると、あの中国傘下とも言われているWHO感染担当者は、日本の感染拡大防止対策では既にウイルス押さえ込みチャンスを逃している・・・とさえ言っているそうだ。

それが本当なら:
 遅まきながら “感染症に関してだけ” でも “罰則付きの制限令” が制定される事を望む者であります。
 こう言う時にこそ、たとえ野党が反対しても “強硬突破” して法制定して欲しいモンだ。
 そのくらいの覚悟が必要との事だ。
 かってB.ナポレオンがエジプトへ侵略し、ピラミッドの姿を遠くに見て兵士を前に
  ”4K年の歴史が諸君を観ている”
と言ったそうだが、今、正に、現代歴史が安倍総理大臣を観ているのだろう。
 ここに来て自分に出来る事は、可能な限りの外出を控える事に過ぎない。
 行政トップにいる総理大臣の取り組みが手遅れにならない事を祈るばかりだ。
 が、スピード感持って対処しようとする東京都に待ったをかけている様だから - as of Thu.Apr.9th 2020 - 多分無理筋だろうけど。

ひょっとして:
 もしかしたら政府は、今回の "自粛要請未達成/感染急拡大/犠牲者 ↑" を予め見込んでいて
  -ほら、皆さんは要請に従ってくれなかったでしょう
  -だから、罰則付き禁止令可能な様に法改正して強制自粛して貰う様にします
って目論んでいるのではなかろうか・・・てな事は無いか。

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