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20201130:熟柿は匙(スプーン)で [食]

 秋から初冬へかけては果物が次から次へと。
 梨、そして葡萄も終わって今やミカンが出始め、も。
 
 我が家では、柿は買うよりも戴く方が多い。
 今年も半月程前に我がワイフ殿の姉様から30個程を箱ごと頂戴した。

 売り物の様な形や色つきがキチンと揃っている訳では無いが、その素朴な旨みを我がワイフ殿故郷の風景と "なった木" を想い出しながら味わうのも良いもんだ。
 こう言うのが細やかな幸せなのかも・・・

置いておくと:
 次第に熟し始め、そんなのは "へた" の方を包丁で切り取り、匙ですくって戴く。
 その甘さは "くどさ" からは "ほど遠く" て、本当においしい。

 大分前のブログに書いた記憶があるのだが、和菓子の基本は熟した柿の甘さを越えたら "いかん" のだそうだが、今のはやたらめったら甘くて自分には・・・
 確かに "美味しんぼ" で教わった通りだ。
 さて・・・ブログ予稿も仕上げた事だし、柿を戴く事にします。


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20201129:ご飯の ”ふりかけ” [食]

 何でもランキング流行(ばやり)だが、日経紙日曜版(11月21日付け)では
  "ご飯進む個性派ふりかけ"
のランキングが掲載されていた。

 個性派・・・って言う事からか、お子様向け(?)の "の*たま" の様な一斉を風靡し続けているのは載っていないし、自分の好みの奴も10位以内に入っていない。

 自分には、誰が何と言っても "錦*梅" かな。
 松の実がアクセントになった昔ながらの奴で、あの故・古今亭志ん朝(三代目:五代目古今亭志ん生次男:前座名は朝太)のTVCMで一躍有名になった様だ。
 尤も、佃島に出向けば松の実抜きの "もどき" がお安く手に入るが、これはこれで嫌いじゃぁ無い佃島独特と言って良いかもしれない醤油味だ。

ついでに:
 実は三代目志ん朝さんは自分の高校3年先輩だ。
 なので特別に親しみを感じていた事もあって、TVCMでこのふりかけを知った訳でした。
 本当はドイツに関連した外交官志望だったと伝え聴いておりましたが、実父の説得で噺家になったそうな。
 ふりかけがきっかけで全然関係無い事を思い浮かべてしまい・・・ ・・・ m(_ _)m



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20201128:ウィキペディアン [自分の事]

 ネットでよく利用させて貰っている "Wikipedia"。
 その編集や執筆をされている方々をこう呼ぶそうだ:
  北村紗衣氏:"熱きウィキペディア執筆者"
 (日経紙:2020年11月19日付け朝刊文化紙面)

 特定分野で人並みの "物知り" であれば "なれるそうだ" ・・・とは昔から伝え聴いていたが、自分はその気にはなかなか・・・

 が、自分のかっての専門分野に関わる事象の確認の為にその項を参照した時、
  "はて? チコッと違うがなぁ・・・"
って想う場合に出会うと、書き直してやろうか・・・なんて思い立つが、実行に移せない。

 事実(ファクト)である事を証する為の引用をリンクで張ろうとしても万全には行かないせいもあって、一歩が踏み出せないでいるのです。
 自分が存在していた証ともしたいんだが、逆に何時でも削除される事もあり得るからなぁ・・・
 ほんの時々、英語版やドイツ語版を覗く事がありますが、世界中に広まっていて、誰が考えついたのか、便利な小道具ではありますなぁ・・・
 まぁ、年代とか年齢等は鵜呑みにしても、中身は一歩退いて読み込む事が必要でしょうけど・・・ね。



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20201127:”さもしさ” 感じる ( ”GoToキャンペーン” ) [雑感]

 コロナ禍大再炎だが、このキャンペーンは "脇見もせず" に遮二無二の前進のみだったが、やっと半端じゃない地域では見直しするそうだ(20日開催分科会/21日開催対策会議)。
 総理大臣が "見直し検討" とお話しなさっていたが、見るからに "嫌や*2&しぶ*2" ながらの感じしか受け取れない。
 誰が見ても遅すぎて機を逸しているとしか捉え様が無いが、それでもしないよりは "まし" か。

が・・・:
 そうは言っても実際は、"GoToトラベル" では感染拡大が顕著な自治体が
  ”一端止めてくれ”
と言えない "嫌ぁ~な" 雰囲気がある・・・とは、一週間以上も前になるが、ある政治評論家のコメントだった(11月19日:CBSワイドニュース)。

と言うのは・・・:
 何しろ総務省大臣だった時のアイデア "ふるさと納税" をごり押しされたのが今の総理大臣殿だ。
 知事は誰でもこの成り行きを見て来ているから、強引にスタートさせた "GoToキャンペーン" を断ったら自分のとこがどんな "仕返し" をされるか解ったもんじゃ無い・・・と言う訳らしい。
 こういうのを民主政治とは真逆の "恐怖/強権政治" と言う。

だが・・・:
 さすがは小池都知事だ。
 記者団に囲まれた会見では確かこう仰っていた:
  "GoToキャンペーンはお国の事業で御座います。
  GoToトラベルで東京を外したり加えたりされたのはお国のご判断ですから、
  これからも適切に対処して戴く"

 これだけコロナ禍感染が急速に拡大しているにも関わらず無策でい続ける政権を皮肉たっぷり&厳しく責めている訳だ・・・としか、自分には聞こえない。
 何せ、総理大臣や西村担当相とは軋轢があるとの報道だしねぇ。

それにしても:
 "税金" を大盤振る舞いして、国民を旅行や会食に煽る様に駆り立てる。
 品格も何もあったモンじゃ無い。
 正直、こんな政策に "やす*2" とのっかる様な我らが同胞とは想ってもみなかったが、これを見透かした政策としたら随分と国民を蔑んだものだ。
 だって、この税金の負担はみんな次世代の国民が負担する訳で、政治家の懐はちぃ~っとも痛まない。
 次世代国民は現世代国民を蔑む事だろうし、これ以上の品の無い悪政は見つけ出す方が難しい・・・と想わずにいられない。
 頭脳明晰な中央省庁官僚も、腹の中ではそう想って "嗤って" いるに違い無い。
 だから "打ち出の小槌" ならぬ "無限ループ" なんぞを生む "GoToイート" の仕組みにしたのだ・・・って考えるのは窺い過ぎですかな。
 IQ の高い官僚が気がつかぬ筈は無い ・・・ わざと仕掛けた "ワナ" だったんよ。
 老生はそう捉えておりまする。

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20201126:No Time Like The Future・・・あのM.J.フォックスさんが。 [雑感]

 1980年央から始まった "BTTF"(:"Back To The Future" )3部作はどれも文句なく面白かった。
 その主演を張ったM.J.フォックスさんは残念な事にパーキンソン病を発症して第一線を引いたが、この度、症状が一段と進み俳優業を完全引退すると公表した(ネットニュース:11月19日付け)。

 今後は著実業に専念との事だが、その旨の書物のタイトルがこのブログ題目なのです:
  "No Time Like The Future"

 回顧録らしく、BTTFを想い起こしながら、
  "(路が拓けた)未来は自分にはもう残されていない"
とでも意訳出来るのだろうか。

 あの三部作は懐かしい。
 見直してみるか・・・勿論DVD版なので映像のクリアさに限りはあるのだが・・・
 でもダンスパーティで彼が弾く "Johnny B. Goode" は良かった・・・本家のチャック・ベリーを彷彿させましたよ。



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20201125:お手上げ! ”神様お願い?”(コロナ禍) [雑感]

 経済再生担当相が本務であるにもかかわらず "どういう訳" かコロナ対策相も兼ねている西村康稔氏・・・何時も "国民の皆様・・・" とは言いながらも話し方がブッキラボーで、どこか無責任の感じを受けているのだが、つい先日記者から
  "感染が収まる見通しは?"
って問われ、"専門家のお考えでもあるが・・・" と例によって "逃げ口" を用意した上で
  "神のみぞ知る"
とお応えになさったそうだ(19日記者会見)。

 あぁ・・・本当は "正直" な方だったんだなぁ(見直すかぁ?)。
 つい、本音が出ちゃって、
  "そんな事解んねぇよ。 神様にでも聞いてくれ"
って事だ。

でもって:
 人知れずに
  "神様お願い。
  自分が大臣でいる内に収めてっ!"
と祈っていたりして・・・(ホントは信心深い*教信者なのかも)。

 "Goole'AI" の我が国感染予測には、こんな国の "投げやり" ぶりを織り込み済みなのかも知れんなぁ。
 国民は "たまらん" ・・・ でもこの政権選んだのはその国民自身だから、こういうのを "自業自得" とでも言うのかも。

ついでに:
 どうやら感染拡大が半端じゃない地域では飲み屋の営業時間短縮要請が出るらしいが、そんな事より客席をアクリル板で区分けし、換気を充分にして "定員 1/3 とか 1/4 程" で "通常営業" した方が経済にも感染予防にも効果的だと想うのだがなぁ・・・
 何故って、感染って人から人へ移るんだから、距離を保ち、かつ空気の入れ換えした方が良いに決まっている。
 密なところでマスクしたって、ましてやフェイス・シールドとかマウス・シールドなら尚更に飛沫回避効果は極めて限定的な筈だ。
 そんな事、"富岳" を使ってシミュレーションする迄も無いがな。

ついでに:
 政府は静かな "マスク会食" をお薦めの様だが、そんな会食、阿呆らしくて同席の気にはならんなぁ・・・自分は。

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20201124:忘れていた・・・”吉里吉里”(きりきり) [雑感]

 11月16日(月)の朝刊社会面@日経紙に、小さな埋め草と言ってしまえば身も蓋もないが、目についた記事:
  "井上ひさしさん没後10年しのぶ会"
    - 故郷山形で吉里吉里忌

 "吉里吉里人" ・・・ 1980年代初頭に出版されたとても分厚い本で、我がワイフ殿に読め*2と強要された小説・・・とても一気には通読出来ず、一月程もかかって完読した事を想い出した。

 岩手/宮城県境の寒村が突如 "吉里吉里国" と名のって日本国からの "独立" 宣言
 奇想天外な発想で大評判になった小説だ。
 その後、方々で独立宣言が大流行して、地域振興に結びついた動きが盛んになったが、何時しか下火になって話題にもならなくなってしまった。

 それでも井上ひさしさんのファンはずっと見守っていたのか。
 このコロナ禍で東京一局集中が僅かだが緩んできている今(*1)、若い方々に関心を持って引き継ぐ事が出来るのか・・・気になります。
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(*1):自分は "根付く" とは想っていないです。



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20201123:衝撃っ!・・・アルゼンチン代表がオールブラックス撃破っ!(南半球’チャンピオン・シップ戦) [ラグビー]

 ラグビーファンにとっては、日本代表がアイルランド&スコットランド代表を破ったW杯2019日本大会以来の衝撃と言わないで何を衝撃と言うのか。
 柔道や相撲、それにレスリング同様 "超密" なスポーツであるラグビーはコロナ禍で散々な面にあっているが、それでもあの松島選手が参加しているフランスでもリーグ戦が再開されているし(←活躍している様だ)、南半球では "チャンピオン・シップ" 戦が開催中だ。

その中で何とっ!・・・:
 14日のアルゼンチン代表とオールブラックス(NZ代表)の試合(@シドニー)は
  ア:25 vs オ:15
でアルゼンチン代表が30試合目にしての "初勝利" となった(母国では久方ぶりの朗報で湧いているに違い無い・・・解りますとも、その気持ち!)。

 オールブラックスはこの一週間前にオーストラリア代表に負けていて、何とも珍しい連敗となってしまっている。

そう・・・:
 海外のラグビー界は再稼働しているのだ。
 我が国だってJリーグは関係者ほぼ全員のPCR検査を定期的に重ねる事で可能な限りの感染防止策をしながら進行しているではないか。
 どうしてTL(トップリーグ)はそれが出来ずに出遅れているのか。
 協会側トップの力量の差を見せつけられている感じがして残念でならない。


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20201122:コロナ禍 & ”第九” [雑感]

 コロナ禍大再炎であってもクラシック・コンサートでは観客数制限は無いらしい。
 なので、年末恒例の大合唱団による "第九" は例年通りに開催される・・・様だ。

 問題は観客側と言うよりもむしろ
  指揮者 & 演奏者 & ソロ4名 & 合唱団
の方だ。
 特に合唱団は密に整列する上、半端ない発声だ。
 周囲は飛沫だらけで、演奏者や指揮者はモロに曝され得る。
 特に指揮者は合唱団に対面しているからなぁ・・・

 今年はベートーベン生誕250年って事で、生誕地のボン@ドイツでもいろんな催しがある様だし、NHKでは吾郎ちゃん(@元SMAP)をMCにした特集番組を組んでいた。
 特に彼がN響を指揮する余興は楽しかったんだが ・・・ "12月に実演" は "無い*2" だろうなぁ。

 そんなら誰がN響を指揮し、歌うんだ?・・・って改めて確認したら
  指揮:パブロ・エラス・カサド(スペイン)
  ソプラノ:髙橋絵理
  メゾ・ソプラノ:加納悦子
  テノール:宮里直樹
  バリトン:谷口 伸
  合唱:新国立劇場合唱団
だった(NHKウェブより)。

 若手とは言ってもデビュー10年の折り紙付きの指揮者を迎えたが、失礼な言い方だが "ソロ" は "国内調達" で済ませた様だ(決して4名の方々を疎んじている訳ではありません)。
 指揮者によって随分と趣が違ってくるのが年末のN響’第九の興味の一つなんだが、今年はどんな第九か。
 しっかりと録画/DVD化しておき、クルマで楽しもう。




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20201121:小柴昌俊氏(特別栄誉教授@東大;ノーベル物理学賞受賞)逝く [故人を悼む]

 12日に逝去。 享年94歳。
 訃報記事に依れば天寿を全うされたご様子だ。

 今では広く知られる様になった素粒子:"ニュートリノ"( "ν" )を世界最初に検出し(1987年。装置:"カミオカンデ"@神岡鉱山地下1km@岐阜県)、以後の "ν-天文学" の創出につなげ、ノーベル物理学賞を受賞されている(2002年)。
 奇しくもこの2002年にはノーベル化学賞を田中耕一氏@島津製作所が受賞され、大袈裟に言えば "日本中が湧いた"。

 カミオカンデ建設に当たっては、
   "世の中に役立つものではありませんっ!"
って仰っておられたそうだが、時の文部科学省が予算を付けたのは先見の明があったのか。
 後継者には梶田隆章教授@東大( ← 一般には今や "日本学術会議" 会長としての方が知られている・・・かも )がおられ、やはり2015年に "ν-振動" と呼ばれる現象を発見し、νが質量を持つ事を証明してノーベル物理学賞を受賞されているが、当該分野では故・戸塚洋二氏も受賞者リストに載っていた筈ともされている。
 この方は小柴教授ご自慢の天才物理学者だったと伝えられているそうで、彼の早世を嘆いておられた様だ。

 我が国の素粒子&量子力学に関わる理論分野では、
  故・湯川秀樹氏(中間子理論)・・・1949年
  故・朝永振一郎氏(量子電磁気学くりこみ理論)・・・1965年
  故・南部陽一郎(但し、米国籍)、益川敏英氏、小林誠氏
   (素粒子基礎理論打ち立て)・・・2008年
がノーベル物理学賞を受賞されてきたが、膨大な経費が掛かる実験分野での小柴氏による受賞は画期的とも言われた。
 黙祷。

追記:ニュートリノとは・・・
 所謂 "排他律" で有名な故・W.E.パウリが、見掛けは "エネルギー保存則" が成立しない "β-崩壊" と呼ばれる現象を説明する為に導入した仮説素粒子(1930年)。
 余談だが、彼は故・湯川博士が中間子の存在を予言した時、
  "そんなに新しい粒子が欲しいのか"
と言ったとの逸話を聴いた事がある。
 ν-粒子の存在に関しては、量子力学創設者の一人である故・N.ボーアが
  "β-崩壊ではエネルギー保存則が成立しない"
立場から否定的だったが、1959年迄に実験的にその存在が検証されきた因縁めいた素粒子だ。
 以上は、学部&院生時代に受けた講義のうろ覚えに過ぎません。

ついでに:
 素粒子論とか量子論に取り組む研究者は、"宇宙の成り立ち" とか "物質の根源" を追求する純粋な心を持った、世俗的な言い方が許されれば IQ の極めて高い学徒であり、実態は俗世間に塗れた日本学術会議の会長の様な肩書き職に就かせてはいけません。
 梶田教授は、内心は "迷惑" を感じておられるに違い無い。
 一日も早く解放して差し上げ、素粒子研究に専念される事を望みます。
 それこそが "学問の自由" を尊び、更に我が国の素粒子学の進展に貢献する唯一の手立てだと想わずにいられません。
 小柴氏もそう想われていたでしょうとも。
 そうですよねっ! 梶田先生!( 面識も無いのに ・・・ m(_ _)m )

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20201120:この病院保つのか? [雑感]

 このコロナ禍で、特に高齢の疾患者が "感染を恐れて" 病院通いを "控えている" とのニュースが時々流れる。
 ところがマクロ平均で見ると、通院を控えたからと言って "病気が悪化していた傾向は顕著では無い" そうで、おかしな現象だ。
 結局のところ、病院通いする程の病状ではなかった・・・って事なのかなぁ

ところで:
 "行きつけ" の病院でも、聴くところによると通院患者数は確実に減っているとの事で、これが更に進行したりして "閉院" とでもなったら大変だ。

でも・・・:
 今のところ、正面玄関と受付ロビーには素人目にも高価な花が飾られている。
 今は立派なシクラメンだ。
 一鉢、¥2~3万はするなぁ・・・
 こんなところに経費をかける余裕がある・・・ってことは、まだまだこの病院は大丈夫だぁ。

 会計が済む迄、そんな事思いながら "ボーっと" していました。
 何て "ノーテンキ" な。
 へっ・・・



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20201119:コロナ禍最中の ”GoToキャンペーン” とは即ち ・・・ [ただの私見]

 公表感染者数で見る限り、我が国は発生源とされる中国をとっくに追い抜いていて、今や "第3波" ピークに向かって "大再炎" 真っ盛りだ。
 どれ程の感染拡大になるのか、専門家でさえ予測つかない様子だが、重傷者数も増加していて気がかりだ・・・大惨事にならなけりゃぁ良いが。

 この動向の下で "年内感染収束" する気配は見難い。
 つい先日辺りから公表され始めた "Google'AI による予測” では "感染爆発" を予見させているとも読み取れる有様だ。

とすれば・・・:
 どんな言い訳/釈明しようが、"奥村&上久保説"(*1) は "破綻" しているとしか言い様が無い。
 両先生、"だんまり" は良くないぞえ。
 私ら日本人が集団感染し、集団免疫獲得済みである事を一日も早く検証して欲しいもんだが・・・

今から振り返れば・・・:
 情報皆無の時期と重なったせいとも言え、安倍政権の時は "空振り" もあったが "緊張感" を滲ませながら対策を打ってきたところもあった。

が:
 今の菅政権は、口先では
  "最大限の警戒感を持って強く対処する"
とは言いながら、実際の手立ては "国民にお任せ" 感が強い。
 つまりは、国民は等しく
  「マスク+手洗い+換気+3密回避せいっ!」
って訳だ(尤も "他に何が出来るんだ" ・・・ って言われれば "黙り" しきゃ無い)。

 あれ程に批判の矛先になっていたPCR検査体制にしたって比較対象にしたがる米欧と比べれば 1/100程も絞り込んでいて、この夏場に何やって来たんだ・・・と想わずにいられない人が多いのではないか(厚生労働省&感染研の罪は限り無く大きく重い)。

 "GoToキャンペーン" で経済を少しでも立て直したい・・・との気持ちが前面に出過ぎていて、"数K名/日の感染者"(=PCR陽性者)程度なら "静観かつ容認" を前提としている様だ。
 "その程度の感染者なら放っておけ(どうせ8割は無症状で回復するんだ)" って考えているのかも・・・か。

だが・・・:
 今は、この春及び夏時点とは違って対処療法が進んできたとは言え、高齢感染者の重篤化は押さえられていない。
 自分には "GoTo・・・" とは、即ち
  "All the Elderly Go To Hell"
に等しいとしか聞こえない ( 何処かで聴いたポップ = All the good girls go to hell = だ ← 気候変動をモチーフにしたものです )。
 年金対象者も減るしなぁ・・・財務省はウェルカムなんじゃぁ?

 結局、"命とマネーは両立しない" んよ(*2)
 前総理大臣は割り切れなかったのだろうが、現総理大臣は初めっから "マネー優先" と割り切っている・・・と想うのは自分だけだろうか。
 現総理大臣の眼は "冷徹" そのものの感じがする一方、前総理大臣は今ではむしろ "子供っぽい" 感じさえする・・・皮肉なもんだなぁ。
-----
(*1)20201101:今月中に ”コロナ禍収束” ってか?(Prof's ”奥村&上久保” 説)
(*2)20200408:”感染拡大抑止” と ”経済” は両立しない(新型肺炎)


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20201118:げッ! 蜂の巣 [自分の事]

 何時もは10月を迎えると僅かばかりの植木の剪定を始めるのだが、今年は夏の間の育ちが良過ぎて背は高く伸び、枝は四方八方へ広がり放題で、とても老生の手には負えなくなってしまった。

ので・・・:
 全くの偶然だたっが、我が家から坂道を上がったワンブロック先に個人で経営している植木屋さんがおられるのを知り、始めて剪定を頼む事にした。

で・・・:
 やはりプロの技は凄い。
 見栄えも一段を映える剪定振りだった。

が・・・:
 驚いた事に木斛(もっこく)のてっぺん近くに "蜂の巣" が見つかった。
 始めて見た。
 直径20cm程だ。
 幸いな事にその日のここ横浜北部丘陵地域の気温は明け方は10℃未満、剪定最中の昼閒は17℃程度で、既に蜂は活動しておらず、たやすく巣を取り除く事が出来た。

 想えば夏の間、直ぐ側を毎日の様に通り過ぎていたんだが・・・
  "何も無かったのは運が良かったですねぇ"
とは植木屋さんの言。

 この歳になってもいろいろなこと、経験するもんです。
 たははっ!



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20201117:どうしたら良いのか(身体不自由者&クルマ) [雑感]

 先週、"行きつけ" の病院の駐車場で偶然に見てしまった光景。

 ひどく腰の曲がった老人(男)が、恐らくはパートナーだろう、歩行不自由な相方を車椅子に乗せてワンボックスカーへ向かう。
 後座席ドアがスライド式の国産新車だ。
 恐らく相方の乗車の容易さを求めての車種選びの結果だったのだろう。
 が、結構、手間が掛かっていた。
 車椅子自体も重く、容易にはトランクルームに収められない。
 何とか "かた" がついて運転席へ辿り着き、去って行かれた。
 が、そのハンドル捌きは見ていて危なっかしい・・・事故を起こさなきゃ良いが。

 手伝いをせずに遠くから眺めていただけの自分が恥ずかしい想いで一杯だったが、老夫婦の病院通いの苦労さは察するに余りある。

 行政の補助の在り方も問題だろうし、ディーラー側も危ないとは想いながら新車を販売しちゃったのだろうし、老夫婦にしたって病院通いとか日常生活の上でクルマ無しではどうしようも無いのだろう。

 何年か先、自分等夫婦が同じ様な状態になったらどうしようか・・・と想わずにはいられない。
 持病持ち高齢者は免許返納なんて出来っこないし・・・
 不自由になって迄も長生きしたくはない・・・そんな思いって言うか、 "ぼやき" ・・・でした。
 せっかくご訪問戴いたのに、暗いブログで ・・・ m(_ _)m

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20201116:残念だ・・・(三菱ジェット事業化凍結) [雑感]

 我が国’重工業の担い手の一角を占める三菱重工業社が、ついに国産初となるジェット旅客機の事業化を凍結する様だ(各紙10月24日報道)。

 自動車産業とは比べものにならない程に裾野が広い新たな産業分野を興そうとした経済産業省による音頭取りもあって、開発開始は2008年だった。
 が、形式認可@米も取得出来ずに12年間で6度の納期延期を重ね、累計 "1兆円" を投じたものの、至近のコロナ禍で旅客機事業の展開が描けない事からの凍結宣言だ。

その背景には:
 かって我が国は "YS11" の開発に成功した(1962年)が(*1)、当時は未だ第二次世界大戦時の "零戦" 等の飛行機技術を伝える技術者が生存していて、"経験知" が貴重な財産になっていた様だ。
 今の三菱重工業社は、F16戦闘機改良型の開発/量産を目指しているとされ、国産初の戦闘機となるらしいが、現代の旅客機は戦闘機と比べるとYS11時代とは比較にならない程に安全性とか居住性や耐久性等の仕様が極めて高いレベルで要求され、戦闘機は開発出来ても旅客機の事業化の壁は余りに高かった
 誇り高い技術陣が自前技術に拘り続け、海外からの経験豊かな技術者の参加も計った様だが、結局は成功に至らなかった・・・との記事だった(日経紙)。

 海外からの技術導入は論外だったらしいが、ほぼ同時に同クラスのジェット旅客機開発に乗り出したブラジルの企業は当該分野先進国から積極的に先進技術&技術者を取り入れ、既に形式認証を得て実用化に入っているのを知ると、世界を見渡さない独断技術で失速した "ガラケー" と本質は同じ・・・と言ってしまっては失礼過ぎるか。
 うぅ~ん、でもなぁ・・・とにかくこの挫折、必然的だった様だが残念としか言い様が無い。
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(*1)20200206:”YS11” の記憶




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20201115:爪楊枝&竹串の捨て方 [自分の事]

 大袈裟に言えば昔から悩んでいた。
 不用意に捨てたら清掃員の方が怪我してしまうかも・・・
 どの様にして廃棄へ廻すのが良いのか。

 これ迄は、まとめてチラシ等の厚めの紙で包んで所謂 "家庭ごみ"(燃えるごみ)としていた。
 それが何時だったか、ネットで "牛乳/果物等の紙パック" を利用する方法等が紹介されていた。

 成る程。
 これなら家でも手間いらずだし、回収する清掃員の手を刺す様な恐れも無い。

 知ってみればどうして今まで気がつかなかったのか・・・恥ずかしい限りだ。
 以後我が家ではオレンジジュース紙パックに入れて満杯になってから廃棄へ廻す様にしております。
 ここ横浜市の家庭ごみの出し方ガイドでは紙に包んで・・・ってあった、問題無い事を確認した。

 年の功・・・とは言うが、こう言う事に気がつかないなんて。
 無駄に歳を喰らったか・・・




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20201114:あのおばちゃんが?・・・って想ったら ”復元縄文人” だった! [雑感]

 ついこの間の日経紙(2020年11月8日付け朝刊サイエンス紙面)に "近所のおばちゃん" の写真が掲載されていた。
 いつも我が家のニャンを見ては
  "**ちゃんっ!"
って呼びかけてくれている方だ。
 人見するニャンなのだが、どういう訳か、この方には逃げない。

 何か思い詰めている様な雰囲気の顔写真だったので
  "はて? 何だろう"
・・・と記事に目をやったら縄文人のキャプションが入ってきた:
  ”世界はウイルスでできている-④”:
   - 日本人起源を伝える使者

 女性の名前は
  ”船泊23号女性
と命名された縄文人で、船泊遺跡@礼文島(北海道)から出土した3800年程前の遺骨から歯を取り出し、DNA分析したところ11種類のウイルスの痕跡が発見され、"彼等が住み着いた" 縄文人の成り立ちや生活環境等が解りかけてきたとの事だ。

あれま・・・:
 ネアンデルタール人の復元された顔付きも見たことあるが、今度は縄文人だ。
 今の考古学は最先端バイテクと結びついてその進展が著しく、我が国に渡来した古代人をどこ迄も遡及していく勢いの様だ (*1)
 現在の本州に住む我らの遺伝子は10%程、アイヌ及び沖縄の方々のそれは10%超が縄文人由来だと特定されているらしい。
 縄文人と弥生人との交配から私ら日本人が形成されて行くそうだが、復元された縄文人は今の平和ボケした(と言っては申し訳無いが) "のっぺり" 顔の多くの現代日本人とは違っている。
 目鼻立ちのくっきりした精悍な顔立ちの印象だ(*2)

そう言えば・・・:
 あのおばちゃんも我が家を通りかかる時、いつも颯爽としてるもんなぁ・・・なんて、何の関係も無い筈の失礼な話なのだが・・・
-----
(*1)20190601:自分は ”縄文人系” ?
(*2):実のところ、復元顔写真は2018年3月12日に国立科学博物館が公表していて、何かの報道で見聞きしていた筈なんだが・・・歳とるってやだなぁ・・・忘れていた。




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20201113:”ハゲタカ”・ジャーナル [自分の事]

 13日/金曜日と言う訳では無いけど、縁起でも無いお話ですのでお気をつけ下さい(・・・と言う程ではありませんが)。

 どうも最近、会員になってもいない通販名義から "怪しげな" メールが届く。
 それも国内はもとより、海外からも・・・
 多くはそのサイトを見れば不自然なアドレスなので引っ掛かる事は無いのだが・・・
 流出したメルアドが世界中に拡散しているのか・・・
 チコッと不安・・・

そんな折・・・:
 つい一昨日のことだった。
 始めて見聞きする論文誌の編集委員と称する人物から老生の過去の論文を引用して、その続きを投稿して呉れないかとの依頼状が届いた。
 確かに引用された学会誌には老生のレビュー論文が掲載されているのだが、随分と昔の話だ。
 今更・・・と想いながらも、論文誌名&出版社共に覚えが無いので
  "ひょっとしたら"
と "勘" が働いて "ハゲタカ・ジャーナル( "predatory Journal" )" をリスト化しているウェブで確認すると、"堂々と掲載" されていた。

 やはりハゲタカ・ジャーナルだったか。
 高額の掲載料を要求するオープン・アクセス論文誌で、主に英語論文 "数" を稼ぎたいポスドクを相手にした "あくどい" 論文誌とされていて、大方の大学では警告ウェブを設けて論文投稿時の望ましい手続きを紹介している程だ。
 つまりは引っ掛かる若手がいる訳なのだろう。

 それにしても現役を引いて5年以上経つのに、よくもまぁこんなロートルを引っかけ様とするよ。
 油断ならない世の中だ。
 若き学究徒達よ。 心せよ・・・って言いたい。



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20201112:始めて出来たっ! ”パラパラ” チャーハン [食]

 "チャーハン" は "チコちゃん" の大好物らしいが、我が家でもそうだ。
 最近は "しっとり" 感タイプが流行っているらしいが、要するに米粒が油まみれになっている感じで自分は好まない。
 一方で素人の悲しさ、あの "パラパラ感" がなかなか出せないでいた。
 ジャポニカ米だし、都市ガスの火力が・・・って言い訳ばかりしていたが、つい最近の事、"偶然に" 申し分ない仕上がりのチャーハンが出来た。

きっかけは・・・:
 少し早いが年末に向けて冷蔵庫の中を整理し始めた時、一番下の冷凍庫の、それも一番奥の隅にカチカチに凍ったご飯の塊を見つけた。
 こりゃぁ、釘も打てるぞっ!・・・想う程の硬さだ。

 そこで時間をかけてゆっくりと自然解凍してみたら、まるで "凍結乾燥" した様なパサパサご飯になったのを見て、瞬間にチャーハンにしてやろうと想ったのです。

 都市ガスの火力を考えればやはり解凍ご飯を電子レンジでチンして温めておく事は必要だ。
 溶いた卵を絡めて、サラダオイルorオリーブオイル/マヨネーズで炒めた。
 マヨネーズを使うのは、昔の新聞記事で "お薦め" とあったのを素直に受け取っているから。
 また、昔は鉄鍋を使っていたが、今や重すぎて振り回せない歳だ。
 それでもフッ素樹脂加工の軽いフライパンでは心許ないので重めの海外製を使う。
 煮豚等は使わない。
 本物の焼き豚とたっぷりの長ネギ切り刻みを加え、塩&コショー(黒&白微粉+黒粗挽き)で味付けするのが我が家のレシピだ(たまに手抜きで "チャーハンの素" を使う)。

 これ迄巧くいかなかったが、見事にパラパラしていた。
 旨みもたっぷり。

 はぁ~ぁ・・・永い道程だった。
 凍結乾燥・・・とは想いもつかなかった。
 でも特許には・・・ならんワイっ!



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20201111:法の下で万人は平等・・・だった筈だが [雑感]

 もう既に2週間程前の事になる(米大統領選ニュースにかまけていたから・・・)。
 俳優・伊藤健太郎氏の "自動車ひき逃げ事件"(10月29日)の報道、特に東京地検の拘留取り下げ/保釈(30日)を観て聴いて、
  ”法の下で万人は平等”
とは絵空事だったか・・・と感じてしまった自分は単純過ぎるのか。

 若手ながら著名俳優だから "逃亡の恐れない" と判断して東京地検が釈放請求に異論を挟まなかった様だ・・・との遠慮がちの報道だった。

が:
 極々普通の一般人で、同じ様な事故事件を犯し、
  ”気が動転してパニックになって・・・”
てな言い訳で同じ様な扱いを受ける事は出来っこない・・・のではなかろうか。

 何せ自動車ひき逃げは死亡事故よりも "タチが悪い" と法上では扱われるそうだから、事情通の弁護士の入れ知恵で印象操作を巧く仕上げ、保釈を取り寄せた・・・って印象を持ってしまった。

 金に糸目を付けずに腕利きの弁護士をつけたのだろうから、
  - 保釈/出所の際には深々と長時間頭を下げ、
   (伝え聴くところでは "45°& 20秒以上"だとか)
  - 深く反省の弁を述べ、
加えて
  - 被害者への補償を手厚くして
起訴猶予/書類送検で一見落着へとなるのだろうか。

 別にこの俳優がどうのこうの・・・って言う訳では無く、立場*2で東京地検と言えども "血が通っている" と捉える人もいれば、"道理が通らない" と受け取る人もいると言う事で、人間社会は単純では無い・・・
 超有名人のC.ゴーン容疑者なんぞは逃亡しちゃったしねぇ・・・東京地検も悩んだ末の結論だっか?
 でも、何となく "すっきり" しない。



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