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20201231:2020年とは・・・”金冠桜(きんかんさくら)” の年 [ただの私見]

 菅政権支持率が急落している。
 もともと自分には、いくら発足当初とは言え何故60%超の支持率を叩き出したのかが全く理解不能だった。
 支持率急降下の背景は、TVでお馴染みの政治評論家と称する方々の見立てでは、
  ① "新型コロナ" 対策 [:"" ← "コロナ" の語源 ]
で繰り返し見せつけられた不手際と、
  ② やっぱり今年もダーティな "政治&金" の関係 [:"" ]
   - "を見る会" 前夜祭会計処理事件(前総理大臣)
   - "票買収"@広島県事件(河井某&某子夫妻)
   - "鶏卵業界" 現ナマ事件(元農林水産省大臣2名)
等の不祥事だとの事だ。
 ②の不祥事では、"黒川事件"@東京地検で国民の信頼が揺らいだ検察庁がウヤムヤで済ませずに信頼回復させる絶好の機会だろう・・・と期待していたところだったが、桜事件はウヤムヤの腰砕けにして、その代わり河井事件と元農水相事件で挽回するシナリオの様だ。
 政界と検察界は "阿吽" の関係って奴か・・・"やっぱり感" が強過ぎるなぁ。
 ①の不手際に関しては、 "命より経済" を優先した総理大臣への国民の "仕返し" だった事に他ならない。

 そこで細やかな提案で御座います。
 普通なら2020年は "コロナの年" と一言で済み、漢字一文字では "密"(自分では "禍" ・・・昨日のブログ)なのだが、後味の悪い年だった事を金輪際忘れない為に
  "金冠桜(きんかんさくら)" の年
と記憶してはどうか。
 36年程前に大ヒットした
  "金魂巻(きんこんかん)"
   -現代人気職業の金持ビンボー人の表層と力の構造
  著作:渡辺和博+タラコプロダクション
  発刊:筑摩書房
の様な "びしっ" と決まっていないのがチコッと残念なんですが・・・(何方かもっと良い奴お考え下さい)
 如何でしょうか?

末筆ですが・・・:
 "どうでも良い" 本ブログをお訪ね下さり、有り難う御座いました。
 ご訪問された方々に "限り"、皆様のご多幸をお祈り致します。
 相変わらずの勝手で御座いますが、来年もよろしくお願い申しあげます。
 m(_ _)m

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20201230:”密” では無い。”禍” だ(今年を表す漢字-自分流) [ただの私見]

 先々週14日、恒例となっている今年の世相を表す一文字は
  ""
だった。
 去年は "" だったが、自分は "" と想っていた(*1)

 今年は "コロナ禍" と "桜事件" で始まり、終わろうとしている年だ(来年も続く筈だ)。
 でもって、自分は去年に引き続いて "災"(わざわい)か、""(わざわい)と考えていた。
 "COVID_19による禍" だったし、憲政史上も希に見る "不毛な政治禍" こそが今年の世相を言い表している・・・と想う。
 アンケートでは2位だったそうな。

けど・・・:
 "密" では単純過ぎて "政治不毛禍" は表せないですぞ。
 うぅ~ん・・・今年に限った事じゃぁ無い・・・これ、我がワイフ殿の名言でした。
-----
(*1)20191231:2019年の漢字_”自分流”


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20201229:新道18年かかって開通 [雑感]

 横浜北部、東海道新幹線’新横浜駅に直通する道路の延長線が歩道部分の一部が未完成ながらも先日開通した。
 FIFAサッカーW杯’2002年日韓大会直前に開通した宅地の真ん中を切り拓いた片道3車線道路に直結する新道となり、日吉方面とも繋がる。

 古くからの地元農家のご高齢の方が土地の譲渡に合意せず、そのお方の死去を待っての道路新設工事が2年程前からなされていた。
 大会以降直ぐに工事/開通と知らされていたが、その実、18年かかったわけだ。
 それ迄は閑静な住宅街だったところに幅広の道路が突然に・・・近くを住んでいる方々は便利になったと受け入れるのだろうか。
 予期せぬクルマ騒音でもしたら大変だろうなぁ・・・と想いながら、開通翌日に "走り初め" した老生でした。
 新設道路の走り具合が悪い訳は無いけれど、"NIMBY"( "Not In My Back Yard" ) だなぁ。
 公共の前の自分勝手さとは解っているつもりであっても、 "自分もいい加減な存在だなぁ" との自覚はあります。
 まぁ、昔からですが・・・



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20201228:林家こん平さん逝く(噺家) [故人を悼む]

 10日程前、12月17日に逝去(訃報:21日)。 享年77歳。

 "昭和の爆笑王" と言われた故・初代林家三平師匠に入門(1958年)。
 真打ち昇進前に "笑点"(1966年~@日テレ)の大喜利メンバーとなり、
  "チャラ~ン"
のギャグで人気を獲得し、凡そ40年間続けられた(因みに真打ち昇進は1972年)。
 体調を崩してレギュラーの座を降りられたが、近年は復調の姿も見られた様だ。

 自分は今は決して観る事の無い笑点だ(何か、観る気がしない)が、大喜利初代メンバーは既に多くの方が旅立ってしまったなぁ:
  立川談志
  三遊亭小円遊(←金遊)
  三遊亭円楽(五代目)
  春風亭梅橋(二代目;←小痴楽)
  桂歌丸・・・師匠等
  (:以上、Wkipediaで確認。閲覧:20201223)。

 本来は噺家さんなので、この追悼ブログもそっちの方にふれなくてはいけないのですが、どうしても笑点になってしまい、時の流れには逆らえない・・・とは解っているけれど、初期を知る者にしてみれば寂しい限りです。
 黙礼。

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20201227:デジタル文化と最も ”縁遠い” のは・・・? [雑感]

 行政デジタル化は今の政権政策の要の一つになっている様だが、共同通信社が "面白い" 記事を報道している(12月19日付け)。

 同社が
  - 内閣閣僚の資金管理団体
  - 閣僚が代表を務める政党支部
の "政治資金収支報告書"(2019年分)を調べたら、既に整備されている "総務省オンライン・システム" を利用して報告書を提出していたのはただ一人、萩生田文部科学相だけだったと言う。
 何とまぁ・・・驚き "スガの木"/"ハギウダの木" だっ!

 DX推進の旗を振るシステム運営大元の武田総務相はもとより、デジタル庁創設を指示した菅総理大臣、直接担当の平井デジタル改革担当相、それに共同歩調を取る河野行政改革担当相が "紙版提出" だったとは嗤っちゃうぜい。
 まさか、紙版にはハンコがベタ*2押されていたりして?・・・何て事、あるまいなぁ・・・

加えて:
 同調査は更に国会議員が関係する政治団体(≒700)の収支報告書については凡そ2.3%が総務省システムを使用しているに過ぎない事にも触れていた。

あぁ・・・:
 デジタル化*2・・・と騒ぐ割には "足下がおそ松くん" で、こりゃぁ駄目だ。

そこで:
 その政治的な "質" は問わない事にするから、国会の先生方へは
  "隗より始めよ"
って言葉をネットで調べて( ← どうせ知らんだろうから)、その意味を解して実行して欲しい・・・と想う者でありますが、まぁ期待出来る筈も無いねぇ ・・・ "残念っ!"

ついでに:
 "ギター侍" で一世風靡した波田陽区さんヨっ!
 "残念ネタ" はいくらでもありまっせっ!
 再登場を期待っ!


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20201226:ワクチンのお値段(コロナ禍) [雑感]

 一週間前になるが、時事通信社の12月19日付け報道に依ればEUが製薬会社と事前購入契約を締結した時のCovid-19用ワクチンは Euro ⇒¥ 換算でみると
  一回分 ≒ ¥225~1,860-
で、その詳細は
  アストラゼネカ(英):¥225- ・・・①
  ファイザー(米):¥1,520- ・・・②
  モデルナ(米):¥1,860- ・・・③
だそうな。

どういう訳か・・・:
 この件、TVニュース番組で報道(された事の記憶)が無いのは、報道機関が大事なスポンサーである国内製薬会社とか失政続きの政権へ忖度しているのかも・・・なんて邪推している自分がおりまする。

それにしても:
 製薬会社によって随分と開きがあるけど、一回分がワンコイン以下のワクチンがあるってのは驚きだなぁ。
 特に①が格安なのは、当面は利益を見込まない方針だからとか・・・エライぞよ。
 毎年接種するインフル・ワクチンのお値段は何時もは¥2K辺り(@横浜市;但し本年度に限り高齢者は全額市負担で無料)なので、こりゃぁ、こっちの方が "割高感" さえしてしまう。

報道に依れば:
 我が国への供給見込みは
   ①:2021年始めから1.2億回分
   ②:2021年1~6月に1.2億回分
   ③:2021年に0.5億回分
とされているそうで(総計≒2.9億回分)、2回接種/人としても全国民へ行き渡る計画らしい。

 何事に於いても表と裏の乖離が大きくて交渉術に長けている筈の老獪なEUの場合に比べて、我が国の厚生労働省が3社と事前購入契約した時のお値段はいか程だったのか、知りたいところだが、公表する事はあるまい。
 確か、今の厚労相が就任する前、
  "それ程に高価ではなかったと聴いている"
とはTV番組で語っていたが・・・(夏頃・・・報道1930@BSTBS)。
 まぁ、政治家は自腹を切る事は無く、税金を使う事に馴れきっているから、たとえ
  ¥10K/1回
でも高いとは想わないかもなぁ・・・

 それにしてもCovid-19にどのくらい効くんだろうか ・・・ バイテクの "実力" が試されている様な気もする。

でもって・・・:
 自分は、後期高齢者で本態性高血圧症+その他と言う基礎疾患持ちなので "割に早め" に接種機会が来るであろう仕組みになるかもだが、接種して "検証( ≠ "健勝" )事例" を示すのが "お国の為" なんだろうか・・・なんて事、考えています。

何故って:
 高齢者が "接種して旅立った" としても、現役の方々への貴重な警鐘になるし、その上にお国の社会保険節約にも貢献出来る・・・なぁ~んて。
 米英で無視出来ない副作用が現れたアレルギー既往症の方がおられた様だが、自分は生牡蠣と鯵刺身で蕁麻疹っぽい症状が今は昔に現れた事があったが、果たしてなぁ?



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20201225:Google'AIの予測傍観記録(コロナ禍) [雑感]

 GAFAの一角を占めるGoogleが、毎日の公表データーに基づいたPCR検査陽性者数(=新型コロナ感染者最少数)の2週間先迄の予測をWEB上で逐次公開している(随時更新)。
 予測モデルの概要も公開しているが、肝心な所には自らが開発した AI を活用している模様だ。

 第一波の時に公開されていた我が国理論免疫学者の感染予測の精度は失礼ながら "あんまり・・・" だった(*1)が、GoogleはAI開発の最先端を切り拓いている当事者なので大きな関心を持ってその日本版を観ている。

 以下は今月央以降、本日11:00迄の東京都を対象とした予測経緯だ。
 Googleと言えども "どんぴしゃっ!" って訳にはなかなかいかない様だが、素人ながら良く出来ていると感じている。

Ver._as of 20201214(予測期間:15日~2週間):
 東京都発表の "17日の感染者数は800名超" で衝撃的だったが、AI の予測値は570名程だったものの、15&16日の予測、それに18日の予測は不謹慎な言い方を承知の上で言えば "結構良い線" を押さえていた様だ。
 その AI が予測する年明け5&6日の東京都感染者数は軽く "4K" 名弱( ← いくら何でもこりゃぁ "過剰" 推測じゃぁ無いかえ?)で、これをもってピークアウトしていく予測曲線が描かれていた。
 さすがに1K名/日を越えると怖いなぁ・・・って想わずにいられない。

Ver._as of 20201218(予測期間:19日~2週間):
 が、既往データーを逐次入力して予測トレンドの更新に努めているのだろう(所謂 "機械学習" って奴だ)。
 12月18日迄の実データー迄を組み込んだ以降2週間の予測では東京都の感染者数は1月以降は1K前後で高止まりしている様に修正されている上、この時点で感染収束は予見されていない。

更に Ver._as of 20201219(予測期間:20日~2週間):
 その翌日版による東京都感染者数は "年末には1K/日" に達し、以降2K台に向かって増大の一方と修正された予測だ。

更に Ver._as of 20201220(予測期間:21日~2週間):
 その翌日版による東京都感染者数は "年末≒0.8K/日" 程度に収まっているが、ピークアウトの気配は無いとの予測だ。
 果たして速度が収まりを見せ始めるのは何時の頃になるだろうか。
 2~3年先・・・なんて事あるまいなぁ・・・

ところが・・・Ver._as of 20201221(予測期間:22日~2週間):
 ここでは年が明けると1K/元旦以降増大傾向が加速して2K/1月15日となって、以降減少へ転じていくとなるそうだ。

ところが*2・・・:
 本日(20201225)公開版は前日迄の予測期間(22日~2週間)と同じだが、
  24日予測値:952名(都発表数=888)
  12月31日予測値:>1K名
  1月14日予測値:1.8K名
  以降:ピークアウト
と修正されている。
 いやはや、機械学習も大変だなぁ・・・って感じです。

一方で・・・:
 このGoogle予測を念頭に置かれたのかどうか迄は解らないが、23日時点で、東京都医師会は
  "このままいけば年末/年始早々に1K/日"
また、厚生労働省アドバイザリー・ボード・メンバーからは
  "英国で見つかった変異種が入り込んで来れば "日本は終わりだ" "
とのコメントもあったそうな(BSTBS:報道1930_20201223)。

それにもまして・・・:
 足下の神奈川も半端じゃぁない感染拡大が続いていて、24日には400名超を記録してしまっている(内、殆どが横浜市&川崎市だ)。
 加えて、横浜市は公表していないが、当地域某市立中学校で小規模感染集団が発生しているとの専らの噂だ。
 町民の間に密かに拡がるこの手の噂には真実性が高い場合もあるので、身近に迫ってきている感じがして、些か緊張せざるを得ない。

なのに・・・:
 正月が迫ってきている・・・フランケン・ワインでもひっかけて "気分一新(?)" といくしか無さそうだ(なぁ~んて,おふざけでは無かろう。 メっメっ!だ)。
-----
(*1)20200705:”80%接触削減” の論点とは(”西浦モデル”@コロナ禍)



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20201224:”専門家” のご意見 [ただの私見]

 現在、辞書辞典の編纂に携わり、"言葉の大海" の中で "舟を編んで" おられる方々への提案(2件)であります:

第1件:”専門家のご意見”
  ①その路を極めた第一人者(複数可)の見解であり、
   古今東西の文明文化の歴史に照らしても
   最も当を得ていると想われる捉え方。
  ②最近は、質(たち)の悪い政治屋が責任転嫁を前提に
   課題を与えて
    - 自らに都合の良い見解の場合:受け入れる
    - そうでない場合:黙殺する
   の様に "便利屋" の如く使われる。
  ③同じ様な使われ方に、不祥事が発生した時の
   "第三者委員会" がある。
  ④渦中の人物/組織が "専門家のご意見を賜る" とか、
   "第三者委員会を設けて調査する" ・・・
   なんぞと言い始めたら、何らかの "魂胆" があっての事と
   注意が必要とされる。

第2件:”御用学者”
 質の悪い政治屋が傭った自らに都合の良い意見を述べる専門家筋の事。
 本人は大抵、"俺はそん何じゃぁない" と言う。

 以上、新たな用語事例として掲載可否に付き、ご検討賜りたく。




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20201223:ジョン・ル・カレ氏 逝く(エスピオナージュもの) [故人を悼む]

 12月12日に逝去。 享年89歳。

 フランス風のお名前だが、本名は
   David John Moore Cornwell(デイヴィッド・ジョン・ムーア・コーンウェル)
で英国人だ。

 エスピオナージュもの、つまり諜報員、ざっくりいえばスパイ物の頂点をなすお方の一人だ。
 この世界でお馴染みの "MI5"/"MI6" に "本当に" 在籍していた事から、I.フレミング創作のJ.ボンドの様な派手*2のスパイ物とは違った "実像" を描いていて、これはこれでファンが実に多い。
 老生もそうで、翻訳版の多くを読破済みだ。

 デビュー作品 "死者に掛かってきた電話"(Call for the Dead:1961年)は実に錯綜した筋書きで、初読時には一筋縄では追っていけない。

 "寒い国から買ってきたスパイ"(The Spy who came in from the Cold:1963年)が最も有名で、映画化もされている(主役:故・R.バートン)。
 統合前のベルリン@東ドイツを舞台としていて、最後の悲惨な結末は後味が悪いが、これが "東西情報戦" だ・・・と思い知らされる様だ。

 一方の "ドイツの小さな町"(The small Town in Germany:1968年)は統合前の西ドイツの "仮の" 首都:ボン(Bonn)市での "外交戦" を描いた大書で、自分は好きな方だ。

 今ひとつのお気に入りは "ロシアハウス"(The Russian House:1989年)辺りか。

 ついに亡くなったか・・・の感じがするのです。
 追悼の意味で、"寒い・・・" と "ロシア・・・" の映画版を見直そう。
 "ロシア・・・" ではついせんだって亡くなったS.コネリーさんが主役を張っているし・・・
 黙礼。

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20201222:小松政夫さん逝く(コメディアン/役者) [故人を悼む]

 もう2週間ほど前の事になってしまっていた。
 7日に逝去。 享年78歳。

 自分の年齢層は
  - 故・植木 等さん@"クレイジーキャッツ" の付け人
  - "シャボン玉ホリデー" でデビュー
  - "電線音頭" のヒット
等をリアル・タイムで知っている。

 大分前だったか、NHK総合TVで故・植木等さん付け人時代を題材としたドラマがあって、冒頭に映画評論家 故・淀川長治さんの物まねで幕開けとなった事も想い出した。

 今では数少ない "昭和コメディ" の体現者だったと言えるのではなかろうか。
 だが、我がワイフ殿は
  -TVドラマ:"相棒" でのテーラー役
が印象に残っている(;自分は観ていない)と言うので、ネットで調べたら役者としてもご活躍されていた事を始めて知った。
 そう言えば電線音頭の相方・伊東四朗さんは "てんぷくトリオ" ご出身だけど、今は味のある役者さんだ。

 "笑い" を追い求める芸は昇華すると "役者" として大成すると言う事かも。
 代表作の一つに違い無い "飢餓海峡" の故・伴淳三郎さんもそうだったし・・・
 黙礼。

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20201221:”緊急事態宣言回避の為に”・・・だとぉ?(コロナ禍) [雑感]

 巨大な第三波が押し寄せてきている今、西村経済再生担当相は18日の記者会見で
  「緊急事態宣言を出す状況を避けるためにも、国民の皆さんの協力を改めて
   お願いしたい」
と訴えた・・・との報道だ。

しかし・・・:
 お願いする側トップたる菅総理大臣殿は総勢8名の "ステーク会食" を楽しまれ(14日)、
  「国民の誤解を招いた事を真摯に反省」
とは言ったが、"何処が誤解なのか" 全く理解不能な上、"反省" とは言っているものの "謝っている訳では無い"。

ましてや:
  「悪う御座いました。
   頭丸めて坊主になりますのでお許し下さい。」
なんぞは言いもしない(前の総理もそうだった)。

なのに・・・:
 "命よりも経済を優先" して今の状況を招いた責任は取らずに "一方的な要請ばかり" に国民がそうそう耳を貸すのだろうか。
 残念ながら、怪しいもんだ・・・としか考えられない。

特に・・・:
 無症状の若い層の活発な活動が感染拡大の要因だとは言うが、彼等の殆どはTVを観ないし、新聞だって読まないよ。
 でもって、政府の言い分は伝わらない。
 でもって、感染拡大は収まらない・・・ってな事にならない様に、先ずは政府が危機感を持ちなさい・・・と言う人、老生の周りには多いよ。
 これが現実だ。

因みに:
 若い層へはSNSを通してインフルエンサーと呼ばれる方々へ頼むしかない・・・って或る政治評論家が言っていたが、自分はそうは想えない。
 仮に政府の言い分を伝えたインフルエンサーが居たとしたら、若い層の殆どが
  ”奴は裏切りだ”
って想うだけだろうて・・・残念ながら。




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20201220:奥村(順天堂大)&上久保(京大)両教授、及び岩田教授(神戸大)に問う(コロナ禍) [雑感]

1.第一質問:
 お二人の教授:
  奥村 康 特任教授@順天堂大学
& 上久保靖彦 特定教授@京都大学
は、7月27日の記者会見で
   "我々日本人は集団免疫を獲得済みで、
   この11月には感染拡大は収束する"
と主張されておられた(*1)
 その後、収束期は年末へ延期された様だが、一向に収まる気配が見えないこの第三波をどうご説明されるのか、是非ともお伺いしたい・・・と想うのは老生だけではあるまい。
 言いっ放しは良くありません。
 "ずぶの素人" にも理解出来る様、"言い訳" も含めてご高説を受け賜りたい。

2.第二質問:
 あのDP号集団感染事件の時、船内の不適切なゾーニングを写真等で内部告発して評判を取った
  岩田健太郎教授@神戸大学
は、確かにその2月に、
  "コロナにマスクは意味が無い。不要だ。"
と明言されていたが、その後、東大等によって実験的に検証された"COVID_19のマスクによる遮断効果" にどう反論されたのか、明らかになっていない様だ(*2)
 批判する時の威勢の良さは何処へ行ってしまったのか。
 是非ともご説明願いたいものだ(勿論、言い訳も含めて)。
-----
(*1)20201101:今月中に ”コロナ禍収束” ってか?(Prof's ”奥村&上久保” 説)
(*2)20201107:”マスクは無効&無用” と言ったあの感染学者先生は今どうしている?(コロナ禍)



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20201219:高齢者多人数会食 ”OッK~” !(コロナ禍でも!) [雑感]

 高齢者の皆様! 朗報(?)かも。
 コロナ禍第三波最中ではあっても、"8名程度の会食" はOKらしい。
 取り分け "ステーキ会食" なら尚更とか。

と言うのも・・・:
 総理大臣は、頑なに固執していたGoToトラベルの年末年始全国一律停止を公表した14日の夜、高齢者7名(政治屋3名+民間人4名)との高級ステーキ会食を楽しまれたそうだ。

 何と "忘年会" だったらしい。
 "5名以上の会食は自粛" する様に要請した政府側トップである本人が率先して破る・・・って事は、自分等は "特別な存在" と思い上がっての事だろうか。
 主催者である自民党幹事長からの "お招き" で断る事が出来なかった・・・って噂もある様だが。

どっちにしろ・・・:
 "二重基準" じゃぁねぇかっ!
 ジョーダンじゃぁねぇ~よっ!
 行政トップたる自覚が無いのかっ!

 一般国民から眺めれば
  "この野郎っ!" とか、"此奴等っ!"
って感じしかしない。
 "そんなら、こっちだって好き勝手やらせて貰うぜい" ・・・ って想う人がたくさん現れてもチコッとも不思議では無い。

本来は・・・:
 政治を司る人間には
  "先憂後楽"
の心がけが必要とされるのだが、最近の此奴等は
  "先楽後憂"
どころか、
  "先楽"
しかない。

それにしても・・・:
 今の今の時期に同席した民間人は "何様" なんだ。
 社会貢献を率先して行っている "杉良太郎" 氏が混じっていた事に "正体はそんな程度か" と想っちゃった一方、"みのもんた" 氏も同席された様だが、こっちはこっちで "そんな人" ・・・ としか想っていなかったから不思議感が無い。
 王貞治氏も同席された様だが、野球では頂点を極められた一方で、現下の常識とか、一般国民の感情については "疎い" 様だ("国民栄誉賞" が泣くのじゃ無いかえ?)。
 今一人の民間人は政治評論家らしいが、評論家じゃぁ無くて政治幇*もどきだろうて。

総理大臣+3名は・・・:
 "この国の為に" ・・・って感じが全く観られない政治屋としか想えない。
 恐らくは
  "コロナ禍なんかどうでも良いやい・・・
  旅行業界さえ潤えばいいんよっ"
って考えているんじゃねぇか?(自民党幹事長は当該業界密着第一人者だ)

 うぅ~ん・・・此奴等を懲らしめるのが選挙の時しか無いのが残念でならない。
 "ステーキ解散" は無いものか・・・

追記:
 余りにも国民を馬鹿にしている事だったので、"我を忘れて" 乱暴な言いまわしをしてしまい、失礼致しました。



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20201218:無鑑査一*蔵(日本酒) [日本酒]

 一週間程前に "限定一*蔵" をご紹介されていたブログを訪ねた事があって、それに触発されたブログです。

 今は昔、現役時代にサンプル・ワークでソニ*多賀城工場へ頻繁に出向いた時代に覚えた軽快な日本酒。
 どちらかと言うとヘビーな味わいに傾きがちな自分の好みなのだが、これに限っては未だに愛飲している。

 帰路の仙台駅界隈の居酒屋さんで地元の方から薦められたのがきっかけで、当時は流通しているのはここ地元だけ・・・と言う事だった。

 "無鑑査" とは、要するに昔の制度で言えば "二級酒" の事なのだが、決して味わいが二級と言う意味では無い。
 我が家近くに、お酒屋さんから脱皮したチコッと高目の食材をも置くお店があって、嬉しい事にこの "無鑑査辛口" を常時置いているのだ。
 自分の他にも "これしか買わない" ・・・ ってお客さんが何名かいるらしく、売れ行きは良いらしい。
 ブランドに惑わされず、自分の好みを押し通す・・・どんな呑兵衛なんだろう・・・気になっています。
 多分だが・・・自分の様な "偏屈人" だろうて。
 うへっ!

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20201217:最近は ”オージー・ワイン” 買いまくり [ワイン考]

 "はやぶさ2" がオーストラリア南部砂漠地域に無事にカプセルを投下し、新たなミッションを完遂すべく遙か彼方の小惑星へ再び旅立って行った(12月6日)。
 プロジェクト成功を素直に喜ぶが、自国を落下地域とする事を許可したこの国の懐の広さに感心している。

 この "カプセル投下/回収成功@はやぶさ2プロジェクト" の記事満載の頃、お隣の大陸国家が "新型コロナ発生源" に関わる事で "この国を貿易制限の対象" として "圧力" をかけている記事を見かけた。

 WTO加盟国にあるまじき品格の無い卑怯卑劣な手だ。

 そこで自分が出来る応援は何だろうか・・・と考え、細やか過ぎるがこの国のワインを買い続ける事を思い付いた。
 加えて自我を無理押しするこの大陸国家製品には今後一切手を出さない事も(安い事だけが魅力なんだが、もう止めだ)。

 この程度では何の効果も無いだろうが、はやぶさ2プロジェクト協力への感謝も込めているつもりだ。
 自分にはこれしか出来ないのが残念であります。

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20201216:”和歌山” 割り/剥き(むき;ミカン) [食]

 ミカンの美味しい季節到来だ。
 あのつややかな色合いを見ると無性に食べたくなるから不思議。
 でも、時々、艶の消えた奴は皮が剥きにくく、苦労する。
 そんな時、NHKラジオR1の番組で和歌山県の方が
  "和歌山割り/剥き"
をご披露していた。

 "へた" 側を下向きにして先ずは "二等分" に割り、次にそれを "更に二等分" に割る(要するに "四等分" )。
 1/4となった分割ミカンはいとも簡単に皮が剥がれ、程よく白い筋も剥がれる。
 一袋づつと言うよりも "1/4まとめ食い" するのが一番美味しいとの事だった( "都合の良い" 事に自分は、あろう事か "袋毎" 戴く習慣だ ← "育ち" のせいもある)。

 始めて聴く食べ方だったので早速トライ。
 確かに・・・さすがにミカンの一大産地の方の豪快な味わい方だ・・・って想わず感心した次第です。

そう*2、ミカンと言えば:
 古い*2 "超" 古典的な名作ミステリに
  エラリー・クイーン:"チャイナ・オレンジの謎"
って奴があったっけ(原題:"The Chinese Orange Mystey" )。
 有名な国名シリーズものの一巻だ。
 チャイナ・オレンジとは、マンダリン・オレンジの事だと教わったけど、要すればミカンの親戚だと思いながら読んだ記憶がある。
 昔はミステリに嵌まった中学生が必ずくぐる登竜門の様に読み込む一冊だったが、今は流行らないんだろうなぁ・・・
 だって90年程前のお話だしねぇ・・・

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20201215:何となく紅葉/黄葉が綺麗じゃぁ無い [雑感]

 あと二週間余でコロナ禍で明け暮れた2020年も終わるところ、 "勝負の三週間" とふざけた啖呵を切った政府側だったが、いわゆる新型コロナ相手の勝負の事なら予想通りに "連戦連敗" に終わった。
 国民の危機意識が緩くなっている・・・との指摘が多い様だが、今ひとつ、国民の願いを聴こうとしない政府の言う事を誰が守るのか・・・って事です。

そんな "すさんだ" 気持ちを反映してか・・・:
 桜やもみじの紅葉も終わったし、それに銀杏の黄葉も散り始め、このソネブロでは見事な紅葉を紹介されていた方も結構おられたのだが、ここ横浜北部丘陵地帯の今年の紅葉も黄葉(おうよう)もあまり綺麗とはいえない様だ。
 なんか黒ずんだりして・・・政府の腹みたいだ。

 台風が関東を直撃した時なんかは塩害で散々な眼にあった時もあったが、今年は上陸台風が無かったのにどうしたんだろうか。

 ・・・なんてたわいない(?)話をウォーキングの際に出会う方々としゃべりあっています。
 別れ際は
  "お互いコロナに注意ねぇ・・・"
が合言葉になっている始末だ。
 ヤレヤレ・・・な師走だなぁ・・・今年限りなら良いけど・・・

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20201214:正に ”衆愚政治” [雑感]

 11日(金)午後のCBSワイドニュース番組が若手政治評論家による菅総理大臣単独インタビューを流していた(ネットTV主催番組横流し)。
 "にこやか" に、かつ "薄ら笑い" で "下品" なジョーク迄交えて。

 偶然にも観ていたが、何て言うか、我が国行政トップのお方には、何よりも先ずは "" を感じ取れないでいた(まぁ、何時もの事だが)。
 おまけにこのお方の辞書には "責任" の項が無い様だ。

 この時間帯は政府の分科会会長が記者会見をしていた時間帯であり、もう一つは都知事の定例記者会見のそれでもあった。
 これに対抗するかの様に、おべんちゃらなインタビューに応じていた訳だ。
 更に加えれば、国の無策の為に溢れかえるコロナ禍患者の治療に必死となっている医療従事者の事なんぞ、頭の片隅にも無いンだろう・・・そんな印象を受けたのは自分だけではあるまい。

 見識の無い人間が司る政治を
  "衆愚(しゅうぐ)政治"
と言う。
 自ら思い付いた施策を頑なに進め、多くの国民を貶める・・・今の我が国の政治が正にそれだ。
 毎日30人前後の日本人がコロナ禍の下、治療の甲斐無く亡くなっていく(人によってはインフルと変わらんじゃないかという乱暴な奴もいる)。
 行政トップの方は何ら "痛痒" も感じておられない様だ。

 彼は誰の為の存在なのだろうか。
 大多数の国民の為で無い事だけは確かだ。
 なのに、見解の多様性こそが持ち前だった自民党には今や "物言えば唇寒し" ・・・ の感じで "自浄作用" は望めない様だ。
 "造反" すれば国民の大多数が応援する筈だが・・・

 何も出来ない "酷い国" になっちまった。
 お隣の半島国家とか大陸国家の実情と何ら変わらない。
 これこそ "Jの悲劇" でなんであろうか。

ついでに:
 翌日の土曜日(12日)の午後、ウォーキングで会ったお馴染みさんは
  "前の総理の方がまだまし"
って言ってたぜい。




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20201213:有馬朗人(ありまあきと)氏逝く(原子核物理学者;元・東大総長/元・文部科学大臣・・・) [故人を悼む]

 12月7日に逝去。 享年90歳。

 沢山の、それも格の高い肩書きをお持ちだったが、老生にとっては当時の名称で助教授(@東大)時代に原子核物理学の本道を切り拓いておられていた頃のお姿を学会等でお見受けした事を想い出す。
 特に原子核構造を精緻な "シェル・モデル"(殻模型)で解き明かしていく独壇場の姿は忘れがたい。
 素粒子論分野に身を置いておられたらノー-ベル賞級の業績を挙げられたに違い無いとの想いもします。
 黙祷。

追記-1:
 訃報を速報したNHK総合TVのニュース番組では、偶然にも3日前の4日にインタビューしていた事、その一部を映像として流していた。
 とてもお元気そうに見えていましたが・・・

追記-2:
 総長以降、理研理事長、文部科学省大臣・・・等々に就任されたが、本当は続けて研究されたい学問に自由に取り組める環境を用意し提供するのが国の学術振興施策なのだったのではなかろうか。
 国は、貴重な才能を浪費していたのでは・・・とも想います(日本学術会議会長を務めさせられている梶田教授にも同じ事が言えるのではなかろうか)。

因みに:
 NHKインタビューでは、文部科学省大臣時代に手がけた国立大学の自律、即ち "独立法人化の功罪" を挙げ、罪の一つとして若手研究者への処遇劣化、その結果として、このままでは科学技術立国は叶わない・・・と指摘されていた様です。

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20201212:ついに ”医療崩壊” か・・・?(コロナ禍) [雑感]

 感染拡大が急速に拡がった旭川市(北海道)や大阪府が自衛隊医療部隊の支援を要請し、その活動が始まっている。
 何とか持ち堪えて欲しい・・・遠いここ横浜の地からそう願っているのだが、政府もその分科会も "医療崩壊" とは言っておらず、"医療が逼迫している" としか言わない。

しかし・・・:
 よく考えて見よう。
 自衛隊の医療部隊は自衛官を主対象とした医療を旨とするものであって、民間医療を主目的とした組織では無い。
 ましてや自治体にとって使い回しの良い "便利屋" 組織である筈も無い。

 と言う事は、既に派遣要請をした自治体は民間医療分野では設備にしろ、人材にしろ、部材にしろ、最早や対処出来なくなった事を意味している訳で、これを "医療崩壊" と言わずに "医療逼迫" とするのは単なる "言い逃れ" で、政治屋がお得意とする責任逃れにしか見えない。
 どう見ても
  "その地域に於いては医療崩壊が始まっている"
としか理解のしようが無い。

 仮に医療部隊の多くが自治体の多くへ派遣される様になったところへ、近隣の強権国家から我が国が攻撃を受けたら自衛隊の専守防衛体制は正常に機能するだろうか。
 "ヒッパク" ・・・ なんて言ってたら、国民は "未だ大丈夫" ・・・ なんて想っちゃう。
 こんな国家危機/危険予知をせずに "医療逼迫" なんぞとの "誤魔化し" は止めて貰いたい・・・と老生は想う。


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