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20210228:”隠蔽” 体質に洋の東西無し(?) [雑感]

 もう大方の報道機関の話題から遠ざかってしまっているかに見えてしまう "モリカケ&サクラ" 問題では、政&官の "詭弁"&"隠蔽"&"改竄" 体質があからさまだったとされている。

 企業の方でも同じで、不祥事隠蔽&改竄は製薬業者の製造記録捏造40年事件等でも明かになっていた(*1)
 つい最近でも、廃炉処理に向かう福島原発で、施設に設置していた地震計が故障したまま、それを承知していながら半年程も放置していて、2月13日深夜に発生した福島沖の強い地震の際の貴重な記録が取れなかった事件があった。 東電の危機管理意識の無さ+不都合不祥事をギリギリ迄隠蔽する体質が暴露された形だ。

 どいつもこいつも俺等国民を馬鹿にしおって、日本だけの事か・・・と想っていたら、今度は高齢者施設でのコロナ感染死者数を意図的に "過少報告" していたとしてNY州知事が批判されている。 一年前には絶賛されていた知事も隠蔽か?・・・って驚くばかりだ。
 そう言えば都でも感染者数急増に保健所対応が追いつかず "漏れていた" との理由で数ヶ月間の感染者数が1K名近くも追加報告された事があった。 隠蔽とは違うと想いたいのはやま*2だが、首都圏の感染状況分析の上で政治的判断が下されるだけに、重大な瑕疵と指摘され得る事件とも言えそうだ。

 "隠蔽捜査" ・・・ これは今野敏氏の警察小説シリーズとして有名だが、権力とか権益の巨大なところ程、隠蔽、若しくはそれに近い体質って、何処の国にもあるのかもなぁ・・・って感ずる次第なのが情けない。 被害を受けるのは結局は弱き国民・・・と言う訳か。
 たはっはぁ!
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(*1)20210220:社会紙面は ”不祥事” オンパレード?

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20210227:”悪魔のジョーク”(ワクチン接種) [雑感]

 実に不快なジョークが伝わって来て、チコッと大袈裟に言えばショックを受けています。
 何でも、今回のワクチン接種副作用が原因で死亡に至った場合、医療側の過失有無にかかわらずに国から遺族に補償金として¥44200K-支払われるそうだ(国会で厚労相)。
 なら、高齢者はどんどん接種を受けたら良い。 どんな結果になっても遺族は・・・って言うのです。
 酷い話があったものです。

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20210226:”ACB” を ”あしべ” と読める世代は ”pH” を ”ペー・ハー” と読んじゃう [雑感]

 今月の日経紙朝刊文化面に掲載されている "私の履歴書" は "ホリプロ" 創業者であるところの堀威夫(ほりたけお)氏が執筆されている。
 その中で1960年代、我が国でも "ロカビリー"、次いで "GS" が流行っていた頃、 "ジャズ喫茶" と言って今のライブ・ハウスの様な生演奏等をやっている喫茶店( ← 今や "死語" かも)があって、その紹介がされていた。
 その中の一つに
  "ACB"
と言うのがあって、有名だった。 これを
  "あしべ"
と読ませる・・・なんて事知っているの、"当時の都民" & "今や後期高齢者" しかいないだろうなぁ。

 池袋と新宿にあった。
 自分が通っていた中高通学経路が池袋駅@西武池袋線経由なので、チコッと親に隠れて聴きに行った事もあったがなぁ。 校則では禁止されていたんだが・・・懐かしい想い出だ。

そんな時・・・:
 例のチコちゃんの番組で "pH" なる化学用語( = - lg(水素イオン濃度)";水素イオン濃度指数 )が登場していて、"ピー・エイチ" と読まれていた。
 自分等の時代、ドイツ語風に "ペー・ハー" と読まされていたが、今時そんな風に言う奴はいない・・・って、改めて気がつかされた。
 科学の中心が変わると、科学用語も出自が変わっていくのも時代の流れか・・・柄にも無く "ふと" 想ったりしていました。
 ・・・歳ですかね。 うん、そうそう・・・か。




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20210225:テレワーク率↑するには・・・ [雑感]

 現下のコロナ禍・・・新規感染者減少傾向が続くものの、変異株来襲問題もあって、いつ "ぶり返し" が来るか解らない。
 でもって、西村経済再生大臣が一向に増えないテレワーク率に業を煮やして
  "ネット環境整備が追いつかない"・・・等々
の言い訳は聴かない・・・ってお怒りの様だ。

 確かに、TVニュースで観るJR品川駅海側出口からワンサカ吐き出される朝の通勤者の群れは平時となんら変わっていないとさえ見えてしまう。 この再開発整備された地域には大手のIT企業や商社が進出しているのだが、毎朝の出勤者の多くは何処に行くのか。

 何故これ程テレワークが拡がっていないのか。
 言い古された言い訳だが、
  - テレワークでは効率が上がらない
  - やはり顔付き合わせたオフィスでなけりゃぁ
・・・って事なんだろうか。

 でも、最近ウォーキングの際に偶然に知り合った大手町所在の大企業の部長さんだろうか、その方からお聞きした話では、
  - 100%テレで全部が済むとはいかないが、
  - 平均すると80%テレで、
  - 1回/週程度はシフトを組んで出社
するそうだ。
 気分転換になるし、通勤が同時に適度な運動になっていた事が身に染みる・・・と仰っていた。
 製造現場では無理でもテレ可能な業務は多数あって、テレ達成を法人税で優遇する仕組みにすれば、或いは逆に未達には課税する様な仕組みにすれば国の目標達成は可能とも仰っていました。
 な~るほど。
 目標達成で減税/未達で課税・・・要するに "企業を馴らすには飴と鞭" しかない。 飴に引きつられてテレ・システムに取り組む企業等が増えるって訳。 現役でテレやってる方は裏側を良く知っていなさる・・・と感じ入った次第です。

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20210224:どうして ”その程度” の議員が選ばれているのかが不思議だ(カジノ疑惑議員’自粛破り事件) [雑感]

 現下のコロナ禍・・・緊急事態宣言が延長されている最中、やっぱり懲りない議員@自民党がいた。
 白須某衆議院議員(千葉13区選出)で、文春砲で暴露されるや直ちに離党し、型通りの謝罪会見をしていた。
 はて・・・何処かで見聞きした名前と面(つら)だ・・・と想っていたら想い出した。 IR-導入に絡んで秋元某容疑者と連れだって中国へ出向いてカジノ見学か三昧していた疑惑のお方だ
 おまけにネットで調べたら、過去に身内が "自動車当て逃げ" とか "選挙ポスター剥がし事件" 等をやらかしている御仁だとか。

 自粛破りする政治屋って、つまりはこの程度の奴らに過ぎないって事の証(あかし)だと想わざるを得ない。
 とすれば、一市民としては、横浜市へIR-導入を企んでいる奴らも同じ穴の狢なのか・・・なんて邪推したくなるのが悲しいデス。

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20210223:”カッペ大将” 丸出し(某県知事) [ただの私見]

 以下、我ながら "暴論" と想うところ "大" なので、予めお詫びしておきます(特に心当たりのある県知事をご承知の県民の方々に)。
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 某県知事が仰るには、国と東京都の感染対策に不満があるから、自分の県では聖火リレーをやらせない・・・そうだ。
 これに対して、
  国:"理解を得たい"(加藤官房長官)
  都:"問いあわせない"(小池知事)
との事だ。

 否応なしに感染が半端じゃ無い首都圏に住む老生は、この発言を聴いて極めて "遺憾" に思う次第だ(まさか、自分が "遺憾" なんぞの用語を使うとは思いもよらなかった)。
 それでは国&都の対策の何処に不満なのか、不備なのか、その対案は何なのかを示す事もせずに一方的に言い放す県知事には実に腹立たしい想いしか浮かばない。 正直、此奴は "自分を何様" と想っているんだ・・・って感じだ。

 今は大昔、川崎のぼるさんの大ヒット漫画に "田舎っぺ大将" ってのがあったが、この大将は気が優しいとこがあって愛嬌たっぷりあったが、この県知事には "独りよがり" の大将気取りの姿しか見えてこない・・・県民の方々には申し訳無いけど。
 まぁ、コロナ感染者が際立って少ないから好き勝手な事言える・・・のだとすれば、チコッと羨ましいかも。

さて・・・:
 超多額な税金が投入され、経済的な見返りをも狙った国家事業なのだろうから、一国民として無関心はいかんが・・・と想いながらも、個人的には東京五輪パラリン’2020には醒めた関心しか持てない。 何と言ってもマラソンが遠い*2北の大地へ行っちまったしぃ。

だが・・・:
 大会開催に向けた準備等を担当している裏方の人達、聖火リレーランナーに選ばれた方々、選考に合格して出場を待つ選手の皆さんにとっては "既に大会は始まっている" とも言える。
 とすれば、軽々に "あぁだ/こぉだ" ・・・って言う前に、どうしたら開催出来るのか、無い知恵を絞り出すのが政治家の役割じゃんか・・・とさえ想う次第だ。 政治家が足を引っ張ってどうするんだ。 そこからは何も産まれはしない。

そこで:
 御厨(みくりや)氏が昨年央に政治家のコロナ禍対応成績表を下していたが、こんな知事が現れると、
  "成績付けるだけじゃ無くて、何とか助言もつけてくれや"

・・・って気持ちでありまする。

ついでに:
 "それじゃぁ、聖火リレーはその県抜きでやりゃぁ良いじゃねぇか" ・・・ って暴論吐いていた人をつい先日見かけましたよ。
 俺等は犠牲を払って開催圏に巻き込まれてんだ。 無関係なところから横槍を突っ込まないでくれ・・・って言いたい。
 首都圏住民のイラ*2も半端じゃぁ無い。

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20210222:連想3題 = ”ワクチン副作用” 報道から ”毒入りワイン” 事件迄・・・老生は駆け巡る [雑感]

 現下のコロナ禍収束への切り札として期待されているワクチン接種が我が国でも始まっている。

 が、TV&新聞はあいも変わらずに副作用の "過剰" 報道だ。 まるで致命的な事故が起こったりしたら
  「それ見た事か! 危険予知していなかったのかっ!」
って言いたい "つもり" なのが "見え*2" だ。

 それがあるからか、海外で数千万人の接種実績があるにもかかわらず、厚生労働省側は万が一にも事故があっては堪らん・・・との責任回避の想いなのだろう、支配下の国立医療機関所属の医師と職員、凡そ40K人を "先行" 接種としている。
 恐る*2・・・って感じそのものだ。 当該者等は "まるで人体実験みたい" ・・・ との声もある様だが、"希望者に限られている" との事なので、それなりの専門知識で真っ当に自己判断しているのだろう。 そこは素直に敬意を払いたい。

ところで:
 専門家の指摘によれば、不安定なワクチン主成分の安定化助剤として含まれている "PEG"(ポリエチレングリコール)が副作用の原因物質と見なされている様だ。
 これって、"EG"(エチレングリコール)が直鎖状に繋がったポリマーの事で、不凍液とか、乳化剤等々としての用途で、私らの日常生活のほぼあらゆる場面でお世話になっているお馴染み工業薬品だ。 なので、副作用が起こるのは極めて稀なのだろうがなぁ・・・

 そのEGは "PET"(ペット=ポリエチレンテレフタレート)ボトルの原料の一つでもあって、今ではバイオマスから製造されているものもある。 例の "植物性PET" はこの植物由来EGを使っている訳だ。

またしてもの "ところで" ・・・だが:
 EGが二つ繋がった "DEG"(ジエチレングリコール)が、確か30~40年程前だったか、白ワインに "甘み" と "コク" を加えるのに不法に使われた事件があった。
 薄っぺらな味わいの白ワインに "貴腐" 的な味わいを持たせるのに使われたと聴いている。 有名な国際コンクールで金賞(?)を獲得したものもあったらしい。 オーストリア産のが東西統合前の西ドイツへ輸出され、偶然に見つかった事から、所謂 "桶買い" していて我が国の国産ワインと称していた奴にも混ざっていて、"毒入りワイン" と報道機関が囃し立て、大騒ぎになった事件だ。
 あの騒がれたワインメーカーって言うか、実態はボトリング会社は何処だっけ?・・・忘れっちまったなぁ。
 今はそんなおぞましい事はやらんだろうて・・・って信用して "ワンコインのデイリー・ワイン" を飲んでて良いのかぁ・・・とも想いながらもこのブログをしたためています。

 コロナ禍ワクチンからPEG、そこからEG&PET,更にDEG、そして白ワイン・・・と、巣ごもり老人のメチャクチャな連想は止まる事がありませんでした。
 あは・・・退屈だなぁ。

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20210221:まともな医学者もいる - ”新型コロナの科学” [雑感]

 現下のコロナ禍で、TVではたくさんの医療従事者が解説をされている。
 中には国の検討会等の委員もおられるが、概してこう言う方々は "お偉く" なり過ぎて、現実の感染者治療現場を "卒業" されている方々だ。 つまり、失礼を承知で申し上げると、最早 "現場知らず" だ。
 でもって、理路整然と解説される事には現場感に乏しく、実際に感染者の治療に奮戦しておられるお医者様の主張とは大分かけ離れていると感じているのは自分だけではあるまい。

 そんな折、ズバリと現下の政策を採点する著書が現れたのでビックリした:
   "新型コロナの科学"(中公新書版)・・・①
   著者:黒木登志夫

 この著者の著作としては
   "iPS細胞 不可能を可能にした細胞"(中公新書)
   "研究不正 科学者の捏造、改竄、盗用"(中公新書)
を一見した事があった。
 日本癌学会会長を歴任されている真っ当なお方の様だ。

 ①では、今回のコロナ禍に対しての我が国に於ける対応のワースト/ベストのランキングがその理由と共に列記されていて、自分なりにまとめ直すと、
 ワースト:
  - PCR検査不足&それを招いた厚生労働省の意図的政策
  - アベノマスク&それを招いた総理大臣側近官僚の独断
 ベスト:
  - 大多数の国民の自律的な3密回避&マスク着用&手洗い
  - 医療&介護施設従事者の献身
となりそうで、実感として極めて納得感が強い。

 厚生労働省の功罪については、NPO法人医療ガバナンス研究所理事長も可成り早い段階で指摘されていて、やはり罪が深い省だ。 もっとも、その前に感染症を含む公衆衛生関連の予算の削減を極限に迄進めてきた政府の舵取りこそ責められるべきかも・・・との指摘も紹介しておかないと公平では無い。

 国側にとっては "煙たい" 存在のこう言うまともな人材こそ委員として迎えて欲しいものだ。
 "イエス・マン"、いや*2、今や言い替えして "イエス・ピープル" だけ集めてもなぁ・・・って気がしてなら無いデ~ス。

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20210220:社会紙面は ”不祥事” オンパレード? [雑感]

 一週間前になるが、2月13日付け日経紙朝刊社会面は不祥事記事を "一緒くた" にまとめての仕上がりだった:

1.睡眠剤混入/安全置き去り - 小林化工:記録捏造40年
 皮膚病用の飲み薬に睡眠剤が混入したジェネリック医薬品製造業者が、製造記録を捏造して40年。 その杜撰な経営に対して116日間の業務停止命令が福井県から下された。
 お薬と言う私らの健康維持に直結するにもかかわらずに法令無視 "やり放題" だった様だ。 たったの116日なんて軽過ぎじゃぁ無いのかしらん。

2.共同通信記者:取材情報を流出
 厚生労働省の有識者会議:"大麻等の薬物対策の在り方検討会" を傍聴した折、禁止されていた録音をとり、社外6名へ提供した上、会議内容をツイッター発信していた。
 共同通信社側は見逃していた様だが、偶然からか、以前から怪しい(?)と想っていたのか、厚生労働省側が見つけ出した。
 通信社側は担当記者とその上司らの減給とか戒告等で済ませた様だが、取材は取材される方/する方の相互信頼が守られてこそ質の高い情報が得られる筈だ。 なのに余りにも軽すぎる罰なんで驚いた次第。
 報道機関は他者への批判は厳しいが、自らへは大甘だ。 これでは "私らは正義の味方" とは言えまい。

3.調布陥没は施工ミス原因 特殊な地盤で掘削機に支障 - 東日本高速
 調布市@東京都の外環状道路トンネル工事付近で発生した住宅地域の道路陥没。 新横浜駅周辺でも類似事故が繰り返されていたので無関心ではいられなかった。
 当初は無関係を言い張っていた東日本高速側だったが、施工ミスが明らかとなり、補償問題に発展している。


 この紙面を読むと業種を問わずに規律の無い構造社会に成り下がっている事が良く解る。
 皮肉な事には、同紙の同日の書籍紹介紙面では
   "企業不正の調査報告書を読む"
   著作:安岡孝司(日経BP社刊)

のそれが紹介されていて、日産自動車、日本郵政、関西電力等の事件調査報告書が読み解かれている程だ。

 ヤレヤレ・・・
 文学文藝の素養の無い自分でも直ぐに
  "浜の真砂は尽きるとも世に盗人の種は尽きまじ"

って想い出しましたよ。 泥棒ならぬ、良からぬ事を企む人間は尽きない様ですなぁ ・・・ (>_<)

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20210219:他人事では無くなっていた・・・皆保険&医療制度 ”崩壊” [自分の事]

 コロナ禍の現下、PCR陽性であっても医療機関での治療を受け入れられずに自宅待機させられている中、急速悪化で旅立つ事例が後を絶たない。
 そんなニュースを観るに付け、厚生労働省の無責任さに腹立たしい限りだったが、それでも心の奥には
  "まだまだ自分等の事では無い"
・・・ と言う感じがしないでも無かった・・・正直に言えば。

が・・・:
 我がワイフ殿の叔母が優に90歳を越えてだったが、先日旅だった。 年齢から言えば天寿を全う・・・と言えるかも知れない。
 東北某県の在で、元気そのものだったが、昨秋から体調を崩し衰弱気味で、今月上旬には訪問治療して下さっていた主治医から "入院して看取る" 事を薦められ、八方尽くして入院先を当たったが、どこも病床に余裕が無く、結局は自宅での永眠となった。
 首都圏程には感染拡大が拡がってはいないとされる東北だが、それでも医療機関の逼迫度合いは大変な状態だと言う事が身近に感ぜられた。 既に国民皆保険制度は正常に運用される状態では無い・・・とさえ想う。
 今は昔、我がワイフ殿実家を訪ねた際、小さい息子を可愛がって貰った義理の叔母だけに、残念な想いだ。
 不要不急では無いとは想うものの、感染拡大地域からの来訪者は迷惑な存在以外の何者でも無い筈で、葬儀にも立ち会えない始末だった。
 恨めしい限りです。

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20210218:森山周一郎さん逝く(声俳優) [故人を悼む]

 8日に逝去。 享年86歳。
 少しだけ "しゃがれ" がかった低音 ・・・ 一度聴いたら忘れられない声優さんとして有名だったが、役者としても存在感がありました。
 訃報記事ではTVドラマ "刑事コジャック" の T.サバラスの吹き替えが当たり役とあったけど、老生の様な世代にはTVドラマの創生期のジャン・ギャバンの吹き替えが凄かった事を想いだします。
 声の迫力からか、ドラマではボス役が多かった様ですが、にも関わらず強面していても穏やかな印象を受けていました。
 我がワイフ殿からNHK朝ドラ "エール" にも出演されていたかと・・・ネットで調べたらその通りでした。
 またもや役者さんの旅立ちだ・・・黙礼。



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20210217:報道機関を嗤う(東京五輪パラリン2020組織委・会長後継問題) [雑感]

 あの "森発言" に端を発した後継会長選び騒動・・・今、その真っ盛りだ。
 一週間前の事だったか。 森会長(当時)自身が川淵委員を呼びつけてか都内でかで密談して、"後継指名" したとか。
 で、不思議な事には誰が流した情報なのか、大勢の報道陣が川淵氏に突撃インタビューしたところが放映されていた。 そこでは "その是非" は置き放なしで、"抱負" なんぞを聴く質問ばかりだった事を忘れてはいけない。

そして・・・:
 全国紙も、どのTV局も "何の異論を唱える事無く"
   「後継会長は川淵氏で決まり」
とばかりにその来歴を紹介していた。
 自分が確認した限りでは、NHK&民放各局どれものニュース・キャスターがこの選定手順に "疑問" を唱える事はしていなかった

ところが・・・だ:
 SNSで "密室談議で決まった" との批判が急速に高まり、加えてか、あるいはそれを察してか、政府筋も難色を示したらしく、"森/川淵会談" はご破算となった。

 どの報道機関も当初は歓迎振りだったと言うお粗末さはどうだろう。
 何時だったか、
   "私たちの後ろには国民がいる"
・・・ って啖呵を切った記者がいたが、何の事は無い、記者等は一般国民の "後ろ" に隠れていて、事の異常さに "気がつかされて" 慌てたに過ぎない
 彼等自身は、既に一般国民の感覚を失ってしまい、 "耄碌(もうろく)" しているじゃん・・・と言うのが我が家の結論です。
 ニュース・キャスターって、偉そうに解説するが、"薄っぺら" が多い・・・と言わざるを得ない。

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20210216:坂口安吾・・・ってあの ”不連続・・・”? [気晴らし事]

 文学に浅はかな自分にはこの方の名前からは "堕落論"(勿論、読んだ事無し)で有名としか知らない。
 が、"不連続殺人事件"(①) & "明治開化 安吾捕物帖"(②)の二冊だけは読んだ事がある。 特に①は文学者が企んだ推理モノと言う意味で話題になったらしいものだ(が、すれた読者には犯人が見当がつかないと言う訳では無い)。 映画化 or ドラマ化されていたが、これは傑作とは言い難い(あくまでも老生の言い分に過ぎません)。

 この度、この方の "未発表" 作品が偶然に発見され、80年越しの出版になるとの報道だ:
   "坂口安吾の未発表作発見"
    80年越しで出版 「戦前作品の特徴」
   (日経紙:2021年2月9日付け夕刊社会紙面)

 残念ながら未完だったらしいが、完結度合いは高いそうだ・・・と言っても自分は読まないだろうな。

 我がワイフ殿からこの記事を見せられたのだが、それと言うのも最近のNHKBSで "②" がTVドラマ化されていて、見ていたらしい。

 が、どっこい、②は大昔に民放でドラマ化されていて、副主役とも言うべき勝海舟役で故・池部良氏が演じていた事を覚えている。 その海舟殿が外出時に決まって私らが言うところの "ハンカチ" を "ハンケット・チーフ" と言っていた・・・なんてどうでも良いことは覚えているんだが、主人公の探偵役を演じた役者さんがどうしても想い出せ無いでいたところ、我がワイフ殿が直ぐに "若林豪よっ" ・・・って教えてくれた。
 ヤレヤレ・・・ここんところ物忘れが酷くなった気がしてなら無い・・・ですっ (>_<)

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20210215:ここに消え行く ”老兵” が ・・・ ”踊り子号”&”登山電車” 引退へ [雑感]

 関東圏に住んでいると伊豆半島への "踊り子号"、その手前の箱根への "登山電車" はとてものお馴染みだ。
 が、"寄る年波に勝てず" ・・・ って訳か、1981年に登場したJR東日本’特急 "踊り子" として活躍した "185系電車" が来月ダイヤ改正で引退となるとの報道だ。
 一方の箱根登山鉄道は、2019年の台風で路線の一部が壊滅的被災を受け、昨年夏に全線復旧したものの、レトロ感覚で人気があった "モハ2形109号" が引退するとの事だ。

 どちらも何回もの乗車経験があって懐かしい限りだが、老朽化車両の安全&保守点検は手もかかれば経費もかかる。 やむを得ないかなぁ・・・会社側も十二分に考慮した結果だろうから受け入れるしか無いかぁ。
 これも時の流れと言う訳だ・・・が、クシュン。

 老兵は消えゆく・・・とすれば、老害もぐずぐずせずにサッサと消え去って貰いたい。 なに、政界の話です。

因みに・・・:
 何事も "多様性" を尊ぶ社会の中にあっては、単に "老兵は消えよ" ・・・ ってのは差別になるなぁ。 "言葉狩り" のところもあるけど・・・ただ、"老害" って用語は禁句になるかも。

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20210214:我が国ではその才能を? オードリー・タン氏@台湾 [雑感]

 今回のコロナ禍の下、民主的国家の中で封じ込めに成功しているほんの数カ国の中で、アジア地区では断トツの台湾が注目されている。
 そこには類い希な所謂 "Y-世代" の IT-技術者がいて、その人材(むしろ "人財" と言った方が正しい)を存分に活かす政治的仕組み&風土があった・・・そんな事を
  "オードリー・タン デジタルと AI の未来を語る"
   訳:早川友久&姚巧梅(プレジデント社刊)

で思い知らされた。
 自著とあるが、実際は20時間に渡ったインタビューをまとめたものだ。 生まれは1981年4月18日なので現在40歳。 幼少の頃よりコンピュータの世界に入り込み、IT を極めてきた様だ。

 我が国で言えば、今秋にも創設されるらしいデジタル庁長官辺りに相当する任務に就かれている方だろうか。 感染が始まった初期から、感染者追跡/接触状況やマスク等の在庫/販売箇所等々の情報発信アプリを開発してウイルスの拡散を押さえ込んだとされる。

 台湾と言う国は、最先端半導体製造技術に留まらず IT の活用場面でも我が国のずっと*2先を走っている国と想わざるを得ない。
 同じ世代で同じ素養/実力を身につけている人材は我が国にもいる筈だが、一方でそんな存在を許容する風土に乏しい我が国では、その才能を政治に活かす仕組みは残念ながら・・・無残にもそんな事を思い知らされ、我が国の "おいてけぼり" にガックリ・・・でした。

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20210213:きりたんぽ鍋 [食]

 ここ数日は暖かめの日中が続いているが、それでもこの横浜の今季1月は厳しい寒さが続いた。 "・・・今朝の寒さにチ*ポ縮まる" ・・・ なんて下卑た言いまわしがあったなぁと何回も想い出した。
 こんな厳しい寒さの夕べは熱々の鍋料理に限る。 大抵の日本酒に合う・・・と言うか、日本酒が合う。

 先月末には "きりたんぽ鍋" を味わった。
 始めてこの鍋に出会ったのは、現役の頃、教えを請いに名門・鉱山学部@秋田大学の某教授を訪ねた帰り、JR秋田駅界隈のお店だったなぁ。 この時の美味しさが忘れられずにいたところ、運良く勤務先の帰路途中にこれを専門に供する飲み屋さんがあって、良く通ったものだった。 土曜日には我がワイフ殿と一緒にのれんをくぐった事もあったっけ。

 不思議なもんで、あの醤油味付けが素人には難しい。 が、今は便利になったもんで、ネットで地元産セットを取り寄せる事が出来、それが結構なお味だ。
 何時も "きりたんぽ" の由来を繰り返し講釈するのが自分の役目になっているのも楽しい。
 寒い冬の細やかな夕べではありました。

因みに:
 "たんぽ" とは、槍の刃を包む袋のことで短穂(?)の事だったかと記憶している。 竹串に潰したお米を塗りつけた格好がそれそっくりだからと教えられた。
 "きり" は覚えていないが、それを "切り" 裂いた意味かも知れない。

不思議な事には・・・:
 きりたんぽ ⇒ 槍 ⇒ "血槍富士"(東映’時代劇映画:片岡知恵蔵主演:1955年)と連想が進み、その頃と言えばE.プレスリーのデビュー寸前の時代・・・と話題にするのが我が家の習わしでありまする。
 たはっ!(半世紀以上も前の事にはやけに詳しいんです・・・老生は)

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20210212:パルス・オキシメーター [自分の事]

 血中飽和酸素濃度を簡便に測定出来る奴だ・・・何方もご経験があると想われますが、ほら、指に挟んで数字を読むだけの奴だ。
 今回のコロナ禍で、感染しても治療を受けられずに自宅待機させられる有様(ありさま)を観て、肺疾患のモニター用として急に脚光を浴びている様で、医療機器認定された国産品は既に品薄らしい。 まるで一年前のマスクみたいだ。

 医療機器認定と迄は行かないにしても運動前後の心肺機能を確認する様な用途としてスマート・ウォチには大抵が付属しているのだが・・・

さて*2:
 大多数の市民の反対にもかかわらず IR-導入を無理矢理進め様としている横浜市では/でも、肝心のコロナ感染者の治療体制は不備だらけで、そんな事に不安を感じた我がワイフ殿が医療認定受けていないのでも構わないから "とにかく一個用意" しておこう・・・と言い出す始末・・・ワっ!
 例のA*社通販サイトで適当に見つけてお取り寄せするハメに・・・今のところ共に正常の血中酸素濃度を示していますが、こんな安物で果たして・・・の気もしています。

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20210211:水道料金 ↑ @横浜市 [雑感]

 水道料金が値上がる様だ:
  "水道料金を改定"
   - 令和3年7月1日から平均で12%引き上げ
  (広報よこはま:2021年2月号、3頁)

 市の水道事業は使用者からの水道料金で成り立っているとし、節水機器の普及等により "使用量が減った" ので料金収入が減り続け、水道管や施設の更新とか耐震強化推進の為に "料金を値上げ" る・・・だと。

 驚いた。
 自分等は "水を大切に" 使う様にと親から教わり、なんの疑いも無く子供へもその様に言いつけてきたつもりだ。
 が、市の言い分では、それでは水道事業が成り立っていかないので "もっとじゃんじゃん使ってくれ" ・・・ って事らしい。
 何とも逆立ちした話としか想えないがなぁ・・・IRを高圧的に導入しようとしたり、どうも横浜市の行政はオカシイ・・・

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20210210:Am*z*n に想う [雑感]

 GAFAの一角を占め、小売り業のトップを窺うAmazon社の経営トップが身を退いてメディア経営とか宇宙産業スタートアップに力点を移すとの報道だ。

 同社は1990年前後だったと想うが、細々とした書籍の通販から始まっていたと記憶している。
 その頃の我が国では今の様なネット環境を揃えている企業は少なかったが、幸いな事に現役の頃の職場はコンピュータ&ネット環境はほぼ最先端を実現している数少ない部署だった。
 そのネット環境をフル活用して国内外の研究開発情報の収集とか、関連の学術書や所謂 "洋書" を参照していた中で、特に洋書購入には このA-社の利用は欠かせなかった。 当時から国内の著名な洋書取り扱い店よりも比較にならない程の迅速な対応を実現していた・・・確かな先見の明があった訳だ。

 今のコロナ禍の下、世界中で巣ごもりが進行していて売り上げが天文学的に跳ね上がっているらしい。 我が家の利用も半端じゃ無くなったし、多くのご家庭でそうなんだなぁ。
 ネット上のモールに過ぎないんだが、実店舗同様機能を備えている上、購入品の品評も自由に出来るし、購入を検討している利用者からの問いかけ対応も過去の購入履歴からその可否を訪ねてくる等、アフターケアも微にいっている。 自分の購入履歴を握られている事を良しとしない方々も多いに違い無いが、手にとって調べる事が不安な初めての物買いの時には結構参考にする方なので、多少の義務とは割り切っている。
 まぁ、"サクラ" 品評も紛れ込んでいるに違い無いので、最高&最低評価は無視して、残ったのを信用するっきゃ無い所がチコッと・・・

 ネット通販がこのA-社独占で良いのか・・・って論点指摘があるのは知っているが、夜半に注文したものが翌日昼頃には玄関先に置き配されている便利さに馴れちゃうとなぁ・・・その裏にはデリバリー側の大変な労力があるのを知っているだけに、心苦しい所はあるんだが・・・年寄りに免じて許して戴きたい。

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20210209:無責任&隠蔽体質(バグまみれ@COCOA) [雑感]

 COCOA・・・厚生労働省からコロナ感染者濃厚接触情報通知アプリとして昨年6月央に公開されたが、アンドロイド系スマホへはその通知が発信されないバグが暴露された。 大分前に一般ユーザーから指摘され、開発元からの報告を受けていながらも厚生労働省担当部署が無視&放任していた訳だ。
 自らが使用を推奨していたにも関わらず、開発元に委せっぱなしでは・・・この省は何処迄も責任を回避し、失政を隠蔽し続ける体質に塗れている・・・と言われても反論出来まい。

 アプリにバグは付きものだ。
 それ自体は失政でも何でも無い。 見つかった都度に情報公開し,速やかに手当した修正ソフトウェアを配信して、完成度を高めていくのが常道だ。
 国民の健康に直結するアプリにもかかわらず隠すだけで何もしない・・・これは国民に対する裏切りで有り、犯罪にも等しい。

 "バグ退治" ・・・ これをやらない限りCOCOAを使う意味が無い。
 どう "責任" をとるのか、見てやろう。 それ迄このアプリは休眠だ。

こう言う例を見ると・・・:
 我が国の未来はグリーン化とデジタル化にかかっている・・・とは菅総理大臣の言だったが、肝いりだった筈(*1) のCOCOAがこんな有様ではデジタル庁の運営は役人では無理筋だね。
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(*1):昨年の緊急事態宣言解除の際、前総理大臣は今後の感染退治のキーは "スマホ・アプリ"( = "COCOA" )だ・・・とのたもうた事を忘れてはならない。

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