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20210430:行動変容はワンちゃんにこそ(?!) [雑感]

 こんな事があるなんて・・・って記事が眼に付いたのです:
  "コロナ禍で在宅勤務増加"
   「犬の行動変化」5割超 - 飼い主調査
  (日経紙:2021年4月22日付け紙面朝刊社会面)

 ご主人が在宅勤務になったおかげで接触機会が自ずと増えたワンちゃんは "甘えん坊になる" そうな・・・唯我独尊のニャンは解りませんが。

 ワンちゃんファンの方々にはお馴染みの "犬ナビ"(INUNAVI)による調査結果だそうです。
 へぇ・・・(良いなぁ・・・)

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20210429:どうして ”米欧とだけ” 比較するのか(コロナ禍) [雑感]

 "G7" の一員との想いもあってか、何事も "米欧とだけ" 比較して論ずる。 その背景には何十年前かの "Japan as No.1" の勝手読み(*1) が今だに続いているとしか想えないモノを感じる。 今回のコロナ禍でもそうだ。

 執名:"無垢" 氏は囲み記事:"大機小機"(日経紙朝刊マーケット総合2面:4月9日付け)で、嘲笑うかの様に指摘している:
   ”いつの間に後進国になったか

と題して
   - "ワクチン" 後進国
   - "デジタル" 後進国
   - "環境" 後進国
   - "ジェンダー" 後進国
   - "人権" 後進国
   - "財政" 後進国

と揚げて、それぞれの由縁を示している(生には記していないけど、明らかに米欧との比較においてでだ)。
 "これでもか*2" と、ここ迄も "けなされる" と読む方としても辛いし、些か "そこ迄言うか"・・・との想いもある。

 が、これ等の背景には
   政治・行政の劣化
が横たわっていて、無責任・想像力(従って創造力)欠如が蔓延していると指摘されると反論は難しい。

 我が国は、このコラム記事を読む限り、どう定義するのか解らんが "先進国" には "戻れそうに無い" 様だ。
 現下のコロナ禍は我が国の赤裸々な姿を浮き彫りにしているとの論破に想えてしまって "げんなり"。 寂しいもんです。
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(*1)20210103:”Japan as No.1” と ”Japan is No.1” の相違

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20210428:時代は変わる(インテル社がファンドリー) [電脳サイエンス考]

 PC向け汎用CPU(中央演算処理ユニット)で圧倒的な市場占有率を誇り、時代の寵児だったインテル社@USAが、半導体 "受託製造" 事業( "ファンドリー" )へ乗り出すと知って "時代は変わった" ・・・ と想わずにいられない(*1)

 PCと言えば "インテル入ってる" ・・・ 1990年代以降の "常識" だったが、今や IT-企業自身が自社専用のCPU/GPU(画像処理ユニット)を設計し、その "システム・オン・チップ" をファンドリーへ製造させて自社製品へ搭載・・・アップル社等GAFAの戦略だそうで、"インテル離れ" が始まっていると言う。 CPU自体の微細加工も今では台湾のファンドリーが最先端で、インテル社は後塵を拝しているとの事だ。

 "設計" と "製造" の完全分離・・・正直、自分の様なロートルには余りにも変わり過ぎた半導体の世界がこれからどうなるのか解らない。 半導体の世界だけでは無く、自動運転自動車だって設計・センサー・製造・組み立て・販売業が分離し始めている例もちらほらとか。
 そんな時代なっているんですねぇ・・・考えても見ませんでした。
 つくづくそう感じています(クシュン)。
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(*1):B.ディランがこの事を予言していた?・・・なんて事は無い*2。 彼のゴールドディスク:"時代は変わる" を謳いあげたのは57年前(1964年)の事だったから、いくら何でも・・・

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20210427:久松文雄氏逝く(漫画家) [故人を悼む]

 16日に逝去。 享年77歳。

 故・手塚治虫氏アシスタントからスタートし、自分の世代では
   ”スーパージェッター”(週刊少年サンデー;1965年)
が記憶に残る。
 お師匠原作 "ジャングル大帝" の小学低学年向け版も担当されていた筈だが。
 後に古事記とか三国志等々の歴史ものの漫画化もされていて、故・横山光輝氏(鉄人28号・伊賀の影丸・・・)の中国歴史物との比較も興味深い。
 自分が夢中になった時代の漫画家の方達の旅立ちは寂しい限りです。

 黙礼。


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20210426:どうしても同情心が湧かない自分に ”途惑う”(コロナ禍集団感染@厚生労働省) [自分の事]

 我ながら実に不思議な感じがしていて、気持ち悪い。
 現下のコロナ禍の最中、国民には不要不急の飲食自粛を強く要請しておきながら、3月下旬に "どうどうと深夜迄の飲み会" をやらかした老健課@老健局@厚生労働省の23名の連中。
 会を企てた某課長は直ぐに左遷されたが、こう言ってしまってはお叱りを受けるであろう "天罰" はそれだけでは終わってない。 参加者を含む周りの局員間で "集団感染" が発生していると報道されている。

 最近は変異株が主体へと移ってきている様で、若手から中年とて油断は出来ないし、第一に "ウイルスは職種を選ばない" から、国家公務員とて危険性は一般人と変わらない。 彼等彼女等のテレワーク率は数%程度らしいから狭い3密職場での毎日の筈で、むしろ感染リスクは高いと想われ得る。

 本来なら
   ”お気の毒に。
   速やかに回復して国民の為に働いてっ・・・”

と願う場合なのだが、この厚労省ケースに限ってその様な気持ちが一向に "湧いてこない" のです。 申し訳無い・・・どうしても。
 心の片隅で "自業自得じゃん" ・・・ と捉えているのでは無いかと自分自身を恐れている。 自分はそんな薄っぺらな人間では無かった筈だが・・・
 些か途惑うばかりで、憂鬱です。

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20210425:”カーボン・ニュートラル” よりも ”カーボン・マイナス” でなければ・・・ [ただの私見]

 先に開催されたGHG(温室効果ガス)排出大国がオンラインで臨んだ "気候変動問題サミット"(米国主催:4月20/21日) では
   カーボン・ニュートラル(:C_ゼロ)@2050年
を目指した宣言、若しくはそれに近い目標発表が続出した。

 我が国も2030年GHG排出削減目標を従来値よりも大幅にあげている・・・って言うよりも "そうさせられた"(2013年対比で▲26% ⇒ 46% ⇔ 国際機関からは "50%" を期待されていた)。

しかし・・・:
 地球規模で観れば、今から30年間はGHGが増え続ける事に違い無いし、またこれ迄に蓄積したGHGが引き続き気候変動を誘起していく事は否定出来ない。

とすれば:
 世界はむしろ "カーボン・マイナス"(C_-) を目指さなければならないのではないか。

 ここで、
  GHG排出量>GHG回収量:カーボン・ポジティブ(C_+)
        =:C_ゼロ
        <:C_-
と定義される。

 企業に対して "C_-"であれば、
  △=GHG回収量-GHG排出量
分を "売る" 事が出来る市場が既に形成されているから、それを加速させる様な値付けの仕組みが期待される。 それに応じた "法人税↓" なんて事もありだろう。 更には、C_+の企業、即ち△<0の企業はESG投資先にならない/しない・・・なんぞはその一策だろう(GAFAやEUは取引先とか域外国へそう責めてくる筈だ)。

 こう捉えると、CO2を直接大気から分離回収して
  ① 埋め込む(封入)
  ② 化学原料化する(還元してCO等にすれば極めて有意)
技術が要になるのではなかろうか。

 実際にあのテスラ社とかスペースX社のCEOであるイーロン・マスク氏が懸賞金付きで技術開発競争を募集している位だ。 ②の研究では幸いな事に我が国は先陣グループに堂々と入っているので成果を期待したいところだ。

 CO2還元の実用化実現に向けてはC_+の企業への課金からも賄う様な政策も必要だろう。 こっちは政治の課題だ。
 気候変動問題とは単なる環境対策と捉えるべきでは無く、産業構造を変革していく事と理解すれば、米中がここでは足並みを揃えるのは理に適っている。 つまりは、"生き残り戦略" に違い無い。

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20210424:”とうとう” マイナンバー・カード取得 [自分の事]

 よんどころない事情があった訳じゃ無いが、マイナンバー・カードを取得した。
 昨年秋口だったか、ネットで申請し、一~二ヶ月後に取得OK通知状が届き、ついせんだって区役所へ出向いてカードを取得した。 特段の手間とか不都合は一切生じなかった。

 国や地方自治体による個人情報管理を信用している訳じゃないので取得のつもりは無かったんだけど、税金や社会保障との連携に期待してチコッとは便利になるかも・・・って程の気持ちと、それに加えて、歳が歳だから "相続" 関係の事も頭の片隅にあった事も事実だ(そう遠くない時期に預貯金口座紐付けも可能になるそうなので)。

ところで:
 今秋にデジタル庁が発足するそうだが、行政手続きに限らずにマイナンバーDBには過去&現在の医療に関わる情報、例えば
   -病歴/治療歴
   -諸々の検査歴
更には
   -各種のワクチン接種履歴
とか
   -摂取している薬剤等
が登録される様な仕組みも検討して欲しいもんだ。
 マイナポータルから自分専用のフォルダーへ入れば随時データー入力出来る仕組みなのだが。 難しい仕様では無いのでアプリ開発は超簡単な筈だ。
 受診の際に、マイナポータルからマイナカードで自分用のフォルダーに入って直ぐにその一覧を開き、お医者様が観てとれば治療方針も立て易くなるのでは・・・

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20210423:ど素人が ”WHO報告書”(COVID-19)を眺めたけど・・・ [ただの私見]

 WHO(世界保健機構)が今更乍らの報告書を公開している:
   "WHO‐convened Global Study of Origins of SARS-CoV-2:China Part"
 (Joint WHO-China Study 14 January-10 February 2021)

 所謂 "新型コロナの起源" に関わるWHO/中国共同調査結果との位置づけだ。 全193頁で、結構膨大(公開:3月30日)。

 全くの専門外なので解らない技術用語はあるし、正しく読み取れたかどうか曖昧な感じだったが、ネットでは丁寧な解説文も掲載されていて十二分に補完してくれた。

 一言で言えば、
   「動物から武漢市民へ感染」   
   「その起源は特定に至らず」
との結論だ。

 だが、発祥から一年以上経過した時点での調査結果なので "信頼性に乏しい" ・・・ との評価で中国以外では一致している様だ。
 何事も事件の捜査では "現場保管" が要とされるが、今回のいわば "犯人捜し" は、発祥とされる時点から1年以上経過していて、全く意味が無い。 その上、発祥間もない時点で事務局長@WHOが中国へ出向き、最高権威者と会談し、世界各国への警告すら発しなかった事もあって、その中立性それ自体の疑念さえ晴れていないWHOと非消極的とされる中国との共同執筆だからだ。

 そんな事もあって、大報告書の体裁を取っているが、ウイルス学的には無価値と評する学識者が多い様だ。
 "ISO"(国際標準化機構)もそうだが、"国際**" とか "世界**" と名のると、その途端に "権威付けしてしまう" 報道機関の風潮を何とかせにゃぁなぁ・・・と想う次第だ(ついでに、"IOC" って実態は株式会社と何ら変わらない・・・って言っていた評論家がいた)。
 それにしても200頁近くの非専門書に眼を通すだけでも "しんどい" 想いでした。 二度と経験したくないデ~ス!

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20210422:素人には COVID-19が ”ツール” に見えてしまう [ただの私見]

 さすがは経済優先の新聞だけある。 日経紙4月16日付け夕刊第一面にデカ*2とこうあった:
   "中国、GDP18.3%増 1~3月"
    - コロナ反動、最大伸び

 世に "COVID-19発祥国" とも見なされている中国が、強権強力な "都市封鎖+検査/入院" 戦術でコロナ禍を制し、いち早く経済復活をしているとの事だ。
 まるで "事前に準備" していたかの様にワクチンを素早く開発し、それを外交ツールにも活用していて、ここでも "一人勝ち" かの様だ。
 但しこの開発ワクチンの治療効果は公表されていないし、我が国での治験申請も報道されていない。 南米チリ等はいち早く採用摂取を進めて社会免疫が出来たと勘違いした保険担当部局が緩和策を採った途端に感染が爆発的に再度拡がったとの報道があったものの、我が国の様にコロナ禍真っ最中で収束の目処すら付いていない国は、彼等から観ると "蜜の国" かもしれない。

 こんな事実を知ると、核兵器は実戦に使うのは難しいが、人の動きが全世界に拡がっている今、病原性ウイルス等は放っていても世界中に感染を拡げてしまう恐ろしい兵器の様に見えてしまう。 バイオ・テロを想い起こすと、むしろ限り無く最終に近い兵器だとすら想えてくる。

とすれば・・・:
 感染症対策は正に国の存続に関わる緊急危機対策の筈だと、改めて想う次第だ。
 しかし我が国では、ウイルス研究と、それに対するワクチン研究は "軍事研究" と見做されているのか( ← こう言う識者が多い)、世界的基準で観るとその水準は第一線級とは言えない・・・とはTVニュース番組でよく登場される感染病専門家の言(昨年8月頃)で、正直 "がっかり" した。 一方で、生体肺移植なんぞの極めて難易度の高い医療技術を持つ我が国なのに、その "まだら模様" が情けない。
 これを解消するのは政治しか無いと想うのだが、正直、残念ながら期待薄なのが悲しい。

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20210421:”EV” は本当に ”環境に優しい” のか [雑感]

 自分は半世紀以上クルマを保有し運転するが、ガソリン車(仮に "GV" と略称)だ。
 ほぼ20年間乗り続けた車を3.5年前に乗り換えた時、EVも検討したが、地政学的に課題を含む Li-イオン電池に疑問を持っていた事もあって試乗さえしなかった(但し、以下を含めて Li-イオン電池と言っても "車載" 用に限っての話です)。

さて:
 これ迄ガソリン車のLCA(ライフ・サイクル・アセスメント)を手がける方も多かったところ、最近になってEVについても Li-イオン電池の生産及び充電を含めたLCAが出始め、GVとの比較論議が出来る様になった。
 つまり、ガソリンもそうだが、Li-イオン電池についても正極/負極素材や電解液素材を原料として採掘する所からEV用製品として出荷される迄の資源環境負荷が評価される様になって来たのだ。

その代表的な結果だが・・・:
 GV&EVにつき、標準的な使用状況を設定して環境負荷をGHS(グリーン・ハウス・ガス:温室効果ガス)で見積もると、EVがGVよりもGHGが少なくなるのは走行距離で
  日本においては:11万km以上
  米国:6万km以上
  EU:7万km以上
が必要だったそうだ(概略:日経紙:2021年4月11日付け朝刊サイエンス紙面)。

 EVの Li-イオン電池の寿命がどの程度なのか、仕様&使用状況次第と言う事もあろうが、自家用車の買い換えサイクルを大凡10万kmとすれば、セカンドユースの状況次第になってしまう。 無条件でEVの環境負荷がGVに勝ると言う訳では無い。 

 確かにEVは走行時に限ってGHGを排出しないが、電池生産時、及び充電時の負荷が無視出来ない訳だ。
 特にGVの燃料効率の良い日本車の場合、それも我が国での走向の場合、EVは実質上は火力発電由来電力を使用して充電する事からその優位性には厳しいところがある。 因みに、米国の場合はGVの燃費が低い、EUの場合は非火力発電由来電力が普及している事が我が国に於けるよりも必要走行距離が少ない背景になっている。 つまりは、"EVは国を選ぶ" ・・・ と言う事だ。

 やはり "予感" は正しかったか。
 我が国の場合、EVが優位に立つには、少なくとも非枯渇性由来電力、所謂 "再生エネ" 類があまねく普及する事が前提になりそうだが・・・残念ながら無理じゃネ?
 2030年からはGVの新規販売を禁じちゃう・・・なんて国は宣言しているけど、それ迄に再生エネルギー・システムの整備出来んのだろうか。

それに・・・:
 商用車をGVからEVに換えて脱炭素・・・と意気込む企業(事例:日経紙:2021年4月14日付け紙面朝刊企業2紙面:”物流企業の脱炭素加速” )には敬意を表するが、水を差す訳じゃぁ無いけど、意味&意義のある利用方法/状況をも開示して欲しいもんだ。

ついでに:
 LCA専門家のシミュレーションでは、全世界のクルマがEVになっても、全世界の電力生産が今のままではGHG排出量で観る限り "減る可能性は低い" (むしろ増える)との指摘もある。 温暖化防止に向けてはクルマだけの取り組みでは駄目だと言う事になる。

 取り分けエネルギー事情が厳しい我が国の場合、2050年迄の完全 "脱炭素" 社会実現には大胆な "産業構造自体の変革(パラダイム・チェンジ)" が必要では無かろうか。 脱炭素化は、単なる環境対策では無く、産業構造自体を換える事を意味するので、既存権益勢力で固められた今の政治体制で果たして可能かどうか疑わしい。
 現下のコロナ禍で見せつけられた現実、即ち、国難時にもかかわらず平時体制から変われない政治体制だから、今こそ政治家の不退転の覚悟が求められる時だと想うが、些かも希望の灯は見えないのは老生の悲観主義が復活したのか。
 寂しい限りだ。

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20210420:”後手後手” 屋 [雑感]

 現下のコロナ禍、専門家が "第4波" と言い切っている所へ、菅総理大臣は
   「現時点では全国的な大きな "うねり" と迄はなっていない」

とお応えになっていた(参議院本会議:2021年4月14日・・・立民議員からの質問に対しての答弁: " " は当方加筆)。

 この答弁を聴いて、どうして国の取り組みが "後手*2" になるのか、よぉ~く解った。
 つまり、大きなうねりが認められる迄は、どんなに国民が感染しても "じぃ~っと様子を観る" と言う事で、先手*2が必要との専門家の指摘を無視している訳だ。

 同じ事が我が神奈川県でも言えそうだ。
 と言うのも、"新規感染者200名を越えたら蔓延防止策を政府へ要請" とは黒岩知事のお考えで、本日からそれが始まる。 3密回避&自粛要請しか取っていなけりゃ緊急事態宣言解除したら感染者↑↑・・・これがこれ迄の経験知なのに、何を考えてんだか・・・

 大きなうねりになってからの対策では "遅い" ・・・って、第1~3波迄の経験で解りきっているのにこうだ。
 経済優先でいきたいとの本心と、加えて先手を打ったつもりが "空振り" になった時の "責任" 追及を恐れての事だとしか考えられない。
 これじゃぁ、ワクチン接種が行き渡る迄コロナ禍が収まる筈が無い。 今の調子じゃぁ、巧くいって今年中・・・ってと言う感染学者がいたぞよ。

 そう言う "国難" の中で五輪パラリンを迎える訳だ。
 後世の歴史家が激しく指摘するのが見える様じゃぁないか・・・とは想うモノの、巧く乗り切れる事を願うばかりです。

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20210419:異変? 人口動態@首都圏 [雑感]

 現下のコロナ禍で、政府が要請している程ではないものの在宅勤務が一定程度は常態化し、これに伴ったと想われる都内居住者の "脱出" 傾向がみられるそうだ:
   "コロナで東京都が失ったもの"
    日経紙:2021年3月31日付け朝刊マーケット総合2紙面
    執筆署名:隅田川

 記事によれば、2020年5月以降、6月を除いて都からの転出超が続いている。

 "東京一局集中" は是正されたのか。
 実際は限り無く "否" に近い。
 その理由は、転出先の殆どが近県、即ち首都圏内に限定されていて、そこでは転入超になっている。 時々必要となる出勤も "痛勤" にはならないホド*2の距離感の所が選ばれていると言う訳らしい。
 国は様々な政策で東京一局集中を是正しようとしていたが、一向に成功せずにいたところ、まさかのコロナ禍によるほんの少しだけの "きっかけ"(?) だ。
 コロナ退治 "失政" のせいだとすれば皮肉なものだ・・・としか想い様が無い。

ついでに:
 在宅勤務が常態化した米国NY市でも中心街から郊外や隣接市とか隣接州への移動が顕著になってきているそうな(日経紙:2021年4月14日付け朝刊・総合1紙面)。 ハドソン川を渡ればそこはニュージャージ州で、NY市ど真ん中とは比較にならないとあった。 勤め人の事情は変わらない・・・って事ですねぇ。

 そう言えば一世紀近くも前のE.クイーン:"Xの悲劇" では既にフェリーでの頻繁な往来が細かく描かれていた。 映画でも "ワーキング・ガール" の最初の場面はマンハッタンへ向かうフェリーだったがなぁ。 更に言えば、映画 "ハドソン川の奇跡" は面白かったっけ。
 昔の事に限っては忘れないで次から次へと思い出せます・・・えへっ。

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20210418:才能は努力で極められる(松山選手:マスターズ優勝) [雑感]

 一週間前の12日(月)朝は眠たい目をこすりながらも10度目の正直を味わった方々がたくさんおられた様だ。
 松山選手が "マスターズ・トーナメント’2021" で優勝した事だ。 これ迄日本人選手の中で最高峰と言われた方々の挑戦を悉く退けてきたマスターズをアジア勢では初めての快挙だった。

 学生時代の恩師がお話されていたが、練習を他の選手の何倍もしていた/今もしているとの事だ。 それを観て、その姿は鬼気に迫るものがあったと言う人もいた。

そう言えば・・・:
 イチロー選手も自己のルーチンを頑なに守って技術を磨いてあの大記録を打ち立てた事を想い起こすと、才能は "人一倍の努力" によってより極められる・・・と今更乍ら気がつかされる。

 平凡な才の持ち主はどんなに努力しても上限が決まっている・・・とは想いたくないものだけど、如何ともし難い閾値(しきいち)があるのも事実だしなぁ(凡才の嘆き)。

ついでに:
 "人一倍" とは、実は "他人の二倍(以上)" と言う意味とは、何時だったか、5歳のチコちゃんから教わりました。

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20210417:”イチゴ” に想う [食]

 今のイチゴは大粒で、しかもとても甘い。
 "ハウス栽培" 技術が普及して、北海道のような寒冷地帯でも栽培可能となっているそうだ(日経紙:2021年4月10日付け土曜版紙面:くらし探検隊)。 加えて日本人特有の探究心を背景に種類も300種類以上あると言う。

ところで:
 自分の記憶では、昔は "露地" 物しかなく、5月連休明け頃の特別な果物だった。
 が、今では極端に言えば何時でも手に入る。 そして美味しい。 我がワイフ殿の大好物だ。

だが・・・:
 自分は絶対とは言えないが、今は殆ど口にしない。
 嫌いだからでは無い。
 ハウス栽培は石油を炊いたりして室内を適温にして栽培するのが多い。 "石油の塊" ・・・ とは言い切れないが、それに限り無く近い。
 そんな訳でもって、イチゴに限らず "季節外れ" の野菜や果物類は遠ざける事を旨としている。

 こんな事、全く気にする事無く、我がワイフ殿が巨大な、真っ赤なイチゴを美味しそうに食べるのを眺めてチコッと羨ましい気もしながら、このブログを投稿します。
 ご訪問下さいました皆様におかれては、偏屈な老生の屁理屈なんぞ気になさらない様に・・・

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20210416:国を代表する資格に疑問(日本学術会議) [ただの私見]

 昨日に続いて ”おかしかないか?” と問うブログのつもりであります。

 例の6名の会員任命拒否に端を発した日本学術会議の "在り方" について、同会議幹事会は
   "現行組織を変更する積極的理由を見い出す事は困難"

と結論づけ、近々総会承認を得て公表するとの事だ(梶田隆会長;4月8日オンライン記者会見)。
 つまりは政府に対する "ゼロ回答" で "挑戦" している。

 しかし、自分はこの会議自体がそもそも矛盾だらけと捉えており(*1)自己改革出来なのであればその存在を否定したい
 我が国の学術を代表する機構とは想わないから、例え "僅か" 10億円程度の予算であっても税金の用途先としては反対だ。
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(*1)20201008:”日本学術会議” 考

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20210415:おかしかないか? Google勝訴( ”Java宣言コード” ) [雑感]

 "Java"(ジャバ)とはコンピュータ・プログラミング言語の一つだ。
 所謂 ""(シー)言語に似ていて、プロトタイプはSunMicroシステム社@USAが開発し、同社をOracle社@USAが買収してその著作権を保有している。 今や完成度が高く、世界中のプログラマーが利用しているとされている(因みに自分は "フォートラン" に始まって "C"-言語迄は修得したが、Javaを使った経験は無いけど "何となく" 解る)。

さて:
 このJavaの中に "宣言コード" って言うのがあって、OS上で特定のプログラムを呼び出す機能を持っているのだが、Google社がスマホ用のOS:"アンドロイド" を開発する過程で無断使用した。 それに対してのOrcle社の著作権侵害訴訟だった。
 この度、連邦最高裁の判決が下され、Google社勝利が最終確定した様だ。 "公益優先" を根拠に、業界標準に迄普及したソフトウェアの一部無断使用が容認された事から、小規模ソフトウェア開発事業者の支えになるとの観測が伝えられている:
   "ソフト資産、オラクル独占に歯止め"
    - グーグル勝訴 両刃の剣
   (日経紙:2021年4月7日)

でも・・・:
 オリジナル性の高い資産を開発した者への著作権が制限される・・・ってのは、何となく納得感が無い。
 最高裁@USAは発明者よりも応用者を優先する姿勢なのだろうか。 斬新なバイテク分野でも似た案件があったが・・・(*1)
 司法の判断基準・・・我が国のも含めて自分には理解不能な部分がたくさんある。

ところで:
 記事ヘッドラインにある "両刃の剣" とは、Google社開発OSも世界中で普及しているから、今後はその一部が無断使用されても文句が言えない・・・って事を指している様です。
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(*1)20180929:納得出来かねる(”ゲノム編集特許” が発明者でなく応用者だけへ)

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20210414:”箍”(たが)が外れている [雑感]

 今の緩みきった公務員の "体たらく" の有様をこう言いきった方がいた。
 ""(たが)とは "樽" を締め付けている "輪っか" の事だ・・・と言っても最近では樽なんぞは "樽酒" ぐらいでしかお目にかからないから、解る方は既に少数派だろうか。
 "箍が外れる" とは "バンラバラ"、要するに有体/無体にかかわらずに "整ったモノが瓦解" する事だ。 つまりは、メチャクチャ。

 "危機管理" と言う国家にとって最も肝心な事全てを先送りで済ませて来た我が国で、コロナ禍の今、国難に直面していると言うのに厚生労働省役人等や地方公務員等の集団的飲み会事件が後を絶たない。 これこそ、国を収める職場倫理が崩壊していて、正に箍が外れている状態に他ならない。
 彼等を観ていれば、私等一般の国民が彼等の言う自粛要請をすんなり聴くのはバカ*2しく、腹の中でチャンチャラ・・・と想う事をとめられる筈も無い。

加えて:
 これも何方かが指摘されていたが、いまのコロナ禍を収める決め手は、
   一に 検査・・・①
   ニに ワクチン・・・②
   三に 治療薬・・・③
しかない。

 ①は厚生労働省が感染研の権威付けもあって "行政検査権" 死守の為か、"省の存続" をかけるが如くに意図的に絞っているから、総理大臣とか厚労省大臣が何と言おうとも今後とも期待出来ない(学識者による一年前からの指摘があった)。
 唯一の解決手段は、民間分析会社への潤沢な補助により格安の検査経費で誰でも何時でも検査出来る様にする事だ・・・との指摘もあった。

 ②は海外の大手製薬企業からの購入しか手立てが無いので、相手次第だ。
 そもそもが、ワクチンの国産開発/生産は我が国では望むべくもない・・・とは本庶佑名誉教授@京大が繰り返しご指摘されている事だ(出来るのは "研究"だけで、かろうじて受託による生産は量産にはほど遠いそうだ)。

 ③については、現状では決定打が無い。
 運が良ければ既存薬が効くかもしれない・・・程度の様だ。

だもんで・・・:
 今の我が国のコロナ禍の状況は、実は
   "誰がやっても手の打ち様が無い"

って事、本当は解っているけど公に出来ないんでしょうなぁ、政府は。

そう想うと・・・:
 先の自民党総裁選で敗れたお二人は、今頃、内心はホッとしているのかも(?)。

それにしても:
 前総理大臣は "絶妙" な時期に退陣された・・・としか言い様がない。 悪運のお強い方だ。

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20210413:夫婦 ”同姓/別姓” 問題の根っこ・・・って? [雑感]

 自民党では両論拮抗している様に報道されているが、どこだったか想い出せ無いものの、その世論調査では "別姓賛" が優勢、若しくは大部らしい。
 別姓反対論の根拠は
   ”夫婦同姓は
   日本古来の伝統的な家族観に基づいている”

と言うモノだ。

が・・・:
 江戸時代迄は一般庶民には名字(苗字)は無かったし、夫婦同姓は "明治民法" の規定で成立した(1898年)との事で、従って夫婦同姓論者の根拠足る "伝統的な家族観" とは僅か "123年間" の事になるそうだ:
   ”夫婦別姓問題 立ち往生
    - 「伝統」 の呪縛いつまで
   (日経紙:2021年2月1日付け紙面朝刊社会紙面)

 この記事を読んだ時に驚いたのは、姓を持っている者に対して件の明治民法成立前迄は
   "戸籍上、墓誌銘、墓標などにはその里方の姓を用うる"

のが実情だったとの事だ。
 つまり、夫婦であっても別姓を認めていた。

 なぁ~んだ。
 同姓論者は明治民法制度を守りたい・・・訳だとすると、その先の狙いは "王政復古" なのだろうか。
 日本古来の伝統・・・をどう捉えるのか、その考え方は難しい。

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20210412:赤崎 勇氏 逝く(青色LED開発) [故人を悼む]

 1日に逝去。 享年92歳。

 青色LEDの開発/実用化へ取り組まれた事で知られているが、実際は京大卒(1952年)以降、(現在の)デンソー ⇒ 名大助手 ⇒ (現在の)パナソニック ⇒ 名大教授(1981年) ⇒ 名城大教授(1992年)と研究開発の場を変えながらも一貫して "半導体工学" の第一線でご活躍された方だ。

 文化勲章を受章(2011年)された3年後にノーベル物理学賞を受賞されたのだが、その時は愛弟子(天野浩名大教授)、及び実用化を競い合った中村修二氏@日亜化学工業(株)(現・カルフォルニア大サンタバーバラ校教授)と揃っての事だったから日本中が湧いた。 昨日の事の様だ。
 因みに赤崎教授+天野教授の研究成果をLEDの実用化へ結びつけたのは豊田合成(株)との共同開発事業だった(1995年)。

 コツ*2研究・・・早急な成果が求められる現在、AI&ロボット技術が高度化して "マテリアル・インフォマティクス" が格段の完成度を見せても、安全性/耐久性/再資源化性を兼ね備えた新素材の登場は簡単な話では無い。
 何よりも先ずは研究者の "センス" が求められる訳で、果たして再び赤崎氏の様な研究者が現れるだろうか。
 もう一つの要件は、日亜化学工業とか豊田合成の様な "辛抱強い" 開発部隊だが、こちらはチコッと望みが薄い・・・かも。

 黙祷。

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20210411:ワサビ巻き [ニャン]

 "回転ずし" とか、スーパー等での "パックずし" では "さび抜き" が主流って言うか、当たり前になっているらしい:
   "ヒットのクスリ - 味は世につれ(下)
   (日経紙:2021年4月2日付け紙面朝刊企業-1紙面)

 今やお若い方々は "わさび離れ" が当然視されている様だ。
 何故そうなったんか・・・についてはこの記事をご参照願うとして、自分は歳相応に "わさび大好き" 人間だ。

 行きつけのスーパーでは時々本場モンのわさびを置いてあるので、そんな時は必ず買い求め、鮫皮のおろしで丁寧に整えてお刺身にチョイ付けして戴く。 "うぅ~ん。絶品" なんて感じるのは歳老いた証拠だったか。
 わさび巻き・・・長手方向に細切りにして海苔巻きにして戴くとこれがまた美味しい。 味気ないけどあのチューブを使うと、これはまた全然別モンだが嫌いじゃ無い。 但し、煎り胡麻をたっぷり使う事をお薦め。

 伊豆に行けば "わさび丼"がある。 単純な "鰹節+わさびおろし+醤油" 丼に過ぎないのだが、結構いけるのが不思議と言えば不思議。
 大豆の味と香りをたんまり保っている "豆腐" にもわさびのチョイ付けがよろしいです・・・これはお豆腐屋さんから教わりました。
 質の良いビーフ・ステーキなんぞにもわさびおろしをチョイ付けしてもよろしいようで・・・

 お若い方々はあのギタ*2油っぽいのがお好きなんでしょうなぁ・・・こりゃぁ、考えようによっては年寄りとの棲み分けが出来て結構じゃぁありませんか。

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