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20210405:”魔球” の秘密(フォーク・ボールは何故落ちる?) [雑感]

 今は大昔の事、中日ドラゴンズの杉下茂投手が得意とする落差の大きい "癖玉" ・・・ とだけしか知らなかった。
 が、ついこの間、流体力学的シミュレーションでその謎が解き明かされた。 やはりボールの "縫い目" が効いていて、進行方向へ逆回転している時、特定の配置で下方の力が作用する事が解ったと言う。

 青木教授等@東工大の研究成果とあった:
   "魔球フォーク、落差の秘密"
    - 東工大 解明:縫い目の回転が影響
   (日経紙:2021年3月28日朝刊サイエンス紙面)

 条件が揃えば落差が20cm近くにもなるらしい。
 野球への関心は今ひとつの自分だけど、いやぁ~、楽しい結果だなぁ。

 かって少年漫画の世界では "ちかいの魔球" に始まって "巨人の星" でお馴染みの大リーグ・ボール(1~3号迄も!)等々、魔球が次から次へと登場した時期があったがなぁ・・・。

 スパコン無かりし時代だ。 "荒唐無稽" と嗤われていたが、今や検証出来る場面もある・・・大したもんだ!
 青木先生等にはシミュレーションを発展させて "新しい魔球" を発見して戴いたら面白いですがなぁ・・・"アオキ"・ボールなんて。

それにしても:
 "シームレス・ボール" だったら何か単純な投手/打者対決になっちゃうんですねぇ・・・チコッと驚きです。

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