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20210414:”箍”(たが)が外れている [雑感]

 今の緩みきった公務員の "体たらく" の有様をこう言いきった方がいた。
 ""(たが)とは "樽" を締め付けている "輪っか" の事だ・・・と言っても最近では樽なんぞは "樽酒" ぐらいでしかお目にかからないから、解る方は既に少数派だろうか。
 "箍が外れる" とは "バンラバラ"、要するに有体/無体にかかわらずに "整ったモノが瓦解" する事だ。 つまりは、メチャクチャ。

 "危機管理" と言う国家にとって最も肝心な事全てを先送りで済ませて来た我が国で、コロナ禍の今、国難に直面していると言うのに厚生労働省役人等や地方公務員等の集団的飲み会事件が後を絶たない。 これこそ、国を収める職場倫理が崩壊していて、正に箍が外れている状態に他ならない。
 彼等を観ていれば、私等一般の国民が彼等の言う自粛要請をすんなり聴くのはバカ*2しく、腹の中でチャンチャラ・・・と想う事をとめられる筈も無い。

加えて:
 これも何方かが指摘されていたが、いまのコロナ禍を収める決め手は、
   一に 検査・・・①
   ニに ワクチン・・・②
   三に 治療薬・・・③
しかない。

 ①は厚生労働省が感染研の権威付けもあって "行政検査権" 死守の為か、"省の存続" をかけるが如くに意図的に絞っているから、総理大臣とか厚労省大臣が何と言おうとも今後とも期待出来ない(学識者による一年前からの指摘があった)。
 唯一の解決手段は、民間分析会社への潤沢な補助により格安の検査経費で誰でも何時でも検査出来る様にする事だ・・・との指摘もあった。

 ②は海外の大手製薬企業からの購入しか手立てが無いので、相手次第だ。
 そもそもが、ワクチンの国産開発/生産は我が国では望むべくもない・・・とは本庶佑名誉教授@京大が繰り返しご指摘されている事だ(出来るのは "研究"だけで、かろうじて受託による生産は量産にはほど遠いそうだ)。

 ③については、現状では決定打が無い。
 運が良ければ既存薬が効くかもしれない・・・程度の様だ。

だもんで・・・:
 今の我が国のコロナ禍の状況は、実は
   "誰がやっても手の打ち様が無い"

って事、本当は解っているけど公に出来ないんでしょうなぁ、政府は。

そう想うと・・・:
 先の自民党総裁選で敗れたお二人は、今頃、内心はホッとしているのかも(?)。

それにしても:
 前総理大臣は "絶妙" な時期に退陣された・・・としか言い様がない。 悪運のお強い方だ。

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