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20210531:ホントっ! だ・・・人間は ”引き算” が苦手 [雑感]

 面白い記事を見つけた。
   "現代人は 「引き算」 が苦手"
   日経紙:2021年5月9日付け朝刊サイエンス面

 バージニア大学@USAの研究チームによる学術誌発表記事をベースに書き起こしたものだ。
 物事を解決しようする際、現代人は何かを "付け加え" て事に当たろうとする傾向が強い。 これ迄あった何かを "取り払う" 事には "心の葛藤" を生みやすく、実行には大きな認知資源を必要とする・・・と言う。
 記事には触れられていなかったが、こうもクレカが簡単に使えるとついつい使い過ぎて口座残高が怪しくなっていくなんざ、確かに引き算が達者であればあり得ないだろうからなぁ。

さて:
 吾に当てはめても "なるほど" と思う。
 "断捨離" の決意で散らかし放題の物置から始まって家中の棚という棚、押し入れという押し入れ、デスクというデスクの上から不要となった物を片付けるには "要らぬ想い出" 等が邪魔をして相当の決断が必要だ。 なんと言っても我がワイフ殿の了解を得るのがやっかいだ・・・てんでもって滅多に断捨離は出来ない。

だが振り返って見れば・・・:
 我が国の総理大臣も同じだ。
 コロナ禍への対処は、最初は厚生労働大臣、次いで経済再生担当大臣、更にワクチン絡みで物流担当大臣が次々に割り当てられ、加えて感染症専門家、それに経済専門家をも招いて検討会やら分科会やら諮問委員会やら、次々に関係部署/担当者を増やし続けてきていて、一本に絞りきれないのは足し算思考そのものだ。
 まぁ、有事の際のシナリオが出来ていないから、何事も後手*2で屋上屋を重ねるだけになってしまう。 だから、緊急事態宣言の期限にしたって延長に次ぐ延長を繰り返しているだけ・・・これも足し算思考だ。

 今回のコロナ禍を真摯に反省して危機管理戦略をたてよう・・・との声が出始めている様だが、喉元過ぎれば・・・の通り、結局は何の進展も無い・・・と、残念ながら歳の分だけこの国の政治を観てきている自分は想う。
 "神風信仰" で何とかなるって剣呑さ&天下一品の"忘れっぽい" 国民性は何ともしようが無い。

 老生は心配するのみ・・・であります。

ついでに:
 "足し算" しか方法が無いと言えるかどうか、"秘伝のたれ" は継ぎ足し*2で時間を繋いでいくのだから、これは引き算では出来ない(?)。

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20210530:”見切り” が早くなっている?(国家公務員キャリア組) [雑感]

 従来は、どちらかと言えば能力のある者にかぎって係長あるいは課長補佐あたりで "見切り" をつけて民間、それもシンクタンクの様なところへの転出が多い・・・と経験論的に理解していたが、最近は係長の "手前" で早々と転身するキャリア組国家公務員も出始めている様だ:
   ”厚生労働省3年で見切り
    - 激務で休職
   (日経紙:2021年5月24日付朝刊社会紙面)

 大卒→入省であれば通常4年目程で係長へ昇進する筈だが、この記事ではそれを待てない程に忙しいだけで "やりがいが無い" 業務が多過ぎて体調を崩し・・・のプロセスを踏むそうだ。
 ちなみにやりがいのない業務のさいたるは、言う迄も無い事だが野党国会議員先生方の調査要請に基づく深夜に及ぶ作業の事・・・だと何回も複数の省のお役人から聴いた事がある。 IQの高いキャリアが愚にもつかない奇問や愚問に対応していりゃぁ、それは厭になるだろうて。

 キャリア組の多くは、この国を少しでも良くしようとの気構えを抱いて中央省庁へといくが、30歳前後で "諦め" と共に民間へ、あるいは新たなキャリアを得る為に海外へ・・・とだいぶ前に自分が見聞きした彼等彼女等の姿をブログ投稿したところでしたが、最近はそんな悠長な事を言ってられない環境らしい。

 官僚の質の低下はあらゆる行政の劣化を促進する・・・とは、何方かのお言葉だったが、あまり明るい未来は無いのかも・・・老生は心配するばかりで何も出来ません。

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20210529:64連敗でストップ! (野球部@東大!) [雑感]

 ついに連敗ストップっ!!
 東京六大学リーグ戦で "64連敗" 中だった東大野球部がついにやったっ!:
   東大 2 - 0 法大@春季リーグ戦

 言い古された "文武両道" とは言うものの、いくら学問の府でトップであっても、さすがスポーツ迄は・・・と見なされていた東大野球部。
 これ迄プロ野球OBの指導を受けた事もあったが、なかなか結果が出せないでいた。
 それがついに・・・
 4年ぶりだが、前回の勝利が同じ法大相手だったのも因縁めいている・・・

 かって京大が大学アメフト選手権でも、そしてライスボウルで社会人チームにも勝って日本一になった事があった。
 ので、東大野球部も優勝をめざしてもらいたい・・・なんて。
 コロナ禍の中で明るいニュースって大谷選手のMLBでの大活躍位しかなかったが、おまけが出てきました。
 とにかく・・・おめでとう!

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20210528:8年間駆使したPCがついにダウン [自分の事]

 個人用として家で永年使い込んできた5代目デスクトップPCの調子が今ひとつの感じを受けていたところ、ついに2週間ほど前にダウンしてしまった。
 タブレットPCも2014年央から2年間ごとに更新して2台を使う時期があったが、あまりに早い電池トラブルで嫌気がさして、このタイプはやめている。
 デスクトップPCについては頻繁な買い換えはしないで同じやつをずっと使い込むタイプだが、うろ覚えでもこれ迄に
  初代:PC-98(あの "PC-9800":4~5年間)
  ⇒ 2代目:Win3.1(4~5年間)⇒ 3代目:OS/2(5~6年間)
  ⇒ 4代目:WinXp(10年間) ⇒ 5代目:Win7/10(8年間)

と乗り換えてきている(初代:NEC機⇒2代目:IBM機⇒3代目以降は国産機)。 Win7(64Bit)からWin10への無償衣替えしてからもだいぶ経つ。
 ついでながら、自分の使用感では一番のOSはOS/2、次いでWinXpだった。
 あぁ、そういえば息子向けにMSX機(8Bit)を2台(今でも動いている)。

さて・・・:
 自分に出来るあらゆる修復を試みたが復旧出来ない。 リカバリーディスクでも復帰には覚束ない。 まさかウイルスか? そんな訳は無い・・・ほぼ決まったWebしか訪ねないし、セキュリティは日ごとの更新だ。

 原因がつかめず納得出来なかったが、まぁ8年間程も頑張ってくれたんだからと諦め、新機を物色して1週間前に届いた(5代目後継機種)。
 セキュリティ対策も個人ベースで可能な限りをつくし、周辺のアプリも再導入してやっと使用環境の整備を終えた。

 仕様をカスタム注文した為か、納期がやけにかかったけど、どうやらコロナ禍の下、半導体不足がこんなところ迄に及んでいる事に驚いた。
 それにしてもえらい "不意の出費" ・・・ 痛いなぁ。 埋め合わせは飲み代しか無いかぁ・・・辛い。 クシュン(泣き)・・・

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20210527:田村正和さん逝く(俳優) [故人を悼む]

 4月3日に逝去(訃報:5月18日)。 享年77歳。

 今のお若い方はご存じない筈の俳優 故・阪東妻三郎氏(愛称:"バンツマ" )ご子息4兄弟の3番目(お一人は異母兄)。 "日本のアラン・ドロン" と称された程の端正な顔立ちの持ち主でした。

 どこの訃報記事でもあの "古畑任三郎" と "眠狂四郎" が紹介されている。
 確かに古畑シリーズは "刑事コロンボ" を意識した新機軸の刑事物でした。
 その中では、金田一耕助シリーズを大当てした石坂浩二さんが黒幕を演じた ”今、蘇る死”(2009年1月3~5日特番3シリーズの内の第一@フジTV)が一番の傑作だったと想う(つい先だってDVDに落とした録画を見終わったばかり)。 実行犯がシナリオに沿った殺人を犯していく・・・これはE.クイーンの "Yの悲劇" へのオマージュともとれるのは、恐らくはミステリー・ファンへの "お年玉" だったに違いない。

 また松本清張モノへの出演も結構多く、長編編では "砂の器"(犯人役)、"球形の荒野"(ヒロイン父親役)、"三億円事件"(調査員役@米国保険会社) 等が印象に残っている。

 お若い時には "若さま侍捕り物手帳(原作:故・城昌幸)" シリーズ で主役を張っておられたが、原作のイメージとは違った腕白っぽい若さまを演じておられた(ホントは "おきゃんな"・・・って言いたい)。

 晩年の "大石内蔵助@忠臣蔵" と "眠狂四郎The Final" を演じておられた時は体調が万全ではなかったご様子だったのが残念でした。 ご自身はこれを以て静かにフェイドアウトしたい・・・と申されていた様です。
 独自の "美学" の持ち主だったと想う次第です。

 黙礼。

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20210526:底意地の悪さ-その2(表ツラは報道機関/実はブラックハッカー) [雑感]

 4日前にコロナ禍報道TVニュース・キャスターの "底意地の悪さ" を揶揄ったブログを投稿したばかりだ。
 なのに今度は "ブラックハッカー" まがいに、"偽" 情報を登録して "バグを見つけたぜい" 報道をした機関がいた。
 "朝日新聞出版社" と "毎日新聞社" だ。

 首都圏コロナ禍収束の切り札ともされる大規模ワクチン接種センターが開所され(@大手町)、予約受付が開始されたその当日(5月17日・・・この日は自分も我がワイフ殿の為に横浜市予約センターへログインしようとしたがあえなく敗退した日だ)、偽情報でログインし、予約をやらかしたのだ。

 まぁ、これ迄のアンチ政権派でならした朝日&毎日新聞社なので、"敵" を貶める為には "何でもあり" の手立てなんだろう。
 が、この2社がログインした為に予約を妨げられた都内23区在住高齢者がおられた筈だ。
 どう責任をとるつもりか。
 なんと詫びるつもりなのか。

 "予約受付プログラムのバグを見つけてやった。それは報道機関の役割だ" なんぞと抜かしている。 が、それは報道機関がハッキングまがい迄確かめる事では無く、IT-担当側の課題の筈だ。
 恐らくはそんな配慮なんてチコっとも無かったんだろう。 実際19日付けの両社の声明は "居直り" そのもので、詫びるつもりは全く見られない。

 これは政権を認める/認めない以前の問題だ。
 報道機関としてのモラルが全く無い。
 嫌悪感しか感じない。 本当に腹立たしい。
 自分はこの2社の発行メディアは絶対に見ない/読まない/買わない(まぁ、これ迄もそうだったけど)。

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20210525:分子シミュレーション@富岳(コロナ/細胞膜) [電脳サイエンス考]

 今時点で世界一の計算速度を誇るスパコン "富岳" を駆使して理研+立教大チームが
   "Covid-19既往変異種と人細胞膜との相互作用"

分子シミュレーション解析し、いわゆる "英国型" ウイルスの結合力が "武漢型" よりも増大している事を見い出し、感染力の強さを "裏付けた" としている。
 だが、併せて "南ア型" とか "ブラジル型" についても解析しているが、あまり明確な結果は得られなかった様で、今後は "実験による分析" が必要・・・との結果だった。

 オッと・・・ちょっと待って欲しい。
 それでは分子シミュレーションの本来意義は活かせていない。 実験を予測する精緻モデルの構築に向けての取り組みこそが神髄であって、"実験結果待ち" なら現行モデルがそれに達していない事を意味している・・・と考えるのがシミュレーションの道筋の筈だ。

 更に言えば、今注目されている "インド型" や今後出現するであろうCovid-19変異種、及びその感染力の予測シミュレーションこそが求められていると解するべきだ。
 それでこそ計算力を誇る富岳活用の意味がある。 実験事実の説明だけではシミュレーション屋の "自己満足" に終わってしまう。 確度の高い予測してこそ、シミュレーションの真価が認識されるのだ(*1)
 期待したい(ホントに)。
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(*1)20161205:"国内最速スパコン稼働へ” の記事を読んで・・・

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20210524:連戦連敗(コロナ禍ワクチン接種予約@横浜市) [自分の事]

 以下、腹立ち紛れのブログです。

 この5月17日09:00から個別接種予約が始まった。
 高齢者優先接種については持論(*1) があるのだが、そんな事とはお構い無しに我がワイフ殿は "かかりつけ医接種" を強く要望していて自分に "予約" を任されている( "断れない" ・・・ (>_<) )。

なので・・・:
 PCから市の予約ウェブサイトへ08:50から入ろうとしたが、実際にログイン出来たのは30分程も後の事だった(どういう順番待ちの仕組みになっているのか解らない)。

 が、"既に" 個別接種会場予約は2週間先迄埋まっていた。
 "ネット枠" と "電話枠" は別立てに違いないと思い、それでは・・・と電話をかけまくったが、つながる気配が全く無い。 "繋がり難い" ・・・ ではなく、NTT(Docomo)が遮断していて市側に全く "繋がら無い" と言うよりも強制的に "繋がらせない"。 恐らくは双方の "強い意思" で、これが "終日かつ連日" 続いている。

 個別接種会場のウェブ予約については毎日更新/受付があるとのウェブ上の説明があったのでトライしてきたが、一向に状況は変わらない。 多分そんなのは申し訳程度で、実質は無いのでは・・・と想う始末。
 本日24日からは個別接種会場が一件増えたが、先ずは予約サイトへのログインが思うに任せなく、結局は未だに "連戦連敗" だ。

 確かに個別通知は優先順序通りなのだろうが、実際の予約に反映されているとは思えない上、市側に "そのつもりも無い" としか想い様が無い。
 つまり "早いモン勝ち" ・・・ これではウェブサイトのオープンと同時に申し込みが殺到し、サーバー側がパンクしてしまう。 こんな解りきった事が罷り通る横浜市の自治って何なんだ。 キャッチコピー:"皆様の横浜市" が空々しく、嗤わせる。

 人口の多い少ないというよりは、知恵を出してスムースな予約システムを編み出している自治体に比べてにお粗末な取り組みだ。  その内、より若手側の接種予約期間に入って、取り残される高齢者が出てきても "チコっとも" おかしくない。
 十分なワクチンを調達して7月末迄に高齢者2回接種完了させる・・・って言う政府側の主張も "予約自体が出来ない" 現状から観れば絵空事だ。

 我がワイフ殿によれば、郷里の実兄実姉は既に第一回接種を終えているそうだ。
 そんなこんだで、ワイフ殿のご機嫌は当分直りそうにない。

腹立ち紛れで、ついでにぶちまけると:
 これからはテレワークが進む・・・って事から都内から近隣へ引っ越す "あわてんぼ" が結構おられるらしいが、ここ横浜市はどうやら避けた方が良さそうですよ。
 遮二無二 "IR"(統合型リゾート施設)導入を企んでいるし、市民に寄り添う行政はあまり期待出来そうに無いからね。
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(*1):20200904:高齢者優先の不思議(?;新型コロナ・ワクチン)

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20210523:”遺伝子組換え” 食品反対派はワクチン受けない・・・?(コロナ禍) [雑感]

 ここ横浜市でも医療従事者及び高齢者層へのワクチン接種が始まっている。
 高齢者層への優先接種については持論がある(*1)が、今回は別の論点ブログであります。

ここでの接種ワクチンは・・・:
 ファイザー社が開発し、製造しているものだ。
 Covid-19の人細胞膜攻撃タンパク質合成遺伝子情報を持つmRNA(m:メッセンジャー)を利用して、抗体発現を促す機能を持たせたタイプだと言う( ← Covid-19はRNA型ウイルス)。 勿論、ウイルス本体を導入する訳では無い。 革新的に発展して来た "遺伝子編集技術" つまりは "バイオ技術" の賜・・・の訳だ。
 本体の安定性を維持させる為に脂質で包埋して極低温で保存する。 変性PEG(ポリエチレングリコール)等で脂質との親和性を高めているとの報道で、副作用の大部がこのPEG由来との推察もある様だ。
 しかし不思議と言えば不思議だ・・・だって、PEGは昔から日常生活用品の多くにその微量が含まれていて、平素から接触&摂取しているのだが・・・

ところで:
 遺伝子を組み換えて対害虫耐性等を上げた穀物類については、安全性を危惧した反対派が世界中に多数いる。
 反対派の彼等彼女等は今回のmRNAを操作したワクチンについてはどう考えるのだろうか。
 米国には宗教上の理由等からワクチン接種を受けない人が結構いるそうだが、遺伝子組換え食品反対派もそうだと言う報道を観たり聴いたりした事が無い。

 食品とワクチンは別・・・って事になるのか。 勝手だなぁ・・・
 我が国の場合はどうなるのか。 反対派のリーダーに聴いてみたいのだが・・・
 別に意地悪している訳では無論ありませんが、はて?・・・自分は限りの無い疑問を抱えたままでいます。

ついでに:
 素朴な疑問ですが、アスリートへの接種は "ドーピング" になるのかどうか、論点の一つだそうです。 確かに "遺伝子ドーピング" には違いない。
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(*1)20200904:高齢者優先の不思議(?;新型コロナ・ワクチン)

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20210522:底意地の悪さ(コロナ禍報道TVニュース・キャスター) [雑感]

 歳が歳だけに・・・もそうだが、危機管理に乏しい我が国の "浮沈" にも関わるので "コロナ禍ニュース" は気になるところ。 でもってNHK/民放を問わずに観るが、ここ4月以降に気がついた事がある。

 民放のキャスターの場合、新規感染者数を地域毎に紹介する際、"過去最高" と言う時、深刻そうな顔付きをするものの、むしろ観ようによっては "嬉しそう" な顔付きなのだ。 明らかに顔の筋肉が弛緩している(自分にはそう観えてしまう)。
 良いか悪いかは別にして、NHKの場合には表情を殺している訓練をしているのだろうか、変化は見られない。 民放の場合、そこまでは律していないのかも知れない。

 "嬉しい顔" ・・・ ってのは言い過ぎかもだが、決して悲しい顔付きでは無く、その後でやらかす国や自治体の取り組みを "貶す事が楽しみ" の様だ(その気持ち、解らんでも無い)。

 "批判" だけは鋭いが、では "どうすべきか" 迄は踏み込まないで知らん顔だ。 批判するだけなら国民の過半だって出来ている。 私らが知りたいのは批判じゃぁない。 対策なんだ。

 何とかならんかなぁ・・・自分だけの感じ方なら良いんだが。
 我がワイフ殿は、"TVの連中なんてそんなもんよ" ・・・ って大人顔だ。

ついでに:
 つい先だってのブログでも申し上げた事ですが、中西会長@日本医師会が後援会長をされている参議院議員の "政治資金かき集めパーティ" を東京都が蔓延防止重点措置下に指定されている4月に主催された事がバレ、ニュース種になった。
 が、NHKはおろか、いつもは舌鋒鋭い民放ニュース・キャスター迄もがサラッと流していただけだった。
 自分はこの事を忘れない。


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20210521:”8020”(ハチマル・ニイマル)大丈夫かしらん? [自分の事]

 "80歳で自歯20本" ・・・ 日本歯科医師会の提言だ。
 自分は左右上下 "親知らず" 総計4本を抜歯しているが、残りの28本はまぁ*2の健康歯を保っている・・・って言うか、保っていた。

が・・・!:
 この連休前に突然右下・奥から二番目の歯が痛み出した。
 毎日朝食後/夕食後、それに特に納豆を採った後は必ず歯磨き/プラーク除去に励んでいたのだが・・・

 "我慢の連休" でした。
 連休明け早々に定期検診を受けている歯科医院へ出向いたのだが、何とっ!・・・ムシ歯だという。 そんなっ!(筈ない?)・・・って想ったけど。
 いあやぁ・・・ゴリ*2やられましたよ。
 局所麻酔のおかげで激痛には襲われなかったけど、あの治療中の感触って、二度とゴメンだ。
 ハァ・・・

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20210520:”和” の魅力 [雑感]

 だいぶ前の事でしたが、"日経生活モニター会議"(日経紙:土曜版掲載)の2021年5月8日付けは、
   「あなたにとってのの魅力

を掲載していた。
 会議メンバーに登録した方々からネットを介して調査した結果によるとして、
  10代:桜(女性)
  20代:寄せ木細工(女性)
  30代:和食(男性)/こたつ、餅つき器(女性)
  50代:相撲道(女性)/伊勢神宮(男性)
  60代:畳(男性)

が紹介されていた。
 偏見かもしれないが、年代層が↑へいくにつれて純に "和っぽい" 様な感じがする・・・

 が、自分の場合は勿論
  日本酒
だ。
 それも、始めは見向きもされなかったものがパリジャン等で評判になると慌てて日本でも飲まれ始めてバカ値がついている某日本酒なんぞには魅力を感じない。 自分好みの日本酒は少量生産銘柄だが、決して手が出ない程の高い訳では無く、これこそ自分なりの和の魅力でありまする。
 尤も近年は海外でも酒米を育み糖化/発酵させた酒造りに取り組む方々もいて、酒税法では日本酒を名乗る事は出来なくとも十二分に美味しい "SAKE" もある様だ。 試飲したい。

もう一つをあげれば・・・:
 "平かな" ですかな。
 見ようによっては実に "へんてこ" な文字だけど、妙に気に入っています。 日本人だなぁ・・・っての実感です。

ついでに:
 今時の若いドイツ人はあの "亀の子文字" をスラッと読めないのが多い様に感じるが、老生がすんなり読み込むと驚く始末。
 世の中変わりました。 逆に私らよりも漢字や古文に詳しい海外の方々も大勢らしいデス。

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20210519:やけに親切(地元警察署) [自分の事]

 自動車免許証の継続申請をする為に地元警察署へ出向いた。
 駐車場はほぼ満杯だったが、直ぐに一台が出車して空きに出会ったのはラッキー。
 開けっ放しの正面玄関を入ると直ちにアルコール消毒。 そして中へ。
 勿論、用心して二重マスクだ。
 直ぐにマスクした案内係の方がいて、とても親切に用を訪ね、
  - 継続の理由(高齢者講習日がずっと先の為)
  - 免許証有効期間の確認(免許証提示)

を経て担当窓口へ案内して貰う。 申請書を受けて記載後、5分と経たないうちに免許証の裏に継続期間を記入して終わり。

 滞留はザッと10分程もあっただろうか。
その間、免許証更新とか住所変更とかでひっきりなしに人の出入りがあったが、"さすが(?)" 横浜市在住者だ。 三密回避が徹底していて、お行儀良く指定された箇所で書類作成し、待機し、何方も黙って呼び出しを受ける迄温和しくしている。

 案内係の人も窓口の方もとても親切だったなぁ。 3年前の更新時にはフロアは満杯だったけど、今はさすがに "蔓延防止市" だけに警察署員皆さん意識して用心が徹底している・・・そんな感じでした。

 まぁ、ネタが突きかかっている為の、どうって事の無いブログでした。 ホント、どうでもいいですねぇ。
 でもこんな時に親切にされると、それが警察署であっても・・・って言うか、むしろ尚更に嬉しいもんでした。

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20210518:”現ナマ” 集めは ”不要不急" にあらず・・・って訳かぁ(日本医師会長) [雑感]

 現下のコロナ禍にあって医師会親分の立場から遠慮会釈無く "あぁだ/こぉだ" と仰っている中川俊男会長@日本医師会が、先月の "蔓延防止" 期間中の都内で自身が後援会長を務めている自見英子参議院議員の "政治資金パーティ" を招聘/開催し、平然と出席されていたそうな(週刊文春電子版)。 出席者凡そ100名。オンライン参加者も同程度だったそうな。

 "三密回避"/"不要不急外出自粛" を要請しながら良くもまぁ・・・って "一瞬" 想ったのだが、
   あぁ、そうかっ!
   "政治資金パーティ" ってのは、要するに "現ナマ集め"

なので、国会の先生方にとっては "不要不急な事ではなかった" のかぁ。 "必要不可欠" ・・・ って訳で、自身が後援会長なので "中央突破" やらかした訳だ。

 腹立たしく想った誰かが文春砲に耳打ちしたんだろうなぁ。
 早くも12日には釈明会見していて、感染対策は
   "バッチリやっていたから問題無い"

と、のたもうたそうだ。

 毎回*2の記者会見はいつもふんぞり返っている印象だったが、何の事は無い、そこらの政治屋の言い訳と同じじゃんか。 恥を知れっ!・・・てなもんだ。
 これからは誰が言う事なんか聞くもんか・・・皆そう想っているんじゃぁないのかな?
 "感染対策バッチリやっていたから問題無い" ・・・って皆が言い始めたら首相&ご担当大臣等、それに都道府県知事の皆様どうします?

ついでに感じた事と言えば・・・:
 NHK/民放どのTVニュース番組でも "さらっ" と流すだけで、まるで "触れてはいけないモノ" に触れる感じがした。
 何時もの "鋭い" 舌鋒は何処へ行った?
 それとも、日本医師会・・・って、"踏んではいけない虎の尾" なのか ?
 けっ!

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20210517:大波小波、そして ”さざ波” [ただの私見]

 患者に寄り添わない・・・って事で批判が集中している高橋洋一教授@嘉悦大学の9日付けツイッターを覗いてみた。
 コロナ禍の "大波" に襲われた米欧やインドに混じって我が国の日毎PCR陽性者数(人口100万人当たり)を同一内グラフで比較したものを提示して、
   我が国のコロナ感染状況は "さざ波"

と表現している。

 医療が逼迫し、地域によっては崩壊している現状にも関わらずに、更に多くの死者を出しながらの "矮小化" した無神経な表現が批判に曝されている訳だ。

確かに:
 このグラフで観る限り我が国のは "さざ波" に・・・と言っても不思議では無い。

が・・・:
 このグラフには見逃していけない "まやかし" ・・・ と言っては言い過ぎになるかも知れないが、"トリック" がある。

それは:
 我が国を米欧やインドと比較している事だ。
 ここにも何事も米欧と比較して "***だ" との論調がある(時として自分もそうなので、余り強くは言えない ・・・ m(_ _)m )。
 何故、身近な極東&東南アジア諸国と比較しないのか(インドを組み込んだのは感染爆発状態にあるから "好都合" だったのだろう)。 

そうすると:
 この地域で "さざ波" なのは台湾・韓国・ヴェトナム等となり、我が国はインドネシア&フィリピンと並んでワースト・グループ所属になってしまい、"大波" と言わざるを得なくなってしまうからだ。

つまりは:
 極めて "恣意的なグラフ" と言わざるを得ない。
 この点こそが指摘されなければならないと自分は考える。

 何事においてもグラフを見る時は、少なくとも
   ① 提示者は何を示し、そこから何を言いたいのか
   ② 縦軸&横軸の取り方(除・円グラフ)
   ③ 比較対象の選定

等々に留意しなければならない。

 ②を漫然と観てはいけない。
 差異を矮小化させる時、或いは逆に拡大化させる時には、"下限上限" の切り取り方、"常用か対数" 表示か、"絶対値か相対値" か等に工夫を凝らした "トリック" がよく使われる。

 ③では、今回の例の様に主張したい事が判然とする様な対象を選択しているのかどうか、中立性/客観性が担保されているのかを見極める必要があるのは言う迄も無い事になる。

 統計で嘘をつかれる/グラフで欺される・・・そんな "ワナ" に嵌まってはならない。
 私らは賢くならなければならないのです。

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20210516:”裏口” 接種(コロナ禍ワクチン) [雑感]

 何時かこう言う輩が現れると想っていたら、早速に。
 西尾市@愛知県では、あろうことか副市長が地元有力者であるスギ薬局を展開するスギホールディングス(スギHD)会長夫妻のワクチン接種の裏口予約をやらかした。

 あってはならない裏口取引だ。
 内部告発があって副市長自らが過ちを認め、予約はこの10日にキャンセルされた(東海TV・ネットニュース:2021年5月11日11:10)。 我がワイフ殿はこの事をTVニュースで観ていて、怒り狂っていた(怖っ!)。 会長夫妻は接種会場へ向かう途中にキャンセル通知を受けたとの報道もあった様だ。

 既に4月12日時点からスギHD側からワクチン接種担当部署へ繰り返しての "強い" 要請があって、担当者が困り果てて副市長へ相談したあげくの副市長指示だったとの事だ。 担当部署かスギHD側で納得のいかない方がいての告発だったのだろう。
 どこの自治体でも起こりうる事だと想っていたのだが、せめて救われるのは、この不正行為を見逃さない告発者がいた事だ。

 スギHD側はとってつけた様な謝罪を発表していたが、公平であるべきを裏口からこっそりと・・・これは決して許されない事だ。
 露見した時点で、例えば米国ではSNSを介した "不買運動" が一気に拡がるに違い無い。
 残念ながら我が国ではそこ迄の消費者意識は無い。
 が、自分が住むここ横浜北部に系列店舗がある。 これ迄に利用した事が無かったが、これからは意識して利用するつもりは無い。
 消費者の持つ唯一の武器だし、この種のアウトは一回限りで、二回目は無い。

恐らくだが・・・:
 今後、懲りずに地元政治家が隠れて同じ事やるに違い無い・・・残念ながらそう想います。

追記:
 その後、後から*2、市長・副市長・町長等が自ら都合のよい口実をもうけて地元民に先立ってワクチン接種した例が続*2と出てきた・・・やっぱりぃ。
 その程度の輩が地方自治体のボス/副ボス・・・とは。 市民/村民を押しのけて・・・泥まみれですなぁ。

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20210515:企業の心得/知事の心得(コロナ禍) [雑感]

 勿論全てと言う訳では無いが、知人から聴いた一民間企業(≠所謂 "大々企業" )の心得の話。
 ご子息は在宅勤務だが、
   ”たとえ親族であっても同居していなければ、自宅での面談や会食は厳禁”

との指示が出されているそうだ。 見方によっては "私権制限" に踏み込んでいて、米欧辺りでは控訴案件だろう。 コロナ禍にあって一企業であってもそこ迄に厳しく対処している場合もある。

 一方で、県民には大型連休前に
   "飲食につながるイベントの自粛要請"

しながらも、ご自身は
   ”実家及び奥様実家で6名のBBQしていた”

とのツイッターを公表していた知事がいた。

 玉城デニー知事@沖縄県だ。
 批判が集まると直ちに削除して証拠を消し去り、
   "2時間以内で終えた。あくまで家族の食事の範疇だ。"

と "言い訳" 記者会見したそうだ(7日)。
 "実家" と言う事だから平素は同居していた訳では無い。 一方は一私企業、一方は県知事でこうも "心得" が違う。

 自分は、沖縄県の特殊な立場は十二分に承知していて、玉城知事の平素の政治的なお立場は理解していたつもりだったが、今回のいい加減な会見を観て聴いて再考した。 営利を追求する私企業の心得にも劣る知事の言い分は素直には聴けない。

因みに・・・:
 "政治家" の心得が信頼出来ないのは
   ステーキ会食や銀座高級クラブ深夜はしご酒、
 "国家公務員" の心得がいい加減なのは
   厚生労働省役人23名の深夜に及ぶ飲み会、
 "地方公務員" がいい加減なのは
   大阪府&大阪市吏員らの掟破り飲み会

等で証明済みだ。
 彼等彼女等はこの国を動かす政策/施策に取り組む連中だ。 不埒者は極く一部に過ぎないのだろうが、私ら一般国民への影響は際だって大きい。
 既に信用/信頼を失っている・・・と想うのです。 彼等彼女等の責任は限り無く重い。

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20210514:オンライン署名・・・ってどうも [自分の事]

 手軽だからだろうか。
 時々だが
   "**関するオンライン署名" のお願い

・・・って奴が単なる私人に過ぎない自分にもメール着信する様になった(差出人はいろいろ。知らないところからも)。

 判断下すのに十二分な討議も無いし、また自分のメルアドをこの種の用途に断り無く使う事等、納得がいかないので、賛否とは関係無く自分は返信しない事にしている。

 世の中、便利すぎて論点整理する前に結論を要求される等、手抜きで直ぐに・・・って事が多くなってやしないのか。
 いや*2,年寄りの要らぬ懸念なのかも。
 でも自分はついてはいかない。

ついでに:
 池江選手に "五輪出場辞退せよ" とのメールが頻繁との報道があった(7日)。
 彼女は今や公人かも知れ無いが、メール/SNS等で攻めるのは筋違いだ。
 彼女に限らず出場を目指してきている彼等彼女等に一方的に自己主張を押しつけるのは卑劣だ。
 自分は賛成しかねます。

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20210513:ワクチン製造特許 ”放棄”(コロナ禍) [ただの私見]

 こんな問題提起をEU委員会WHOがしているとの報道(連休中)。
 米国大統領やフランス大統領は賛成している様だが、製造元のファイザー社やモデルナ社は反対。 またビオンテック社を国内に抱えるドイツ政府も反対だ。 ワクチン製造企業を抱えるロシアと中国は例によって意見表明していない。

 "発展途上国へワクチンが行き渡っていないから" ・・・ が理由だそうだ。
 表向きは "人道上尤もだ" ・・・と想えそうだが、若しそうだとしたらEUもWHOも含めて考え違いも甚だしい。 或いは、解っていながらの論点すり替えだ(EUは加盟国内配布が滞っている。WHOは開発途上国からの要請に対応出来ていない)。

 行き渡らないのは
   "生産量が需要に追い付いていないから"

であって、特許を一時的に解放したところで、
  ①現実に生産しようとしても技術力のある企業でしかそれは出来ないし、
  ②製造設備は一朝一夕で整備出来るものではない上、
  ③ボタンを押せば後は全自動で "一丁上がりっ!" ・・・ って訳でも無く、
   そこにはそこら中にKH(ノウハウ)があるのが普通だ。

 従って、現在の生産量を可能な限り増やして供給量を↑するしか手は無いのが現実であり、EU委員会やWHOが考えるべきは "配布の公平性" の方だ・・・と自分は考えるのです。

ところで:
 ファイザー社とかモデルナ社等の特許が開放されても、我が国ですら直ぐに量産出来るかと言えば極めて限定的だ(アストラゼネカ日本法人が国内生産するだけ)。
 ウイルス研究/ワクチン開発を国家安全保障/危機管理戦略として位置づけせずに放っていたツケ以外の何物でも無い。 何せこれ迄は米国にオンブに抱っこで国防して貰っていたんだから、そして、万が一の時には我が国には "神風が吹く" 信仰があるので、考える痛痒を感じていなかったんだろう。
 仮に数年後かに現下のコロナ禍が一見して収束したとしても、我が国が "再考" するとは想えない。 かっての新型インフルエンザ流行からの反省と対策が立派な報告書としてまとまっていたが、喉元過ぎれば・・・を絵に描いたように "棚晒し" されていた事を想い起こせばそうなる。

お話を元に戻って・・・:
 ロシアや中国、更にインド(←世界のワクチン製造請負大国)や韓国(←ロシア開発ワクチンを製造し輸出)は既にワクチンの量産国だから、ファイザー社等の特許が開放となれば、ウイルスのmRNAから肝心要のタンパク質合成塩基配列を特定し、切り出し、製薬化するバイテクの "肝" を無償で毟り取る事が出来る・・・訳だ。

そうなったら:
 我が国はます*2 "ワクチン敗戦国" になってしまう事すら考えられる。

 現役時代に素材メーカーに勤めていた自分は特許の重要性が身に染みついている。 知的財産権は技術革新のドライバーの一つである事の理解を願うばかりです。

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20210512:この方にお委せ・・・大丈夫?(コロナ禍) [ただの私見]

 先週GWの最中、民放TV昼のニュース番組にご出演された西村経済再生担当大臣にしてコロナ禍対策担当が、
  - お札についたCovid-19は一週間 "生きている"
  - なので、触ったら必ず手洗いを。
  - そして出来るだけキャッシュレスを。

と仰ったようだ。
 加えて9日の日曜討論@NHK総合では
  - クラスター発生を未然に、或いは早期に捉える為に
   "抗原検査" キットの配布を

お考えになるとも仰っていた。

1."ウイルスが生きている"
 ・・・ とはおかしな言いまわしだが、"病原性が残っている" ・・・ と、好意的に解釈しておこう。
 だが、お札についているとされた Covid-19は、それが持つ核酸の特徴的塩基配列が(例えばPCR検査で)検出されたと言うだけで、それを以てして生きている事にはならない。 生きている・・・って言いまわしがOKなら、"死んだ" Covid-19であっても、その塩基配列の残骸があればPCR検査で(増幅操作によっていくらでも)検出されるので、その紙幣にさわったからと言って直ちに感染すると言う訳でも無い。
 勿論、用心するに越した事は無いだろうが、エアロゾル迄含めた飛沫による感染の防止こそが要であり、西村大臣の言い様は余りに "情緒的" だ。 米国大統領も仰っている・・・五輪パラリンに米国選手団を派遣するかどうかは "科学的に判断" すると。
 この考え方の行き着く先は "マスク着用義務化" に他ならない筈だ。

2.抗原検査キットを・・・:
 "広める事こそ重要" とは一年前に感染症専門医師が何回も指摘されていた筈だ。
 伝える所によれば、これも厚生労働省医系技官が押しつぶしてきた様だが、現下の凄まじいコロナ禍の有様を観てどうしようも無くなったのだろう。
 一年も経っての今、やっとの事だ。
 精度が低い・・・って言っても一定期間を経て繰り返し検査を続ければ不確定性は都度減っていくのだ(大腸ガンの早期発見の為に血便検査を継続的に行う事も同じ理屈だ)。 "継続こそ力" だ。

・・・と言ったところで:
 専門家の先生方が詳細にコロナ禍感染状況をステージ分けしているのだから、国民に自粛要請をするのなら、いわゆる "総合判断" なんぞは入れないで、
   - どのステージになったら解除
   - どのステージへ戻ったら再び自粛要請

って、宣言して戴きたい。

何故って・・・:
 国会には多種多様な業界団体に "深く" 関係した先生方が大勢おられる様だから、所謂 "総合判断" に科学性/公平性/中立性なんぞがあるとは既に信頼していないのだから。

更に加えれば:
 行動変容の "見える化"、例えば "不要不急の外出は控えて" ・・・ なんて言うのでは無く、
   - 外出(含・飲食)は、1回/週だけ。一時間以内。
とか、
   - 買い物は、居場所から5kmの範囲内で1回/週。一時間以内。
とか、
   - 飲酒は、アルコール**gr/回。一時間以内。

の様な具体的な目標数字を要請に折り込む事こそ解り易いと言うモノだ。
 それとも我が国は、国民が "忖度" して呉れるとでも考えているのか・・・な?

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