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20211231:今年のリンゴは・・・ [食]

 いつの間にか大晦日。
 そうでなくとも時間の経つのが速いと感じる歳の上に、やはり "今年中に片しておこう" との気持ちからだろうか、12月は "師走" と言う通りにせわしく、あっと言う間に本日だ。

さて:
 何時もの様に今年も信州からのフジ(リンゴ)を手に入れた。
 以前は "リンゴの木オーナー制度" に乗っかって現地に向かっていたのだが、5~6年前からはお任せで送って貰っている。

 ことしも美味しい・・・? って期待を込めて開梱したら、何だかなぁ・・・出来は "どうだろうか" って感じだ。
 やはり何時ものよりはチコッと美味が足りない気がした。
 そう言えば今夏の気象不順が重なって青森県のも長野県のも例年に比べると形や色つやも物足りない上に、お値段も高めとの事だ。
 少しがっかり・・・これで年終わりのブログになろうとは・・・

それはともかく:
 本年もこの "どうでもいいブログ" をご訪問戴き、有り難う御座いました。
 皆様方に限って良き新年をお迎えになられる事を祈念致します。
 よろしかったら来年もご訪問下さいますと、当方の生き存える糧になりまする。
 m(_ _)m




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20211230:ニャン&鉄道模型 [ニャン]

 今は昔、鉄道模型にこってた時期があって、小規模ながらジオラマを造り込み、息子と一緒にN-ゲージの汽車や電車を走らせては楽しんでいた事があった。
 息子もそのせいか今以て鉄道好きだ。
 ここ横浜にも規模・車両種類数共に世界トップクラスの鉄道模型博物館があって日長楽しめる。

さて:
 鉄道模型ジオラマに "ニャン" が侵入!
 ゴジラの様に好き勝手に車両を手玉に取る様が話題だ。

 23日のNHKTV総合・夜の番組で、所ジョージさんがMCを勤める番組の中で紹介されていたが、大元は "SNSで話題になっている" と今月上旬にMBS@大阪が放送していたらしい。

 コロナ禍で閉店間際だった鉄道模型カフェの店主が迷い込んで来た野良ニャンを育てていたら、ジオラマに侵入し始め、その有り様をYouTubeにアップしたら全国からニャン好きが集まりだして閉店を免れたとの事だ。

 ニャンに感謝すべく、今や店主は保護ニャンを引き取り、里親探しも行っているとのうれしい話だ。

 殺伐とした2021年も押し迫った今、ニャン好きにはホッとする話題に触れる事が出来ました。
 未だのお方は
   ニャン 鉄道模型

で検索すればすぐに見つかります ・・・ (^_^)

 ニャンにも鉄道模型にも店主にも幸あれっ・・・と祈るばかりです。

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20211229:そう言えば ”生乳” 飲まなくなった [食]

 自分の世代頃より食の西洋化が進み、生乳消費が伸びて来ているとばかり想っていたが、コロナ禍のせいかどうかは解らないものの、今では生乳が余っていて、特にこの年末年始には5Kトンもの生乳を廃棄せざるを得ないそうだ。
 この間、
   国民全体が毎日一杯の生乳を飲んでくれ

とは、何と総理大臣の談話だが、果たして・・・

そう言えば・・・:
 自分も我がワイフ殿も何時しか生乳を飲まなくなっていた。
 理由は飲み物の超多様化だ。
 実に多種多様な飲み物があって、さすがは我が国だ。
 きめの細かい味付けがされていて、自分にどんぴしゃ好みの飲み物が必ずある。
 養分も生乳に負けていない。
 そんな訳で何時のまにか生乳とは縁遠くなっていた。
 酪農家の皆様には誠に申し訳無いが、もはや元に戻れない

但し・・・:
 来年10月からの高齢者医療負担10%⇒20%を取りやめるのなら飲んでもいいけど・・・これぞ "ディール" だ。

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20211228:”有識者” とて決められずに本質先送り(皇位継承問題) [雑感]

 22日に政府へとりまとめ結果が提出された皇位継承問題
 かっての小泉内閣以降、皇室及び皇位維持に関わる有識者会議が開催されて来たが "小手先提案" だけで、今回もまた問題の本質的解決に至っていない事が明かだ。
 究極的な問題解決の緒口は女系皇位とも関わる国体の有り様なので、余りにも論点が大きい。
 その為、
   有識者と呼ばれる方々が "危機意識" に乏しい上に、
   後々の世に迄、"決め事の善し悪し" を論議される対象
   となるのを恐れているから

とは、某氏がニュース番組のインタビューで示唆していた事だった。

 我が国得意技である "外圧頼み" と言う訳にはいかない固有の問題であり、とすれば全ての責任を負う覚悟の下で総理大臣の決断が求められる問題だ。
 必要なのは "聴く力" では無く "熟考+決断する力" の筈だ。

だが・・・:
 多分だが、何事も決めきれずに "先送り" ・・・ 我が国の体質の象徴かも知れない。
 こんな時、昭和世代の自分は
   "救世主" が現れないかなぁ

なんて想うのです。
 決断力に乏しいのも、救世主の定義が曖昧なのも "昭和臭プン*2" そのもので、危ない存在だ・・・自分でも解ってますとも。

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20211227:袋麺スープ取り違え事件(天ぷら蕎麦&ラーメン) [食]

 先週末の昼時、自分が我がワイフ殿の天ぷら蕎麦と自分用のラーメンを作る事となった。
 と言っても、袋麺にそれなりの野菜類を加えるだけの "湯沸かし" だけで済む話だ。
 でもって雪平鍋2個を用意して同時進行でスタート。
 勿論、何のトラブルも無く丼に移して仕上げた。

 いっただきま~す ・・・ ん? なんか変だぞよ。

で、我がワイフ殿が・・・:
 あんた、スープを入れ間違えたんじゃ無い?


 ありゃぁ・・・とんだ "へま" をやっちまいました。

 ヤレ*2、我がワイフ殿は些かプン*2で自分で作り直し、自分は失敗作2杯を平らげる始末に・・・とんだ "おそ松くん" でした。

まっさか・・・:
 "惚け" が始まったんじゃぁありますまいなぁ。

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20211226:年寄り絞め殺し(高齢者医療負担倍額へ) [雑感]

 来年10月より一定額以上の収入がある後期高齢者の医療負担が10%から20%へ倍増される事になった。
 一定額以上・・・って言ったって、富裕層に比べれば "たかが知れた" 額に過ぎない。
 22日の夜のNHK総合TVニュース番組では
   "定期検診を控える" ほか無いかなぁ・・・

と嘆いていた極く*2普通の持病持ち高齢者を紹介していた。
 政府与党に予算認可権を握られているNHKが、どちらかと言えば批判気味のニュースを流していたのでチコッと驚いた。

 これでは "人生100年" ・・・ なんて、何の意味があるのか、考えてしまう。
 "全世代型社会保障制度" と "まやかし" の言葉でこの負担倍増を決めたのは前政権だが、それを前提とした来年度予算を編成し、可決させたのは現政権だ。
 税金の無駄遣いを会計検査院で指摘されながら、票に関係ない弱者層を虐め抜く ・・・ "これが福祉国家か" と嘆くしかないのか。
 "暗い2022年" になりそうな気がする・・・

もしかしたら・・・:
 高齢者が受診を控え始め、生き存えなくなる
  ⇒ 人生100年はパーとなり、せいぜい80年へ戻る
   ⇒ そうすれば保険医療費が↓
    ⇒ そうなればもっと無駄遣いの路が拓ける

って言うシナリオではなかろうか?
 意固地になった後期高齢者たる自分はそう想わざるを得ないのデス。

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20211225:国会が死んじゃうぞ(細田衆議院議長’暴言) [雑感]

 これでは議会制民主主義は機能しない。
 直近の国勢調査結果に基づいた衆議院小選挙区 "10増10減" が危うい
 細田衆議院議長がこれに "異" を唱え、"3増3減案" を言い出したのだが、
   ①議長は与党/野党から中立で、議事進行を果たすのが勤め
   ②10増10減は与党野党合意の決定事項かつ法が成立済み

である事に逸脱しており、加えて
   ③3増3減では "一票格差" 是正を踏みにじる "憲法違反" になる事必定

で、これでは議長の資格が無い
 失言では済ましてはいけない暴言であり、いくら国民と同程度の知的レベルに過ぎない議員であっても看過出来ない。

 10減の中には山口全県4区が3区となる事が含まれており、細田派を引き継いだ新たな親分の選挙区事情を忖度した発言とは政治解説者で無くとも解ろうというモノだ。

 議会制民主主義を守るには中立を厳守する方へ交替する他に道は無い。
 こんなのが議長に収まっているなんて、これほど我が国の民主主義が劣化しているとは想わなかった。
 議会制民主主義を守る責任の一翼を担うべくメディアも黙しているのはどういう訳じゃ。
 情けないじゃぁないか。

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20211224:飯塚繁雄さん逝く(北朝鮮拉致被害者家族会・前会長) [故人を悼む]

 18日に逝去。 享年83歳。

 つい一ヶ月前に体調不良の為に二代目会長を引かれたばかりだった。

 拉致・・・人権侵害の最たる犯罪だが、口では同調するも米欧からの具体的な支援は無かった様に想えるのが残念だ。
 国連で非難決議の乱発・・・何の効果も無い。
 被害家族の方々が望んでおられるのは "即刻全員帰国" そのものであって、形ばかりの決議発表でどんな効果があるのか。

 が、何よりも安倍前々総理大臣は
   拉致問題解決は安倍内閣の "一丁目一番地"

と仰っていたが、結局は解決の糸口さえ見つけられなかった。
 恐らくは、あらゆる外交ルートを使って密かに働きかけていたに違い無いなかろうが、
   政治は結果が全て

とは口癖の様に仰っていたから、"外交の阿倍" とは到底言えない。

 総理大臣の身を引き、体調もご回復された様だから、北朝鮮へ出向いて向こうの黒幕と対面交渉して戴きたいものだ。
 交渉が成功すれば、数々の疑惑だらけの身の挽回を国民はとりあえずは許すに違いないと想うが・・・


 ご冥福をお祈りする事しか出来ないのが残念です。
 黙礼。

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20211223:眼鏡拭き(代用アベノマスク) [自分の事]

 あのマスク・・・今でも8K万枚超の在庫があって、その保管料だけで¥10億円/年を超えるそうだ。

 国全体がパニック状況にあったとは言え、不織布マスクに比べようも無いお粗末な飛沫遮断効果の上に、国民に行き渡る時期には巷には "不織布マスクが出そろってた" と言う "間の悪さ"。
 とは言え、調達経費も保管経費も税金で賄うのが癪だ。
 倉庫会社はウハ*2だろうが・・・

 言い出しっぺは巨大派閥を率いているのだから、そこが負担したらどうか・・・って言っても国民の言い分には聴く耳を持たないお方だろうから何にもならん・・・のも癪だ。

 希望する施設への送付とかで細々と運営しているらしいが、とてもじゃないけど在庫一掃って訳には届かない。
 政府は希望する自治体や個人への配布も考えているらしいが、一体何処が/誰が・・・
 そんな訳で、結局は "廃棄処分" になるそうな・・・そん時は "燃えるゴミ" だぞヨ。

 そういえば我が家でも使い道が無く、ほったらかしていた。
 が、つい最近になってPCデスクの片隅でみつけ、自分の "眼鏡拭き" に代用した。
 二つの配布だったので、もう一方は "TV&PCモニター画面" を拭いた。
 ベストとは想えなかったけど、これで "お役御免" で、我が家からは家庭ゴミと一緒に追放処分にした。
 モッタイナイ・・・罰当たりな話だ。

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20211222:逃げ口無しビルの恐ろしさ(大阪ビル火災を観て) [雑感]

 17日(金)午前の大阪市内の小さく狭いビルの火災TV中継/解説を観て聴いて驚いた。
 "僅か" と言って良いのかどうか、消防署の機敏迅速な消火活動によって30分程で鎮火したものの、犠牲者は優に20名を超えてしまっている。
 痛ましい限りだ。

 TV番組で見取り図が示されていたが、細長いオフィスの出入り口一箇所だけで、避難口がどこにも見当たらない。
 こんなところで火災が発生したら逃げ場が無いにも関わらずに、この種の間取りが認可されている事に驚く。

が・・・:
 気がついたのだが、自分が定期検診に訪れるのは当地拠点病院たるところと個人医クリニックだが、こちらが似た様な間取りだっ!
 出入り口は一箇所で、避難口はこの出入り口の外側。
 これでは内側で発生した火災の場合、逃げ口が無い事になる。
 幸い2階なので受け付け奥のガラス窓から飛び降りる手はあろうが、果たして緊急時に思いつくかどうか。

 初めての施設に入るとき、自分は常に非常口の位置を確認する事にしているものの、危険は身の回りに想定外と想う程にある様デス。
 皆様もお気を付けて。
 自分の身は自分で守る外無いのか?

ところで:
 その後の報道によれば、このビル火災は患者の一人が可燃性液体を持ち込んでの放火らしい。
 個人がこんなテロとも言うべき犯罪をいとも易々と犯せる時代だ・・・と想うと、身の毛が・・・

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20211221:”隠しファイル” は ”切り札” ? [雑感]

 森友学園疑惑の真相に迫れる筈の公文書の改竄と恐らくは隠匿、また最近になって改めてバレた国交省による建築統計ごまかし二重計上等々、法治国家運営のための基本を守る事が出来ない、否、守らない政府・政党・中央省庁には驚きを通り越して森鴎外並みの "諦念" しか抱けない。
 この国はまともでは無い。

 疑惑を証拠立てる書類を "隠しファイル" として持ち続ければ、最大派閥を率いる黒幕と目される方の脅しに負けずに政権を維持できる・・・との判断があってこその森友疑惑訴訟 "敗訴戦術" だったに違いない。
 もしも平々凡々な一般国民がこんな風に捉えるとしたら、この国はもうお終いだとさえ想わずにいられない。
 あぁ~いやんなっちゃう。 違いますか?



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20211220:”学歴フィルター” 考 [ただの私見]

 就職活動する大学生への企業紹介を生業とするところが、その学生へのメールに "入学偏差値で識別" するタイトルをつけてしまい、議論を呼んだ。
 "学歴フィルター" と呼ばれている。
 入学時偏差値で就職活動する大学生を篩い分けている・・・って意味だとは、TVのニュース解説で初めて知った自分は相当の時流遅れの様だ。

 大学偏差値は確かに入学難易度を知る指標の一つではあるものの、それがそのまま大学自体の存在価値をも表している・・・とはならない事は自分の "経験知" だ。
 だいたいが
   入学が難しい大学の卒業生は "優秀"

は単なる "期待" であって、錯覚に過ぎない例も結構多いのが現実で、入学偏差値が卒業時学識の広さ深さを示す指標なのか・・・については大いに疑問だ。

 これは自分の経験知で、自分が知る限りにおいては正しい。
 実際、既に半世紀以上前に、米国で大学卒業後の活動の社会貢献度とその大学入学時偏差値との間には明確な相関は認められなかった事が調査結果として報告されていた筈だ。
 繰り返しになるが、入学困難な大学卒業生が社会に出てからも活躍するかと言えば保証に限りでは無い・・・って事だ。

 偏差値の高い大学の卒業生を揃えた企業が世界でフロント・グループに位置して活動しているのか・・・高度経済成長終焉の1990年代以降、落ちこぼれていくそんな一流と呼ばれていた大企業がいくつもあった事を私らは眺めているではないか。

 固定観念に縛られている企業ばかり・・・そんな所に日本の企業の多くが停滞している要因の一つがあるに違いない。
 学歴フィルター・・・と観て聴いて、こんな事がふっと頭を過ぎりました。

因みに・・・:
 自分が社会へ出向く時代には "指定校制度" みたいなのがあって、自己実現に向けて進んでみたい方向を就職担当教授に伝えると、その希望をかなえる可能性が高い企業の紹介を受け、面接に出向いて戻ると既に合格が決まっていた・・っていうより、不合格なんぞ無い所謂 "売り手市場" で、"楽ちん時代" でした。

 日本経済が高度成長へ向かう時代だった事が背景にあったからこそに過ぎないです。
 今の今に振り返ってみても、入社同期仲間の学歴(← 今の用語で言えば実に "多様性" に富んでいたデス)と入社後の活動に相関があったとは到底想えない。
 共鳴できる職場に出会えたかどうかの方が遙かに重要な因子だったと捉えています。

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20211219:古谷三敏さん逝く(漫画家) [故人を悼む]

8日に逝去(訃報:13日)。 享年85歳。

 "ダメおやじ"(@週刊少年サンデー)で人気爆発。
 以後次々とヒットを飛ばしていましたが、なんと言っても "うんちく" 漫画最右翼:
   "BAR レモンハート"

が自分から観れば最高傑作の様な気がする。
 ここから仕入れたお酒の知識も随分とありました。
 たしか中村梅雀さんがマスター役のTVドラマがあった筈だが・・・

 訃報記事の中で初めて気がついた事に、故・手塚治虫さんや故・赤塚不二夫さんのアシスタントも勤めた事があったそうな・・・知りませんでした。
 裏方時代があったんですねぇ。

 黙祷。

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20211218:”焼きそばはソースか醤油か”・・・永遠の未解決問題 [食]

 世の中には永遠に解決しない・・・って言うか、解決が意味の無い問題が "わんさ" とある。
 焼きそばをソース味にするか醤油味にするかもその一つだ。

 似た様な問題として "目玉焼き" がある。
 あのタモリ氏が
   "黄味は醤油" で "白身はソース"

と言っていた事があったなぁ。 たしか山瀬まみちゃんもそう言ってたか?(思い違いかも)

 でも焼きそばは自分の好みで言えばソースだぞ。 但し普通のじゃぁダメだ。 それなりの専用ソースがあるのだ。

 縁日とかいろんな競技場周辺の屋台の焼きそばは、黒々としたソースで色づけされた麺が太くて硬くて歯切りが悪くて、まるでゴムみたいなんだが、これが妙に嫌いじゃ無い。
 決して旨い・・・って訳じゃぁないのだが、開放的な雰囲気いっぱいの外ならではなんですねぇ。
 どういう訳か、上に振りかけている "青のり" が歯について・・・それがなかなか取れない。 どなたも経験ありでしょう。

 こんな事を想い出したのも、
   塩崎省吾氏エッセイ:
    "焼きそばの歴史ほぐして"
    (日経紙:2021年12月2日朝刊文化紙面)

を読んだから。
 この記事によれば、大正初期に浅草周辺で "ソース焼きそば" が出回っていたそうです。
 日本蕎麦にくらべると新参者だけど、今や即席麺では王道(?)の一角を占める程に市民権を得ているのも時代ですかねぇ・・・

 そう言えば某カップ焼きそばに付いている辛子マヨ・・・誰が考えたんだ?

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20211217:ストーム・チェイサー(竜巻追跡者) [雑感]

 10-11日(現地)にかけて米国中西部中心に強力ないくつもの竜巻が発生して甚大な被害をもたらせている・・・今回のは、毎年の様に報ぜられる情景とは比べものにならない程に超巨大だった様だ。
 この地域に知り合いはいないが、一日も早い復興を願うばかりだ。

 我が国でも最近は時たま発生するものの、地震や豪雨/河川氾濫水害の方がより身近に迫ってくる災害だ。
 が、一方の米国では大陸中央から南部にかけて強烈な竜巻が毎年多発しているので、その対応対策が重要視されている。

 一般に、メキシコ湾からの南風とロッキー山脈越えの西風がぶつかる地域で竜巻は派生しやすいとされ、不謹慎と言われればそれ迄だが、その発生を予測する為の活躍を描いた映画を想い出した:
   "ツイスター"(Twister):
    1996年。米国。
    制作:S.スピールバーク
    監督:ヤン・デ・ボン( "スピード" に続く第2作目)
    脚本:M.クライトン(この後、"ジュラシックパーク")
   (以上:Wikipediaで確認)

 予測に向けては竜巻内部の精密な気象情報の収集が必要で、その為の観測機器を開発して真下まで運ぶ事になるので発生した竜巻を逐次追い求める事になり、そこで名付けられたのが "ストーム・チェイサー" だ。
 多分日本には未だいない・・・でしょう?

 この映画を初めて観た時の新鮮な驚き(面白い・・・って言っては被災された方々に失礼すぎる)。
 自然災害を娯楽題材にする事にチコッとした違和感を抱いた事は事実だが、今にして想えば凄腕制作陣の新たなチャレンジだったのかも。

何の関係もないけど・・・:
 昔トヨタ自動車から "チェイサー" って名付けられたクルマがあったっけ。
 自分の印象では名前負けの感じしか受けないクルマだった。

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20211216:M.ネスミスさん逝く(ギタリスト@元モンキーズ) [故人を悼む]

 12月10日に逝去(訃報)。 享年78歳。

 "ビートルズ" @英に対抗する形で1960年代央に戦略的に編成され登場した4人組 "モンキーズ" @米国のギタリスト(兼ボーカル)。
 故人はこの中では異端的な存在で、脱退も早かった様に記憶している。
 ビートルズの様な新開地を拓く様な斬新なロック・・・と言うよりは、バラード染みた温和しいロック調を得意としていたと想う。
 解散・再結成を何回か繰り返されたグループだったが、彼等の大ヒット曲:
  Last Train to Clarksville(訳名:恋の終列車)
  I'm a Believer
  Daydream Believer

は今もファンが多い筈だ。

 ビートルズのヒット曲はカラオケで歌うのは難しいのが多いが、モンキーズのはどれもが歌いやすい。
 自分の様な世代にとってはどちらも懐かしい限りです。
 黙祷。

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20211215:ライン職とスタッフ職 ・・・ 山中教授 - iPS研所長退任報道を聴いて [雑感]

 何らかの組織に所属する場合、自分が現役の頃の経験で言えばその職種を大きく分類して眺めると "ライン職" と "スタッフ職" になる。
 ライン職とは、よく知られている職位が、大雑把に観れば
  一般(:要すればペイ*2)
   ⇒ 係長 ⇒ 課長 ⇒ 部長 ・・・ 社長 ⇒ 会長

の様に序列が決まっていて、各職位にはそれぞれの使命・役割が定められている訳だ。
 一方のスタッフ職とは、ライン職位には属さず自らの持つ知識を活用する専門職で、例えば研究開発部門であれば
  研究員 ⇒ 主任研究員 ⇒ 主席研究員・・・

の様な肩書きが付いて、それぞれの使命・役割が定められている(最近は "リサーチャー" とか "フェロー" とか横文字肩書きが流行っているらしい)。
 民間企業の研究開発部門の場合、目的研究開発、即ち企業戦略に沿った課題を担う事業部門系列、即ち所謂 "ディビジョン・ラボ" と、それとは独立に研究者自らテーマ設定する "基礎研究部門"、更にこれ等の活動をサポートする物理化学分析とか文献や特許情報分析を担う "共通部門" が併存するのが普通だ。

さて:
 山中伸弥教授@京都大学が自ら立ち上げた iPS細胞研究所の所長職を来年3月31日付けで退任し、以後は残って基礎研究に専念されるそうだ(京大8日公表)。
 研究所の所長は、部門ライン職トップで、組織管理・テーマ設定・予算獲得/執行・人事・対外交渉、その他諸々の業務監督を担う訳で、研究に没頭する事はむろん出来る筈も無い超多忙かつ超激務の職位だ。
 特にここ数年は文部科学省の予算締め付けに苦労されている模様で、¥1K/月の寄付支援を呼びかけておられる程だ。

 これは即ち、国の科学技術戦略の貧困さを象徴している事に他ならない。
 いつかはお隣大陸国家に青天井予算保証の下で研究陣諸共移動の様な事態があっても "自分は驚かない"。それ程に我が国の自然科学政策は長期展望に欠けている。

 そんな中で、研究者としての本能が覚醒し、スタッフ職として研究活動に専念したい想いが沸々と湧き上がったのではなかろうか・・・と善意に推察する次第です。

 現下のコロナ禍の下で世界中から報ぜられる論文を収集し、整理して私らに優しく解説されておられたが、その過程の中で何か "閃いた" アイデアがあったのでは・・・としたら、成果が楽しみですネ。

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20211214:石原軍団は格好良かったが、石原派は・・・ [雑感]

 故・石原裕次郎さんは、敗戦の歪みを背負った古色蒼然たる昭和の時代から突如飛び抜けた存在で、とても格好良かったし、物騒な名前だが軍団のメンバーも規律正しく好感持てる方々ばかりだった。
 その多くが今でも現役で活躍されているのも頷ける。

 実兄である石原慎太郎氏については、小説家としては "太陽の季節" 以外はパっとしなかったが、政治家としては一筋縄いかない曲者で、好き嫌いがはっきり別れるお方と言える。
 残念ながら今は引退していて影響力は無い。

 慎太郎氏ご子息の長兄は自ら自民党の派閥を率いていたが、自分には彼がどんな政治的成果を収めてきたのか、全く記憶に残っていないし、人に依っては何の業績も無いとさえ言い切る事もあるそうだ。 そう言えば自民党幹事長を務めた事があった筈だが・・・

 その彼は先の衆議院選挙では小選挙区(東京)で野党統一候補に敗れ、比例区でも復活出来ず素浪人になってしまった。

と思いきや・・・
①現総理大臣とは仲が良かったのか、内閣官房参与の身分を与えられ(3日)、日給¥20K超を得る身分になったそうだ。
 観光政策に関わる参与との事だが、これ迄どんな政策立案実行してきた有識者か、全く理解不能だ。
 "聞く力" がご自慢の総理大臣のご様子だが、果たして何を聞くおつもりなのか・・・これも自分には理解不能だ。

②彼の政治団体がコロナ禍の下で業績不振に陥った企業向けの救済支給金を受け取っていた事が暴露されている。
 政治団体支給金を受け取っている事務所がよくもまぁ恥ずかしげも無く掠め取る・・・ってさえ想わざるを得ない。

 さすがに身内の筈の自民党内部からも批判が噴出し、あっという間に辞任せざるを得なかった(12月10日)。
 これで恐らくは石原派は壊滅になるんだろうが、その親分は晩節を極限に迄汚したねぇ。
 想い出すのは、コロナ感染時には一般人が入院治療を受けられずにいた時に優先入院治療を受けて回復されていたしねぇ・・・ "政治や" ってすっごく "お徳な身分" としか想えなかった。

 本来の政治家たらんとするのであれば、その心がけとして "先憂後楽" でなければならない。 その為の政策・制度設計・予算化・執行権限が与えられている筈なのだ。
 そこを制度上問題無いからといって、業績悪化に苦しむ中小企業を救済する支援金を濡れ手泡の如くに "掠め盗る" ・・・ これでは "先楽後憂" だ。
 "政治や" たる由縁だ。
 誠に失礼だが、石原家は裕次郎さん以外は "外れ" が目立つ様だ。
 へっ!

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20211213:今になって解った?(誰のために鐘は鳴ったのか) [気晴らし事]

 誠に以てお恥ずかしい話です。
 "誰がために鐘は鳴る" ・・・ あのE.ヘミングウェイ原作(1940年)の映画版(制作:パラマウント。公開:1943年)が12月2日にNHKBSで放映された。
 2時間40分もの長尺もので、ワールドプレミア版。 画像もデジタル修復されているのか、とても見やすかった。 戦争のさなかにこれほどの映画を制作する米国の懐の深さ&広さを感ぜずにはいられない。

さて:
 原作については学生時代から繰り返し読んでいた。
 故・大久保康雄氏の名訳もあったが、原作英語版については1K単語で改訳した版を繰り返し読破したし、原作も手にした覚えがある。
 映画の方も何回も観ている。

が・・・:
 恥ずかしながら、スペイン内戦を縦軸に、米国の大学教授R.ジョーダン(映画版=G.ペック)が政府側に身方してゲリラ戦法でファシスト反乱軍と闘う中での切ない恋愛モノ(ヒロイン=マリア:映画版=I.バーグマン)を横軸とした様な "単純な感じ" でした受け取っていなかった。

が・・・:
 今回のは長尺もので、家で寛ぎながら観ている内に
   - いったい誰の為に鳴る鐘なのか
   - 主人公ヒーロー&ヒロインのためなのか
   - 負けと解っていながらにして反乱軍に挑むゲリラのためなのか
   ・・・

等々を考えさせられた。

 原作では冒頭に米欧識者にとっては著名人らしい聖職者の箴言の中で "その答え" が記されているのだが、西洋文化の歴史に精通していない自分には正直の所、判然としなかった。

が・・・:
 今回は最後の場面で主人公としてのヒーローが死を前にしてヒロインへ言い渡すシーンがあって、どういう訳か、それで初めて "個人と全人との関わり" を述べている事に想い当たった次第です。
 何回も観ていながらこの歳になって初めて気がついた事で、恥ずかしい限りでした。

 そう言えば和田アキ子さんが
   "あの鐘を鳴らすのはあなた"

って "答え" を歌っていましたよねぇ(作詞は故・阿久悠さんでした)・・・まぁ、深読み(過ぎ)ですが。

ついでに:
 スペイン内戦・・・って言えば映画 "カサブランカ"(1942年)。
 主人公リック(H.ボガード)がヒロイン(偶然にも I.バーグマン)への想いをさりげなく振る舞う最後の場面で気持ちが "すっと" するのだが、その彼の "前日譚" が何とっ!
   赤神 諒さん;"太陽の門"

だ(日経紙朝刊連載小説)。
 最初は何の話か・・・って気がしていたが、小気味良いテンポで話が進み、翌日の新聞が待ち遠しかった程だ。
 英訳版が出版されたら評判になるに違いない。

 年寄りの話は際限なく横飛びするので、ここらで終わります。
 m(_ _)m

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20211212:金さえあれば何でも出来る(宇宙飛行も) [雑感]

 8日にバイコヌール発射基地@ロシアから宇宙船ソユーズで宇宙空間へ旅立ち、無事にISS(国際宇宙ステーション)へ到達した前澤氏と彼の付き添い一名。
 民間日本人の宇宙飛行は31年ぶりとか。

 前園氏は衣料品通販を立ち上げ、ネット展開を皮切りに "巨額" を稼いだ方として著名だ。
 今日のネット社会の有り様を見極めた高い "先見性" の持ち主であるに違いない。
 過去に正月にお年玉として100万円を100名に配るとかで話題か顰蹙をまき散らした事もあったが、スペースX社の月着陸計画へ手を上げたりと、宇宙へ並々ならぬ関心をお持ちの様だ。
 今年は民間人による宇宙飛行が始まった年として記録される様だが、早くも宇宙を舞台とした新しい産業が駘蕩している事を感じ取っているのかも・・・

 今回のISS滞留12日間を含めて大凡の経費は¥50億-/人のオーダーらしい。
 一般庶民には気の遠くなる様なコストだが、何千億の資産をお持ちであれば些細な出費に過ぎない(のだろう)。
 正直、うらやましいなぁ。

 生真面目な有識者の中には
   - そんなにお金があるのなら社会慈善事業へ寄付なり投資したら良いのに・・・
   - 金持ちの道楽
   - 格差社会の象徴

なんぞとつぶやく人がいる様だが、
   そんな言い分に耳を傾ける様な人であれば巨額を稼ぐ事は出来ない

事に気がつかないのかな?
 自分は、この方は "お顔から受ける印象" とは "まるで違う" 新しい(?)タイプの冷徹冷静な経済人なのでは・・・と想う。

 ともあれこのニュースは、時代の先を読み取る能力不足からか、
   金さえあればなぁ・・・

って感じしか老生には思い至らないのがもどかしい。
 がすでにこの歳では "一念発起" ・・・とはいくまいて。

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