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20220228:2022年世界のリスク ”5位” が的中(ロシア⇒ウクライナ侵攻) [雑感]

 2月24日に始まったロシアによる一方的なウクライナ侵攻と言うよりも侵略。
 これを予測した調査会社があった。
 米国のユーラシア・グループなる調査会社が1月3日に発表した本年の世界10大リスクとは、
   1.中国のゼロ・コロナ政策失敗による世界経済混乱
   2.巨大IT企業の影響力の更なる拡大
   3.米国の中間選挙
   4.中国内政(党トップ人事、台湾問題、及び少数民族問題)
   5.ロシア(対ウクライナ)
   6.イラン(核開発)
   7.世界の環境対策(遅遅として進まず)
   8.正規の政治体制が及ばない空白地帯の発生
   9.ESG/SDGs等文化戦争に負ける企業
   10.トルコ

とされた(老生による意訳を含む)。

 我が国にもロシア政治専門家もいるのだろうが、”5”を予測した人も番組も無かった様だ。
 殆どのTV局番組では直前まで
   情報戦であり、通常兵器による侵攻迄は見通せない

とするのが多かった。
 米国調査会社の調査能力恐るべし・・・だ。

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20220227:有事が2件同時発生なら・・・(ウクライナ&台湾) [雑感]

 二つの巨大な強権国家が
   同一民族だから

との理由で隣国を侵攻する有事がそれぞれで同時に起こったら、或いは同時では無くとも現下のウクライナ有事に続いて台湾有事が冬季パラリン閉幕後に起こったら、今でも世界最強の軍事力を誇る米国を以てしても力づくでは阻止する事は出来まい。
 強権国家にとっては国連規約とか国際条約とかは何の縛りにもならない中で、米国はどちらを優先して守ろうとするのか・・・・・・そんな懸念を持つのが自分だけなら幸いだが・・・

 何処のTV局報道番組でもそれぞれの個別解説はするのだが、同時発生の時どうなる/どうする・・・については触れない。
 タブーなのかも?

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20220226:我が家史上最高額に驚愕っ!(1月電気代) [自分の事]

 つい先だって1月分電気代料金の通知を受けたが、その額の高さに超びっくりした。
 ネットに依れば、数年前の調査結果で平均家庭の冬場電気料金は大凡¥12K-/月程度とあった。
 家族構成とか、家屋、それにガスファンヒーターやエアコン等の使用状況次第ってこともあろうし、その上今は単価が上がっていてこれでは収まらない筈だが、我が家のそれが3倍近く、余りに高いので
  何かの間違いではないか?

と想ってしまった程だった。

 尤も北海道の冬季灯油代金は大凡 ¥40K-/月 強との報道もあったからなぁ・・・
 口座からの自動引き落としだから実感が湧かないが、年金生活者にとってはこの冬の寒さにはまいった*2で、節電のしようが無い。
 トホホ・・・

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20220225:金メダルの価値とは [雑感]

 今回の冬季五輪。
 栄誉を手に入れた金メダル受賞者へのご褒美に一億円近くの言わば賞金をつけた雪の降る事の無い南の国があった一方、無償の北欧の国もあったそうだ。
 しかもその無償の国が金メダル最多獲得国だと言うから愉快きわまりない。
 その国の選手等は名誉の為に闘ったのだろう。
 メダル獲得の為には手段を選ばない国がある一方で、クリーンな国も沢山あった様だ。
 つまりは、
   クリーン・メダル vs.ダーク・メダル


って訳だ。
 脱炭素時代へ向けて
   グリーン水素、ブルー水素、グレー水素
と勝手に名付けてきたEUがメダルについては黙っているのが不思議と言えば不思議だなぁ・・・
 改めて、お国柄いろいろだ・・・との想いが致しまする。

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20220224:西郷輝彦さん逝く(歌手・俳優) [故人を悼む]

 2月20日に逝去。 享年75歳。

 今は昔、"御三家" と称された青春歌謡歌手3人の内のお一人だが、目鼻立ちのくっきりした一番の "美形" (← 今や "禁句用語" なのかも )だった。
 歌謡曲が苦手だった自分は特段の関心を寄せていた訳では無かったが、むしろTVドラマに出演され始めた以降の活躍については知っている方だ。
 今では珍しいけど、不思議なほどに "髷" が似合う方だった。
 時代劇でも主役を張れるし(何と、故・松方弘樹さん’はまり役の "遠山金さん" も演じられた)、現代ものでも "警部補佃次郎" 等の刑事物も似合っていた。 ラグビーを応援する社長さんだったか、あのドラマも渋いながらも見事だった。
 そう*2、今想い出した事に、故・天知茂氏と北大路欣也氏に続いた "三代目明智小五郎" 役を演じていた事もありましたよ。

 およそ10年ほど前に前立腺がん全摘出手術の治療を受けられたが、最近は再発治療のため我が国では承認されていない治療を受けにオーストラリアへ赴いているとの報道を見聞きした事があって、気にはしていたのです。
 自分は17年前の放射線治療後に今以てリュープリン治療を受けている前立腺がんサバイバーの一人なので、余計に残念に想うのです。
 黙祷。

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20220223:松鶴家千とせさん逝く( ”しょうかくや ちとせ”:漫談家) [故人を悼む]

 2月17日に逝去。 84歳。

 日本が元気になり始めていた70年代、童謡とジャズを融合(?)させ、それに載せた奇想天外なとぼけたギャグ:
   オレが**だった時、**だった。
   わかるかなぁ・・・わかんねだろうな

で一世を風靡していたのを覚えている。
 アフロヘヤと格好良いサングラスが良く似合っていました。
 今やこう言う漫談家の方は見かけません。
 どういう訳か、自分にはこの方と鈴木雅之さん(歌手:"シャネルズ" 立ち上げ)とのイメージが重なっているから不思議です。
 黙祷。

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20220222:”見なし回復” も罷り通っている?(コロナ感染) [雑感]

 ついにと言うか、現下のコロナ禍、医療崩壊を少しでも防ごうとする為に、検査もせずにお医者様の症状見立てだけで感染者とみなす・・・ "見なし感染" が容認されるようになっている。
 ο-株感染速度に検査が追いつかない脆弱な体制の "つけ" が溜まりに溜まったせいだ。

 同じ理由で、PCR陽性者であっても無症状者や軽症者であれば、解熱剤や咳止め等の対処療法で1週間程度を無事に過ごせばPCR検査せずに
   回復とみなす ・・・ "見なし回復"

とする扱いが罷り通っていて、残りの3日間は自宅待機とする様だ。

 以上は、平素はワンちゃんの散歩時にご一緒になる事が多いご近所の方から聴いたご親戚筋の経験談だと言う。
 地域によるのだろうけど、ここまで医療崩壊が進んでいるとは・・・唖然とするばかりです。
 皆様もくれぐれもお気をつけ下さい。
 既に
   我が身を守るのは我が身だけ

・・・って事になっている様です。

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20220221:唾液&血液採取なら ”ごまかし” は防げるのに?(ドーピング検査) [雑感]

 今回の冬季五輪。
 女子フィギュアでは、ずば抜けた天才的15歳選手(形の上ではROC所属)の一ヶ月前大会時採取尿から禁止物質が検出された事が大問題となった。

 問題点の一つは勿論ドーピングそれ自体の行為だ。
 かっての夏季&冬季五輪では旧ソ連や旧東ドイツの国家ぐるみ薬物選手強化が常套となってた事があった。
 人によってはその尾を引くとも指摘するROC・・・
   "まさか" と言うよりも "またか"

の印象が強く、選手よりも、少なくともコーチ陣が一掃されない限りこの種の違反は無くならないとはスポーツ解説者小林信也氏の言だった。

 メダル獲得の為なら手段を選ばない・・・そんな風潮を根絶する為にも検査体制の充実が望まれる・・・とは大方の見方には違いなかろう。
 "唾液" や "血液" の採取は公開の下で実施され得るので、なにかと疑惑が持たれる "尿" 採取に加えたらいいのに・・・と素人たる自分は想ってしまう。
 検査費用がかさむだろうが、クリーンな選手を守る為にも検査網を厚く、かつ密に・・・と願うばかりだが・・・

それにしても・・・:
 あたら15歳の選手・・・要保護者とされるのであれば、誰が保護していたのか。
 IOCはおろか、反ドーピング協会も国際スポーツ裁判所にも保護者意識は ・・・ "不可思議な世界" としかとしか老生には想えませんでした。

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20220220:観ていて眼が回る~ぅ!(横乗り系@冬季五輪大会) [雑感]

 今は昔、瘤だらけの急坂を巧みに板を操って下るモーグル競技を見てびっくりしたものだが、東京五輪もそうだったし、今回の冬季五輪でもスケボーのエア演技が半端じゃない。
 空高く舞い上がって横に前後に激しく回転を繰り返す・・・まともに観ていると眼が回りそうだ。
 若い選手の想いっきりの良い演技をハラ*2しながら観ていると、演技終了後に競争相手が駆け寄りハグして演技の出来映えを称える・・・東京五輪で観たシーンを想い出す様な場面が何回も繰り返されて、なにか新しい息吹を感じてしまっている・・・そんな印象を抱いていました。
 今の若い方達の持っている感性・・・最早自分の様なロートルには思いもつかない世界の感じすらしました。

それにしても:
 実況放送するアナウンサーはよく勉強していて、技の名前をスラ*2言えている事にも感心したものでした。
 随分と練習したんだろうなぁ・・・
 まぁ、
   1440 を 4040
と聞き違える自分なんざぁ、お呼びでないなぁ・・・

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20220219:我が日本代表に失礼じゃないか?(男子団体ジャンプ@冬季五輪大会) [雑感]

 14日夜、超厳寒の下で開催されたこの競技で我が日本代表チームは5位となった。
 あのWー杯で何回も優勝を飾っている選手の大ジャンプを褒める報道/記事はあったが、残りの3選手については
   "層が薄い"

との、言わば "酷評もどき" が多いと感じた。

 しかし、彼等も選抜されて代表に選ばれたのだ。
 メダルに届かなかったからと言って鬱憤をはらすような言い回しは酷くないか・・・そう感じたのが老生だけだろうか。

 審判を含めてスキー競技を格別なものと捉える欧州勢を相手にした試合なのだ。
 素直に彼等4選手の健闘を称えたい・・・そう想うのです。

それにしても・・・:
 昔は
   インテリが記事を書いて、ヤクザが売り込む
   ・・・それが新聞

と揶揄されていたが、今では記者の方が品位に欠ける・・・のではないかえ?(当地の販売店の方はとても紳士的だ)。

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20220218:AI-審査にしたら?(スポーツ競技に於ける演技の採点) [ただの私見]

 成功だったのかそうで無かったのか、自分には判断つかないが、今回の冬季五輪。
 フィギュアにしろ、スキー/スケボーのジャンプにしろ、その演技の難易度と達成度については、何かしろ "不明瞭/不可解" なところがあって、"ざわつき" の種になっていた・・・様に感じた。
 経験者の詳しい解説とか聴いても、何となく解らない。

 人間がやる審査には "感情" がどうしても入り込む余地が否定出来ないから、自分の場合、高梨沙羅選手のスーツ規則違反事件が報道された時、
   やったなっ!

と受け取ってしまった。

   本場はこちら

の意識過剰な西欧スキー界は、自分等が優勝から遠ざかると
   "ルールそのものを変えてしまう"

・・・ かって、舟木選手や葛西選手等が大活躍した時がそうだった。
 そんな印象が拭えない自分だから、大ジャンプに成功した高梨選手を "狙い撃ち" した審査だったとしか想わない。
 そう言えば高梨選手以外にも "嫌われ国" の選手も餌食になった様だ・・・そんな感じだ。

ところで:
 "AI による画像判定" は経験者の豊富な "智" を織り込む程に精度が上がって、その行き着く先には
   公平無私な審査

になる事が期待される・・・と考えるのです。
 既に医療における画像診断のレベルは経験豊かな専門家レベルと遜色ないケースもあるとか。
 だから、演技を構成分解して都度採点・・・なんて事に将来なっていくかしらん・・・今回の冬季五輪競技をTV感染していて、そんな事感じていました。

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20220217:遅ればせながら、お疲れ様! 岩出監督退任(帝京大ラグビー部) [ラグビー]

 正に名将だった。
 帝京大学のラグビー部を永らく率いて、10回の大学ラグビー選手権優勝を飾った。
 同大学医学部門の支援を得て個々の部員の体質にあった筋力トレーニング+攻守の理論指導で "古豪" や "伝統校" が揃う関東大学ラグビー対抗戦を制し、次いで選手権でも抜きんでた成績を収めてこられた方だ。

 現役部員も卒業後に企業をバックにしたラグビー部に籍を置いた選手にしても礼儀正しい振る舞いが好感を呼んだのだが、これも岩出監督の指導の賜のとされる。

 今後の活動は知るよしも無いが、健康に留意して何か学生ラグビーのあるべき姿への指導に関わって戴きたいものだ・・・一人のラグビーファンとしての期待であります。

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20220216:何とも ”ささやか” な贅沢?(パルプ紙>再生紙・・・トイレ紙のお話) [雑感]

 "お下" の話で恐縮です。

 出始め頃からシャワートイレを愛好しているが、トイレット・ペーパー(以後、T-紙)の "紙質" に拘る事は無かった。
 だって、"拭う" なんて事無しで、水分を拭き取るだけだし、"事後" に乾燥させれば使う事も無いか、そっと充てるだけの事で済むから、柔らかさとか肌ざわりなんて気にする事が無かった。
 尤も今冬、東電の供給電力事情は厳しいらしく、たかが事後乾燥で電力使う事もあるまい・・・と協力してはおりますが (>_<)

ところで、こんな記事がありました:
   再生トイレ紙 -(気運高まるSDGs)波乗れず-
   (日経紙:2022年2月10日付け朝刊マーケット商品紙面)

 現下のコロナ禍での巣ごもり需要:
   せめてこの際、高いけど肌触りのよいパルプ品を

・・・って事らしい。
 記事では、価格は大凡
   再生T-紙:¥263-(55~60m/12ロール詰め)
   パルプT-紙:¥433-(60m/12ロール詰め)

と紹介されていて、最近はパルプT-紙の売れ行きが伸びてきているそうだ。

はて*2・・・:
 とすると、我が家の奴は再生T-紙に近いのかな。
 自分がワン・コイン近くをT-紙にかける筈も無いからなぁ。
 次の機会に確認しよう。

 SDGsの主旨からは再生T-紙の方が理にかなっているとは想うけど、まさかT-紙を買う段階でSDGsに思いを馳せる人がいるとは想えんしなぁ・・・

 正直、"面倒くさい" 世の中になってきていますなぁ。

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20220215:ギョーザ [食]

 世帯当たりのギョーザ購入額 "競争"(?) ・・・ 関東圏では宇都宮市が "餃子の街" として知られていて、この競争でも永らく日本一を誇っていたが、近年は浜松市が健闘している・・・微笑ましいと想っていたら、昨年度については宮崎市が "突如" 浮上して一位を掠ってしまったとか(総務省’家計調査結果:2022年2月8日に公表)。

 狙っていたんだろうか? ・・・ "まさか!"。
 宇都宮市と浜松市の総務課辺りは想わぬ伏兵の出現に唖然としたか?
 とすれば宮崎市では
   やったぜっ!
ってな事かも。

 自分としても我がワイフ殿にしても、確かにいろんな具材と味付けがあるにせよ、宇都宮餃子は旨いと想っています。
 申し訳ない事に浜松系や宮崎系ギョーザを味わった事が無いし、有名な大阪系ギョーザはチコッと自分には合わない感じだ。

 かといって "しょっちゅう" 宇都宮まで出かける用事も無いので最近の我が家は専ら "冷凍餃子" 漁りだなぁ。
 昔はお話にならなかったけど、最近の出来映えは極く普通だし、決して高過ぎるってお値段じゃぁない。
 でもこれに合う日本酒とかワインは無いのが物足りない。

ついでに:
 ギョーザで想い出すのは、今は大昔、"大洋ホエールズ" っていうプロ野球’セ・リーグのチームがあって、そこに "桑田*(?)" さんと言う内野手がいた。
 この選手、スラッガーだが、確か監督と気が合わなくて "巨人に放出" されたが、"既に時遅し" か、活躍と言う訳には行かなかった。
 が、
   ギョーザ100個をペロっと平らげた

って言う逸話があって、驚いた事があったけなぁ・・・なんて、想い出します。
 いつの事だっただろうか。
 不意に想いだすんですねぇ、こういうのって。

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20220214:”絹” より ”木綿” 好み(豆腐の話) [食]

 ついこの間の小泉武夫氏エッセイ
   食あれば楽あり:
    本格湯豆腐-絹か木綿か
   (日経紙:2022年1月29日付け夕刊)

では "こりにこった" 湯豆腐の作り方を紹介されていたが、その際の "燗酒" については
   絹豆腐の場合:吟醸系
   木綿の場合:純米酒
に限ると言い切っておられた。

 大豆を絞る時に使うのが絹か木綿かで仕上がり豆腐の "コク" と弾力は随分と違う事からそれに合わせるとこうなるとのご説明だ。
 尤もデス。 何の異論も無い。

が・・・:
 最近の木綿豆腐の "フニャ*2感" と 味わいの "さっぱり感" はどうなっているのか
 これじゃ絹との違いがあまりにも無さ過ぎる・・・いかなる場合でも木綿を好む老生はそう嘆くのです。

 あぁ~・・・頭をぶつける程の堅さは不要だけど、もうチコッと昔風の木綿豆腐を懐かしむばかりでありまする。
 なんとかなりませんかねぇ・・・

ついでに冷や奴に飽きたら・・・:
 木綿豆腐を2cm角程に切り取り、大根おろし+ネギみじん切りと一緒にそばつゆでほんのりと茹でるとお酒のつまみに持ってこいです(場合により油揚げの超細切れを加えてもOK)。
 昔からの自分流でしたが、冒頭のエッセイにも似た様なレシピが紹介されていました。

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20220213:現政権の本音:”コロナ退治に無関心”(?) [雑感]

 驚いたのなんのって。
 以下は、中日スポーツ紙が自民党の河野太郎広報本部長の2月5日付けツイッターを引用しながらのネット公開ニュースだ(2月5日付け23:28発信)。

河野氏曰く・・・:
 前政権と比較して現政権下では
   - ワクチンチームの人数が激減
   - 従前は大臣室の隣にいたけれど、今は隣の建物の地下
   - 厚労省が情報を出さない
   - コロナ担当大臣に最終的決定権がない
   - 都道府県とのリエゾンチームが解散させられた
   - ワクチンメーカーとの交渉が一元化されてない

そうだ。
 乳幼児へのマスク着用を推奨した各県知事及び厚生労働省大臣閣下の事を無能無策無脳と言い張った老生だったが、現総理大臣閣下からしてコロナ禍収束にたいして関心を持っていない事が図らずも暴露された感じだ・・・と想うのが老生だけだったら幸いだ。
 最大課題が
   コロナ退治だ

と言い張る割りには酷いね・・・を通り越しているとしか言い様が無い。
 今の様(ざま)を観ると、役人任せをさせなかった前政権が懐かしくなるから不思議だ。
 今の政権は何もかも役人任せで "やったふり" しているだけ・・・としか感じられない。
 残念な我が国だ。

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20220212:引退なんぞしないでっ!(A級陥落・・・羽生善治永久名人@プロ将棋) [雑感]

 藤井聡太さんが颯爽と登場し、大活躍で話題をさらう中、入れ替わる様にあの前人未踏の記録をいくつも打ち立ててきた羽生善治(はぶよしはる)さんが名人位挑戦権をかけたA級順位戦で大きく負け越し、ついにと言うか、B級へ陥落した(2月4日)。
 A級在位29期連続は歴代4位(中原16世名人)の記録との事だ。
 加えて永久名人位を合わせ持つ事から、その重み故に "引退" 説もささやかれている様だ。

 羽生さんはチェス・囲碁・将棋でAIが実力を発揮し始めていた頃から関心を寄せ、随分と研究されていた様だが、藤井さん登場以降は何か "迷い" がある様で、かっての精彩を潜めているとの記事を読んだ事があった。

 AI-将棋は所謂 "定石" とは異なる差し手をいくつも生み出す様で、若手は素直に受け入れる事が可能な反面、"経験智" 豊富なベテラン程迷いが生ずるらしい。
 さすがの羽生さんといえども例外では無かったのか。
 それでも気持ちを一新し、捲土重来を期して復活して欲しい・・・と願うのは老生だけではあるまい。
 フェイドアウトはまだまだ早い・・・ですぞっ!

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20220211:無能無策にして ”無脳” ここに極まり(保育児にマスク着用推奨) [雑感]

 大変失礼な言い方だし、その上に言い過ぎだとは自分でも自覚しているが、現内閣のコロナ関連担当大臣の無能無策振りは今に始まった限りでは無く、当初よりだった事を大方の国民が承知している。
 が、今度は県知事会等の要請に従って厚生労働省大臣が年端もいかない
   保育児にマスク着用を求める

とはねぇ・・・

 さすがに国の分科会からは異論が出た様で、
   着用を "推奨" する。

と言い直したけど、これは
   着用しても非着用でも自己責任でやってくれ。
   俺等は知らんからね。
   責任も取らないよ。

と言っているに等しい。

 自分で正しい着用法を知るよしも無い
   幼い児童にマスクはむしろ危険

との考えは学識者等の共通認識の筈だ。
 県知事殿や厚生労働省大臣殿は乳幼児を育てたあの苦労を今や忘れたのか・・・いや*2、選挙の事で育児は相方に任せっきりだったのだろう。

 何も海外の真似を盲目的に追う必要は無いけど、2~3歳未満児のマスク着用禁止を定めているいわゆる "先進国" もあった筈だが。

 厚生労働省大臣はそんな事情を十二分にご存じないのか。
 役人の書いたペーパーを読むだけではいかんぞよ。
 そんなペーパーを書いたのは育児なんぞを放ったらかししている役人に違いないんだから。
 まさに "無脳"・・・ここに極まったとしか言い様がない。

それもこれも・・・:
 ① ワクチン分捕り合戦に敗退し、早急な手当が出来ない
   ⇒ 予防出来ない
 ② 相も変わらずに検査を強化しない
   ⇒ 誰が感染しているか解らない

でもって医療現場が超逼迫になっちまい・・・:
 ③ 症状だけで "見なし" 感染者を産みだして
 ④ 自宅療養させる

って、後世に残る "悪政" に至った訳だ。
 全ての不始末は
   - ワクチンを自前生産出来ない施策
   - 検査を拒否する厚生労働省医系技官体質

に由来しているとは、今では多くの国民が感じ取っている事だ。
 そのうち容体急変して重篤状態になるケースが無視出来なくなるに違いない。
 そうなっても、誰も責任を取る筈も無い。
 これで "先進国面" ・・・ 良く出来るなぁとしか想いようが無いじゃないか。

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20220210:裏切りの "アサリ"(産地偽装) [食]

 "熊本県産あさり" ・・・ いかにも旨そうだ。
 が、その大方が中国産稚貝を密だかなんだか知らないが輸入しては地元海岸浅瀬にまき散らして僅かな期間だけ育て上げ、県産品と偽って市場に卸していたそうだ。
 しかも
   "何十年も前から" やっていた

とは関係した漁協幹部の告白だ。

 何とゲノム解析して悪事が暴露されたとの事で、科学技術の進歩が無ければこの犯罪はこれからもいつ迄も続いていただろう・・・そういう時代と言えそうだ。
 おまけに、他の所でも?・・・なんて疑ってしまう。

さすがに・・・:
 わずか2ヶ月間と言う時限的だが、県知事命令で緊急出荷停止に追い込まれている。
 なかには、正直に "本物" の熊本産あさりを出荷していた漁協もあったんだろうとは想うけど・・・

ところで:
 食品食材の産地等の偽装は今に始まった事では無く、昔からあった。
 どうやら私らには、"舌" とは無関係に盲目的信仰に近い "ありがたや" 感覚があるからだろう・・・とは老生の捉えだ。

 これは偽装では無かったけど、川崎市/木更津市間を結ぶ東京湾横断道路の弯上パーキング施設 "海ほたる" が運用を始めた初期の頃、そこの土産屋さんであさりが格安で売り出されていた事があった。
 めざとく見逃さなかった自分が
   木更津産がこんな安いなんて、さすが近場だから?

って聴いたら、店員さんが
   こりゃぁ韓*産ですよ。
   ほら、ここに書いているでしょ・・・

って指さして示してくれた。
   地元産売りたいけど、こんな安値じゃ売れないんでネ

って事だった。

 これを承知で土産として買ったけど、その晩の味わいに問題はなかった・・・と記憶している。

再びの "ところで" なんだけど・・・:
 食品食材の国産品・・・が常に安心安全とは限らない。
 こんな時に決まって想い出すのは、
   -病菌豚(びょうきんとん)事件

   -非食用肉とか腐敗肉を混ぜたりした牛肉ミンチ事件

だ。
 言語道断の偽装が暴露され、消費者庁創設の一因にもなったされる食肉加工事件だ。

その1:病菌豚事件
 業界トップクラスの著名な企業だったが、あろう事か、コレラ・ワクチン製造所からの払下げ豚肉(所謂 "病菌豚")を混ぜた奴を食用肉として市場に垂れ流していた事件(1967年)だ。
 その企業は今では悔い改めて更正/復活しているものの、自分はこの事件がトラウマになっていて、未だにここ製のソーセージを買い求める事は無い。

その2:牛肉ミンチ事件
 ネットでは "某ミートホープ事件" として詳細な経緯記事が残っていて(2007年)、
   -監督官庁間の責任なすりあい
   -地元報道機関の黙殺振り

   -全国紙の暴露報道等

が今でも確認出来るのだ。
 主犯たる社長がご子息と一緒に記者会見していたが、当初は偽装疑惑を否定していたが、ご子息に
   "やったなら" ここは正直に答えて・・・

との促しに最後は抗しきれずに "白状" した・・・そのTV中継を偶然にも自分は観ていたのですワ。

 安いモンにはそれなりの背景とか理由がある・・・そう想わなければ安心して買える時代ではなくなった・・・とすれば、モラル崩壊の情けない時代だし、悲しいね。
 "賢い目利き" が必要ですなぁ・・・これは政治にも言えるけど。

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20220209:石原慎太郎氏逝く(作家にして政治家) [故人を悼む]

 2月1日に逝去。 享年89歳。

 大学在学中に発表した
   太陽の季節(1955年)

が翌年の芥川賞受賞となり、戦争体験しない若者の "無軌道" な生活ぶりを描いた描写が新鮮で、賛否両論を捲き起こして話題となった。
 "当時からだった" と言えるのかも知れないが、"太陽族" とか "慎太郎刈り" をメディアが煽る様に取り上げ、ブームを呼んだのだった。

 もう一つ、その当時は芥川賞はそれ程にメディアが注目する文学賞とは言い難かったと記憶しているが、彼の話題作を介して広く知られる様になったのでなかったか。
 後日、故人自身が
   芥川賞が有名だった訳じゃ無い
   オレが有名にしたんだ

と言っていたそうだ・・・そこまで自負していたのか。

 政治家としては既にメディアが総括していて、その中には暴言とかヘイト・・・としか言い様が無い発言も多々あったと感じているが、それを以て故人を今の段階で云々するのは礼を失するというものだろう。

 そんな中、自分が故人を "良し" と偲ぶ二件があった。

その1:ディーゼル車排ガス規制
 都条例で入都規制を加え、自動車産業界へ物申せ無かった国に替わって排ガス規制の動きを立ち上げた。
 都民、注いで首都圏民の支持が拡がり、国の法規制へと繋がっていったのは見事だった。
 当時の国会の先生方では成し遂げられなかった筈だ。

その2:3.11でメルトダウンした東京電力福島原発瓦礫受け入れ
 実質的な利用者であった多くの都民が反対していたが、
  -放射能測定して安全性を確認している瓦礫を受け入れるのに何故反対する。
  -そんな事言うのは日本が駄目になった証

と言ってのけた事だった。

 そう言えば
   "天罰" 発言

もありましたねぇ・・・
 これ等が頭の片隅に残っているせいでしょうか、瓦礫受け入れを断った自治体が、今、どんなに現下のコロナ禍でもがいていても自分は同情はしない。
 余りの身勝手な自治体を年寄りは決して忘れていないです。
 黙祷。

追記:
 故人は膵臓がんを患っていて、数年前に重粒子線照射治療を受け、一時期は回復されていたそうだ。
 その治療記がネットで公開されていたのを偶然に見つけ読んでみた。
 発見時は初期ステージで、"完治できる" との担当医の見立てだった様で、照射治療の経緯を素直な気持ちで綴っておられた。
 完治出来る・・・と信じた文意の様な気がしました。
 2年後ほどに再発・・・残念な想いと言うよりも悔しかったに違いない。
 後期高齢者ともなると、その辺の気持ちが良く解ります。

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