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20220531:ラップ・フィルム巻き付きレスキュー要員 [自分の事]

 レスキューとはチコッとオーバーだが、最近のラップ・フィルムは切れ方が甘く、斜め切れの結果よく巻き付いてしまって継続使用が出来なくなり易い・・・のは、我が家だけなのだろうか?
 つい先日も我がワイフ殿が
   またよっ! プン*2
   治しておいて!

って当方へ手渡す。
 やり手の自分は直ぐさま
   新聞記事切り抜き用カッター・ナイフ
   セロハン・テープ

を駆使して、正しく使える様に修復するのです。
 最近のラップ・フィルムはます*2薄くなり(?)、カッターの切れ味が緩くなるとどうしようもなくなるケースが多い・・・のは我が家だけの "災難" なのかもしれない。
 "伸び" が不足気味で "ピン" と張れなくなっていて使い勝手が良くない・・・のは我が家だけでは無いと想うが・・・

因みに:
 ポリエチレン製とその他樹脂製があって、空気透過性が異なるので使い分けが必要です。

20220530:聴き取れない(ボブ・ディラン) [自分の事]

 先週25日(水)午前2時枠のNHKR1’ラジオ深夜便で、40分程だったろうか、ボブ・ディラン特集をやっていて、例の "風に吹かれて" 以下、10数曲が流されていた。
 その夜に限って寝そびれていて偶然に聴いていたのだが、その時になって初めて気がついた事のひとつに、彼の声が "だみ声" の様に聞こえてしまった事があった( ファンの方々へは m(_ _)m )。 受信状態がベストでなかったかも知れないけど・・・

 今ひとつ、彼の歌詞がよく "聴き取れなかった"。
 ネイティブなら解るんだろうけど、彼の省略の多過ぎる口語表現に追いていけない自分の非才が恨めしい思いでした。

 まぁ、正直に言えば、彼のプロテスト・ソングは好みじゃぁなかったせいもあって、レコード盤を買い溜める事も無かったし、歌詞を覚えもしなかったからなぁ・・・そんな事を想い出しながら聴いていました。

しかし・・・:
 この難解な(?)歌詞を文学の広がりの中で捉えるノーベル文学賞選考委員の学識・・・自分には到底理解出来無い程に遠い見識デス。
 世の中、いろ*2な価値観が・・・最近の流行言葉で言えば "多様性" って奴か。
 どうやら老生の様な "狭い" 価値観の持ち主には世間の動きに追いていけなくなってしまった様です。

20220529:”馬刺し” は苦手 [食]

 次が待ち遠しい連載エッセイのひとつに
   小泉武夫氏:"食あれば楽あり"
   (日経紙:月曜日夕刊)

がある。
 5月23日付け版は
   馬刺しの至福 桜握りに涎ピュルピュル

で、本場とされている熊本産のを紹介されていた(桜握り=握り寿司)。
 何時もの独特表現で、その絶品おいしさを表現しておられた。

が・・・:
 自分はどうも馬肉料理は苦手だ。
 と言うのも、馬はその目つきがとても優しくて、自分には食材の対象とはかけ離れ過ぎているのだ。

そう言えば・・・:
 春先のG1レースでスタート直後に騎手がずり落ちたにも関わらずに走り抜けて2番手でゴールした馬がいましたねぇ。
 走る事が本能に迄研ぎ澄まされたのだろうけど、その "けなげさ" に "ぐっと" 来るモノがありました。
 気弱な自分はそんな事を思い浮かべながらの味わいが出来ない。訳です。

更にそう言えば・・・:
 記憶が正しければ、"G-13" のエピソードの中に、米国を舞台に放牧馬が盗まれる話があって、食材として闇ルートで日本へ流されるのは許せないオーナーがG-13へ犯人の始末を依頼するものだった。

一方で・・・:
 引用エッセイの冒頭に馬肉を食する国として
   カナダ、ベルギー、ルーマニア、アイスランド、
   オランダ、ポーランド、メキシコ、アルゼンチン、
   カザフスタン、中国、モンゴル

をあげられて、食習慣の広がりを "さりげなく" 紹介されている。 我が国では主流とは想えないけど、念の為もあっての紹介だったのだと考える次第ですが、自分はこの歳になっても敬遠です・・・
 (>_<)

20220528:"資源争奪戦" ・・・ 金属銅(Cu)がいつかレアメタルに(EV等配線需要拡大で) [雑感]

 今日、銅線って言えば極く*2見慣れたありふれた資材で、Cuは普段は気にしない金属だ。
 が、最近はEV等の普及により "配線" 需要が急拡大していているところへ、現下の露国によるウクライナ軍事侵略の余波で、世界生産の4%程をしめる "露国からの供給不安視" に "円安" が重なり、Cuの円建て購入価格が急上昇していて、何と、¥5円硬貨の材料実費が額面価格の80%を超えた様だ:
   "銅高騰、5円玉の額面迫る"
    - ウクライナ危機・円安で拍車
    - 50年後、レアメタルに
   (日経紙:2022年5月22日付け朝刊総合5紙面)

 TVCMであの "ぐっさん" が
   ¥1円硬貨を作るのに¥3円かかる

って蘊蓄披露していたのは知っていたけど・・・。

因みに:
 5円硬貨(3.75g)は銅(60~70%)と亜鉛(Zn)の合金で出来ている事から、最新のCu&Zn価格帯で見積もると材料費だけで84%になった瞬間があったそうだ。
 とすれば、加工を含む諸々の諸経費を加算させれば額面に肉薄しちゃうかも・・・かぁ。
 そして、いつかはEVが世界中で走り回る様になれば、それを賄う配線需要だけでCu産出量の多くを使い切る事となって、30年後ほどには "レアメタル" になっちまう・・・とか。
 ”恐ろしい”・・・これが、資源が有限である事へは殆ど無頓着なESG投資の行く末なのか。

そう言えば・・・:
 想い出した事に、1990年代に "山本良一" 氏(工学博士)と言う東大の先生がおられて(当時:東京大学生産技術研究所教授。学術的研究成果多のお方でもあります)、21世紀に入ってからの各種金属類の需要見通しを見積もり、多くの金属が不足していく事に警告を発しておられた。
 当時は国、即ち経済産業省も民間も、自分の知る限りに於いてはどこも真剣に耳を傾けていなかった。

が・・・:
 今になって振り返ると、それに気がついたのはお隣の大陸国家だった様だ。
 21世紀に入ると世界中の金属資材産地での発掘権確保に取り組んだのだ。
 好きな国じゃ無いけど、遠い先を読み切る政策立案とそれを実現させる戦術展開は素早く、資源争奪最前線を走っていると想わざるを得ない(自国には種々金属の産地に恵まれているにもかかわらずに・・・)。
 切羽詰まる迄は何事もやらない国/政治とは大違いなのだ。
 それで良~いのか?

20220527:昨季よりホームラン少ない訳(オータニ選手@MLB) [雑感]

 出足低調でも "今に復活" するさ・・・って想っていた。
 が、既に1/4を消化しているのに昨季対比で依然として少ないのが気になっていたのですが・・・
 これはオータニ選手だけの話では無く、ゲレーロ選手も少ないし、全体的に低調の様だ。
 何でか?・・・って想っていたら、さすがにプロのスポーツ・ライターの観察眼は凄いと言うか、鋭い:
   大谷の本塁打減
    - ボールが影響
    - 今季目立つ「あとひと伸びで・・・」
    (日経紙:2022年5月16日付け朝刊スポーツ紙面)
    (執筆:丹羽政善氏)

 この記事に依れば、今季のMLB公式ボールは昨季に比べて "飛ばない" 様だ。
 その背景として
  ① 空気抵抗係数(Cd-値← 自動車でお馴染み):↑(← 縫い目が↑)
  ② 反発係数:↓(← 縫い目工程を加味した機構側調整)
  ③ 湿気調整

があるそうだ(その詳細は引用記事をご参照下さい)。

 これ等の結果、オータニ選手程の鋭い打撃であっても数メートル前後飛距離 ↓ がありそうだとの事だ。
 MLB全体として眺めると、今季は最多シーズン(2019年)対比で2K以上(!!)のホームラン削減になる事が見込まれるそうでありまする。

一方で・・・:
 これ等の背景要因は二刀流たるオータニ選手にとっては
   投手としては有利の方へ働く

筈なので、勝利数は昨季よりも↑かも。
 うぅ~ん、嘆くべきか、喜ぶべきか・・・判断に苦しみまするなぁ。

20220526:自分ならどうする?(¥4630万円誤送金受けたら・・・) [雑感]

 例の山口県の小さな町で発生してしまったコロナ禍給付金誤送付事件
 町民463世帯へ配る筈が特定個人(24歳・男性)へ一括送金されてしまったのだが、受けた側が町からの連絡要請に従って返金してさえしていれば、"とりあえずは" 良かったのだが、
   使っちまって返金できない

・・・って事になって大問題となってしまった。
 こりゃぁ、犯罪になっちまう。

でもって・・・:
 各TV局のワイドニュース番組の格好の "冷やかし" 対象になってしまい、大騒動になっている。
 ホントかどうか解らないが、本人は
   オンライン・カジノで全額使っちゃった

・・・って言ってるらしい。
 誤送金総額の大凡90%程がネット上の決済代行機関から町へ返還された報道(5月24日)があったけど、その背景は未だ不明のままの様だ。

 DXって何処の世界の話なんだ・・・そんな感じの田舎の小さな町のアナログ対応への批判もあれば、個人へ余りの多額送金を無造作にしてしまった金融機関側の手立てを指摘する専門家筋、カジノ胴元側にはどの程度の残金があるのか調べられないのか・・・等々、ワイ*2/ガヤ*2と "面白おかしく" 取り上げているのが透けて見える始末だ。

ところで・・・:
 これだけの多額の誤送金が自分の口座宛てだったらどうする・・・我がワイフ殿と話し合いました。
 まぁ、"正直" の上に "小心" 者同士なので、
   しばらくそのままにしておく
   送り側が気がついて連絡するだろうから、それ待ち

程度しか思い浮かばなかったデス(ホント)。

 何かに投資して増やそう何て事も思い浮かばなかった・・・ましてやカジノなんぞ。
 何か正直過ぎるのもバカ*2しい感じがしないでも無いけど。
 せいぜいそんなところでした。
 いやぁ、お粗末でした。

ついでに:
 この事件で未だにフロッピーディスク(FD)が使われている事を知って驚いた。
 今では多くのPCにアイコンだけで残っているFD・・・スマホの達人たるお若い方々には
   何のこっちゃ?

って、知らない方が多いのかも。

20220525:倍速再生 [雑感]

 何時だったか、再開された対面授業を受講した大学生が、
   講師の話が遅く、イラ*2して身が入らない

って言う記事を読んだ事があった。
 何でもコロナ禍の下、リモート授業の場合だと自分の都合の良い時間帯に合わせた上、更に
   "倍速" で録画講義を観聴きする

習慣が2年間も続いたせいらしい。

そう言えば・・・:
 老生も似た様な経験をしている。
 最近オンラインで無料開催される講演会に入り込んで諸先生方の貴重なお話を拝聴すると、とても "かったるい"。
 例外とは想えないが、後期高齢者たる自分でさえTVの録画番組を1.5~2倍速で、大筋を確認するだけなら3~4倍速で観聴きする様な時代だ。
 我が家のTVシステムだと、1.5倍速再生迄は音声も聞こえるが、これを超えると無音となっちまう。 また吹き替え洋画の場合は2倍速までは字幕が表示されるが、これを超えると出なくなる。
 そんな訳で加速再生には不便な要素も多分にある事を承知の上で、まともにリアルタイムでTV番組を観聴きする事が殆ど無くなってしまった。
 唯一に近い例外はオータニ選手出場のMLB中継くらいか。

因みに:
 加速再生が若い世代で主流なのは
   溢れる情報過多の時代の中で、
   可能な限りの短時間で、
   可能な限りの多くの情報に接しておくのが

効率的であり、世渡りの上で必須との考えからとの説があった。
 一説に依れば、これを "タイム・パフォーマンスが良い" と言うらしい。

しかし・・・:
 老生には何となくピンとこない。
 人生の第4コーナーを回った後期高齢者の立場からいえば、人生のゴール、即ち旅立ち迄の残された時間を有効に使いたい・・・って言う "本能" からなのではなかろうか・・・
 (>_<)

20220524:ジーンズ余話 [雑感]

 自分の世代では "G-パン"、今では "デニム" と言うらしいが、それが今復活し、流行りだしているらしい。 或いは流行らせようとしているらしい(日経紙:2022年5月15日付け日曜版:"Denim is BACK" )。

ところで:
 今の自分はほぼ毎日がG-パンだ。
 冬季は裏地がついてチコッとだけの防寒タイプ、それ以外ではごく普通のタイプの数着をはきまわしている。
 高価なブランド品とはほど遠い安物/特価品ばかりで、数年でボロ*2になっちまう・・・まさしく、"安物買いの銭失い" を地でいっておりまする。

 同世代の中では背は高い方だが、他は典型的な昔の日本人体型の持ち主であるところの自分は、"短脚" の為に、あつらえモノを買うと決まって裾野をまくし立てるか、カットして調整するのが "我ながら嗤えて"、M.ブランドやJ.ディーンの様に決める(*1) 事が出来ない・・・G-パンって、短脚の奴がはくと "観ちゃいられない" 程に見栄えが良くないですからねぇ。

 G-パンは、今では私等よりもは脚長になっている筈の若者向け・・・と勝手に想っていたけど、街中で見渡しても履いている若者は少ない感じがするのが不思議って言えば不思議だなぁ ・・・ むしろ年寄りの着用が目立ってしまうのは自分の見方が偏っているのかしらん。
-----
(*1)
  M.ブランド:欲望という名の電車
  J.ディーン:理由無き反抗
をご覧なれば、その格好良さは半世紀以上を時を経た今でも変わらないのが納得出来る筈。
 今のハリウッドスターの誰よりも・・・ってさえ想うのデス。

20220523:高級オーディオ・メーカーの生き残りは・・・(オンキョー倒産) [雑感]

 今や多くの方々に忘れ去られてしまったのかも知れない。 "ONKYO" って言えば、パイオニアとかサンスイとかナカミチとかと並んだ(超)高級オーディオ機器メーカーとして名をなしていたが、この13日に自己破産申告したそうだ。
 負債総額は凡そ¥31億-だとか。
 勿論一般市民から観れば巨額な負債には違いないけど、世に伝えられている何百億とか何千億、何兆円とかのIT-長者の資産に比べて何と "チッポケ" な額な事か。 適切な表現では無い事を承知していながら申し上げれば "僅か¥31億で破産" とは・・・そんな感じさえしてしまったのです。

 今は昔、プレーヤー、アンプ、デッキ&スピーカーはもとより配置/配線迄も背伸びして揃えて、レコード演奏や多重トラックのオープン・リール・テープ再生音を楽しむ・・・そんな事が大流行した時代があった。
 その頃、我が日本には超のつく高級オーディオ・セットを作り出すメーカーがいくつもあって、しのぎを削っていたものだった。
 その殆どが姿を消してしまっている訳で、今や極く一部のプロを除けば特定の広域/低域音をカットしちまったCD(音源)で済ます時代だ。
 こんな時代に置いてけぼり喰らって退場していくメーカーとそこの技術屋さんの気持ちを思うと "切なくなる" のは歳のせいでしょうか。

20220522:知らない事だらけ(東スラブ国家の本家本流は・・・) [雑感]

 自分は東ヨーロッパ、特にスラブ系国家の成り立ちについては全くと言って良い程に知識が無い。
 が、最近になって新しい事を知った。
 東スラブ人の国家形成は "キーウ公国" の成立(9世紀末)に始まり、それが10~11世紀にかけてはヨーロッパ最大の支配域を誇ったそうだ。
 一方、現在の露国の大元となる "モスクワ公家" の成立は実質13世紀の事で、従って成り立ちから観れば東スラブ人諸国の本家本流はキーウ公国であり、今ではその流れを汲むウクライナと言う事らしい:
   日経紙土曜朝刊’詩歌教養紙面掲載シリーズエッセイ:
   "王の渾名"(あだな)
   筆者:佐藤賢一氏
   5月14日版:"「聖大公」 キーウ大公ウォロディーミル1世"・・・①

ところで:
 プ-大統領@露国は昨年自らの名前で公表した論文と称するものの中で、
   ロシア人とウクライナ人は兄弟

としているとの紹介記事を読んだ記憶があるが、①に依れば "兄弟" ・・・って言うよりは "ウクライナが親" と感じてしまいそうだ。

 我が国に於いても想う事だけど、歴史の辿り方に於いて "身勝手"/"身贔屓" だけはいけません。

20220521:本牧(ほんもく)海づり施設(@横浜市)の記憶 [気晴らし事]

 "全国釣り公園ランキング" で第3位に入っていた(日経紙:2022年5月14日付け土曜日朝刊特番)。
 因みに
   第1位:熱海港海釣施設(熱海市@静岡県)
   第2位:オリジナルメーカー海づり公園(市原市@千葉県)
だった(老生には第2位施設の名称意味不明です)。

 ネットで確認したら本牧のは1978年に開園していた様だ。
 とすればよく出かけていたのは開園後間もなくだった。
 息子が小学低学年時代だった頃だ。
 当時は高台にある磯子社宅(磯子区@横浜市)に住んでいて、三渓園やこの海づり公園へよく出かけていたものだった。
 遠くに房総半島やら三浦半島が望めて、釣果が期待ほどで無くても気がせいせいとしたものだったか。
 たしかアジが多かった。

 仕事が忙しくなるにつれ、また息子の関心がフットボールへ移っていった事もあってか、いつしか訪ねるのが縁遠くなってしまった。
 今の住まいからは第三京浜高速道に乗り込めば一気にいける筈だが・・・釣りの方はチコッと気が重い。
 そう言えば、このソネブロでも三渓園を訪ねた楽しいブログがありましたっけ。 そうか、三渓園の方を訪ねてみるか・・・そんな前向き(?)の気分になりました。

20220520:がっかり(40年間近く東レUL-規格不正事件) [雑感]

 素材メーカーに勤めていた老生から観れば、東レと言えば繊維のみならずに飛び抜けた機能性素材設計技術を持ち合わせている超ハイテク企業のイメージしか持ち合わせていなかった。
 それが事もあろうに樹脂の "難燃性" を認証する最も権威ある民間UL-規格(@USA)の認証取得に遅くとも1980年代央頃から "替え玉" 検査をして誤魔化していた事が発覚し、この度の経営トップ減給処分となった:
   東レ、社長ら減給処分
    -樹脂製品の認証不正で
   (日経紙:2022年5月14日付け朝刊ビジネス面)

 実に情けない。
 本来あってはならない事ではあるが、これ迄は、言っちゃぁ何だがそこらの二番手とか三番手企業の "仕様誤魔化し" は随分と報道されてきた。
 が、今回の東レ’UL-不正は我が国を代表する企業のそれだ。

 何とも残念だ。
 想い起こせばの話だが、老生が現役の時代、東レ指定仕様を苦心の末に達成した機能性樹脂を提供した時、
   無理とは内心思っていたけど、よく開発出来ましたねぇ・・・

と "褒められた" 事があった。
 それ程、仕様/規格には厳格な取り組みをしていた企業だと信じていたのだが、40年以上前からと言うから、当方の勝手な勘違い過ぎなかった・・・って事だろうか。
 とすれば、"がっかり感" しかない。

20220519:知らない事だらけ(北朝鮮’コロナ禍) [雑感]

 ο-株@Covid-19による感染爆発が進行中との報道が続いていて、日に数十万の感染者が報告されている様だ。

 これには正直驚いた。
 その感染者数・・・と言うよりも、誠に申し訳ないけど、それだけの "検査体制" が整っていたのか・・・って言う驚きだ。
 いつから抗原検査キットやPCR検査機をそれ程に迄揃えていたのか、不思議な感じがしたんだけど、案の定、実態はそんな検査体制は構築出来ておらず、"発熱患者を感染者" と特定しているだけとの事だ。

 再三のWHOや米国等からのワクチン供与申し出を拒否し続けているものの、恐らくは中国乃至は露国製ワクチンを限られたメンバーだけが接種していると想われているそうで、とすれば接種済み一般国民は殆どいないのではなかろうか。

そんな中・・・:
 "ゼロ・コロナ政策" を強行して "鎖国" を続け、感染者ゼロをこの3月上旬まで公言していたが、先に開催された軍事パレードに全国から無防備な国民が駆り出され、そこで感染され帰郷した結果、免疫の無い人等に急激な感染が進んだ・・・と辺真一(ピョン・ジンイル)さんが解説されていた。

 あのトップは医薬品/医療設備の不足を担当部署の怠慢と批判しているとの報道があったが、強権国家の失政は全てトップの采配の結果に過ぎない。
 国民の多くが極めて低い免疫力の持ち主だとすれば、現下の感染爆発を押さえる手立ては余りなさそうだ。
 "建国" 以来の危機・・・トップがそう言う程に追い詰められているのだとすれば、余りにも皮肉な結果だ。
 核武装は急ぐが、国民の生活環境水準向上は捗らないとの報道を観聴きしたりすると、この国は解らない事、理解不能な事が多過ぎる・・・そんな印象デス。

20220518:これは ”憲法” の主旨に ”そぐわない” のでは・・・(後期高齢運転者交通違反制裁) [雑感]

 "改正" 道交法の施行に伴い、過去3年間で以下の11種の交通違反を犯した後期高齢者を対象とした "制裁試験(運転技能試験)" が13日から始まった様だ(警視庁広報)。 他の自治体も同様だろう。

11種交通違反とは:
 ① 信号無視(因みに老生は絶対にしない)
 ② 逆走(同上)
 ③ 追い越し車線走行(同上)
 ④ 速度超過(時にやらかす)
 ⑤ Uターン@U-禁止域(絶対にしない)
 ⑥ 踏切不停止&遮断機内侵入(絶対にしない)
 ⑦ 交差点右左折違反
  (樹木に隠れた指示板見落としで一回だけやらかした事があって
     -¥10K近い罰金を喰らい
     -5年間程(?)、免許証カラーがゴールド ⇒ シルバー になった)
 ⑧ 交差点走行違反(絶対にしない)
 ⑨ 横断歩行者歩行妨害(絶対にしない)
 ⑩ 前方不注意等安全運転義務違反(絶対にしない様心がけている)
 ⑪ ケータイ操作走行(絶対にしない)

しかし・・・:
 これらの違反は高齢者に限って犯す訳では無い上、その違反の影響が年齢差で有意差があるのかどうか検証されているのか、背景説明があったとは聴かない。 実際の所、これ等の違反率は非高齢者層の方が圧倒的に高いのでは無かろうか。

とすれば・・・:
 これは高齢者に対する "見せしめ"、つまりは "制裁" の類いで、どうしても免許証を召し上げる魂胆なのだとしか想えない。
 それでは、
   法の前では何人たりとも平等な扱いを受け得る

と言う憲法の主旨にそぐわないのではなかろうか・・・後期高齢者であり、クルマを利用しないと日常生活に支障をきたす老生に言わせればそんな受け取りです。
 まぁ、老生は憲法を専門に学んだ事は無いし、法律の専門家でも無いから "憲法違反" と迄は言得るのかどうか解らないけど・・・

 ②とか、アクセル/ブレーキペダル誤操作起因の高齢者運転事故が多発しているのは事実だろうが、こう言う "北風" 施策よりも、高齢者がクルマ運転しないでも不都合無く日常生活を営む事が出来る様な "太陽" 政策が必要なのでは・・・とも。
 そういう社会が実現すれば・・・と想うけど、そうはならないのが我が国だろうて。

とすれば・・・(その2):
 過去3年間の間に交通違反①~⑪を犯した運転者は年齢に依らずに技能試験を受けさせる方が違反率低下には効果的の筈だと考える次第ですが、ご訪問戴いた皆様はどうお考えですか?

20220517:W**は残り、i-P**は退場(ケータイ音楽プレーヤー) [雑感]

 2001年10月に登場し、以後一世を風靡した "i-Pod" が在庫限りで終了するとの事だ(5月10日付けアップル社@USA’広報)。 一方の雄である "Walkman" は今のところ残るらしい。

 今や音楽は "天から降ってくる" 時代で、大方の方はスマホで代替しているのだろう。
 が、自分はW-世代で、浮気せずに未だに持ち続けているものの、現下のコロナ禍のせいで外出機会が激減しているので利用の機会が殆ど無くなっている。

 否応無しに時代は
   "替わって" いくのだ。 それで良いのだ・・・

ですかねぇ。

20220516:▲IQ≒10(新型コロナ感染後遺症) [雑感]

 コロナ感染後遺症に関わる論文が話題を呼んでいるらしい。
 英国のインペリアル・カレッジ&ケンブリッジ大の研究者等の医学専門誌への投稿論文の結果がネットニュースで紹介されていて、コロナ感染重症者の回復後に観られる "認知機能に関わる後遺症" の特徴として
   -20年程の老化の進行に相当
   -脳活動機能、所謂 "知能指数"( "IQ" )の低下:10
   -遅い回復

を指摘しているそうだ。
 英国人患者を対象とした分析結果なので、直接的に "日本人へ換算出来る訳では無い" かもだが、おおいに参考になりそうなのでは?

若者よ・・・:
 3回目ワクチン接種をしていない若手が多いそうだが、罹患しても軽症だから・・・と言ってすませても、仮に後遺症が襲いかかり、
   -老化が進み、
   -そうで無くともそれほど高くない IQ が10も減って

しまっては、この世知辛い世の中を渡りきるのは辛すぎやしないかえ?
 チコッとは考え直したら?

因みに:
 日本人向け IQ-テストでは日本人平均値が100になる様に調整されているそうですが、世界基準に再調整すると "105" に相当していて、"高い" 方だそうです。
 だからといって油断を召されるな・・・と老生は想う次第です。

20220515:イーロン・マスク氏の ”呟き” は正しい(日本消滅 if 出生率<死亡率) [雑感]

 EVや民間宇宙開発で先頭を走っている氏の呟きが話題を呼んでいるそうだ:
   今の様な 出生率<死亡率 が今後とも続くのなら
   日本消滅する。

 余計な御世話だ・・・なんてヨタが多い様だが、現実問題として、我が国の人口は継続的減少が回復される様子は全く見えない。

 加えて、基本的に "村社会" 国家である我が国が米国の様な "移民" 国家になる事は出来ないだろうから、出生率が大幅に上がらない事には人手不足が行き着くところ迄行って、そのあげくは社会の動きがどうしようも無く取れ無くなるに違い無い( "無く" が3つで m(_ _)m )。

 その上に、先の衆議院選挙直後にあれ程問題視された "文書・・・経費" の改正が頓挫している様が示している事は国会の先生方は何事においても自己改革が出来ない・・・って事だ。
 だからして、国会の先生方に若い世代が希望を持てる国へ変えていく政策を実現して戴く事は、チコッとも期待出来ないのが現実だ。

とすれば・・・:
 この意味で、出生率<死亡率がこのままずっと続けばマスク氏の呟きのどこにも誤り無い・・・数学が教えるところに過ぎない。

 何処の国がそれを悲しむのだろうか・・・何処からか高嗤いが聞こえて来なければ良いのだが。
 マスク氏は
   それはとても残念な喪失
と言ってくれている事を忘れてはいけない。
 彼は従前から所謂先進諸国で出生率が低下気味である事に警鐘を鳴らし続けてきていると言う。 我が国の有り様を呟きを通して嘆いているのであり、改革を望んでいる・・・と捉える方が生産的だ。
 まぁ、国会の先生方に期待するのは無理かもしれないが・・・
 海外の識者に懸念されるとは・・・情けないし、やるせないですなぁ。

20220514:新しい関係?(日本/韓国&日本/ドイツ) [ただの私見]

 国のトップが変わると国同士の繋がりも当然の事の様に変わっていく ・・・ として "期待" を込めた報道が最近多い様に感じる。


その1:日本&韓国
 この9日には韓国に新大統領が生まれ、最悪と言われる対日本外交関係の改善に意欲的らしい。
 しかし、しつこい "しこり" の様な "あの問題" をいかに解決に向けるのか、足を引っ張る勢力が双方の国に沢山いる様で、簡単にいくのかどうか、残念ながら怪しい。
 根元は国民性だ。
 自分なりの解釈に過ぎないが、韓国民の "反日" 感情は生まれる前から刷り込まれたDNAの様なもので、そう簡単には修復出来るものでは無い。
 そう遠くない先に韓国の国民当たりのGDP(国内総生産)は我が国のそれを追い抜くとの予測があるそうだが、それが実現されても反日感情は収まらない。 収まるのは、自然科学部門ノーベル賞受賞者数で我が国を追い抜いてからだ・・・そう言ってはばからない知人がいたが、自分も同感している。
 要するに、韓国は "何事においても日本より上" ・・・ って言う強烈な自尊心が満足されない限り反日感情は収まらない。

その2:日本&ドイツ
 大分前に新しい首相に変わったドイツも、現下の露国のウクライナ軍事侵略を観て、親和的対露&対中国関係を見直し、対日本外交を重要視するとの事だ。
 しかし、前のドイツ首相は旧東ドイツ出身のエリート階級の方で、露国にはさしたる対立的感情を元々お持ちでは無かった様だ。
 そんな背景があってか、国を動かすエネルギーの大元を押さえられている状況下にあって対露政策を持続的に変える事が可能かどうか、自分なりの考えでは疑問だ。
 おまけに、中国におけるドイツ車の普及ぶりを目の当たりにすると、そうは簡単に中国を袖にする事が出来るとは想えない。

結局・・・:
 漠然としているだけでいっこうに中身が理解出来ない "新資本主義" を掲げるのも良いのかも知れないが、我が国トップには落ち着いて世界を観て、その上で "日本ファースト" を実現して欲しい・・・そう、つくづく想う次第です。
 何処の国だって "自国が一番かわいい"。

20220513:遠い存在(詩人 ”R.M.リルケ”) [自分の事]

 この4月から切り替わったのだが、日経紙朝刊日曜文化面には
   連載エッセイ:"詩探しの旅" (四元康祐氏)
が掲載されていて、5月1日には
   現代のリルケ

と題されたのがあった。
 今に生きるリルケの様な詩人に出会った事をさりげなく綴ったエッセイだった。
 筆者はドイツ在住の日本人詩人(Wikipedia調べ)で、その世界では著名との事だ。

が・・・:
 詩・・・浅学非才な自分には到底解らない "その心" だが、リルケだけは名前だけ知っている。
 と言っても、オーストリア生まれで、S.ゲオルゲと並ぶドイツ語圏大詩人・・・程度の事だけだ。

と言うのも・・・:
 3年前に旅立った恩師(@中学&高校)がリルケの全詩集の翻訳を手がけ、高い評価を得ている事は知っていて、中身を読み切れないにもかかわらずに一部だけ手元に置いているのだ。
 恥ずかしながら再三眺めてもその詩心が解らず、自分が旅立って向こう岸で恩師に出会っても顔向け出来ない想いです。

 そんな訳で、只単に記事の見出しに "リルケ" とあるだけで、居心地がチコッとゆるんだ老生であります。

20220512:いくらかかる?(BS広告品) [気晴らし事]

 今更言う迄も無いけど、無料の民間BS放送では広告攻勢が極めて激しい。
 頭髪・皺・シミ・目・耳・骨密度・五臓六腑・便秘・疲労・腰痛・足腰等の機能劣化に効くと訴える広告が次から次へと間断無く流される。
 年寄りは "思い当たる" 症状が多いから "つい*2" 気にかかる。
 画面には必ず
   個人の感想です。
   効果を保証するものではありません。

って注意書きしてあるけど、何時だったか、頭から足まで一通りのサプリメントの類いを買うとすればいくらかかるのか・・・
 概算してみたら、軽く¥100K/月程にもなっちまう・・・ので、その気になって買う気になっちゃうと間違いなく "身の破滅" だ。

 いやはや驚きましたよっ!
 そんな訳で、私等は
   やめとこっ!
・・・って結論でした。