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20230131:先進国の責任 ”カーボン・マイナス” [ただの私見]

 気候変動対策待ったなしっ・・・って訳で、EUが率先する形で、米国は嫌々乍ら(?)、それ等を追って我が国も2050年迄の温暖化ガス(GHG=グリーン・ハウス・ガス)排出ゼロ・・・所謂 "カーボン・ゼロ"( C-ゼロ) を政策目標としている。
 企業に於いてもC-ゼロ宣言しないと融資先とか取引先から外される様な陽に陰に "圧力" がかかってきているとの報道だ。

ところで:
 産業革命以降の地球平均気温の急上昇は産業活動に伴ったGHG増加に依るとはエラい専門家諸先生の多くが下した結論だ。

とすれば:
 先ずは産業革命によって工業化を進め、富を得て裕福になった先進国が先ずはその責任を取るべきなのではないか。
 その為にはC-ゼロでは足りずに "C-マイナス" でなくてはならない。
 即ち、
   炭素排出量<炭素吸収遼・・・C-マイナス・・・①
   炭素排出量=炭素吸収遼・・・C-ゼロ・・・②
   炭素排出量>炭素吸収遼・・・C-プラス・・・③

と呼称するのが一般だから、
   先進国は気候変動の責任を取って①を目指し
   発展途上国は一定の産業水準に達する迄は③を認め、
   以後は②を目指す

とするのが公平な取り組みだと言うもんだ。
 先に富める国になったところが②で済ましていては発展途上国は何時まで経っても "途上" に留まってしまう・・・こんな "妄想" を年末から年始にかけて考えていました。
 反論・・・多いだろうなぁ。
 こわっ!・・・タハっ!

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20230130:東京科学大学 [雑感]

 2024年度統合を目指している東工大(国立大学法人東京工業大学)&東医歯大(国立大学法人東京医科歯科大学)がこの19日に新大学名を
   東京科学大学

とする事を公表している。

 自分は理工系だった事もあって東工大の所謂 "レベル" を知っている。 かっては理工学に特化した国立大学一期校で、その時代、当該分野を目指す関東圏高校生の多くが東大か東工大を目指すのが常道だった。
 東大の物理が歴史に残る名難問題が多かったのに対して、東工大では化学が当時の高校化学の全分野に渡る超多数の問題に特徴があったかの様に記憶している。
 東大との体制上の相違は、文系&医学系を持たない単科大学扱いだった時代だったが、自分の数少なくない知人は何方も理工学に優れていて、東工大卒と言う事に誇りを持っている。 その発祥地が蔵前(@東京)であった事から同窓会組織として蔵前工業会が知られている程だ。
 因みに聴いた話では、国立校ではこの東工大卒の、私立校では慶應義塾卒の同窓会活動が盛んなんだそうだ・・・へぇ。

 統合後には医学系をも併せ持つ総合大学として国内トップ校を目指すのであろうが、健闘を期待したいですねぇ。

しっかしぃ・・・:
 新大学 "名" はなんか、"軽い" ・・・なぁ。
 何故なら、大学では理工学であれ医学であれ、また文系学であれ、その "科学" を学び、深化し、かつ高める学問学究機関であるから、
   大学なら何処の大学でも基本は "科学大学"

なんよ。
 それに "東京" だけつけてもなぁ。
 なんとなく "私大" と間違われ易い?・・・そんな感じを受けるのは東工大の "重み" を知っている世代だからかも・・・まぁ、十年も経てば解消されるんだろうけど。

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20230129:週刊誌はどこへ行く? [雑感]

 創刊以来100年余の歴史を持つ "週刊朝日誌" がこの5月末を以て休刊となるとの事だ。 自分はこの社系の発行媒体を全て嫌うので何とも想わないが、万感の想いを抱く人達もおられるには違いなかろう。

ところで:
 週刊誌の発行部数は印刷証明書版が最も信頼出来ると言われているが、一般週刊誌&児童向けコミック版のそれを観ると、例えば以下の通り:
   一般週刊誌事例:
     週刊文春 ≒ 577K部・・・①
     週刊新潮 ≒ 390K部・・・②
     週刊朝日 ≒ 117K部・・・③
   児童向けコミック週刊誌事例:
     少年ジャンプ ≒ 1,692K部・・・④
     少年マガジン ≒   715部・・・⑤
     少年サンデー ≒   278K部・・・⑥
 (以上:2019年1~3月間 "号辺りの平均発刊部数" )

 人気コミックを掲載している④がダントツで、一般誌トップの①でさえ⑤にも及ばない。 過年度データーを観ても一般週刊誌は全体的に "じり貧" 傾向にあって、③が休刊になるのは時間の問題だった・・・そんな感じがする。
 一般週刊誌のトップ記事は政治家や芸能人のスキャンダルが普通だが、特大ネタはそう*2毎号掲載出来る筈も無い。 ネットで入手出来るニュース一般なら週刊誌を待つ迄も無い。 それなりの学識/有識者や文芸家等の連載エッセイとか小説もあるが、それを読む為に定期購読する人が多いとは想えない。

そこで一般週刊誌に起死回生の手はあるのか・・・:
 想い出すのは、今は昔、故・手塚治虫氏:"陽だまりの樹" が大人向けコミック誌に長期連載されていた事があって、自分はそれを毎号の楽しみにしていた。
 そこでだが、大人の鑑賞に堪え得る様な質が高く、中身の濃い "コミック" を掲載したら新たな読者層を獲得出来る・・・と皮勘定してみたけど、果たして・・・
 成人向けコミック週刊誌分野の美味しいところを浸食する訳だ。
 そんなコミックがあるのか・・・って?
 それが大ありだ・・・その証拠に、最近のTVドラマの多くがアニメを原作原案としている程なのだ。 例えば、"イチケイのカラス" なんか、一押しの好例としか想えない。

 これに倣えば、法の裁きを逃れている悪徳政治家や経済人、芸能人その他大勢を徹底的に懲らしめるのなんかは?・・・そう、今は大昔に流行った "必殺仕事人" の現代版よっ!
 必殺ものにはG13の様なスナイパーものがあるが(:これはこれで最高に面白い!)、現下の身近な "悪に×" を下して、名も無い私等一般庶民の鬱憤を晴らすのだ。

 もう一世紀近くも前になる事だが、米国ミステリー黄金期にE.クイーンが正体不明のB.ロス名義で超名作を発表して話題を掠った事があったが、覆面原案作者/覆面原画家等々の話題造りを背景に、せめてズバッっと鬱憤を晴らせる作品が良いのだがなぁ・・・それに加えて、やり手の弁護士の監修を受けて名誉毀損をクリアしておくのだが・・・

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20230128:”100均” の歴史 - ”何でも¥10”@縁日夜店(1950-60) [雑感]

 さすがに¥100-だけでは済まなくなっている今だが、所謂 "100円ショップ" の歴史が紹介されていた:
   100均、原型は江戸の「十九文見世」
    - 戦前は高島屋が10銭ストア
   (日経紙:2023年1月16日夕刊くらしナビ)

 この記事に依れば
   1.江戸時代中期:十九文均一店が登場
   2.1930-40年代初め:高島屋が10銭ストア開店
   3.1970-80年代:100円均一の移動販売/催事販売が登場
      ⇒人気を呼び固定店舗販売へ
   4.1990年代:100円ショップ急拡大

の流れが紹介されていた。 デパートがやっていたなんて初めて知った事でした。

ところで:
 これを読んでいて想い出したのが
   縁日夜店の "何でも10円"

事だ(1950-60年代)。
 季節に合わせた駄菓子は勿論、けん玉とかメンコ、ベーゴマ、お手玉等々のオモチャ類や簡単な工作道具、更に当時はやっていた少年探偵団手帳を模したもの等、とにかく子供の興味ひくものが何でも並んでいた・・・まぁ、ちゃちなモノだらけだったけど。

 大人が何でも100円店に飛び込む習いはこの子供時代の "刷り込み" があったり、"親から子供へ遺伝" したりしたからでは?・・・なんて想ったりした。

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20230127:G.ロロブリジーダさん逝く(女優&写真家@イタリア) [故人を悼む]

 1月16日に逝去。 享年95歳。

 1950~60年代にかけて絶世の美女と称された映画俳優だった。
 自分が観たので印象に残っているのは、
   空中ぶらんこ(1956年:米)・・・①
   ノートルダムのせむし男(1956年:仏)・・・②
   わらの女(1964年:英)・・・③

でした(年代:ネット確認)。
 公開当時どれも評判で、何回もTV放映されている。 ①ではB.ランカスター、②ではA.クイン、③ではS.コネリーと、当時の映画で活躍していた男優を相手にしたヒロイン役だった。
 当時のイタリア女優といえば、S.ローレン、A.エグバークのような圧倒される方が多かったが(但し、C.カルディナーレが例外)、故人はチコッと違っていた。
 確か来日経験があったかと想ったが・・・今はこう言う言い方はタブーの様ですが、とにかくすごい美女でしたな。
 黙祷。

追記:
 ネット出確認出来ましたが、②は今では
   パリのノートルダム

と改称されているそうです・・・ "時代" を感じます。

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20230126:プロの世界は・・・(E.ジョーンズ氏ラグビー豪州代表チームHCへ) [ラグビー]

 プロスポーツの世界では、チームは常に強くなければならない・・・この "当たり前田のクラッカー" 原理はラグビーの世界でも通用している。
 我が日本代表チームのHCを勤め、W-杯2015年英国大会で超強豪の南アフリカを破って史上最大の番狂わせを実現したE.ジョーンズ氏は、以後は英国代表HCに就任し、先の2019年日本大会では準優勝を果たしていた。
 が、その後の英国代表チームは若手の成長はあったものの、戦績は振るわず、先の12月に解任されてしまった。

 その時点の情報では、古巣の豪州代表HC就任が伝えれていたが、この16日に正式に決定された様だ。 その背景には豪州代表もやはり戦績不良があったと伝えられている。

 勝つ事が常に要求されるプロスポーツの世界では、"結果としての戦績" だけが評価の対象・・・指導者には極めて厳しい現実だ。
 こう言う世界は "up or out" って言うらしい。 期待以上の戦績を上げれば待遇があがり、駄目なら放出・・・って訳だ。
 "ひ弱な" 自分にはとても耐えられない世界・・・に違い無い。 最もその前に自分にはそのような才は皆無だ。
 無責任だが観戦するだけのファンで十分だ・・・とする次第デス。

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20230125:佐藤幹夫氏逝く(純粋数学者) [故人を悼む]

 1月9日に逝去。 享年94歳。

 古典的な関数理論を越えた "超関数" 理論を体系化したお方のお一人だ( "佐藤’超関数" )。
 理系の学生であれば3年時、遅くとも4年時に習った筈の "第二量子化理論" で必ずお目にかかる "ディラック’δ-関数" の数学的理解がその入り口だった。
 正直、解った様な、それでいて本質はチコッとも解っていない様な理論だったが、とにかく使うととても便利なシロモノだった・・・程度にしか想い出せない。

 我々日本人の中には、純粋数学の概念を革新させて超難問を解いた方とか、新たな体系化を成し遂げた方とか、そんな "超のつく天才" が時におられる・・・誇らしい事だ。

 故人は1984年に文化功労者表彰を受ておられているが、これを遙かに超えられた学識者だった筈だ・・・行政とかアカデミア側に純粋数学者を正しく評価する人材がいなかった事を図らずも示しているに他ならない・・・そんな感じを受けています。
 黙礼。

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20230124:かくも機密情報/文書の管理は難しい [雑感]

 情報管理についてはとてつもなく厳しい・・・と想っていた米国においてさえ前大統領が持ち出し禁止とされる機密文書を私邸に持ち込んでいたとしてFBIの家宅捜査を受けた事が大きな話題となった。
 前大統領の報道されてきた "無茶ぶり" からすれば "さもありなん" と想っていたら、今度は現大統領が似た様なコトをしていた事が露見している。

 毎日*2機密情報&文書に接していると、その機密性に鈍感になっていくのだろうか。
 米国大統領であってさえそうなのだろうから、他は推して知るべし・・・って事だろうなぁ。
 我が国の機密情報/文書の管理を信じて良いのかどうか・・・気味が悪い世の中の感じがしてなら無いデス。
 何しろ、役人自身が "公文書改竄" を指示さえする世界だから・・・

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20230123:考える(トリチウム含有汚染水海洋放出) [ただの私見]

 この夏頃迄に、3.11でメルトダウンした東電福島原発由来放射性元素含有汚染希釈水事故原発沖合に放出する事が決まったらしい。
 国際的に担保された安全性確保迄に希釈してあるので問題は無い・・・と言うのが国の立場だ。

とすれば・・・:
 何も事故現場沖合でなく、我が国の何処の沖合で放出しても良いのでは・・・と言うコメントが視聴者より提案されていると、先週の何時だったかのNHKR1の22時ニュースで紹介されていた。
 余談だが、確か大阪市長だったか知事だったか、
   それだけ安全なら大阪湾で放出する可能性を検討しても良い

と行ったとか言わなかったとか。

 私等は何回も裏切られてきているから、国がどんなに安全だと言っても
   風評被害が無くなる事はあり得ない

と考えるのが極々自然だ。
 今では3.11被害の復旧復興を声高にして主張する政治家はいないし、第一、政治資金問題を抱える人間を復興相に任命して放ったらかしにしているのが今の政府だとしたら、風評被害対策なんぞ、どれ程真剣に考えているのか期待出来ない。
 おまけに情けない事には、東北以外の国民のどれだけが関心を持ち続けているのかさえ疑わしい。

 口でどれだけ言い繕っていても "NIMBY"( Not In My Back Yard )は "健在" だが、今やそれが許される程の余裕は無いのが我が国のエネルギー実情なのでは無かろうか。

またしてもの "とすれば" だが・・・:
 東電の産みだしている電力の多くを関東首都圏居住者が使用している事から、この地域が放出先を提供するのが "道理" ではなかろうか。 つまりは房総沖合とか東京湾とかでだ。

 消費者は金銭的負担に加えて環境負荷に迄責任をもって初めて消費者たり得る・・・今やそう言う時代なのではとさえ考える。
 子供手当を該当都民全家庭へ給付する程、政府に先立って我が国の成り立ちをお考えになっている都知事のご見解を伺いたい。

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20230122:”悪知恵” 留まるを知らず?・・・( ”バイオクレジット” ) [雑感]

 現役を引いてからは我が国事務局を努める一員とのコミュが乏しくなったせいか、この記事には初めて知る事に驚くと同時に、これを考え出したアング*サクソ*人達の "底なしの悪知恵" には面食らった。 とても日本人には思いも付かない:
   生物多様性「相殺」に懸念
    -オフセットで環境破壊も
   (日経紙:2022年12月09日付け朝刊)

 "生物多様性条約" とは、この地球上の多種多様な生物種の保護を目的とした "国連" の取り組みの一つで、最近開催されたその条約締約国会議( COP15 )で
   生物多様性オフセット(別称:バイオクレジット)・・・①

を "合意" とする文言が会議録草案に記載されているそうだ。
 既に "国連開発計画" と "国際環境開発研究所"(@英国)がこれを支持する共同報告書を公表している事には驚きを通り超して呆れた・・・何てぇこったっ!。

 ①とは、要するに、
   新たな開発で失われる生物多様性を・・・②、
   別の場所で再生・復元して・・・③
   生態系への負の影響を相殺(オフセット)する・・・④

事を主旨としている。

が・・・:
 これは、この地球上に生息する生物多様性の詳細を理解出来ているとは言え無い現在、その知識を以てした②を正しく評価出来、その上で③によって果たして④が保証されるのかどうかの "確証" が得られない事が問題だ。

 地球温暖化対策として "脱炭素" 政策施策が展開される中で、炭素排出量をマネーで帳消しにする "カーボン・オフセット" 制度が罷り通っているが、これは脱炭素に励んでいる "ふり" をする所謂 "グリーン・ウォッシング" を想い起こさせるとさえ記事では指摘している程の危険な "悪知恵" だ。

 気候変動に関する "パリ協定" 実現が疑問視されている今、バイオクレジットが認知されたら生物多様性の維持は極めて危うい・・・と懸念する事は極めて自然だ。
 これを認める国連自体の存在意義を疑うし、こう言ってしまえば言い過ぎかもだが、考え出した人達の悪知恵が恐ろしい。 とても日本人には思いも付かない考え方だ・・・但し "悪のり" する企業はいくらでもいるだろうて。
 こうして生態系を含めた地球環境は不可逆的に破壊され尽くしていくのだろうか?・・・悲観的過ぎる想いかも知れないけど。
 人間にそれ程迄してこの地球上で開発していく権利/資格があろうとも想えない・・・あの "緑の党" の声が一向に伝わってこない事にも危険を感じる。

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20230121:最近・・・ ”海苔” が駄目 [食]

 パリ*2した焼き海苔は日本酒の肴としても向いているし、そんな海苔で巻いた寿司はとても美味しいのだが、最近の板海苔は値段の割りには駄目になった・・・そんな感じがしてなら無い。
 狂乱物価の中で海苔だけに値上げを認めないって訳じゃ~無いけど、結構なお値段の板海苔でも厚さが均一ではないし、ところどころに小さな穴があったりするし、その上、味も今一だ。
 どうなっちまったんですかねぇ・・・
 海水温が↑過ぎたのか、栄養が過飽和になっちまったせいなのか、海苔巻きも何となく味気なくなった気がしている今日この頃です。 そのせいかもしれない・・・つい最近も我がワイフ殿から "お醤油着け過ぎよっ! "って怒られたけど。
 また楽しみの一つが消えかかってきた・・・そんな想いすらします。
 どうですか? 皆様方のお宅では・・・

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20230120:”老いの力”(エッセイ@長塚京三さん) [雑感]

 何処の新聞でも、何れかの分野でしっかりとした実績を積み重ねてきている方々のエッセイを掲載する欄がある。
 2023年1月7日付けの "あすへの話題"(日経紙夕刊)は、渋い演技を見せて楽しませてくれる長塚氏のそれだった。
 氏は、"老いの力" の題で最近の心境として
   - 真っ当に老いることが生きること
   - 老いの力を恃んで「老優」を楽しむ

と言い切っておられる。

 羨ましい心境だが、ここに至るにおいては、"コロナの世界戦略":
  "世代交代に拍車をかけるため、高齢者から順に排除する"

に嵌まってはならないとの想いからだったと仰る。

成る程・・・:
 海外に於いてはどうかわからないが、最近の我が国のコロナ禍政策/施策に、
   - 全くの危機感が感じられない

事に加えて、
   - 医療保険:インフルエンザ並扱いへ移行

が企てられていて、現下のコロナ禍をもって社会保険の重荷になっている "高齢者層" の排除を加速させようとする世界戦略ならぬ "岸田戦略" を感じているのは自分ではあるまい。
 こう思い至ると、絶対にかかるまい・・・と意気込んでしまう自分がチコッと憐れ・・・かな?
 むしろそれを意図していたとすればAI並の知恵袋の持ち主がいたか?・・・思いつきに終始しているとしか見えないから、そんなこたぁ無い。

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20230119:人間って不思議( ”人工冬眠” & ”腸内呼吸” ) [雑感]

 何時の新聞記事だったか、また何時のNHKR1で聴いたのか、手元で出所を調べたけど見つからなかったのですが、人間には
   人工冬眠・・・①

   腸内呼吸・・・②

を可能にする仕組みがあるが、休眠中(?)らしい。

 この地球最後の寒冷期を生き延びた哺乳類には①の機能を維持した型がいるが、そうでは無い型でも特殊な刺激を与えれば蘇る(?)可能性を窺わせる結果が見いだされているそうだ。
 ②は、気管支経由呼吸対比では低効率であるが確からしい。

 ①&②が可能となれば、緊急性を要する医療事故に対処出来る時間的余裕が稼げるとか・・・
 正月に餅を喉に詰まらせる悲惨な事故があるけど、こんな時に応急措置で②が使えれば・・・なんて、素人は想ってしまう。

 人間の仕組み・・・まだ*2解明出来ていない機能が沢山あるそうです。
 但し人間の寿命の上限は凡そ "125歳前後" と推定されているそうだから、①を使って後世へ生き延びて超難病を未来医療で治療しよう・・・なんて考えても所詮は限界がある様なので、今をどう生きるかの方が意味がある・・・かな?(正直、解りません)。

因みに・・・:
 仮に(近)未来に可能となったとして、液体窒素で冷凍保存した人間が解凍して "本人" に戻った時、その人は "生命保険の対象になり得るのか" どうか・・・生命保険会社は
   回答できない

としたそうデス:
   私は誰?-(上)
    -自分以外の「私」増殖中
   (日経紙:2022年1月8日付け朝刊著名記事)
   (著名者:草塩拓郎氏&北川舞氏)

 そりゃぁ・・・そうだろうて。
 何年何十年先になるかどうか解らない事に保険が適用できるのかどうかなんて、どだい無理な相談だ・・・と想うモノです。

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20230118:お恥ずかしい( ”ローバイ” ) [自分の事]

 チコッと前に "ローガイ"(老害) の投稿を致しましたが、本日は "ローバイ" です。
 暮れに一枝のローバイを買い求めて玄関に飾っていた我がワイフ殿が
   爽やかな香りでしょっ!

と当方の褒め言葉を催促した。
 確かに軽い感じの清涼感に近い香りだ・・・そう言ったら一応満足していた。

ところで:
 ローバイ・・・自分は
   "老梅"

とばっかり想っていて、"高樹齢の梅" の事だろう程度の知識だったが、我がワイフ殿の解説によると
   "蝋梅"

で( "朧月" = 3月にあらず )、
   12月頃から咲くので、その呼び名(朧月)からこう呼ぶのよ

って事だった。

 いやぁ・・・この歳になって初めて知った!
 浅学の自分である事は百どころか千も承知していて、自覚もしていたけど、ここ迄も常識を知らなかったとは・・・ お恥ずかしい限りでした(バレたのが家内だけで良かったデス)。

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20230117:どうした! CG [雑感]

 今年もまた鳴り物入りで大河ドラマ@NHK総合TVが始まった・・・"どうする家康"。
 大河ドラマ・・・貴重な日曜日の夕べをTV鑑賞に取られる事を良しとしない自分は観ないのを "原則" としている。
 が、我がワイフ殿は毎年の様に観ているものの、結構その評価は辛辣だ。

 8日(日)に放映された第一回・・・家康が人質の形で今川義元家に留置されていた "青春" 時代、あの有名な "大高城" への身内だけでの援軍を指示され出かける話だった・・・らしい。 これを観ていた我がワイフ殿が
   騎乗シーンがオカシイ・・・

って "騒ぎ" 出したのです。
 呼び出され、録画版で追っかけ再生で観てみると、馬が上下しているだけで、その場面の移動感/躍動感がまるで無い。 単に "回転しない木馬" に乗って上下しているだけで、遠景も明らかにお粗末な出来映えCGなのがすぐ解る・・・これでは "嗤いモノ" だ。 一生懸命に主役を演じている人気若手を演技達者なベテランが脇を固めている場面なのに・・・なんとまぁ勿体ない。

 そも*2が、騎乗シーンは、闘いの場合は躍動感が無ければ、また単なる居場所移動の場合は(大)自然を背景としたゆったり感が無ければつまらない・・・とは、この歳まで数多くの時代劇&西部劇鑑賞&撃破してきた老生の受け取り方だ。
 NHKと言えば、その放送技術研究&開発&実用化のレベルでは国内でも最上位クラスの筈だが、その現場はどうした事だ。
 まるで題目に合わせた様に
   どうした! CG

って問い合わせたい位だ。
 4Kや8Kでなくとも2KTVですぐ解る様なCGとか手抜きシーンの乱造では,強制的に視聴料を払わせる仕組みに疑問を抱くばかりだ。
 さすがにこれに関してだけは我がワイフ殿も自分の意見に賛成でした。

ついでに・・・:
 大河ドラマもそうだが、朝ドラや所謂連載番組のキャスト&スタッフ紹介画面、言わばその番組の "扉" がやたらとコマ数の少ないCG仕立てが多い様に感じる。
 出来映えも今一だ。
 予算が窮屈なのか?

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20230116:山手線ホーム⇒島型へ@JR渋谷駅 [雑感]

 恐らくは、東京都南西地域&横浜市に済んでいる方にしか通用しないブログです・・・m(_ _)m
 渋谷駅界隈は、ビジネス周りではICT関連、サブカルチャー周りでは若者エリアに変わって久しいが、相も変わらずのゴチャ*/2感満杯の山手線ホーム@JR東日本の一体化工事が先の7-8日に渡って "人力" で進められた・・・その作業風景は圧巻でした。

 内回りホームと外回りホームが別々だったのを島型ホームに改造すべく、外回り線路の切り替え/配置換え工事だった。
 JR渋谷駅は年がら年中工事中・・・のイメージしか持ち合わせていないが、何とこのホーム改良は2015年来から続いていたとの事だ。
 今回の工事でちっとはすっきり・・・の筈だが、現役時代と異なり今では東横線渋谷駅から他線への乗り換えの必要性も無くなった自分には "遠い" 出来事でした。
 でも人身事故が無く、9日からは平常ダイヤで山手線運行再開になって良かったデス。

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20230115:いくら縁起物・ご祝儀相場だからって・・・(まぐろ初値@豊洲) [雑感]

 毎年の様に、かっては築地、今は豊洲市場でのマグロ初競り風景が報道されている。
 そこでの本マグロの落札価格が半端じゃないどころか、自分に言わせれば "狂気の沙汰" にしか見えない:
   2023年:¥170K-/kg( ¥ 3604万円-/本)
   2022年:¥ 80K-/kg( ¥ 1688万円-/本)
   2021年:¥ 10K-/kg( ¥ 2084万円-/本)
   2020年:¥ 70K-/kg( ¥1億9320万円-/本)
   2019年:¥120K-/kg( ¥3億3360万円-/本)
        (以上:時事通信社配信ネット情報等)

 今年の単価は豊洲市場最高額だったらしい・・・マグロ一本が中古クラスのマンション価格並だから驚くしか無い。 コロナ禍以前、豊洲市場になってからの最初の競りでは "億ション" もどきで、尚更に驚くばかり(2019年)。

 ネット情報では、マグロ身 100kg から歩留まり 60% & 15g/貫辺りとすれば 4K 貫程が握れる事になる。 とすれば一貫当たりマグロ価格だけでも \2.5K-にもなっちまう(上記で一番安い単価ベースの場合でも)。
 こう言うのを平気で味わう超富裕層もいるんだろうが、どちらかと言えばヒカリモノ好みの自分にはあまり関係なくて良かった・・・チコッと負け惜しみ気味だが。

ついでに:
 いくら初競りご祝儀相場だからといって、こんな合理に合わない取引があるなんて・・・想う自分は時代に取り残されているかも。
 所詮、経済はマネーに纏わる人間の浅ましい迄の理屈に合わない不条理性を併せ持つのかも知れない。
 自分の乏しい世界史知識の中でだって、17世紀前半だったか、オランダでトルコ産チューリップ球根取引に於いての狂乱的バブルがあった。
 また何も海外に目を向けなくとも、我が国でも前世紀末に不動産&株価バブル経済があって、どっちもそれがはじけた後は容易に回復出来なかった、いや我が国では未だに回復出来ていないとの指摘すらも想い出してしまう。

 落札者は "赤字覚悟" ・・・ ってな事言っているけど、どっかで帳尻合わせていて "黒" を出していなけりゃぁ、こんな馬鹿なコトする訳無い。
 利用者が "つけ" を払ってる筈で、それは富裕層にお任せで、こっとら一般市民には無縁なお話なんだろう・・・なぁ。

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20230114:カラオケ・ルームの ”今日的” 使い方 [自分の事]

 現役の頃はよく通いました・・・会員になって割安で月に何回も。 "採点" がつく様になってからは "敬遠" 気味だったけど・・・(苦笑)。
 リタイア後、それでも腐れ縁から原則として "在宅+PC" で済ませる業務を引き受けているけど、これは惚け防止かつボランティア活動として精を出している事もあって、コロナ禍の下、カラオケに出向く事も無くなったが、最近の事情を紹介している記事が面白かった:
   カラオケ料金、上昇さらに
    -コロナ禍で利用減、「歌わない」使い方も
   (日経紙:2022年12月27日夕刊ニュースぷらす紙面)

 諸物価高騰の余波も加えて業界は四苦八苦の模様だ。 そこで本来の業態から飛躍して "歌わない使い方" が流行っているらしい:
   - ライブやアニメ鑑賞
   - ゲーム
   - リモート・ワーク
   - 楽器練習
   - 誕生会とかお茶会

等々。
 リモート・ワーク空間として利用するなんぞ、発想の転換ですなぁ・・・こんな使い方あるのならたまには利用してみようか・・・って想ったが、ここいらではカラオケ店が無くなっちまった事に気がついた。
 折角の利用法ヒントを得たのに、当分利用する機会は無さそうです。

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20230113:狼の月(2023年1月7日) [雑感]

 今日は大部様子が変わっちまったが、先週土曜日は満月で、厳寒の中、ここ横浜市北部から眺める天空東南方向の満月はとてもっぽかった。 我がワイフ殿がこれを眺めて "気味が悪いくらい" ・・・って言っていた。
 1月の満月は "狼の月"( "Wolf Moon" )と称される。 狼を神聖視していたネイティブ・アメリカンの呼び名に倣ったそうだ。
 赤っぽく見えるのは所謂 "レイリー(Rayleigh)散乱" と呼ばれる現象で、夕焼けの見え方と同じだと理系であれば3年時にその理屈を習う・・・久しぶりに想い出した。 なつかしいですねぇ。 こんな事、一生懸命学んだ時期が自分にもあったんだって。

因みに・・・:
 北欧伝説にある "狼男" と北米先住民の "狼月" との間に関係があるのかどうか・・・自分には皆目解りませんが、狼には "神性" を漂わせる存在感がある様です。

ついでに・・・:
 "狼少年" と言えば "嘘つき少年"・・・が定番だったが、今は大昔 "狼少年ケン" って言うTVアニメがありましたなぁ・・・この歳にもなりますと、突然に変な事を想い出す始末です。
 たはっ!

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20230112:帝京大圧勝(大学ラグビー選手権決勝戦) [ラグビー]

 大学ラグビー界は再び "帝京大学一強時代" へ入った様だ。
 8日(日)に国立競技場で開催された決勝戦は
   帝京大学:早稲田大学=73-20

で、帝京大が圧倒的な強さを示した試合だった・・・って言うよりも、決勝戦でこれ程のトライ差/点差がついた試合は観た事も聴いた事も無い程で、早大側選手には申し訳無いが "真面な試合" になっていなかった(NHK総合TV中継観戦)。

そこでの提案だが・・・:
 恵まれた設備と最新体育学&医学部の支援を受けた選手個人毎の練習及び食事メニュー等、帝京大には密度の高い体制が整っている一方、他の関東対抗戦所属校の相変わらずのラーメン&丼飯流の食事では差は埋められまい。 それに医学部の無い大学では選手個人毎の身体強化支援も恐らくは昔流なんだろうとは自分の推測だ・・・

 こう迄も帝京大一強だと、関東対抗戦も大学選手権もラグビーファンとしては面白味に欠ける。
 何故って、W-杯、海外強豪チーム間試合やトップリーグのTV観戦から、素人ファンでさえ目が肥えてきているのだ。
 帝京大ラグビー部は部員100名を優に超えると聴いた事があったので、
   帝京大-A,-B,-C

の3校分の枠を与え、対抗戦を構成したらどうか。
 BとかCとかの組に入る選手であっても十二分に対抗戦で通用するに違い無い。
 力量差があり過ぎ、これ程にしなければ迫力ある試合は望めないのではなかろうか・・・まぁ、こうしても帝京大-Aの優勝は間違いないけど・・・チコッと言い過ぎましたか
 ・・・m(_ _)m

ついでに:
 高校ラグビーは西日本勢が優位ではあるものの、地域によっては最少15名と言う選手枠を埋められない高校もあって、圧倒的に人気があるサッカーとは違い過ぎる・・・との記事を読んだ事がありました。
 同じフットボール・ゲームでもこうも違う・・・どうしてかなぁって、チコッと複雑デス。

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