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20230331:”玉虫色”(大臣事前説明&行政文書@総務省) [雑感]

 問題になった放送法の政治的公平に関する行政文書の省内精査結果について、総務省は問題とされている2015年2月13日に
   当時の大臣に事前説明(いわゆるレク)があったかどうかは
   関係者の認識が分かれ、確認できない

と公表した(3月22日)。

が・・・:
 たしか、この日の午前はWBC2023で我が日本チームが米国チームを3-2で破り、3大会ぶりに優勝したTV中継があった時で、誰もこんな見え透いた公表なんぞ "そっちのけ" だったし、更に言えば、これは俗に言う "玉虫色" の結着を狙った事に他ならない。 自分はそう確信している。

 常識的に言って、法の解釈課題があったとすれば、
   ①自省トップであるところの大臣に報告しない事はあり得ない。

 更に
   ②その経緯を行政文書として作成/保管しない事もあり得ない。

何故なら:
 これは中央省庁だけでは無かろうが、地方自治体の役所も含めた役人にとっても最も忌避すべきは、常に "責任" を取らされる事だからだ。
 従ってまともな官僚/役人等は上下関係なく必ずどんな打ち合わせであってもそのメモを必ずとり、記録に残す習性を持ち合わせている筈なのだ(自分の知っている某省課長補佐クラスは必ず録音もしていた)。

従って:
 普通なら、行政文書自体が存在している事は、事前説明があった事の証明そのものと限りなく断言出来る筈だ。 在りもしない会議メモ等、とる必要も無いし、記録する筈も無いのだ。 役人はそんな無駄はしないのが原則だ。

が・・・:
 3月22日の総務省の "曖昧" 公表/結着にしておけば、大臣にも責任転化されないし、所管官僚に責任が問われる事も無い。
 "捏造" と決めつけた当の大臣も、捏造で無いなら "辞任" と切った啖呵に従う事にもならない "八方が丸く収まる" 仕掛けだ・・・現役時代に官僚とつきあった経験からこう自分は想わずにいられない。

 人事に絡めた "仕返し" が怖いから大臣側に責任がある様な結論は初めからあり得ない・・・手強い大臣を頭にかつぐ省の役人であれば尚更で、これが彼等彼女等の自己を守る常識であり、責任逃れの手管は "並外れ" ていると想わなければならない。 私等民間の常識とは違う。
 これに嫌気がさした優秀な役人ほど中途退職して民間シンクタンクとか海外留学へ転ずる・・・そう言う傾向が顕著になってきていると聴いている。
 情けない。

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20230330:憧れては越えられない(オータニ’語録)・・・そう言えばJリーグでは [雑感]

 既にネットで随分と話題になっていた事で、今更ブログ投稿するには遅過ぎるのですが・・・22日の08:00過ぎの事。
 WBC2023決勝戦(日本vsUSA)TV中継で、試合開始直前、我が日本チームが控えルームで円陣を組んでの声出し場面が映っていた。
 そこで、オータニ選手が
   憧れの選手達が相手にはいるが、今日は憧れるのは止めよう。
   "憧れていては越えられない"。

・・・って言っていた。
 この場面、我が同胞の凡そ10%が観ていたそうだ。 加えて現地で実況中継していたケーブルTVで解説していたあのA.ロッドが感銘を受けていた・・・ってネット・ニュースもありましたよ。
 
 これを聴いて老生は自分が考えもしなかった "人生の神髄" の一部と言ってしまっては大袈裟かも知れないが、"人の生き様" を聴いた気がした。
 後期高齢者が若干28歳の若者に教えられた・・・衝撃でした。

そう言えば・・・:
 サッカー’J リーグ発足当時は、海外から旬は過ぎたとは言え有名な、それこそ憧れていた名選手等が多数参加していた。
 日本人選手の殆どが海外チームでプレーした経験が無い社会人サッカー出身だったから、同じピッチで憧れ選手等と一緒にプレーするだけで満足感が得られ、ボールが来ても彼等に回すだけだった。 海外でプレーする選手が二桁もいる今では考えられん時代だった・・・そう、選手として活躍した某氏が述懐していた事、想い出しました。

うぅ~ん・・・:
 そう考えると、今やサッカーやベースボールは国際化先行競技と言え、バスケットやラグビーはその途についたところって言えるのかな?
 いや、ラグビーには多くの海外、特に季節が1/2ズレている南半球ティア-1国から名うての選手が来日していて活躍しているので、その意味ではチコッと国際化が進んでいる・・・って言える段階なのか。

いや待てっと・・・:
 忘れるところだった。
 大相撲は、国技と言いながらもビデオ判定をどの国内競技よりも先だって取り入れていたし、海外からの人材を受け入れてきていた。
 国際化先行競技はこっちが本家かも。

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20230329:新語?造語? ”ゴゼンキュ-” [雑感]

 先週金曜日夜。 行きつけが復活した居酒屋さんでのお馴染みさん同士の飲み会は楽しかった。
 話題の中心はやはり "WBC2023" だった。
 特に準決勝&決勝戦の振り返りが半端じゃ無く、賑やかに凄かった。
 現役中年の方が、決勝戦は "ゴゼンキュー" でTV観戦して日本優勝が決まった瞬間慌てて出勤した・・・って話していた。

 "ゴゼンキュー" ・・・? ハテ・・・なんのこっちゃ?

 そのうち、
   "午前休"

の事で、22日(水)は、午前中だけ私用欠勤/午後より出勤で済ました・・・って事だった。

 年度末に向けて忙しいのだが、ホントは有休にしたかった20日(月)にフル出勤して仕事を片付けておいて、準決勝戦に勝ったら "ゴゼンキュー" と決めていたそうだ。

 原則、毎日が
   "ゴゼンキュー" かつ "ゴゴキュー"

の自分には、既にボケが始まってしまっているのか、すぐには理解出来ない新語?/造語?でしたなぁ・・・
 わはっ!

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20230328:散策 ”鶴見川”(東京⇒神奈川) [雑感]

 先週20日(月)20:00-21:00にNHK’ETV:"ワイルドライフ" で "鶴見川" が紹介されていた。
 地元だし、しかもウォーキング・コースにもなっているので見逃さなかった。
 横浜市&川崎市の幹川足るべく一級河川であり、源流から河口迄、その流域の自然環境の回復/維持に努めている民間の方々の活動を織り交ぜながらの四季を通しての紹介だった。

 プロの手管の賜だろうか、見慣れた景色が "綺麗過ぎる" 程に切り取られていて、初めて観る方々には、これが源流を町田市@東京にして神奈川県央を流れ下り、横浜スタジアム脇の港北区から鶴見区へと下っていく様に感心されるに違い無い・・・都会の一隅に、こんなにも豊かな自然に恵まれた流域があるのかと。

 特に東方から西方へ向けての夕方遠景で、このスタジアムを左上に位置させた画像は良かった。 が、スタジアム右隅に垣間見えるのが第三京浜自動車道路だと知るのは私等地元民だけだろうか・・・(>_<)

 鶴見川はかっては我が国ワースト・ランキングに常に登場する "汚染" に塗れた河川だった上、洪水を頻繁に繰り返す "暴れ川" とも言われていたが、老生が当地に越してきてから30年程の間に浄水化され、横浜スタジアム傍には遊水池が整備され(*1)、堤防も工夫されながら舗装されてきている。 鴨類も冬場には見慣れた光景で、支流にでさえ観る事が出来る。
 番組では紹介され無かったが、この左岸側堤防の河口から10km地点にはその旨の大文字が描かれているのは "空からの認知" の為の標識に違いあるまい・・・まぁ、流域自然環境中心の番組だったので紹介漏れしていたのだろう。

 賛美し過ぎ・・・って感じたけど、この番組だけは録画しておいて良かったデス。
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(*1):このおかげで前日の大風大雨台風で水浸しになった横浜スタジアムのグランド整備が半日で進み、日本vs.スコットランド戦(@ラグビーW杯2019東京大会)が実施されたのです。

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20230327:覚書(横浜市/オデーサ市) [雑感]

 ロシアからの軍事侵略で被災しているウクライナ国オデーサ市は我が横浜市とは姉妹都市提携をしていて、市関係の施設では義援金募集しているが、僅かばかりのそれしか出来ない私等高齢者夫婦は些か恥ずかしい。
 市としては、これ迄に難民受け入れ、移動式浄水装置33台や防寒着2K着等を送っていたとの事だ(市広報誌より)。

 自分はオデーサ市はおろか、ウクライナ国を訪ねた事すら無いが、同市については "覚え" があって、それは世界的に大ヒットした
   F.フォーサイス:"オデッサ・ファイル"・・・①

でだった。
 今は "オデッサ" では無く、現地語で "オデーサ" と呼称されている市だが、①で興味が湧いて、黒海の何処に面した港湾都市なのか、地図で探し求め、Google'ストリート・ビューでも観てみた。 古くから要所として知られた都市だと言う。

 一方の我が横浜市は明治維新直前に外国人居住地域として歴史に登場する迄はちっぽけな村でしか無かった様だが、どういう経緯があって両市が姉妹都市提携となったか、老生には知る由も無い。

 が、つい最近にオデーサ市長が来日、横浜市を訪問し、市長と復興に向けた支援に関する覚書を交わした(3月15日)。
 我が横浜市は今後とも支援を拡大していくとの事だ。
 訪ねた事の無い市であっても一市民としてオデーサ市の戦禍が速やかに復興する事を願ってやまない・・・こんな気になったの、初めてデス。

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20230326:ケチケチ作戦(乾電池) [自分の事]

 預貯金取り崩しながらの年金生活者たる我が家のケチ*2作戦・・・麺類(*1)、米/小麦(*2)に続く第3弾は放電だけの極々普通の "乾電池"。
 いやぁ・・・乾電池も高くなりましたよ。
 自分は長持ちタイプでは無く一番安手のアルカリ乾電池を愛用する。 と言うのも、在庫しているとやはり少しずつ放電してしまうからで、そろ*2・・・って言う頃合いを観て購入するのが何時ものやり方です。

と言うのも・・・:
 一番の需要は血圧計用で、結構頻繁に入れ替えを必要とするのデス。
 自分は本態性高血圧症なので、毎日の家庭血圧を測定して定期的に行きつけの主治医先生の監督を受ける。 原則として、朝食後、昼食後&夕食後にそれぞれ2回測定し平均値を記録する。 スマート・ウォッチでも血圧が測れるが、自分の場合にはどういう訳か妥当と想われる測定値が出ないので、上腕式と手首式の両タイプの血圧計を揃えている。 精度はともかく、手首式の方が簡便で "習慣性" が良い。 単IV乾電池2本で動作するが、大凡2ヶ月間程度しか持たない。

そこでケチケチ作戦なのだが・・・:
 これは血圧計が必要とする電力が大きい為で、PCキーボードとかマウスでは省電力稼働可能なので、血圧計でお役御免になったらこちらへ回す様にしている。
 チコッと "惨め" ったらしいけど、結構使えるのですよ。
 何ならお試しあれ。
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(*1):20230223:ケチケチ作戦(麺類の巻)
(*2):20230321:ケチケチ作戦(米と小麦)

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20230325:橋爪四郎氏逝く(銀メダリスト@五輪ヘルシンキ1952大会1500m自由形競泳) [故人を悼む]

 3月9日に逝去(訃報:15日)。 享年94歳。

 今や水泳界関係者とか老生の様な後期高齢者層でしかこの方の活躍は知るまい。
 戦後間もない頃、故・古橋広之進氏と共に競泳界で活躍された。
 今の競泳選手の様な筋肉ムキ*2マンでは無かったけど、綺麗な泳ぎ方だった事を微かに覚えている。
 1952年開催の五輪ヘルシンキ大会では1500m自由形競泳種目で2位となり、凹みがちだった日本人へ勇気を与えたとされる。
 自分はこの大会のラジオ実況中継を聴いている・・・数えてみれば気の遠くなる様な今は昔の事ですが・・・
 彼岸へ旅だった英雄へ・・・黙祷。

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20230324:ゴジラは海底に眠る・・・ホントだった!(メガムリオン=沖の島沖南東海底地形) [雑感]

 何時でも現れる時は永きの "眠り" を覚めさせられた海底から・・・お馴染みの我が日本が誇る "ゴジラ"。
 実は "本当に" 海底に眠っているらしい・・・吃驚するやら、学者先生方の洒落たセンスに感心するやらでした:
   海底地形の名称-ゴジラ関連14件
    -国際会議承認 腕・脚・背骨に見立てる
   (日経紙:2023年2月15日付け朝刊社会紙面)

 我が国海保が大陸棚画定調査した2001年に、沖ノ鳥島南東約600kmの海底に存在する過去例の無い程に巨大な岩の塊を見いだしところ、その余りの "巨大" さ故に
   ”まるでゴジラの様だ”

って訳で、
   "ゴジラ・メガムリオン"

って名付ける事になったそうな(国際海底地形名小委員会)。

 "メガムリオン" とは、プレート活動によって発生した断層に伴って下層にあったマントル等が露出した海底の事を指すらしい。 勿論 "ブラタモリ" でも多分登場していない初めて観聴きする用語だ。
 引用記事にはその地形が示されていたが "はっきり" しない。
 そこでネットで調べ尽くしたがそれ以上の地形図は見当たらない。
 どうやら姿が似ている・・・って訳じゃぁ無くて、その巨大さと海底地形であることから
   "うつぶせに寝ているゴジラ"

に "見立て" て、各部位にゴジラ各部位を当てはめた様だ:
 頭部:ハット海嶺、ヘッド峰
 肩:東&西ショルダー海嶺
 首:ネック峰
 腕:東&西アーム海膨
 背骨:バックボーン海膨
 腰:東&西ヒップボーン海膨
 尾:北&南テール海膨
 脚:東&西レグ海嶺

 この記事のおかげでオリジナル映画の "ゴジラ"、そして新解釈版 "シン・ゴジラ" を観たくなったりしたモノでした。
 ガオーっ!!

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20230323:陳建一さん逝く(中華料理の ”鉄人” ) [故人を悼む]

3月11日に逝去(訃報:3月15日)。 享年67歳。

 "中華の鉄人" と愛称されたお方だ。
 自分も時に見ていた "料理の鉄人"(フジTV)で振る舞われた四川料理の数々・・・中華街(@横浜市)ででしか経験無いが、辛口だがそれだけでは無い跡を引く旨さは和食には観られない味わいだった。 あの海原雄山(@美味しんぼ)でさえ "発想の自由さには適わない" って中華料理の奥深さを言い当てていたのはホントだった。

 この番組以前では麻婆豆腐は辛いだけで・・・って余り味わった事無かったけどなぁ。 ホンモノは違っていた。
 コロナ禍が始まって3年有余。
 中華街に出向く事も無くなり、そんな事を想い出します。
 黙祷。

ついでに:
 (超)大盛り品を見せつける食べ物屋さん等々の紹介は夕方ニュース番組の定番だけど(← 何故にニュース種になるのか老生には意味不明だが、何処の局もそうなんだ)、こんなのじゃぁなくて "料理" を見える化し、ゲーム化した番組が無くなりましたねぇ・・・ "どっちの料理ショー" なんか、遊び心もあったが "素材の大切さ" を教えて貰う程のバラエティー番組だったけど。
 幾つになっても食い意地が張っている老生には調理番組は観る方だが、往年程には賑わっていないのが些か寂しい想いデス。

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20230322:大江健三郎さん逝く(作家) [故人を悼む]

 3月3日に逝去(訃報:3月14日)。 享年88歳。

 ノーベル文学賞を受賞せずとも作家として世界的にも知られたお方だ。
 が、恥ずかしながら自分は "万延元年のフットボール"(発表:1967年)しか読んでいない。
 反核や、障害を抱えたご子息(長男)との共生の様な重いテーマの創作が多くて、とても確固たる信念とか生きる上での哲学を持たなかった自分には他の多くの作品を読み切るには "荷が重過ぎた" ・・・ これが正直なところです。
 訃報記事には日本文学を先導されたお一人とも記されていました。
 浅学な自分がその上に加えるとしたら、偉大な思索者でもあられたと想う次第です。
 黙礼。

追記:
 私事ですが、現役の頃、故人のご次男と業務上の事で会話した事があり、随分と鋭い切り口を持ち合わせた質問を受けた経験がありましたなぁ・・・訃報記事を観ながらそんな事、想い出しました。

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20230321:ケチケチ作戦(お米と小麦) [自分の事]

 小麦・・・国産は僅か10%程で、国内消費の90%が輸入品だと聴いた。
 この輸入小麦は政府が一括買い上げて、原則としては過去半年の買値平均値を参考にして製粉メーカー等民間への卸値が半期毎に決まる仕組みとの事の様だ。
 が、狂乱物価の下でむやみに卸値を上げる訳にはいかないと言う "お情け" か、政府は特例で5%強の値上げに留めるとの事だったが、それでもこの春からは過去に例を見ない程の高値になるそうだ。
 用途はパンや麺類、菓子類等々だもんで、これ等の値が上がるのも時間の問題だろう。

ところで:
 何時だったか、食糧問題専門家の解説を聴いたところでは、
   - とにかく "米" の消費を増やす
   - "休耕水田を小麦栽培" へ転用する

事 "しか" この小麦問題解決方策の "決定打" は無い。 その為の政策展開が必要で、その為には・・・って事だった。 ・・・部分は老生には "理解不能" だったが、実現すれば良いけど。

 預貯金取り崩しながらの年金生活者であるところの私等は、大好きなバケットやバタールの様な堅パンはそう毎日には味わえない程に高騰しちまっているので "ご飯主体" に戻る他無い。
 今は大昔
   貧乏人は "麦" を喰え!

って言った総理大臣がいたが、どうして*2、今の大麦/小麦の価格は決して安くは無い。
 つまり今や、
   貧乏人は "麦にも手が出ない"
のだ。

 お米の値段もピンキリだが、今は昔と違って種からの栽培技術も格段に高度化しているので、どこそこの何とか言う値が高い銘柄品が抜群に旨い・・・って納得出来る程じゃぁ無いのが現実だ(←米に詳しい某大名誉教授に聴いている)。
 だもんで、そこ*2の銘柄品と安価米を "それなり" に混ぜ、炊き方を工夫すれば "それなり" に味わう事も出来る。
 "炊き込みご飯" なんぞはこれに限る・・・って感じさえします。
 その程度の調理は出来る様になりました・・・ "貧者の知恵" って奴ですなぁ。
 げほっ!

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20230320:右手首腱鞘炎・・・やっと治った [自分の事]

 初めは手首を曲げると何か "違和感" があった。
 それが1週間ほど続いた後、"痛み" に変わった。
 数日後にはその痛みが段々と強くなっていったので行きつけの整形外科医に処方して貰っている抗炎症湿布を貼ったが、少しだけの痛みの緩和があったものの痛みは続いた。
 そこでその整形外科で診断して貰うと、骨に異常は無く、"腱鞘炎" と診断され、抗炎症剤と湿布での治療となった。
 1週間程で痛みが大分引いたが、完全に無くなる迄には更に1週間程がかかった。

 何時、どこで、右手首を痛めたのか、思い当たる事も無く腱鞘炎に悩まされた一ヶ月強でした・・・自分は左利きなのでPCキーボード操作も左手だけで済ませる事が出来たのが幸いって言えばそうでしたか。
 皆さまもお気を付けて・・・

加えて:
 腱鞘炎は再発し易い・・・と言われ、痛くなくなったからといってすぐにダンベル、エキスパンダーとかハンド・グリッパー等での "筋トレ" は程々にとの事でした。
 トホっ!・・・ではあります。

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20230319:同胞が虐げられているから救済の為に軍事侵略する・・・が通用するなら [雑感]

 一年を超して続いている露国によるウクライナ国への軍事侵略。
 露国側の主張は
   居住しているロシア民族が虐げられいるから救済する為に侵略する

だった。
 これが罷り通るならロシア人が居住するところはこの地球上の何処でも軍事侵略を受ける事になっちまう。
 そんな非常識なコトする訳が無い・・・って言う方もいるだろうが、現実はその非常が罷り通っている。

ところで:
 我が国の未利用土地とか離島がお隣大陸国家の国籍を持つ方々が買い占めているそうだ。
 これなんぞ、
   同胞が買い求めた不動産が奪い返されないため救済に向かう

なんて事で攻められてきたら
   ニッポンどうする?

って、ついこの間、飲み友から絡まれて訊かれた。
 ハテ?
 折角の酔いが醒めっちまったぜい。
 どうしたら良いですか?

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20230318:”負けた時” にこそ ”本性” が現れる・・・ってホントだ [雑感]

 どんな勝負事でも勝者は喜び、敗者は悲しむ。
 その時の、そしてその後の態度がいろいろだ。

 敗者の闘いを敬意を以て労う勝者(①)もいれば、勝者の勝ちっぷりを称える敗者(②)もいる。
 勝者は勝ったと言う余裕があるから思い上がりが無ければ自然とそうなるだろうが、醜いのは言い訳だらけの敗者(③)だ。

 老生の感じたところ、この度のWBC一次リーグB組では、
   ①:我が日本代表チーム
   ②:中国、チェコ、&オーストラリア代表チーム
   ③:お隣半島国家代表チーム

だった。
 また一昨日(16日)の準々決勝戦:
   日本 vs イタリア

でも日本代表は①、イタリア代表は②だった。

 ②の中でも特にチェコ代表チームはアマチュア選手から成り立っていると聴いて、その爽やかさが納得出来た。
 またイタリア代表チームは、そのユニフォーム通りの底抜けに明るい印象で、多くの選手が黒顎髭をはやした男前(と言っては今やいけないのかもしれないが)だった。 監督が懐かしや、野茂選手がドジャーズ時代の "相棒" たる捕手M.ピアザだったのには些か驚いたもんです。

そんなこんなで・・・:
 お国柄とお人柄・・・負けた時こそ本性が現れるのですなぁ・・・つくづくそう感じました。
 考えたくも無いけど、仮に我が日本代表チームが敗者になったとしても③になって欲しくは無い。

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20230317:施政者達の日本語 [雑感]

 "言い直し" がいくらでも出来るとか、また "ひっくり返った論理" が罷り通る日本語は施政者側にとって何と便利な言葉だろう。

1."恫喝" = "日本語の乱れ"
 前々政権時代の事との報道だ。
 放送法における政治的公平中立性に関わるヒアリングで、当時政権ど真ん中にいた要人が所管元の総務省役人を "どやしつける" 事があっても
   "乱れた日本語" だった

の一言で済ませ様ととし、それが通用してしまう。

2.因果関係 "否定出来ない"
 コロナ禍でしゃかりきに進められたワクチン接種・・・直後に死亡した人の死因がワクチン接種による直接的結果かどうかが問われる事故(?)/事件(?)が発生した時の事。
 接種したmRNA型ワクチンは輸入モンだから、関係者の誰もがその詳細な分子レベル迄の構造&作用機構は解らない。 その証拠に専門家と称する学識者等のご説明は極めて "定性的" だった。
 恐らくは分子生物学専門家と医学専門家の共同解析が必須な筈の問題だ。
 失礼だと承知して敢えて言わせて貰えるのなら、単なる感染症専門家ではとうてい判断出来なかったのだろう(老生は分子生物学専門家を除けば、当時盛んにTVとかで解説されていた感染症学者の多くが件のmRNAの分子式を正しく書き下せるとは、今でも想えないでいます)。
 かといって "解らない" では推進させた側としては済まされないから
   "因果関係は無い"

と言いたいけど、言い切れる程の科学的知見&エビデンスを持っていない。
 とすれば、後々の事を考慮すれば
   "因果関係があるかもしれない"

ので、こんな曖昧表現は出来ないから
   "因果関係は否定出来ない"

と言うしか無い。 要するに "解らん" ・・・ って事を "言いつくろった" 表現に過ぎない。
 その苦しい心、解る気が "しないでも無い"。

3.行政公文書の怪
 今の政権には、省庁が認めた公文書を "捏造" と決めつけた大臣がおられたが、これは議会政治制度の根幹に触れる極めて重大な発言だ。
 論理上は証明/説明すべきは
   "捏造の根拠"

であって、
   公文書である事

の方では無いけど、当該大臣が平気で押し切る。
 日本語は国民が決める事であって、大臣ごときが自分に都合の良い様に論理をねじ曲げる事は許されない筈だ。

4.地域関係者の "合意" が無ければ放出しない = "丁寧" に説明する。
 3.11で発生した東京電力福島原子力発電所炉心メルトダウン・・・肝心の廃炉処理が見通せない中、処理水保管タンクが満杯になり、海洋へ放出せざるを得なくなってきている。
 当初から国及び東電側は "地元の合意" が無ければ放出しないとしていたが、最近はこの夏場迄には開始する予定で放出工事を進めている。
 総理大臣は
   丁寧に説明する

とは仰るが、腹の底では当初の地元合意前提の約束を守るつもりは無い様にしか見えない。

 日本語の本来持つ意味が施政者側によって都合良く編纂されていく様が見て取れて、
   政治とはこんなモン

としか想えない。
 悔しいねぇ・・・としか言えない。

ついでに:
 汚染処理水は安全・・・であれば東電が生み出す電力の多くを首都圏が消費しているのだから、外房沖合いとか東京湾内へ放出したらどうか。
 それがせめてもの被災を直接受けた地元の方々へ寄り添う姿だと想うが・・・そうはいかないのが現実だ。
 これぞ "NIMBY" に他ならない。

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20230316:若者は都市圏へ/中年層は都市圏から [雑感]

 コロナ禍が落ち着きを見せ始めた事から日常が戻りつつある・・・そんな報道だ。 ICTを使ったテレワークも有りだが、"昔通りの出勤" の効用も見直され始めた様で、復活傾向との報道もあった。

 コロナ禍の最中、辛い(?)満員電車通勤していた中年層の中には "テレワークなら・・・この際だ" ・・・ って訳で、都内から近郷へ住居を移し、広くなったそこで家族団欒の時間を増やそうとされた方もおられた様だ。
 が、出勤形態が復活したら "通勤が大変だぜ?!" ・・・ 余計な御世話だが "後悔" していないですか?

ところで:
 東京一極集中の非が随分と指摘されながらも20代前半の若い方々、特に女性の方々の都内への編入がコロナ禍で多少の停滞はあったものの過去10年間で50%増しになっているそうだ。
 つまりは、これからの日本を背負っていく若い年代層に限ってみれば東京を初めとした大都市圏への移動は益々活発化の方向と観られているようだ:
   "20代前半大都市に集中"
   (日経紙:2023年3月7日付け朝刊経済政策紙面)

その背景には:
 この記事に依れば、コロナ禍を通しても上場企業の凡そ50%、外資企業の75%程が都内に本社を置いた状況は変わらず、そのせいもあってか首都圏内大学卒業生の90%近くが東京圏内企業に就職しているそうだ。
 若者にとって新陳代謝が激しく、 "都会の生活は飽きが来ない" ・・・ まるで "木綿のハンカチ-フ" の歌詞が想い出される。
 この歌詞の本質は、
   -都会に出て行き、そこに染まっていく男性

   -地方に留まり続ける女性
との間の心の行き違いを描いたものだ。
 歌詞では女性の立場に寄り添う形だったが、どっちを取るかはそれぞれ個人の価値観次第とも言えるから、どっちが正解とは決め難い。
 現実の傾向としては大都市住民の平均年齢は↓/その他では↑となり、このままでは今後とも大都市集中は収まりそうに無い・・・そう観えてしまう。

ところで:
 地方活性化には、そこに潤沢な働き口があり、若者の生きがいを満たす文化が必要とは叫ばれる中、"文化庁が京都" へ移転する。
 どんな新しい文化発信があるのか、それがどんな影響/効果/勝ちを生むのだろうか。
 年寄りならずとも興味のあるところではありまする。

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20230315:たまには身方してくれる?(司法) [雑感]

 自分は気が短い事もあってか、或いは偏見の持ち主だからか、凶悪犯の判決が軽くて納得出来なかったり、犯罪者人権が問題になる事はあっても被害者のそれを重んずる配慮が不足しているのではなかろうか等々、司法の判決には "?" がつくのが結構多いと感じている。
 特に最近では聴覚障害者の生涯収入が健常者の85%と査定した判断には大変不満で憤慨し、ブログ投稿さえしてしまいました(*1)。

が・・・:
 今回の裁量は実に理に適っていると感じた:
   東京地裁 値上げ強制 「裁量権乱用」
    -都内タクシーの訴え認める
   (日経紙:2023年3月7日付け朝刊社会面)

 関東運輸局が2022年10月に燃料費高騰に伴ったタクシー運賃幅 "引き上げ" を公示(対象;都23区+三鷹市+武蔵野市)した:
   普通車初乗り≧¥470- ← ¥390-

 これに対してタクシー会社2社が
   固定客の喪失による営業収入減少が経営に影響をもたらす

と訴え、値上げせずに営業継続しても
   運賃変更命令に従わない事を理由とした事業認可取消処分を受けない事

との訴訟を東京地裁へ起こした結果だ:
   関東運輸局による一律値上げ判断は "合理性" に欠け、
   "裁量権の逸脱・乱用" に当たる

と東京地裁が判断したのだった。

 自分は昨年このニュースを知った時、関東運輸局は
   - タクシー会社側への配慮を優先し、
   - 利用客の利便性喪失へは配慮しない根拠説明が無い

と感じ、相変わらず "役所は市民目線が皆無だ" と想ったのだった。

なので・・・:
 今回は司法の判断に納得した。
 運転免許証返納を強要まがいで促し、買い物難民や医療機関通いが出来なくなった高齢者の存在を考慮して関東運輸局が "運賃値下げ" を指導するなら話がわかるのだが、全く逆だからねぇ・・・
 役所側と所管先業界との "癒着" が疑われても仕方があるまい。

ついでに・・・:
 記憶違いで無ければ、今は昔に京都市内でも似た様な事があったような・・・

ついでに-その2:
 中央省庁やその外局の役人は残業したってタクシー券があるから身銭切る必要が無いし( ← 税金だ )、その経験も殆ど無いだろうから "市民目線なんぞ考えた事が無い" ・・・ なんて下衆の勘ぐりなら良いんだけど。
 そう願うばかりデス。
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(*1):20230305:85%

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20230314:今度のは失敗(H3打ち上げ) [ただの私見]

 一週間前(7日)にトライしたH3号打ち上げは、2段目ロケット推進エンジンへの点火が出来ずに終わった。
 先月の打ち上げは工学的な考え方では失敗では無く "中止" だと老生は捉えていたが(*1)、今回のは "完全な失敗" と言える。
 エンジン点火せず・・・余りにも初歩的な失敗だと攻められても言い訳のしようも無いだろう。
 JAXAは成果を焦る余りに打ち上げ中止原因の詳細を見極めていなかったのでは・・・とさえ推察してしまいそうだ。
 今回の結果、JAXAは益々追い詰められていくのでは・・・我が国の宇宙産業自前立ち上げは遙か彼方へと "遠のいた" と言わざるをえない。
 成功は失敗の積み重ねでしか得られない・・・とは言うけど、正直な印象ではJAXAにも我が国の予算編成にも余裕が感じられないので・・・残念だ。
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(*1):20230227:失敗か中止か(H3)

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20230313:人間だって嘘をつくし、間違える(生成AI基-大規模言語モデル) [電脳サイエンス考]

 MS社が検索エンジンとして "Bing" に導入した "ChatGPT" が世界中で話題となっていて、それは日本でも例外では無い。
 問い合わせに対して "正しい" 返答する事が多いが、"間違い" もある。 命題を与えると本当にそれらしい文章を書き下して、人間が書いたモノかAIによるものか区別が付かない程に完成度が高い場合もある様だ。

 が、大方の新聞は "間違い" を見つけて
   -だから信用できない
   -実用化にはまだまだ・・・

ってな論調が多い。
 しかし、人間だって間違いをしでかす。 完璧な人間なぞどれ程存在するのか疑わしい。 なのに、AIのそれを鬼の首を取ったかの様に否定材料にするのはどうか・・・な? 間違いを "間違いとした学習" を積み重ねて行けば間違う確率を↓する事は可能だろうに。

ところで:
 生成AIをベースとした大規模言語モデルは過去の "ファクト" :
   A は B ( A ≡ B )

とする超膨大な事例を学習して知識として蓄えている・・・とすれば、"嘘" をどう見分けるのか、その為には何が必要なのか、老生にはとても興味がある。 だって見分けられなければ嘘が嘘を呼ぶ・・・つまりは "嘘の再生産" が拡大していってしまう。
 例えば、今は大昔に "ルイセンコ学説" ってのがあって、スターリン時代に政治の庇護を受けて罷り通った事があったが、結局は "正当" 科学が勝利した "事件" があった。 これなんぞをこのAIに検証させたらどうなるのか・・・試して観たいものだ。
 また、例えば
  ①ゴッホが描いた絵と、彼のタッチを学んだAIが描いた絵を見比べて、

 或いは
  ②ヘミングウェイが書き下した小説と、彼の文章スタイルを学んだAIが創作した
   作品を見比べて、

このAIがどちらがホンモノって判断するには何が必要なのか、何を前提とすれば良いのか・・・等々、興味が尽きない。

そう言えば:
 学術論文を書き下すAIも出現し、Nature誌(英)では明記さえすればAI利用論文だって査読にパスすれば掲載される扱いの様だ(但し共同執筆者扱いは不可)。 これに対してScience誌(米)ではAI関与論文自体を拒否しているとの事だ。

が・・・:
 今後は実験結果の解釈を含む様々な過程でAIが関与、或いは作成した学術論文が大量生産されだしたらどうなるのだろうか。
 恐ろしい様な、AIとの共生がタメされている様な・・・

ついでに・・・:
 この種のAIが更に革新していけば(、或いは既に)古いノートを使って毎年同じ講義を繰り返す教授は淘汰されていく・・・のは大歓迎だ(老生の学生時代は確かにこう言う高齢教授がいた)。

そして・・・:
 小器用な学生さんなら卒論命題に対して生成AIを駆使して小論文を書かせ、"適当に手直しして" 見事に最高点をとって卒業・・・何て事が絵空事ではなくなるのでは・・・先生等はそれを見抜くAIを欲しがるに違い無い。
 そう言うAIも、AI自身が開発するのだろうか・・・
 だって今や既に部分的ではあるけど所謂 "シンギュラリティー" を越えたAIが登場舞台の袖で待っているかの様な時代・・・そんな感じさえするのです。

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20230312:”異次元”(オータニ選手’ホームラン@WBC直前強化試合&フェンス直撃二塁打@対中国戦) [雑感]

 ついに始まったWBC’2023
 TV中継を殆ど観る事の無い老生だけど、MLB&WBCは別。 テンポの速いベース・ボールを "魅せて" 楽しませて欲しい。

 開幕前の強化試合・・・6日(月)の夜に観たオータニ選手の2つのホームラン。 そして9日(木)開幕直後の対中国戦で見せた内角球を無理せずに捌いたレフトフェンス直撃二塁打・・・こう言うのをホントの "異次元" と言うのではなかろうか。
 日本プロ野球(NPB)ファンの方々からはキツいお叱りを受けるに違い無いけど、やはり "野球" と "ベース・ボール" は違う。 ついでに言えば政治方面の方々に "異次元" の少子化/子供対策・・・なんて、安易に "異次元" なんぞと言って欲しくない。

 WBCではMLB開幕直前が配慮された特別ルール:
   - 先発投手の投球数制限
   - 救援投手の〃
   - タイブレーク方式

が採用されるので "チンタラ" した試合運びにはならない・・・って訳で、気が短い老生には中継を最期迄楽しむ事が出来そう。
 勿論、日本代表を応援するけど、強敵揃いなのでマスコミが優勝必須の様な "煽り" は見苦しく、選手等への心理的な脅迫にも等しい。
 止めて貰いたいね。
 ホントはNPB名物の笛・ラッパ・太鼓も。

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