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20170908:サッカー日本代表の対豪州戦を見ながら想った事 [ただの私見]

 つい先日(8月31日)、サッカー日本代表オーストラリア代表を2-0で下して来年開催されるFIFA’Wー杯ロシア大会出場権を獲得しましたネっ!(最終戦の対サウジ戦はゼロ敗でしたが)

 久しぶりにTV観戦しました。
 昔に見た試合運びとは随分と様子が違っていて、顔を知らない若手選手がたくさん、活き活きとしていた様に見えました
 自分でさえ顔を知っている有名レギュラー選手の中にはベンチを温めていただけの方もいたにもかかわらず、強豪に勝てた事に少なからず驚いた次第です。
 素人の自分が見ても明らかに世代交代が進んでいる。
 ハリルホジッチ監督の手腕なのでしょう。

ところで:
 若手の活躍を見ている内に、彼らはチャンスを与えられ、それを活かしたんだなぁ・・・と想うと同時に、伊達公子さんの現役引退(8月末。ブログで公表)の事をなんとなく思い起こしました。
 彼女の場合、1996年9月に一度現役引退、その後2008年4月に復帰し、これ迄活躍されてきた。

 彼女の様な超一流選手が引退した後に身の周りの人達を見るにつけ、自分の能力が依然としてずば抜けて高く、まだまだ現役をやれると想われたに違いない。
 しかしこれによって将来は芽がでたかもしれない若手のチャンスを奪ってしまった事はなかったのか。

 チャンスは勝ち取る・・・正論ではあるが、そのチャンスとの巡り会いは自分の実力とは関係ない面もあり、彼女が再度現役復帰しなければそのチャンスに巡り会えた若手がいたかもしれない

 ただ、誤解されては困るのですが、ここで伊達公子さんのご判断(引退⇒復帰⇒再引退)を非難している訳ではありません。
 一流選手が最盛期を過ぎても現役、更には生涯現役・・・それなりの哲学なのでしょうが、それによって潰された若手がいたかもしれない・・・と想うと複雑です。
 個人スポーツの場合には世代交代はその個人の方御自身の判断が主体となるので、集団スポーツの様な具合にはいかないのでしょう。

 視点は変わりますが、自分は、"老兵は去るのみ" ・・・ と言った、それなりの役割を終えた軍人の自らへの厳しさの方に惹かれます。

因みに:
 この有名な至言はD.マッカーサー元帥(:どれ程の方々がご存じか・・・そんな時代になっています)によるもので、真意は当時の極東・アジアの政治情勢を鑑みた別のところにあると聴いた事がありますが、ここでは文字通り、単純に引用させて貰いました。
 深い意味はありません。

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