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20230731:嘘では無い?( サラリーマン増税 ”今” は考えていない ) [雑感]

 "税制見直し" でこれ迄猶予してきた通勤手当や社宅手当、退職金等への新規課税等々、報道機関に依れば "サラリーマン増税" 構想が自民党税調会の検討課題に入っていたそうだ。

ところが・・・:
 最近、内閣及び自民党支持率がじり貧著しく、岸田総理大臣はご機嫌悪いところに分の悪いサラリーマン増税と報道された事に腹を立て、
   全く考えていない

と、"否定" に懸命らしい。

が、実は・・・:
 夏前に閣議決定された所謂 "骨太方針" の中でこの類いの検討が明記されている。
 従って、岸田総理大臣の本音は
   ”今は” 考えていない

と言う訳で、
   近未来には考える。
   いや、絶対に課税してやる。

と心の中でお考えなのだろう。
 今は課税しないのだから嘘では無い・・・との解釈だ。

 政治家のレトリックはこの程度だと有権者たる私等は見抜けなくてどうする・・・って想う次第であって、お勤め人の皆様方は狙われている様ですなぁ。
 まぁ、退職金はとっくの昔に貰っているので老生には関係ないけど・・・イッヒッヒ・・・(お怒りご尤もです。言い過ぎでした。ゴメンナサイ)

ところで:
 何でも
   マン ⇒ パーソン

言い換えが流行っているけど、"サラリーパーソン" って何故言わないんだろう?

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20230730:12万年前と言えば・・・ [雑感]

 今夏の全地球規模の暑さは、何と
   12万年ぶり

って言う事らしい(BSTBS:報道1930-2023年7月25日)。

 ・・・勿論、"どうりで" って言う訳では無いけど、最新の考古学による12万年前と言えば前期旧石器時代とされ、我が国では最古の土器が発掘され、海外では地中海東岸地区で特定されていない人類の化石が発見された頃のようだ(ネット検索情報)。

 この引用番組では今後の気候変動の予測が紹介されていたが、観るところどうやら悲観的な見通しだなぁ・・・残念だが。 受け取り様によってはだが、引き返し得る臨界点を過ぎつつあるのかも・・・とさえ解釈される程だった。
 ここを過ぎると、どんな手を打っても気温上昇は止められないそうだから "怖い"。

 今や何かと話題になっているZ-世代の方々は、そんなに遠くない先に凄惨な地獄もどきの熱帯気候に悩まされそうな予感さえする。
 我が国のこの世代の方々はグローバル・サウスを含めた海外同世代人と比較して資源環境に関わるSDGsへの関心が極めて "低い" とされ、"その時" になって事の重大さを想い出し、知らされるのかも知れない。
 いやはや ・・・ 誠に申し訳無いが "お気の毒" としか言いようが無い。
 かといって、老生は過激な迄の抗議活動を繰り返す北欧某女子を応援する訳では無い。

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20230729:森村誠一さん逝く(作家) [故人を悼む]

 7月24日に逝去。 享年90歳。

 デビュー時期、斬新なトリックを編み出したミステリー:
   高層の死角(1969年)・・・江戸川乱歩賞
   新幹線殺人事件(1970年)

は旧来の "名(or迷)探偵もの" とは違う、そして "社会派" とも違うもので、些かこれ等に飽きが来ていたところもあって大評判だった。
 交換殺人とか、連続殺人事件複数犯人等々、それ迄の "禁じ手" とされたトリック物も見事に昇華させた作品も多い。
 人間の業を絡ませた "証明" シリーズ( "人間の証明" & "野性の証明" )と "悪魔の飽食" は代表作とも評されている。

 又、先輩作家への敬意もしっかりしていて、故・松本清張氏に対しては
   この方が英仏語圏の方であったらバルザックと同等の評価を勝ち得ていた筈だ

と指摘されていた(もう忘れたが、NHK総合TVの何とか番組でのインタビューに答えていたものだった)。

 "人間の証明" で登場した棟居刑事@警視庁は、以後シリーズ物になった上、TVドラマ化もされた(老生としては中村雅俊さん主役シリーズがお勧めだが・・・)。
 牛尾刑事@西新宿署シリーズは永きに渡ってTVドラマ化され、昨年12月に終止符を打ったばかりだが、これはネタ切れと言うよりも、主役の相方を演じた女優のコロナ禍による彼岸への旅立ちの方が背景にあったのだろう。 片岡鶴太郎さん主役シリーズだったが、初期の頃はトリック崩しが面白かったものの、後期は原作からの飛躍&違和感を感じていたものです。

 故人の晩年に向けての創作活動はミステリーの世界とは幾ばくかの乖離が観られたが、本来の社会派の立場からの主張が多かった様に想う。
 加えて、故人の公式ウェブサイトには "ネコ特集" が組まれていて、多種多様なニャン等が愛情を持って写真に撮られているのを観るのが楽しみだったが、最近は更新が無かった様だった。
 ミステリー界に於いて新しい分野を切り開いた作品を多数読ませて戴いた感謝の他は無い。
 黙祷。

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20230728:こんな議員ありか?(居眠り&バー検索@議会中) [雑感]

 今の高校生の有り様は解りかねますが、授業中に別科目の宿題を "そっと" やっていたりした事がありました。 内職・・・って言ってましたっけ。

それが・・・:
 もっと酷い県議員がいる事を知った。
 19日(水)夕方のフジTV’ワイドニュース番組で "神奈川県議会" の様子が撮影/放送されていて、複数議員等が
   -連日、居眠り
   -起きていればPCを開いて検索三昧
   -しかもそれが銀座のバーの所在地確認
   -議会終了後1~2時間後にそこに出向き2時間ほど過ごす

が暴かれていた。
 どうやら議場2階に設けられた議会傍聴席から終始撮影されていたようだ。
 件の県議員等はビデオを見せられても "しらばっくれて" いたが、こんな議員が少なくないそうだ。
 神奈川県議会・・・ってそんなもんなのか?
 これ程、県民を馬鹿にした振る舞いは無い。
 県民税の一部を返還して欲しいくらいだ。
 フジTVさんよ。
 頼むから県議会員選挙の直前に放送してくれ。
 今時放送されても遅いよ。
 名前をしっかり覚えておいて落選運動したいくらいだ・・・って憤慨するのは老生だけではあるまい。


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20230727:器物損壊&保険金詐欺事件(中古車修理) [雑感]

 人気若手俳優を使っているTV’CMで名前だけは知っていたが、大手中古車販売会社の事故車修理に当たっての器物損壊&修理費水増し事件の酷さには驚き越えて怒りさえ覚える。
 軽微な事故車にゴルフボールを詰めたソックスで傷を拡大して修理費を水増ししていたそうだ。 それが特定工場に限らずに全社工場に拡がっていたと言うからから "会社ぐるみ" の犯罪の様子だ。
 クルマが意図的に傷つけられた事は器物損壊罪、保険会社への修理費水増しは詐欺罪、クルマの保有者は自身で修理費を払わずとも保険等級降格による保険料↑の可能性等々が素人でも直ぐさま思い付く。
 昔から "浜の真砂は尽きるとも世に盗人の種は尽きまじ" ・・・って言うけど、この犯罪を犯した中古車業者は正に盗人そのものだとさえ感じてしまうからして、保険会社とクルマ所有者への賠償+慰謝料は莫大でなければならない。
 倫理観を失ったこざかしいノルマ達成経営は、結局は取り返しのつかない信用失墜&経済的損失を招き、市場からの撤退を強いられる・・・それが理性ある資本主義市場の原理の筈であり、それ程の犯罪だ。
 なのに、国交省の聞き取り調査はあったものの、それだけでは刑事事件にならない。 私等は今後の成り行きを注視する必要を感じ取る次第だ。

ところで:
 マイカー出勤が流行始めた頃、老生の最初のクルマは勿論中古車で、親切な業者でした。
 真っ当な中古車販売している業者だって大勢いるに違い無いのだからして、これだから中古品は信用ならない・・・ってな風潮が巻き起こらない事を願う。

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20230726:二階へ上がらなくなった(ニャン) [ニャン]

 今月に入ってからは真夏日(30℃~<35℃)が続く様になり、時には猛暑日(≧35℃)、酷い時には体温越えの日もあったりして、ここ横浜の梅雨明けは22日(土)との事だった。
 TVニュースは何処の局も暑さ風景ばかりだったが、そんな中の何時しかからか、我が家のニャンは二階へは上がらなくなっていて、玄関のたたきや、何も敷いていない廊下の片隅でゴロンとしている。
 二階の部屋でエアコンを使っていない時、何せ階段を上がり始めると中程からはムッとする暑さに襲撃されるからだ。 ニャンは、家の中で冬は一番暖かいところ、夏は一番涼しいところを知り尽くしていて、そこを占領する・・・って聴いていたが、正にその通りだ。
 我が家のニャンは時に団扇で扇ぐと喜ぶが、扇風機の風は好まない。

 普段は我が家の北側に拡がる広い畑はニャンにとって格好の広場になっているのだが、この暑い季節では昼間には誰も見かけない。
 どうやら地域ニャン等は里山の竹林の日陰で過ごし、日が暮れてから活動する様だ。
 これがあと少なくとも2ヶ月は続く・・・ニャン達も体力勝負の時節で、お互い頑張るしきゃ無いけど、正直老生は負けそうだ。
 ついにそんな季節到来となりました。
 このブログご訪問下さった方々に限りご健勝の程を・・・

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20230725:ABsは控えも強し(ラグビー) [ラグビー]

 15人制ラグビー’ニュージーランド代表チームはそのユニホームから "オールブラックス"(ここではかってに "ABs" と略称させて戴く)と敬意を以て呼称される。
 そのABs入りを目指すのが "ABs15"( "オールブラックス・フィフティーン" )だ。 言わば、テスト・マッチでは控えに入る選手等だが、決して侮れない予備軍と言える。 つまりは、ABsだからこその控えであって、他の国のチームであれば代表入り程の実力の持ち主等だ。

 そのABs15と日本代表チームの試合があった:
  第一:2023年7月8日(土)@秩父宮ラグジー場
     Jvs. ABs15=5-38
  第二:2023年7月15日(土)@えがお健康スタジアム(熊本市)
     Jvs. ABs15=27-41

 やっぱ "ABs は ABs15 であっても強い"。
 第一試合は一方的に攻められたすえの大敗で、ノートライだった。第二試合は3トライをあげたものの、やはり直ぐに迫っているW-杯を控えての仕上がりが懸念される結果となった。
 その懸念に輪をかけたのが22日(土)に札幌ドームで開催された対サモアとのテストマッチ戦だ:
   J vs. サモア = 22-24

 サモアはするっと簡単にトライを重ねたが、我が日本代表はなかなかトライが出来ずに、ペナルティでの点稼ぎが多かった。
 これでW-杯前の仕上げ期に3連敗だ。
 2019日本大会では開幕直前の今頃の日本代表は連戦全勝で闘ってきていただけに、あと二ヶ月弱なので気がかりが続きますなぁ。



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20230724:足袋 [気晴らし事]

 15日(土)の "ブラタモリ"(@NHK総合TV)は "行田市"(@埼玉県)の成り立ち話だったが、"行田足袋" の話題もあった。
 "足袋" を直ぐさま "たび" と解る方は今では希少価値ある程の少数派なのではなかろうか。

 和芸能関係の方々にはお馴染みであっても、お若い方々の多くは七五三祝とか成人式の時ぐらいしか和服を召さないだろうし、仮に夏に浴衣だとしても足袋は履かない。 お祭りで神輿を担ぐ時は足袋はだしが普通だが、担ぐ方々の多くは祭りを終われば無縁となろうからして、日常的に足袋をはく習慣は今では極めて限定的に近い。
 番組でもタモリさん自身祖父母の時代、相方の野口葵衣嬢はこれ迄の人生で二三回との事で、"足袋は遠くになりにけり" ・・・ の感じだ。

が・・・:
 老生は10年程前まで寝る時にはゆったりした足袋をはいていた。
 足首を締め付ける事は無いし、就寝時に足先が冷える事も無いので極端に寝相が悪い老生には便利していた。
 歳と共に温和しい寝相になったせいか、それも何時しか履かなくなっていて、今では老生でさえ足袋とは無縁になりました。

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20230723:チコちゃんが叱られる? [気晴らし事]

 ホントはチコちゃんの責任では無くて、番組スタッフの怠慢によるのだが・・・14日(金)放送の "チコちゃんに叱られる!" での
   水は地面にしみこむ
   だけど何故海の水はなくならないの?

という疑問に対するチコちゃんの答えは
   海底が "水圧" でカチカチだから

だった。

 が、これを聴いた瞬間、本来 ”水圧は等方的” だから
   これはチャウのではないか

って感じた。
 この現象が何と呼ばれる専門分野なのか老生には知る由も無いが、深海底でも柔らかな砂状物は堆積している筈だし、その固結化は水圧では無く堆積鉱物の荷重による効果なのではなかろうか。
 そもそも、水が地面にしみこむかどうかは、純粋に
   そこの場所における "水位"

の問題ではないのかな。 水圧は関係ない筈だが・・・

そうしていたら:
 やはり同じ様な疑問を持った方が大勢いて、なんとその中にこの分野の専門家が
   水圧は無関係で、解説者が勘違いしている

と指摘したSNSが拡がっている事を知った( "堆積学" って言うらしいデス)。

 やっはりなぁ・・・
 問題/解答設定の置き所が頓珍漢だ・・・って想ったのです。
 それをナレーターの森田美由紀さんがあの美声で "しれっ" と解説しているもんだから、つい*2本気にしてしまう方が余りに多過ぎたのでは無かろうか。
 それに惑わされない専門家がたまたま観ていたから良かった訳だが、この番組に限らずNHKでは何かというと "何とか大学" の "何とか教授" の解説で事を済ます姿勢が目立つって感じるのは老生だけではあるまい。
 画面の片隅に
   諸説あります

ってな断り書きで済ませないで貰いたい。
 それにNHKには立派な学識を持った解説者が多数いるではないか。 どうして登場させないのか不思議だ。 何かあった時に責任を取りたくないからか・・・なんて邪推したくなろうというもんだが。

 特に理系問題では、解り易さを優先するせいもあろうが、不自然さを感じる問題解説が多い。
 他の専門家筋の考えも仕入れてクロスチェックしてから番組を仕上げて貰いたいもんだ。
 "チコちゃんが叱られた" ら洒落にもならない。

繰り返しになりますが・・・:
 この番組では物理系の問題が時々あるが、その解説がチコッとおかしいと感じる事がしばしばだ。
 過去、"鏡像問題" があったが、若手の物理学者が一言で答えていたその解答は無視される形で、別人のポイントを外した解説の方が紹介される事があった。
 これには老生も憤慨してこのブログセッションに投稿した事もあった。
 番組スタッフの方々は是非とも心して欲しい。
 ”皆様のNHK”・・・って言うのだから、正しい解答放送を願う。

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20230722:M.クンデラ氏逝く(作家:”存在の耐えられない軽さ”) [故人を悼む]

 11日に逝去(13日)。 享年94歳。

 老生の様な後期高齢世代にとって1968年の "プラハの春" は "鉄のカーテン" 内側で発生した単なる民主化運動に留まらずに、ソ連(当時)がワルシャワ条約機構軍隊を動員してチェコに軍事侵略し、武力で潰した衝撃的な出来事だった。
 現下の露国によるウクライナ軍事侵略の報道を観聴きするにつけ、強権国家の理不尽さは今も昔も変わっていない。

 故人は "プラハの春" で改革側を支持していたが、そのせいもあってソ連(当時)支配下の故国での作家活動を断念して1975年にフランスの亡命している。
 そこで1984年に書き下した "プラハの春" を背景にしたこの小説は、不思議感ある恋愛小説で、世界的に評判となったし、我が国でも翻訳本出版(1989年)と同時に話題となっていた・・・良く覚えている。 気になる邦題だったが、煮詰めれば "人生の意義の軽重" を問うテーマだった。 確か映画化もされていたかと。
 訃報記事に依れば、つい最近の2019年12月(≒新型コロナが武漢市で大流行し始めた時期)にチェコ政府によって国籍回復が果たされたそうだ。
 ノンポリだった老生にとっても遙かかなたの青春時代とそれに続く社会人現役時代との重なりが浮かんでくる方でした。
 黙祷。

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20230721:AIだって ”記号設置” 出来る [ただの私見]

 相変わらず学識者による "一般市民向けAI論議" が盛んで、最近では雑誌 "中央公論" 7月号に
   特集:AI時代のことば力

が組まれ、その中で慶應義塾大学環境情報科学部教授である今井むつみ氏が
  言語習得に見る知性の本質 オノマトペ・記号接地・ChatGPT

と題した小論文を書き下しておられる。

 その中で氏は
   人間とAIの違いは "記号設置" しているか否か

だと指摘されていた。 記号設置とは
   言葉⇔身体感覚や経験

を連携させる事で、本来はAI分野での専門用語だ。
 氏は、人間は言語習得過程で記号設置を獲得してきているが、AIは記号設置出来ない。 その一例として
   1/2 と 1/3 の大小関係

   ①人間は分数として理解出来る
のに対して
   ②AIは少数に直して比較する

と指摘されている。

しかし・・・:
 老生は浅学の極みだが、恐れ多くもこの説には納得しかねる。

 "足し算" & "かけ算" は出来ても "引き算" & "割り算" は苦手の人は多い。
 今ではそうそうに見かけなくなったが、ひと昔前の米欧人は物を買った時のお釣りの "瞬間計算" が出来ない方が多く、お店では渡された額になるまで売価に足し算する形でお釣りが出されてくる経験を何度もしている。 スマホ決済が普通の今はそんな景色は皆無だろう。
 "分数概念" だって、本来はいくつかの物を何人かに平等に分ける程度なら "めのこ" でも出来る。 が、数学的な扱いとなると人間にとってもそう簡単に理解出来る訳では無いと想うが、AIだって
   ケース A : 分子が同じ時⇒分母を比較して判断
   ケース B : 分母が同じ時⇒分子を比較して判断
   ケース C : 分子分母共に違う時⇒分子か分母の最少公倍数へ変換してケースAかBに直して比較判断、それが面倒な時は小数化して判断

の仕方を習得していて、"何時も小数にして比べている訳では無い"。 人間と同じだ。

 氏は
   記号設置こそが人間の創造性の根源・・・(α)

であって、
   記号の枠内で循環するしか無いAIは縮小再生産しか出来ない・・・(β)

と結論されている。

が・・・:
 "創造性の定義" 次第って処もあるものの(α)を成立させる人間は極く*2限られているから、記号設置をこの様な位置づけにするには検証事例が余りにも少な過ぎるし、(β)はAIを根拠無く過小評価し過ぎだ。
 老生は、AIだって人間同様に学習経験で記号設置を出来、人間が及びもつかない "発明/発見" をしていくと考える。
 何故なら、大体が対話生成AIの基底となっている "大規模言語モデル" とは "学習経験" そのものであり、人間が言語習得していく過程と決定的に違うとの証明は一切成されていない筈だし、今後共に人智を超えている領域は増えていくばかりで、減る事は決して無い。
 加えて、人間の学習経験は個人の能力に依存するが、AIの学習経験は限りなく復元&拡大可能だ。

 老生は、氏が
   あの時の論文は結論を急ぎ過ぎた

とそう遠くない先に訂正されると、誠に僭越ながら確信している。

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20230720:解体(ソーラー・アーク@岐阜) [雑感]

 東海道新幹線下りで岐阜羽島駅近所から進行方向右手に見える超巨大なソーラー・アーク・・・新たな電源到来の象徴のような存在で、現役の頃、京都或いは大阪へ出向く時に飽きる程に観てきたものだ。 今ではパナソニック社に吸収合併された三洋電機社が穴八町@穴八郡に建設した太陽光発電装置だったが、それが工場敷地等再開発とかで解体される・・・とネットニュースで知らされた:
   GIGAZIN配信ニュース:2023年7月14日21:00

 この配信記事では本体と周辺風景が多数写真撮影されて掲載されていて、ネットニュースの威力満載でした。
 一度だけだが近く迄出向いた事があって、微かに覚えているのもあったりして懐かしかったですなぁ。
 あったりめぇな事だが、時代は年寄りを置き去りにしつつ変わっていく。
 今度はどんな眼を惹く建造物になるのか。

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20230719:トリ・リンガルだとは知らなかった(オータニ選手@MLB) [雑感]

 つい先だってのオールスター・ゲーム@MLB・・・オータニさんは三振&四球で終わったが、ネットニュースで知った事には、彼は三カ国語を話すらしい。 日本語+英語+スペイン語だ。
 まぁ、米国に渡ってもう5~6年経つのだから英語は納得出来るけど、スペイン語とは驚きだ。

それというのも:
 オールスター・ゲームでも中南米出身の選手が多かったが、エンゼルスでは英語の不得意な同地域出身選手に英語⇔スペイン語通訳して助けているとあった。
 いつもインタビューではお馴染みの水原一平さんの英語通訳を介しているが、実は意図的にそうしているのかも。

 老生は、今は昔に同じエンゼルスに籍を置いた事もある長谷川滋利選手が流ちょうな英語でインタビューをこなしていた事を想い出しますなぁ。

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20230718:どうも苦手だ(無洗米) [食]

 いつ頃からだろうか、手間が省ける・・・って訳で自らは研ぐ必要の無いお米、即ち "無洗米" が流行りだしているが、我が家ではどうも "苦手" だ。
 特有のムッとする臭い(:こいつは明らかに "硫黄系" に近い臭いだ・・・何故なのかは解らないが、そう想う)が無いのは良いのだが、一方で何となくだが、"味わいが物足りない"。
 お米を研ぐとは、即ち漂白米から不可避的についた "ごみ" と "胚芽&糠" を水洗して取り去る事の筈だが、市販されている無洗米は(勿論純米酒程では無いにしろ)研ぎ過ぎているのではなかろうか。
 ほんの僅かだが雑味にならない程度に胚芽&糠が残っていた方のお米を我が家では好むのかどうか解らないけど、我が家流の研ぎ方なんて無いに等しいが、無洗米は遠慮している。

そう言えば:
 我が家では何時しか麦飯を食べなくなっていた。

ついでに:
 自分は酒米を半分以上も削ってしまう吟醸系のお酒も、香りは素晴らしいが、味わいは・・・

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20230717:珍事件?(オールスターゲーム@MLB'TV-中継) [気晴らし事]

 まぁ、珍事件・・・って言って良いかもデス。
 12日(水)午前はNHKBSとTV朝日がダブり中継していた。
 WBC2023で日本代表が優勝して以来、"MLBフィーバー" が続いていて、オータニ選手を初めとした代表選手等のMLBでの活躍が毎日の様に報道されている。
 NHKデーター放送では、スポーツ情報として、①プロ野球、その次に②Jリーグ、そして開催していれば③大相撲が速報されていたが、今や三番目辺りにMLBが常設されていて日本人選手の活躍ぶりが示されている程だからチコッと驚いた。

 そんなだからだろうか、NHKと民放が重なり合う様にMBL’オールスターゲームを朝から中継していたのだ。
 老生は観戦を途中で切り上げて我がワイフ殿と一緒に整形外科定期健診に病院へ出向いたのだが、そこの待合ロビーではNHK総合TVが無声中継されていたところ、何方かがそのTV中継を "NHKBSかTV朝日に替えてくれ" ・・・ って受付にねじ込んでいたのだ。
 あぁ・・・家で観戦しながらも予約時間に会わせて来院した患者のお一人だったのだ。 待ち時間の間でもゲームの進捗を観たかった訳だ。

 事務員の方が結構大きな声で
   あの~
   申し訳ありませんが、
   チャンネルは変える事が出来ない設定になっています

ってお断りしていたが、老生を含めた待合のほぼ全員が大笑いだった。
 病院の待合ロビーってのは "だんまり" が多いのが普通だと想うが、この時だけは違った。
 正に "珍" 事件(?)でした。

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20230716:カウンター生成AI [雑感]

 他人の論文等をコピペ(コピー&ペースト)してあたかも自作レポートとして提出する "要領の良い" って言うか、むしろ "狡賢い" 学生さんがいるもんらしく、それを "見破るアプリ" が開発され、名のある大学等が購入して役立てているそうな。
 更に最近では対話生成AIで得た結果を下敷きにして自分流の文書に仕直してレポートを書き上げる "強者" もいるらしい。

 そこで、そんなレポートを見破るアプリさえもが登場するそうだ:
   チャットGPTで作った文章
    -見破るソフト開発
   (日経紙:2023年7月11日付け朝刊ビジネス・テック紙面)

 対話生成AI特有の用語使い回し方を基にして類似言い回しを対象文章から抽出して使用者に盗作可能性を知らせるソフトウェアの様だ。
 なるほどねぇ・・・言うなれば "カウンター生成AI" ってか?

 でもチコッと待ったっ!
 気の利いた対話生成AIなら表現を工夫して更に対抗できる様に学習していくんじゃぁないかえ?
 "カウンター(カウンター生成AI)" とでも言えるのかも知れんぞな。

 更にその "カウンター・アプリ" が出てくればそれに対抗する生成AIが生まれて・・・結局、人間様の方が根負けしちゃうと想うがなぁ・・・多分。
 おっとろしい時代になったもんだ。 もう白旗だ。

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20230715:大丈夫?(熱中症@建築現場) [雑感]

 我が家周辺は30年程前の所謂バブル期に里山沿いに造成された戸建て宅地で、今では初代の殆どが引退している。
 すると、その住処は解体され更地になって、余り間をおかずに新たな戸建てが建築される。 場合によっては細長い2軒とか時に3軒もが建つのでチコッと驚く。
 更に加えると、"門扉" なんぞは見当たらないし、"縁側廊下" も無い。 勿論、"畳部屋" も無いのが普通らしく、ましてや "床の間" なんぞは誂えるほどの広さは無いと聴いた。
 ・・・なのに、売値がバブル期と大きく変わらないのにも驚く。

ところで:
 今の新建築は既に出来上がった部材を組み立てるだけで、職人さん等は昔の大工さんとは違ってカンナやノミは使わない・・・って言うか、組み立てしかやらない。
 釘も使う事は無く、使うとすればネジ釘で、"ダッダダッ" と電動ドライバーの使い手だ。
 それも最近は一見して解るのだが "グローバル・サウス" からの若い人達が多い。
 時に老生が会う彼等は実に礼儀正しく、作業も "am8:00開始/pm6:00終了" を一分も違える事無くこなす。
 驚く事に、この夏日/真夏日の日中でも "無帽" だ。
 余りのことに脇を通った時に
   ヘルメット/帽子被らなくて大丈夫?
   水飲んでいる?
   無理しちゃぁ、駄目よ

何て声をかけると、
   大丈夫です。
   水分もたっぷり取っています。

と、慣れた日本語で "健気" に答える。

 内心、ほんとかなぁ・・・って感じる事しばしばです。
 組み立て・・・って言ったって炎天下での厳しい仕事で、最早私等日本人には太刀打ち出来ないかなぁ・・・とも感じてしまいました。
 ともあれ無事故であって欲しい。

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20230714:”記憶に無い” を見破るには? [雑感]

 今は昔、政治絡みの収賄容疑とかで国会で質問を受けた民間大物が
   記憶に無い

を繰り返し、危機(?)を乗り切った事があった。
 以降、この手の "言い逃れ" が政治家の "常套句" になっているかの様だが、"何てこったっ!" って言うか、最近は犯罪容疑者が警察/検察の取り調べに対して
   記憶に無い

と言い通す例が増えてきているらしく、全く馬鹿にした話だ。

そこで:
 心理学者と最先端AI-技術者がタッグを組んで、この種の発言がホントなのか、嘘なのかを見極める手立てを開発して欲しい。
 老生が試してみても現下の無料公開対話生成AIでは "真面な 解答" は返ってこないのが現状だ。
 こざかしい言い逃れを見破るAIを開発して正直者が馬鹿を見ない世の中にして欲しい。
 最近のニュースを見聞きしてたら、警察/検察が舐められているかの様な印象を持っちまったので・・・

こんなAIが開発出来たら:
 国会の先生方の選挙向けでは無い "本音" を探り出して欲しいのだ。

ついでに:
 今は昔、故・手塚治虫氏’鉄腕アトムの中で、お茶の水博士が発明していたが、話し手の本音を映し出す "何とかスコープ" ってのがあったがなぁ。 AIなんぞが考えられもしなかった時代なのに、凄い創造力/想像力だと想うしか無い。

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20230713:当たり外れ(LEDシーリング・ライト) [自分の事]

 時に "チカ*2する" LEDシーリング・ライトの下でPCに向かってこのブログ原稿を書いています。
 白熱電球から蛍光灯へ、そしてLEDライトへと、我が家の照明も世間様にチコッと遅れながらも移ってきた。
 LEDシーリング・ライトの寿命は一般に40K時間と喧伝されていて、10時間/日程度の仕様なら10年以上も付け替える必要が無いから "お徳" だ・・・ってのがよく見かける商品説明だ。

が・・・:
 これはあくまで設計寿命であって、実寿命とは必ずしも一致しない。 発光ダイオードの寿命は適切な使用環境下では長寿命なんだろうが、それを取り巻く基板等も同じかと言えば怪しい。
 我が家では据え付け後15年以上も明るさを保っているのもあれば、僅か2年ほどで点滅してしまう "憤慨品" もある(この部屋の奴がそれだっ!)。
 それが、高価な著名国内家電メーカー品が長寿命で、安価な海外輸入品が期待に反する短寿命・・・って "訳では無い" から不思議だ。 今時、こんな普及家電であっても所謂 "当たり外れ" があるとは驚き以外の何物でも無い。

そう言えば・・・:
 居間に据え付けていたTV受信機で、その保証期間日を過ぎた僅か一週間後に突然の故障で受信出来なくなった事があった。
 いくら何でもこれは酷い・・・って訳で "頭にきて"、製造メーカーに嫌みたっぷりのお手紙を差し上げたところ、ご丁寧な詫び状が来て、
   原因を調べるので引き取りたい。
   代わりに新しいのを提供したい

・・・とあった。
 この提供を受けた受信機は今も健在だ。
 単純な我が家では以後のキッチンや寝室等のTV受信機は勿論、更新する家電製品もすべてこのメーカー品にしている。
 メーカー/販売店の真摯な態度こそ最大のサービス・・・って、つくづくそう想う。

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20230712:国会議員の先生方をお手本に・・・(課税対象所得) [雑感]

 毎年公表される国会議員諸先生方の所得等報告書・・・どの新聞も掲載するのだが、例外なく全員が市民目線で観れば相当に結構な額で、"大した事やってねぇのに" ・・・と、実に "腹立たしい" と感じるのは老生だけではなかろう。 新聞によっては、記事にその辺の "憤懣" が滲んでいるのさえ見かける。

 "所得" とは "収入" から "必要経費" 等を差っ引いた額の事で、従って議員先生方の所得には原則として私等国民に向けた "政策調査/実現の為の諸活動経費" は含まれない。
 それどころか、実質は確定申告に必要な給与所得及び不動産所得及び譲渡所得だけの合計で済んでいて、企業等の持ち株配当とかの "甘い蜜" は含まれないし、今は昔に大問題となった割りには何の解決にも至らなかった "旧文書交通費" 等は非公開だ。
 この "非公開お咎め無し制度" によって(密かに)懐に入っている非課税収入がわんさと生まれ、いわば与党/野党の区別無い "議員特権" になってしまっていると言えるのだ。
 なので、この点に関しては与党野党一致して改革の機運は皆無だ。

なのに・・・:
 政府は持続型社会の実現、即ち、社会保険制度維持とか少子化対策とかを "口実" に、国民には全世代負担型とか全世代参加型等と言って実質 "税負担増" を迫っているのは "不公平" そのものだ。

ならば・・・:
 議員所得公開制度に倣って国民全世代の所得扱いも同じにすべきだと老生は考える。
 "TVドラマ知識" に過ぎないが、国会議員は "選良" とは言うけども、それに相応しい仕事に邁進しているのは極く*2一部に限られ、残りの殆どが地元民とか関係する企業等のの口利きに励んでいるのが主な仕事の様らしいから、私等一般国民の課税対象となる所得についても同様な "甘い基準" を設けるべきである。
 何てたって国会の先生方は私等一般国民のお手本なのだからね。

 次の選挙ではそう公約するところに投票する。
 それでは国が持たない・・・って言うのなら、先ずは議員総数を更に減らすとか、議員手当を全廃するとか、国会開催日程をもっと濃厚にして日数を減らす等々、"身を切る姿勢" を見せて欲しいもんだ。
 とりあえずは話題になったきりの旧文書交通費明細を領収書付きで公開すべきである・・・そう公約する党への投票も考慮する。

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