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20230711:7&8月の週末は催事が一杯 [雑感]

 梅雨明けは未だ(?)の様だが、夏日が続く様になり、当地でも来月迄の週末はコロナ禍以前通りの催事がびっしり予定されている。
 当地の七夕祭りの飾りつけは小学校の校庭辺りでしか観られなくなったが、盆踊り大会とか、由緒ある(?)神社の例大祭とか、納涼フェス(要するに夜の屋台通り)とかは、それなりの規模で復活される様だ。
 残念なのは、地元では鶴見川流域が開発され尽くして花火大会開催余地が無くなり、だもって4年振りの開催になる隅田川でのそれをTV中継で観るしっきゃ無い・・・のがチコッと寂しいね。
 昔出向いた時があったが、とてもじゃないが "日本人ってこんなにいたんかっ!?" ・・・って程の混雑だったのでTVで観るしか無くなって久しい。
 8月下旬になると多摩川沿いに大きな大会が開催されるのが夏の終わりを告げる催事みたいになっているので、何とかこの夏場を乗り越えなけりゃぁ・・・と踏ん張っています。

ついでに:
 今は大昔に平塚市中央商店街で開催される七夕祭りを観に行ったことがあったが、そこで観た竹飾りはそれは*2派手で、人出も大変なもんだった。
 それがつい先だっての7日(金)のTV中継で観たその飾りは垢抜けた(?)簡素なもので、それなりの人出ではあったけど往時の面影は無くなったかなぁ・・・そんな感じがしました。
 昔は、ここの飾り付けは関東周辺の一ヶ月遅れ七夕祭りに "リユース" され、更には東北周辺へ送られていた事を知っているのは私等後期高齢者だけだろうなぁ・・・
 竹飾り一つ取っても "今は昔・・・" の話しか出来ない後期高齢者になっちまいました。
 タハっ!

20230710:金塗れ(?&!)オリンピック [雑感]

 オリンピック復活の理念は尊かったが、いつの間にやら利権絡み/カネ塗れのダーティな "スポーツ超大会" になっちまったのは何も "2020東京大会" に限らなかった様だ。
 来年開催の "2024パリ大会" はその予告ビデオたるやさすが・・・って想わせる程の上出来映えだったけど、実は裏では招致に関わる汚ったねぇマネーが蠢いていて、捜査が入っているとの報道だ。
 がっかりだ。
 結局は "自由・平等・友愛" の生みの親である所の国であっても・・・って想うと、"冬季大会を再び札幌でっ!" ・・・って言うのも何か機運が盛り上がらない。 どうせ某大物政治家と某大手**辺りが裏でタッグを組んで・・・なんて言う邪推が止まらない。
 選手達の真摯な取り組みが空回りしなけりゃぁ良いけど・・・

 まぁ・・・その前にこの9月からの "ラグビーW杯2023フランス大会" で我が日本代表の奮迅を期待したい。
 パリ大会の行方を気にするのはそれからの事にしよう。

20230709:ALT(GPT) [雑感]

 GPTだけだったら今大流行のチャットGPTと連想されるだろうが、ALTと一緒のを観て直ぐさま "ピンっ!" って来る方は、血液検査の中でも特に肝機能検査に敏感な、恐らくは中高年以上の方だろう。
 肝臓に多く含まれる一種の酵素で、"アラニン・アミノ基転移酵素" の事だ(別称:GPT="グルタミン酸ピルビン酸転移酵素")。
 この酵素が基準値を超えて増加すると "肝臓機能障害" の可能性を示すので、血液検査では必須項目になっている筈だ。
 国際的な標準域は "4以上/50未満"(単位:U/L)とされてきたが、日本肝臓学会は先月15日にこの基準とは離れて
   "30U/L" 超で

あれば専門医による受診を推奨した様だ。

 気になったので自分の過去四半世紀以上の血液検査DBをチェックしたところ、現役時代の前世紀末に向けた頃、夜毎仲間との暴飲暴食に明け暮れた時期に50を越えた時期があったが、それも一時で、今世紀以降は15~20程で、ひとまずは安心だ。
 他の肝機能指標も全て標準域に収まっているのでホッとした。
 今更老生が言うのも何ですが、
   皆様、暴飲暴食は程々に・・・

ですぞ。

20230708:人間さえいなくなれば自然は・・・ [雑感]

 毎年の様に自然災害に襲われる日本だが、異常気象は我が国だけでは無く、世界中で観られている様だ。
 今や、"線状降水帯が発生" と聴くと、わざわざ日本に来なくとも・・・とさえ感じるほど頻繁に登場する気象用語になっちまった。
 併せてツバメが来なくなった、スズメバチやアマガエルも少なくなった・・・って嘆くのは竹宮恵子氏(マンガ家)だ:
   明日への課題-生態系が変わってきた?
   (日経紙:2023年6月30日夕刊連載エッセイ)

 氏は、小さな動植物の変化から気象現象の異常性を感じ取っている感性をお持ちの方の様だ。

 これを読んだ時、何故か、チョルノービリ(ウクライナ語)原発事故周辺地域のその後の自然環境変化を報じたニュースだったか番組を想い出した。
 放射能汚染で厳重な立ち入り禁止域となった無人地帯では、程なくして原発建設前の自然環境への復帰の兆しが認められたそうだ。

 今や露国による軍事侵略に晒され、至近の報道では欧州最大規模の現役原発施設への破壊工作さえもが伝えられているウ-国の現状を考えるとチョルノービリ事故周辺の自然環境の現状もが余計に気になる。 大分前の事だったから、今ではどうなっているのか。 環境復帰は順調なのか・・・

 地球上から人間さえいなくなれば、気候変動も速い速度で収まり、異常気象も激減し、破壊された森林等も原体回帰が早まるに違い無い・・・とさえ想うのは老生だけでは無かろう。
 "人間は万物の霊長" ・・・ とあるが、現実は人間以外の地球上生態系にとっては最悪の存在、つまりは "諸悪の根源" なのかも。 尤も "悪" という概念は人間界だけに存在するのだが・・・
 そう言えば、D.アッテンポローが伝えたアフリカ諸国の野生動物の生態観察ドキュメントで、
   ライオンは "人間を最も危険な存在" と認識している

と指摘していたなぁ・・・今は昔の事で、記憶違いかも知れんが。

20230707:おかしい(瞬間味見) [食]

 毎夕食時に時計代わりに観るTVニュースでは、どこの民放版でも必ずと言って良いほど所謂 "大衆食堂" の評判メニューを紹介している。 食べ時だから・・・って訳か。

 それぞれの局のアナウンサーが味見した "瞬間" に "美味しい"・・・って連発する様を観る度に、
   そりゃぁ無いだろう

って想う。

 味を感ずるのは、見映えや彩り、周りの雰囲気とか空腹感等も脇役として働くが、主役の舌の働きは複雑な筈だ。 味蕾は口内&喉にまで拡がって分布していて、それが神経回路を経て脳に伝達してから初めて旨いって感じるのだから、"瞬間的に美味しいって解る訳は無い"。
 そう言うのが取材時の "お約束事" だからか、場合によっては既に味見していたかもだ。

 いつもいい加減だなぁ・・・って感じていたが、口腔外科学の専門家が "味わいメカ" を紹介していたエッセイに出会い、老生の永年の "疑問" が見当違いでは無かった事に安心した:
   太田嘉英氏(東海大学医学部口腔外科学領域教授)
    -元気の処方箋:「おいしさ」 は奥が深い
   (日経紙:2023年7月1日付け朝刊土曜日版)

 これを読むと、おいしさの秘密が解ってくる(様な気がしました)。

20230706:”略奪” 文化財の行方 [雑感]

 前から気になっていた所謂 "略奪文化財" の "本来の持ち主" への返還問題。 現状を俯瞰する記事が特筆だった:
   略奪文化財のいま①~⑤
   (日経紙:2023年6月26-30日付け朝刊文化紙面)

 ナチス・ドイツ軍が略奪した絵画等が第二次大戦直後の "どさくさ" に紛れて闇の世界に移り、人知れず個人収集家の手に渡ったままのが、当人の死後に家族が事情を知らずにオークションに出したりして表の世界に現れる・・・そんなケースがままあるそうだ。
 海外ミステリの中にはこれを扱った秀作がいくつかあるが、つい最近には我が国にも "実話" があった。 ナチスによりポーランドから持ち去られた絵画が東京都内で発見され、ポーランドに無償返還された例だ。 所有者も、それにどういう経路だったのかも詳細は報道されないが、来歴調査から略奪と特定された美術品が本籍地に戻るのは理に適っている・・・"今はそう言う時代だ" と老生は想う。

そう言えば・・・:
 古代ギリシャやローマ、更にはエジプト、中東の驚くような文化財を世界史で初めて知った時の驚きは今も鮮やかだ。
 現役の頃の数少ない海外出張の機会を捉えてルーブル美術館、大英博物館、そしてペルガモン博物館で教科書に載っているミロのビーナス、ロゼッタ石、そしてペルガモン神殿(部分)を目の当たりにした事があった時が正にその時だった(特にミロのビーナスは1964年に来日した事があって、その時も "瞬間的" に観た事もあったっけ)。

 が、同時にこれ等の文化財は発掘された現地から現在の展示国に持ち帰った文化財で、それが適切だったのか、酷く気になった事も事実だった。
 持ち帰った文化財の調査研究から古代史解明が進んだ事も事実だろうが、発掘地側が求める返還は欧州先進諸国の植民地政策の "ツケ" との指摘もあるようだ。
 現下では、マクロン大統領@フランスのみが、一部に限った事ではあるが、この種の文化財返還の意向を示しているだけだ。
 我が国にも該当する文化財があるのかどうか、気にかかる。
 無いでしょうなぁ・・・国家の "品格" に関わる問題であって、だからこそ不名誉を後の世代に残してはならない。
 メンツに拘らずに正確な来歴調査を期待したいものだ。

20230705:値上げは ”不可逆” [雑感]

 超円安に伴う原材料輸入費とか、燃料費とか、人件費とかの高騰で、何でもかんでもの "値上げラッシュ" が収まる気配はチコッとも無い。 この際・・・って訳での "便乗値上げ" も多くあるに違いないとは我がワイフ殿の言だ。

 そんな中、外食店や総菜店が使う業務用食用油が6年半ぶりに下落しているそうだ(日経紙:2023年6月29日付け朝刊マーケット商品紙面)。
 利用者側による使用量削減や原料となる大豆や菜種の国際相場安が背景にあるとの事だ。
 とすれば、これ迄に天麩羅とかを初めとする揚げ物の単価を値上げしてきた業者側はこれに対応して "値下げ" するのが筋だが、どっこい "そうはならない" ・・・ と老生は考える。
 一度値上げして得た "蜜の味" は金輪際手放す事は無いので、あれこれ屁理屈をつけて値下げには向かうまい。
 つまりは、"値上げは不可逆" と言える。

 "不可逆( "irreducible" )" は熱力学分野における用語であったと老生の微かな記憶だが、お隣半島国家とのお約束事の声明文に使われた事があって一般的用語になっていた・・・と想っていたが、諸物価高騰の理由付けにも活躍するとは想わなかった。
 賃上げに無縁な後期高齢者にとって実質的な値下げは年金だけで、"この恨み" をどうする&どうしよう。
 晴らすのは解散選挙の時にしかあるまい・・・

20230704:J.グッドイナフ教授逝く(陽極材発見@Liイオン電池) [故人を悼む]

 6月25日に逝去(訃報:6月28日)。 享年100歳。

 オックスフォード大学教授時代の1980年にCo酸LiがLiイオン電池陽極適材である事を見い出し、公表していた。
 この功績で、発見より40年近く経っての2019年度ノーベル化学賞を我が国の吉野彰氏(@旭化成)等と共に受賞されている。
 Liイオン電池が実用化される迄、長い時の経過を必要とした事からであっただろうし、また当時97歳で歴代最高齢での受賞と言う事でも話題でしたな。

 ノーベル賞は故人には授与されないから "永生きせんといかん" ・・・って息巻いていた我が国超著名な学者さん(残念ながら既に故人)を知っていましたので、余計に覚えているのデス。
 Liイオン電池のあるべき組成が最終的に決まり切るのは未だ*2先だと想うけど、端緒を切り拓いた功績は歴史に残るに違いない。
 黙祷。

20230703:出会う嬉しさ・・・山陰礼賛(?)エッセイ [自分の事]

 自分は東京で生まれ育ち、ここ横浜に半世紀程も住んでいるものの、おやじ殿は佐賀出身だし、おふくろ様は鳥取出身なので、出自は "西" 日本人だと想っている。
 ので、たまに山陰とか北九州地区を礼賛するエッセイとかの記事に出会うと心が和む。

 2週間程前の事だが、鳥取や島根で手に入れた民芸の器を "こころの玉手箱" だとするエッセイに出会った時は嬉しかった:
   酒井順子氏連載エッセイ:こころの玉手箱-4
   (日経紙:2023年6月22日付け夕刊)

 氏が "乗り鉄" なのかどうかは自分は知る由も無いが、
  -東京に住む者にとって山陰地方は行きづらい
  -山陰本線に乗ることもなかなかできない
  -そんな中、初めて乗った時の感動はひとしお
  -今では行くたびに日本海側ならではの静かな魅力を堪能
  -"裏日本" と呼ばれた時期もあったが、本来の "裏" には "内裏" と言った様に
   "大切なところ" の意味が隠れている
  -そんな山陰の土産で求めた大胆な配色器が心の玉手箱

とあった。
 いやぁ~。 何か、理由も無くホッとしたエッセイでした。

ついでに:
 我が家では、鳥取民芸品として "流し雛人形" が "流すこと無く" 残っている。 20年以上前に彼岸へ旅だったおふくろ様の置き土産だったか。
 自分の置き土産は何も無いから、この投稿ブログ・・・にでもするっしきゃぁ無い?

20230702:怒るべし(?) 秋田県民の方々 [気晴らし事]

 我がワイフ殿が薦めたので録りだめしていた
   ラストマン-全盲の捜査官(TBS’TV)

を初回から最終話迄、一気に "得意の倍速" で見通した。
 ネタバレは良くないので筋書きは別のところでご参照戴くとして、最終話でチコッとこいつは "偏見じゃねぇのか(?)" ・・・って感じた台詞があった。

それは・・・:
 上川達也氏扮する警視監@警察庁次長は長官就任を控えていたところ、身内の不祥事のため "左遷" され、その行き先が "秋田県警本部長" とあった。
 いくら何でもこれは秋田県を蔑視した見方で、県民の方々はお怒りなのでは・・・と想ったりしました。

 "言葉狩り" が大流行の時代だ。 なのに、脚本が配慮足りずだったか、或いは秋田県で放映する予定が無かったからか・・・な?

 些細な事を気にする老生は、もしこれが
   我がワイフ殿故郷:福島県
とか、
   おやじ殿故郷:佐賀県
だったり、
   おふくろ様故郷:鳥取県

だったりしたら、猛烈に抗議(?)したかも・・・だ。

ついでに:
 主役を張った福山雅治氏の英語の、特に "RとL" を区別した発音は良かったですなぁ。
 最近のTVドラマでは滅茶苦茶な発音が多過ぎてウンザリだったので、余計にそう想ったのでした・・・チャン*2.

20230701:ケチ*2作戦(夕刊購読取りやめ) [自分の事]

 時に物価高騰を叩く様な記事を掲載していた某全国紙から、つい先日の事、購読料更改通知のチラシが同梱されてきた。
 説明たるや、全く代わり映えしない理由だ。
 ヤレ*2。 解らないでは無いけど・・・何となく釈然としない。

 ここ横浜版は朝刊も夕刊も記事掲載時刻が都内版よりも数時間早めな事もあって、夕刊記事の詳細版は翌朝刊に掲載されるのを常とする。
 加えて、楽しみにしている2本の夕刊連載エッセイもネットで無料閲覧出来る時代だ。

 そんな訳で、チコッとの "抗議" の意味を込めて7月1日からの値上げと同時の夕刊購読は止める事にした。
 驚いた事に、これ迄の朝刊+夕刊セット購読料を¥100-/月だけ下回っていた。
 まぁ、たかが知れた節約料金だが、"塵積" のつもりとしておこう。
 これを機に購読新聞紙も精査しなくっちゃぁ・・・なぁ。
 "ファクト" だけならネットやTVの方が速いし、批判ばかりの変わり映えしない社説も飽きたしね。