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20221031:聞く力=聞くふりして聞き流せる力(現代日本語解釈学) [雑感]

 既に一ヶ月以上前の9月30日付け文化庁国語世論調査結果の公表に依れば
   "姑息"(こそく):
    "本来" の意味:"一時しのぎ" ・・・①
    "多くの現代日本人" の解釈:"ひきょうな" ・・・②
   (日経紙:2022年10月1日付け朝刊社会紙面)

の様に、現代日本人は本来の意味から離れた使い方をしている例が多いとの事だ。
 上記の例では、調査対象日本人の73%、つまり4人に殆ど3人が②と想っているらしい。 自分は・・・と言えば、①の様に習った筈だが、今や②の使い方をしているなぁ・・・(お恥ずかしい限りデス)

 この記事を読んでいたら、我が国の総理大臣ご自慢の "聞く力" も本来の使い方から大きく乖離している事に気がついた。

 以下本文:
 国家行政のトップの座に就いた方々がそれにしがみつく・・・それが人間の本性だとは想う。
 しかし、英国首相はここ何代か続いて最後には党内多数意見&世論支持率に耳を傾けて辞任されていった。 最後の段階で "聞く力" に素直に従った・・・とも言える。

 そうせずに国家権力トップに居座る人は多い・・・こんな "どうでも良いブログ" を訪問して下さっている方々は直ぐさま思い浮かべる政治家/政治屋の複数の名が出てくるに違い無い。

そこで我が国の総理大臣はどうかだが・・・:
 当初は "聞く力" ご自慢だったが、実のところそれは
   そのふりして "聞き流せる力"・・・③

に他ならない事が解ったのは老生だけではあるまい。

 我が国を取り巻く難問が次から次に現れては何事もせずにやり過ごす( ③ )・・・あげくは世論のあまりの批判に急遽見解を変え、 "朝令暮改" と揶揄される。
 追い詰められたあげくに "頷く"・・・これが "聞く力" の今の総理大臣辞書に掲載されている解釈だとさえ感じられる。

話は飛ぶけど・・・:
 頷く事さえしないのが "超円安" だ。
 昨今の外国為替の世界では "政府&日銀の一人負け" で、超円安で潤っているのは外国人ご専用観光業界周辺で、他の殆どどの業界は赤字経営の筈で、中でも原燃料輸入価格の高騰で家計が超苦しんでいるのが私等国民だ。

 自分は好きなお方では無いけど、ユニクロ’トップの方が
   こんな円安で何処の企業が喜んでいるのか・・・

の様な意味の事を発言されていた始末だ。

 昔と違って輸出産業を担う企業の殆どでさえ円安効果が得られないのは原燃料や資材輸入価格高騰に加えて、 "低いままの生産性" を背負っているからだ。
 低生産性を容認する様な業態保護に他ならない "護送船団方式" は、"もやは" って言うよりも "とっくの昔に" 世界には通用していない。 経済産業省はゾンビ企業の淘汰を妨げるべきでは無いが、これを邪魔しているのが所謂 "族議員" 連中だ。

 また超円安は我が国の不動産価格の異常安価を招き、その結果は "日本売り" に繋がっている。 文字通りの "売国" を招いている。
 経済政策を、そして財政金融政策を梶取る政府、財務省、日銀の責任は限りなく重い筈だが、"何処吹く風" の様子しか見えないのが絶望的だ。
 そんな訳で、
   円安効果:
    本来:輸出産業が潤い、その結果として国内経済が活性化される経済を
       生み出す要因・・・④
    現代:原燃料&原材料輸入価格高騰で輸出産業でさえ振るわずに、
       国内景気は冷え切ったままで、このままでは
       "のたれ死に" 待つばかり・・・⑤

ってなっちまった。
 こんな事を喜んでいるのはお隣の半島国家と大陸国家だけに他ならない。
 こんな時、マンガなら "救国戦士" が突如にして現れるんだが・・・

 あまりの円安と、放置する政府&日銀。
 こんな年寄りでさえ、あまりの無責任さに怒りが収まりません。
 無粋な品位の無いブログ・・・お詫び申しあげます。

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20221030:報道は ”政治的意図” を持って制作される( ”玉川発言” の教えるところ) [雑感]

 先日、久しぶりの居酒屋飲み会。
 飲んでいる時は政治の話は禁物の筈なんだが、飲み友の多くは "朝日嫌い" 揃いで、あの "玉川発言" が話題になった。
 勿論、フェイク種をシャア*2と意図的にか、言ってのけた事が直接的な批判の的になった訳だが、もう一点、見方によってはこっちの方が "肝" との指摘があった。
 玉川発言の中には、
   - これが政治的な意図だと思うから。
   - 僕は演出側の人間ですからね。
   - テレビのディレクターをやってきましたから。
   - それはそういうふうに作りますよ、当然ながら。

との下りがあった。
 これの意味するところは、
   TV番組ってものは、提供側の政治的意図に基づくシナリオに沿って
   制作編集したモノが放映されている。

って事だ。
 確かにそう感じる事はよくあるし、逆に局側があらかじめ設定したシナリオを覆した大物コメンテーターにMCがあわてて取りなす場面を一ヶ月ほど前のBSTBS’報道1930で観た覚えもあったが、これは誠に希有な例に過ぎないだろう。
 東京キーの民放はどこも新聞社系だから余計に胡乱臭さを感じて、"朝日嫌い" の連中は皆この "新聞" は採っていないし、"TV朝日" のニュース*情報番組は観ない。

 さすが我が飲み友だ。
 するどい指摘だった・・・まぁ、老生も薄々感じてはいたんだが。
 これからはその種の番組スポンサーを商品には手を出さない様に心がけよう・・・っと。 偏屈な年寄りの、何の意味もなし呟きに過ぎないけど。

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20221029:”サンショウウオ” と言えば・・・ [雑感]

 姿形が "見目麗しく" とは決して見えない(少なくとも自分には)が、在来の "オオサンショウウオ" は我が国固有の種で、それがいまや消滅の危機に瀕しているらしい(日経紙:2022年10月17日付け夕刊社会紙面)。

 自分はオオサンショウウオと "山椒魚" の違いすら理解出来ない程の素養に乏しい年寄りだが、故・井伏鱒二氏の短編 "山椒魚" なら知っている。

 大きくなり過ぎて岩屋の水溜まりの様な所に閉じ込められた山椒魚の物語だけど、飛び込んで来た蛙を "いたぶろう" としている内に、やがて共に死を迎えるであろうところで "余韻" を残して物語は終わる。
 自分が習った国語教科書版では、死を待つばかりの蛙が恨み骨髄の筈の山椒魚を "恨んではいない" ・・・の様に "呟く"。

 このエンディングが何を暗示しているのか、未だに自分には解っていないが、故人は晩年にこの蛙の台詞を削除した "改訂版" を全集に載せたところ "大騒ぎ" となり、新聞種にもなった。
 有名無名の書評家や愛読者からは賛否両論だったけど、結局はどう片づいたんだっけ・・・全くフォロー出来ていない自分であります。
 些か情けないが、決着をつけなければならん・・・って問題じゃぁ無いと想って自分を誤魔化しているのです。

ついでに:
 絶滅危機に瀕している多数の在来生物品種・・・これは私等日本人がこの日本列島に対して犯している "罪" を表意している事に他ならない。
 とすれば、どんな "罰" が待っているのか・・・そんな事を柄にも無くフッと考える時があります。

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20221028:仲本工事さん逝く(ザ・ドリフターズ) [故人を悼む]

 10月19日に逝去。 享年81歳。

 前日、横浜市西区の信号無い交差点横断時に交通事故を受け、急性硬膜下血腫でお亡くなりになったとの報道だ。
 事故直後の速報では "重症" と報道するTV局もあって、"命に別状は無い" との続報を待っていたのだが・・・

 あのTBS系公開番組 "8時だヨ!全員集合" で圧倒的な人気を集め、"ザ・ドリフターズ" 一人勝ちの時代があって、そこでは素人とは想えない体操演技を披露されていた事を想い出す。
 当時、この番組は小学生の一部母親連中が "絶対に見せてはいけない最悪番組" と声高の叫びを放っていたのだが、今ではそんな事を誰が覚えているだろうか。

ところで:
 自分の様な年代になると、故・いかりや長介さん率いるザ・ドリフターズはロック・バンドとして良い線いっていて、ザ・ビートルズ来日公演の時に "前座" を務めた程の腕前を保っていた事の方をいっそうに想い出す。
 故人はそこで "ロング・テール・サリー"(邦訳名:"のっぽのサリー" )の今で言う処のリード・ボーカルを担当していたと記憶している。 この曲はE.プレスリーもシャウトしていて好きな方の曲だったけど、我が国では大ヒットには繋がらなかった。

 ザ・ドリフターズ’リーダーの長介さんには特異キャラの刑事役とか弁護士役を演じたTVドラマ・シリーズがあるので、時たまお目にかかれるのだが・・・
 お仲間の志村けんさんはコロナ感染で、それに続いての旅立ち・・・交通事故とは言え、"時の流れ" は如何ともしがたい。 つくづくそう感じます。
 黙祷。

加えて:
 事故のあった場所は、信号の無い交差点で、横断歩道 "禁止" 区域との報道もあった。
 横断できる箇所までは、特に高齢者には遠い道程だったに違い無い。 "いかん事だ" と解っていても、年寄りには "辛い" 時があって、自分もたまに横断しちゃうのだ。
 例えそうであっても、クルマ運転者側には横断者を見かけたら即時停車する事が法で定められている。
 歩行者も運転者も気をつけたいものです。
 "年寄りを観ても嗤うな いずれ来る路なり"・・・って言うじゃ無い?

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20221027:ブルーリボン@国会議員に違和感超大 [雑感]

 大分経ってしまいましたが、二週間近く前の10月15日は北朝鮮拉致被害者5名の方々が帰国して20年目の日だ。
 時の流れが今よりも遅く感じられたに違い無い昔は "十年一昔" って言っていたのでもう二昔が経ってしまっているが、実感としては "あっ" っと言う間だ。
 その為だろうか、何時に増しての関連記事が多く、またTVニュースでも再三繰り返されて報道されていた。

 強権国家だけに外交上の常識が通じない相手で、政治家も為す術も無いかの様だ。
 それでも国会議員の先生方は申し訳程度に "ブルーリボン" をスーツ襟に付けているのが自分にはとても "不自然" に見え、違和感満載だ。 ましてや教義の根底に "反日思想" があるとされるカルト教団と接点を保っていた複数の議員が付けているのを観ると、彼等彼女等の "無自覚&無責任さ" が無性に腹立たしい。
 リボンのブルーは、我が国/北朝鮮を隔てている日本海の象徴で、それを乗り越える救出支援を表している筈なのに、票欲しさに志を失ってしまった彼等彼女等に付ける資格は無い・・・とさえ自分は想う。

 普通なら外交官による水面下で交渉の糸口を探る活動があると期待したいが、一向に動きが伝わってこない。 かっての小泉純一郎総理大臣の様な直接的な行動なんぞ、今の半島情勢では許されないのか。 何もせずに言い訳程度の想いでリボンだけ付けている先生方ばかり・・・としか想えない。
 無念です。

ところで:
 政治家を "先生" と呼ぶ事の是非が討議されている自治体があるそうだ、
 このブログで彼等彼女等を "先生" と呼ぶのは勿論 "敬意" を込めてでは無く、"侮蔑" を込めてなので、ご訪問者皆様のご理解を戴ければ幸いです。
 "丁寧語" には時・場所・相手によって "侮蔑語" にもなる便利な日本語だから。

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20221026:R.コルトレーンさん逝く(俳優@英国;森の番人@H.ポッターにして元KGBエージェント@007) [故人を悼む]

 10月14日逝去。 享年72歳。

 あの "ハリー・ポッター" シリーズでお馴染みの "森の番人:ハグリッド" を演じられた方だ。 実に堂々とした桁外れの巨人だった。

 それ以前に、"新装" なった "007シリーズ" 第1&2作に "元KGB諜報員" として出演されていた(但し敵役では無かった)。 この第1作( "ゴールデン・アイ" )の主役はP.ブロスナンだったが、006役のS.ビーンの存在感が大き過ぎた印象が残っている。
 ネットで覗くと随分と沢山の映画に出演されていた様で、自分は知らないのが多かった。
 番人が旅立った魔法の森はどうなるのか。
 閉じられるのか。
 黙祷。

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20221025:秋の衣替え?( ”カボチャ”-婆さんから ”芋”-婆さんへ) [食]

 ひょんな事から "尋常で無い甘さ" の "安納芋" を沢山手に入れた。
 種子島特産で、スーパーでも滅多に陳列されていないものだ。
 我がワイフ殿はつい最近まで甘煮カボチャをよく作り、よく食べていたものだが、これからは安納芋に "専念" するという。

 まぁ、"カボチャばあ様" から "芋ばあ様" へ変身なさったようです。
 自分はどうも芋は・・・って感じです。
 ジャガイモの方は大好物なんだが・・・

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20221024:中古軽トラ@USA [雑感]

 正直、驚きました:
   "中古軽トラ 米国走る"
    -燃費良く「小さく かわいい」
   (日経紙:2022年10月15日付け夕刊第一面トップ記事)

 米国においては、何事も自己責任の精神が強い事の表れか、
   製造後25年経過したクルマは安全性や環境に関わる諸規制適用を
   受けずに輸入可能

との決まりがあって、1990年代前半モデルの "ニッポン中古軽" が、中でもトラック仕様が人気との事だ。
 $5,900-(≒¥870K;$1=\147)もするとあって、いかにクルマ社会の国と言ったって・・・実に*2不思議な国だなぁ。

そう言えば:
 来日した方の中には、至れり尽くせりのシャワー・トイレが気に入ってしまい、自宅へ輸入迄した例も聴いた事があったし、軽(= "Kei Car" )を広大な庭での移動用にと買い込んだ方の紹介記事を見かけた記憶がある。
 キャディ・カーと違って、それなりにスピードの出る "クルマ" だから、更には "ジープもどき" もあって、米国人にとっては "大人のおもちゃ"・・・の感じかも。
 まぁ、超広大な庭に第二次世界大戦で "活躍" した戦車を持ち込んでいた故・T.クランシー氏( "レッド・オクトーバーを追え!" )の様な方もいる国だからなぁ・・・
 何事においても "物差しが桁違い"・・・つい*2そんな気がしてしまうのです。

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20221023:下り坂エンジン・ブレーキの常識 [雑感]

 最近起こってしまった富士山観光バスの下り坂での横転事故。
 報道によれば、フット・ブレーキの使い過ぎで "効き" が甘くなり、曲がり角で制御不能となってしまったらしい。
 下り坂で一番にKY(危険予知)すべきは "フェード現象" であって、たとえ緩い勾配の下り坂であっても一段シフト・ダウンさせてエンジン・ブレーキを効かせるのが常識の筈だ。 自分が免許を取った時はマニュアル車で、教習所では諄い程にこれを繰り返し習ったものだった。 所内の坂はたかが知れたモノだったが、仮免後の路上教習ではそれなりの坂が用意されていたのでした。
 エンジン・ブレーキは何もマニュアル車に限らない。 オートマ車であってもマニュアル相当のシフト・ダウン・レンジがセットされている。
 横浜市内は、平野地域は点在しているだけで、坂道が多い。 団地等は殆どが丘陵を整地して整備されているので、日常的に坂道の利用が多い。
 ここ北部丘陵地帯も、特に里山周辺はあまりの "坂だらけ" だ。 それも曲がりくねった、まるでスケール・ダウンした "イロハ坂" みたいなのがそこら中にある。
 老生等は "おかげで" 外出する時にはエンジン・ブレーキをしっかり効かせて運転する "習性" が否応なしについている事を "良し" としている程であります。

 それにしても今回も死者を出した事故だ。
 事故を起こした運転手は若い方だったが、経験が足りなかった・・・では済まされまい。

 こう言う類いの事故のニュースを観聴きすると、観光バスって事故が多いのか。 それとも報道されやすい事故だからか。
 申し訳無いけど、利用する気が起こらなくなってしまう。
 お亡くなりになった方のご冥福を祈るしかない。

そして・・・今日も:
 クルマ運転でお出かけなら "安全運転" でっ!

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20221022:A.ランズベリーさん逝く(俳優;ジェシカおばさん) [故人を悼む]

 10月11日に逝去(訃報:14日)。 享年96歳。

 我がワイフ殿は、
   A.ヒッチコック’ガス燈・・・①
   ジェシカおばさんの事件簿・・・②

がお気に入りで、①の録画版を、②のDVD版を時々観ている。
 ①では小間使い(?)の様な役回りだったと想うが、②では明るく元気溌剌なお婆さま素人探偵の役回りだった。
 が、そのシナリオ原案には "刑事コロンボ" の制作・脚本を手がけた凄腕の二人が加わっていて、パイロット版の評価が高く、シリーズ化された様だ。
 我が国ではNHKTVで放映されていて、故・森光子さんが吹き替え担当だった。

 同じお婆さま探偵ものの "ミス・マープル探偵" 談では主役女優が3代か4代替わりつつシリーズされていたが、その雰囲気は "しっとり型" で、ジェシカさんの活躍は "明るい"・・・英国と米国ミステリの違いだろうか。

 ともあれ、楽しませて貰えました。
  黙祷。

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20221021:次世代原発・・・年寄りの要らぬ心配とは [雑感]

 現存する原発の稼働寿命撤廃とか次世代小型原発の開発とかが、実現にむけた予算を含む政策案が検討中との報道だ。
 3.11直後からは "原発敬遠気味政策" だったが、これだけ終わりの見えない原油や天然ガスの価格高騰が続き、また欧州指導型脱炭素動向からの対策だと言う。
 この地震大国で安全性は確保出来るのか・・・年寄りはつい*2心配してしまう。

が・・・:
 最近の状況はこの心配を増幅させずにはいられない。

その1:
 露国によるウクライナ軍事侵略からは、原発設備への攻撃がタブー視されない気配を感じてしまう。
 巡航ミサイルや攻撃自爆型ドローンが一挙に多数で攻撃されたらどんな迎撃装備であっても防ぎようが無く、悲劇的な大惨事発生が避けられない。
 今やAIを装備して自律的に攻撃参加する100機以上の編隊ドローン群が実践段階にあるとの記事を読んだ事がある・・・そんな時代だ。

その2:
 最近の政府見解によると、半島強権国家は我が国を射程内に納める小形核弾頭搭載巡航ミサイルを複数実戦配備している可能性があり、少なくともその技術開発は済ませている・・・との事だ。
 "おとろしい"。

こんな状況の中で・・・:
 次世代小形原発は言わばその出力規模から観れば地方分散型施設だろうから、攻撃側が断然有利。 そして防衛側から見れば完全な守り等は覚束ない懸念はないのか。

 政府は、整備計画を立てるなら万全な対策もを忘れないで貰いたい。
 現役、それに続く世代が被害を受けたら我が国は本当に沈没だぞよ。 但し、二世や三世の世継ぎ政治家はこの限りでは無い(失礼ながら、彼等彼女等はどうなっても良い・・・って事です)。

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20221020:嬉しや嬉し・・・大盤振る舞い?

 切羽詰まった節約生活の毎日だと、"想定外の大盤振る舞い" に出会うと、つい*2うれしくなっちまう・・・私等夫婦は小市民根性丸出しだ。

その1:
 プロ野球セ・リーグでヤクルト・スワローズの連覇達成を祝って、ヤクルト本社が宅配シロタ株飲料を一本 "おまけ" してくれていた。
 1回/週のまとめ宅配でたったの1本・・・だけど、その心意気がうれしいねぇ。
 それだから、CSは当然征したけど、日本シリーズも勝ち抜いて欲しい・・・勿論、あるに違いない "おまけ" を期待しての事だけど (>_<)

その2:
 先週金曜日(14日)に行きつけのスーパーへ一週間分の買い溜めに出向いた時の事。
 いつもより陳列商品が豊富な感じで、つい*2多めに買い求めてしまった。
 レジで精算して貰ったところ、
   本日は特別に10%引きとなります

・・・って言われてきょとんとしていた。
 そしたら、係の方が、
   本日は "年金支給日" なので、60歳以上の方のお買い物で¥4K以上の
   お買い上げの場合の特別サービスなのです。
   次回は12月になります。

・・・だと!

 そうだった! 偶数月15日がそれなんだが、今月の場合は土曜日なので14日支給なのだった。
 慌てて帰路コンビニによって減る一方の年金から生活費を下ろしてきたのでした。

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20221019:マイナ・カードの ”ジョーカー” 構想に想う [雑感]

 マイナ・カードでいろんな行政手続きを可能とする機能を持たせて一本化を図る・・・先ずは社会保険や各種運転免許とかに関わる証書&履歴情報等々を一括して埋め込む。
 伝えられてきたデジタル庁が描く構想だ。
 これが更に拡大基調で行政DXが進めばマイナ・カードが一種の "オールマイティ・カード" になる訳だ。 正に "ジョーカー" になるって事だ。

 既にIT先進国では "当ったりメー" の事なんだが・・・但し、情報管理が確保されての上での運用が前提で、これなくしてのフライングであっては、かえって普及がつまずいてしまうのでは・・・と老生は "先走った心配" をする。

 何事においても国の施策に反対する一定の塊はいるので、マイナ・カードの義務化を否定する声がある筈だが、一方で河野デジタル大臣の指示通りにいけるかどうかは、このシステム化を "誰が" 引き受けるかにも依ると老生は考える。 偶然に眼にしたネットニュースでは、前都知事の舛添要一氏は
   役人が担当しては駄目。
   優秀な民間に任せなければ・・・

って指摘していたそうだ。

ところが・・・:
 これ迄も、大手コンピューター・メーカー各社がそれぞれに入り込んで "担当" する中央省庁のデジタル化を進めてきてはいるが、他省庁との間での仕様統合化は眼中に無い・・・これは実際に業務を担当した某社某システム・エンジニアから聴いた話だ。
 つまりは、各省それぞれの省益をもたらす許認可仕組みは、F-社とかH-社とかN-社とかT-社が独自にシステム開発とメンテ業務を一手に引き受けて保守管理しているのが現状だ(但し、実際の実務作業は政府とか各省と仲の良い大手ジョブ紹介企業等々を介してIT小社へ下請けさせているのが実態だ)。
 そんな仕組みの中で、一度自社仕様に特化しておけば、更新とか機種交換とかで既往データーとの整合性を確保する上で圧倒的に有利な立場を確保出来、他社に儲け先を奪われる事が無くなるからだ。
 あぁ~あ、それなのに、河野大臣の指示が文字通りに実現されればこの "旨み" が無くなってしまう "恐れ" が生まれちゃう。

なので・・・:
 大手が汚ッタネー手を使って死にものぐるいでシステム開発の受注合戦を繰り広げるに違い無い。
 逐一報道されれば裏側が垣間見る事が出来るかも知れんぞ。

因みに:
 大手各社独自のデジタル・システムを統合化すると、必ずって言って良い程に "バグ" が何重にも隠されていて,予期せぬ時にそれが吹き出す・・・"想定外" のトラブルって奴だ。
 み*ほ銀行系システムが大規模トラブルを繰り返し起こしているのは、同社が複数の銀行の合併会社で、それぞれが独自のシステムを構築していた事が主原因に他ならない。
 銀行統合化は政府指導の筈だったが、それでもトップは世間からも政府からも非難されお叱りを受ける・・・気の毒と言えば気の毒だが、それがトップに限る責務の一つだとすればショウガもあるまい。

 今回のマイナ・カードのジョーカー化で果たしてどんなトラブルが発生するのか、予想もつかない。
 が、DXを目指す以上は避けられない路だ。
 我が国がこれを乗り越えられるかどうかで、未来が決まる・・・かもしれない。
 わしゃ知らんが・・・

ところが:
 ここまで書いてきて、河野構想実現に向けた今ひとつの高い*2障壁がある事を忘れていた事に気がついた。
 それは医療情報履歴が統合化されると、治療履歴が一目瞭然となり、医療事故が起こった時の証拠物件になり得るし、効果に乏しい処方箋等が公になり得る。
 またよくある事だろうが、治療機関及び科が複数に渡った場合の "重複" 検査があったりすれば一目瞭然となってしまう。 この事を、医療機関、特に個人経営病院の医師等は極端に拒否反応を示すに違い無い。
 日本医師会は出身及び推薦議員を多数輩出していて、与党の強力かつ有力な支持団体だ。 とすれば、河野構想に反対するに違い無く、"骨抜き" になる可能性が大きい。
 さて*2、この圧力にどうする・・・河野大臣?

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20221018:今でも ”珊瑚礁K.Y落書き捏造事件”を覚えている( ”珊瑚礁白化” 記事を読んで ) [雑感]

 今に始まった事ではなかろうが、海水温の異常上昇に伴う珊瑚礁の白化が止まらない:
   "沖縄のサンゴ白化進む"
    -海水温が上昇、死滅も
  (2022年10月8日付け日経紙夕刊社会面)

 白黒写真ではあったが、無残に変わり果てた姿を見せつける珊瑚礁が写されていた。

 こんな記事に接すると、"既に不可逆" とも指摘する学識者も居るほどの海水温上昇は、人間という種が犯しているこの星に対しての "原罪" なのではないか・・・とさえ想ってしまう。

と、同時に・・・:
 "珊瑚礁に関わる事件" と言うと、自分の様な年寄りには直ぐさま1989年4月20日付け朝日新聞夕刊第一面に掲載された "サンゴ落書き事件" 記事の事を想い出してしまう(日付け:ネット調査で確認)。

 西表島@沖縄県の巨大な珊瑚礁の一つに
   K.Y.
と切り刻まれた落書きが撮影されていて、
   "何と愚かな日本人"

・・・って言う様な言い回しの記事だった事を今でも忘れないから不思議だ。

 この落書きに覚えの無い現地ダイバーの方々が "不審" に思って調査を重ねた結果、"取材" カメラマン及び記者の "捏造" 写真及び記事である事が判明し、朝日側は頑なに否定していたものの隠しきれなくなって事件報道後一ヶ月経ってやっとの事で "虚偽捏造" 事実を認め、謝罪。 "犯人" であるところのカメラマンの懲戒解雇、関係上司等の更迭、更には社長の辞任となった。

 この事件自体は、当時の法整備が万全で無かった事から "刑事犯" としての逮捕者を出さなかったのは、正直に言えば自分は
   "どうしてなんだ"

との想いがどうしても拭いきれない。

 これが契機となって自然環境保護の意識が高まり、環境省の役割がより重視される様になった(?)事が成果だったと言えるのか・・・そう言ってしまって "閉じて良いのか" どうか、自分には解らない始末だ。
 このモヤ*2感が収まらない限り、自分の "朝日嫌い" は止まる事は無い。

ついでに:
 例のTV朝日’朝の情報番組での "玉川発言" が契機となって、公器たるメディアで根拠の無いフェイクを垂れ流した場合の "罪と罰" が論ぜられる事を望む。
 報道の自由が優先される言論に関わる環境条件を明確にして貰いたい・・・言論&報道の自由が "無制限に、かつ無条件に" 許される筈も無いと想うので、一片の謝罪コメントで事を済まされては堪らない。

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20221017:通院半減( 医療費負担倍額対応 ) [雑感]

 この10月から始まった高齢者医療費負担20%・・・これ迄の倍額負担になった事から早速に知人からの悲鳴が聞こえて来た:
   通いを半減する
・・・と。

 高血圧症や高脂血症の様な治療人口が桁違いに多い場合、一時期流通が滞っていたが、今は安価な後発薬が揃っていて、倍額負担となっても致命的な負担にはなりにくい。

が・・・:
 治療人口が必ずしも多いとは言えない病気持ちとか、後発薬が無い場合、倍額負担は厳しい。
 一例が前立腺がんのリュープリン治療(通称:ホルモン療法)だ。
 高齢者男性患者が多い筈だが、凡そ¥5K-/月が凡そ¥10K-/月の負担となり、年金生活者にとっては耐えがたい負担増と言える。

 "同病相憐れむ" の20年来仕事+飲み仲間の一人が、通院を
   1回/月 ⇒ 1回/2ヶ月

にすると言い始めた。
 主治医は難色を示したらしいが、PSA検査で増加の気配が見えたら元に戻す事を條件に半年ほど様子をみましょう・・・との事だった様だ。

 そうか。
 その手があったか。
 自分も首が回らなくなったらこの手を検討してみるか・・・この国はそんな情けない医療制度になっちまった。
 年寄りは長生き無用・・・これが厚生労働省の本音に違い無い。
 トホホ・・・のホ。

因みに・・・:
 飲み会を1回/月減らせば良いじゃん・・・って言ったら、それじゃぁ "生きがい" が無くなる・・・と、即座に反論されました。

ついでに:
 自分は素材製造企業に勤めていた事もあって新薬開発がどれほどの工数を必要としてきているか、知っているつもりだ。
 研究開発工数をすっ飛ばして先人の辿り着いた成果物を特許権消滅と同時に製造したお薬が後発薬と称されているものだ。
 だもんで、後発薬は本能的に嫌いだったが、年金+預貯金取り崩し生活が長引くとやむを得ずに使う始末だ・・・何か、しゃきっとしない。

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20221016:行きそびれた ”オクトーバー・フェスト”@赤煉瓦街(横浜港) [気晴らし事]

 今日迄、3年ぶりに開催された "オクトーバー・フェスト"(10月祭)。
 コロナ禍第7波も閾値は高いながらも収まり加減らしい。 私等夫婦はワクチン第4回接種も済んで丁度今頃が抗体値MAXだろうから行ってみるか・・・と計画していたけど、意外にも寒いし、あそこは海辺で風がキツいから・・・なんて "臆病風" に吹かれて結局は断念しちまった。
 TVニュースやネットで観ると大勢の人出の模様だったし、やはり行きたかった。
 自分はビールに特段の好みは無いけど、dunkel(デュンケル)タイプ(ドイツ南部の黒ビール)の奴なら・・・って楽しみにしてたんだが、優柔不断な自分等が情けない。

だが・・・:
 年寄りには10月の海辺近くはチコッと寒いので、本場ドイツには無いけど "日比谷オクトー・バーフェスト" の方が行きやすい。
 尤もこいつは例年5月開催なんで本来ならば "マイ・フェスト"(5月祭)って言って欲しいところだが・・・

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20221015:普段から節電している家庭は不利だぜい(節電ご褒美) [雑感]

 近づいてくる冬本番。
 "電力不足" が懸念されるって訳で、過去の実績対比で一定割合以上の節電した家庭には "ご褒美" が出る・・そんな施策が検討されていると聴いた。 ご褒美で私等の節電意欲を鼓舞しようという訳だ。

が:
 これは、従前よりギリ*2に節電して経費節約している家庭にとっては更なる節電が必要となるので
   これ以上、何処を節電すれば良いんじゃ?

って事になる。
 一方、放漫的に電気を使いたい放題していた家庭はチコッと節電するだけで規程節電%を達成出来ちまう・・・って事になりやすい。
 こりゃぁ、"不公平" だ。
 家族構成毎の国民平均使用量を基準に節電効率を決めなくては公平は保たれないでので、到底納得は出来ない。

自分の様な年寄りには・・・:
 我が国は省エネ設備が進んでいて、これ以上の省エネには多大な工数が必要となるのに対して、電力/ガスを使いたい方題していた米欧のそれがそれ程の工数をかけなくても一定水準の省エネ達成が出来る・・・そんな構図が想い出される始末だ。

 何でもかんでも "後出しジャンケン" が得する様な社会ではいけません。
 へっ!・・・泣けるぜい。

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20221014:私説 ”企業へ税金投入しても家計の助けにはならない”(諸物価高騰対策) [ただの私見]

 ガソリン高騰に対しては "元売り" 大企業への税金投入・・・だが、現実はと言うと、私等がGSで支払う料金は決して目に見える↓は実現されていない。
 にも関わらずに今度は電気料金高騰に対しても "電力会社に税金投入" して価格↓させようとの政府の思惑らしい。 だが、これでは決して私等が電力会社に支払う料金↓には結びつかない・・・とは自分の考えだ。

何故なら・・・:
 大幅なガソリン価格↓が実現出来なかった理由と同じだ。
 投入した税金の殆どは電力会社の原燃料購入費以外の施設維持管理とか流通経路維持等々の名目上の "必要経費" に付け替えされて利用者料金還元へは殆ど回されないからだ。

 石油元売りとか電力会社には、こう言ってしまうと申しないが、"こすっからい" 連中、つまりは超優秀な経理専門家や経済に強い弁護士が就いていて、法律を背景にした "理論武装" しているので、投入された税金の使い道先に沢山の経費項目を考え出している訳だ。
 でもって、私等へ還元されるのは "涙金" にしかならない・・・これがこの国の "岩盤的" な仕組みだ。

 ガソリンにしたって、電力にしたって、ガスにしたって、私等国民への理不尽な負担増分を "直接還元" する仕組みをどうして造らないのか

 理由はただ一つだ・・・と考えている。
 大手企業は軒並み政府&与党と "普段から"・・・って言うよりも、こんな "いざっ" って時の為に "仲が良いから" だ。
 つまりは、"聴く力" の矛先は大企業の声に他ならないので、政府&与党が私等国民眼線に立つ事は決して無い・・・って事なのだ。

 私等は諦めるしか無いのか。
 減らされる一方の年金生活者には辛い冬の到来間近か・・・"恨み辛み" だけがつのりますなぁ・・・こんな状態で支持率がチコッとでも回復する訳は無い(恨めしや~)。

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20221013:”真説”- サンマは目黒 [食]

 9日(日)には3年振りに "目黒サンマ祭" が開催された様だ。
 東京都目黒区民を対象とした区祭の一つで、提携市である気仙沼市から1K匹が供給されたとの事だ。
 ここ横浜市北部のスーパーからは昨日のブログでご紹介の通りに "サヨリ" と見間違う程やせ細ったサンマしか見当たらなかったが、目黒ではどうだったか。
 実のところ、TVニュースで垣間見た姿だけでは良く解らなかった。

ところで:
 何故、"サンマは目黒" なのか
 有名な噺が根拠になっている事は周知の通りだ。
 つまりは、江戸時代、世情の事を何も知らないお殿様が鷹狩りに出向いた目黒付近で偶然に食べたサンマがことのほか旨かった事から "どや顔" で家来に言い渡す姿を "嗤う" お落とし話が通っている。
 これも一理どころか大いにある "落ち" だ。 このノーテンキなお殿様とは、家光公辺りなんだろう・・・と自分は想っていた程だ。

が・・・:
 間もなく一ヶ月ほど前になるだろうか、NHKR1深夜便で現役の噺家さんトーク番組があって、そこで "真説"(?) が紹介されていた。
 江戸時代、房総沖辺りで穫れたサンマを河岸へ運び、更には街中へ運んで江戸庶民に売りさばいていた時代。 今の様な冷凍技術が無かったから "塩を振って" 運んだところ、その塩で "良いあんばい" に馴染んだ頃合いが丁度目黒辺りだった。
 つまり、
   塩加減バッチリのサンマなら目黒あたり

・・・これが "真説" と紹介されていた。
 成る程、こちらの方が "通(つう)好みの落ち" だ・・・と感心しながらも、いつの間にか眠ってしまっていたが、この説だけが記憶に残っていたのが不思議と言えば不思議でありまする。

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20221012:おまえは ”サヨリ” か( ”やせっぽち” サンマ) [食]

 我がワイフ殿はサンマの塩焼きを好む。
 先週だったか、いつものスーパーで出始めサンマを見つけ、細身ながらも季節モノだから・・・って買い付けて、その晩の楽しみにしていた。
 が、ハラは苦みに乏しいし、第一その細身を落ち着いて眺めて
   おまえはホントはサヨリじゃないか?

って言う始末。

 どうしてですかねぇ・・・
 自分も食したけど、チコッとも旨くなかった。
 あの秋の風景はもう見られないのか・・・そんな感じです。

ついでに:
 偶然ですが、NHKR1深夜便であの石坂浩二さんが出演されていて、殆ど同じ時期にやせたサンマを手にれて、全く同じ感想を仰っていました。
 彼も横浜市北部にお住まいのようで、こっと等と違って高級住宅地帯なんでしょうが、サンマに限っては "同じ" だったか。

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