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20221017:通院半減( 医療費負担倍額対応 ) [雑感]

 この10月から始まった高齢者医療費負担20%・・・これ迄の倍額負担になった事から早速に知人からの悲鳴が聞こえて来た:
   通いを半減する
・・・と。

 高血圧症や高脂血症の様な治療人口が桁違いに多い場合、一時期流通が滞っていたが、今は安価な後発薬が揃っていて、倍額負担となっても致命的な負担にはなりにくい。

が・・・:
 治療人口が必ずしも多いとは言えない病気持ちとか、後発薬が無い場合、倍額負担は厳しい。
 一例が前立腺がんのリュープリン治療(通称:ホルモン療法)だ。
 高齢者男性患者が多い筈だが、凡そ¥5K-/月が凡そ¥10K-/月の負担となり、年金生活者にとっては耐えがたい負担増と言える。

 "同病相憐れむ" の20年来仕事+飲み仲間の一人が、通院を
   1回/月 ⇒ 1回/2ヶ月

にすると言い始めた。
 主治医は難色を示したらしいが、PSA検査で増加の気配が見えたら元に戻す事を條件に半年ほど様子をみましょう・・・との事だった様だ。

 そうか。
 その手があったか。
 自分も首が回らなくなったらこの手を検討してみるか・・・この国はそんな情けない医療制度になっちまった。
 年寄りは長生き無用・・・これが厚生労働省の本音に違い無い。
 トホホ・・・のホ。

因みに・・・:
 飲み会を1回/月減らせば良いじゃん・・・って言ったら、それじゃぁ "生きがい" が無くなる・・・と、即座に反論されました。

ついでに:
 自分は素材製造企業に勤めていた事もあって新薬開発がどれほどの工数を必要としてきているか、知っているつもりだ。
 研究開発工数をすっ飛ばして先人の辿り着いた成果物を特許権消滅と同時に製造したお薬が後発薬と称されているものだ。
 だもんで、後発薬は本能的に嫌いだったが、年金+預貯金取り崩し生活が長引くとやむを得ずに使う始末だ・・・何か、しゃきっとしない。

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