SSブログ

20221009:”無理”が通れば ”道理”が引っ込む [雑感]

 誰が言い出したのか、昔の人はまるで今の世の中を予見していた様だ。
 聴く力自慢の総理大臣は、国論二分の中、国会論議をすっ飛ばす無理筋を押して国葬を進めてしまった様にしか見えないし、露国のウクライナ軍事侵略に道理は見えないし、北朝鮮のミサイル発射も飢餓を超えての核武装へまっしぐら無理*2政治だし、お隣大陸国家では政敵を押さえ込んでの "3+1権"(立法/行政/司法+軍)トップに居座る様だし、道理の世界は何処にあるのか。 霞んでしか見えない。

 世の中どちらを向いても、もはや
   話せば解る時代では無い

様な気さえしてしまう。

 "危険な時代" だ。
 こんな時代を背景にしているからだろうか、我が国の防衛力を増強する政策がたてられ、その経費を何処から調達するのか、"戦時国債" みたいな事、考えてんのかなぁ。

 今の日本はかってのような経済超大国では無いので、あれもこれも・・・って訳にはいかなくなってしまっている。 そんなもんだから、国が国債をジャン*2印刷して発行し、一端市場に出した途端に日銀が買い上げる・・・こんな金融/財政政策は本来は "禁じ手" の筈で、何時迄も続く無理筋ではないだろうに。

 無理を押し通して道理を引っ込めている様な方々は、銀行再編の話とか、為替を巡る国際間攻防とか、国債乱発が導く結末なんぞ、たまにはG13シリーズから探し出して勉強したらどうか。
 無理筋は結局は通らない・・・って事が解る筈だ。
 まぁ、G13がいてこその・・・って言われれば、それ迄なんですけどね。

共通テーマ:日記・雑感