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20240229:スタンフォード大学と言えば・・・ [雑感]

 昨年の甲子園でも話題となった佐々木麟太郎さん@花巻東校が名門スタンフォード大学へ進学する事になったそうな(2月14日)
・・・ヒョエ~驚きました。

 我が国高校球界で屈指の強打者(高校通算でホームラン140本!)が、ニッポン’プロ野球への志望届を提出せずに米国大学への進学意向を示していたのが実現出来た訳だ・・・そこで想い越したのが、オータニ選手も "高卒⇒米国野球界" を希望していた事だった。

 同大・野球部が公式のSNSで
   日本の高校野球のトップクラスの選手が本学でプレーする

事を明らかにした。 ここで言う選手が佐々木選手の事で、関係者に依れば昨年より "大学側からの進学打診" を受けていたそうだ。

スタンフォード大学と言えば・・・:
 米国での大学野球界事情は全く知らないが、世界大学評価ランキングで2位とされる大学だが、これは英国調査会社による評価付けであって・・・。 科学部門では断然のトップとされ得る大学だ。

 この大学では一定の学業レベルも要求されるって訳で、佐々木選手にも二刀流が・・・凄いね。

 老生なんぞは、この大学と言えば行ったことも無ければ、垣間見た事も無い。 加えてここ出の知人もいない。
 ただ*2、ここの教授の教材:
   L.I.シッフ:量子力学・・・①

を想い起こすだけに過ぎない。 

 ①は、理論物理学者であるところの教授執筆の "量子力学入門書" にして、世界的に評価されている教科書だ。
 老生が学んだのは 2nd版(1955年)だったが、この教材は断捨離していないで今でも本棚に鎮座している(筈だが・・・)。
 著者は55歳で旅立ったそうだが(米国版Wikipedia)、同大には "シッフ・ホール" と名付けられた施設があるとの事だ。
 佐々木選手は在籍中にMLBへ移籍するかもだが、そこでの活動を終えれば "復学して学位取得を目指す" との報道もあったので(← さすがだ)、この施設に出会う事もあるかもだ。

 目先だけで無く遠い先までも見つめている様だ。
 さても*2、生半可な若者では無い。
 チャラ*2もしていない。
 頼もしい若者では無いか。
 こう言う若者が多いのなら日本の未来も安心なのだが・・・

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20240228:何処迄なら許されるのか( 原作/脚本間乖離・・・ ”改編/改変” 問題 ) [ただの私見]

 原作/脚本間乖離、つまりは ”改編/改変” 問題は何処までなら許されるのか・・・って言うよりも本来からして許され得る問題なのか。

 日テレが昨秋放送したTVドラマ:"セクシー田中さん"・・・原作からはほど遠い "改編" ならぬ "改変" が成されていて、原作者・雑誌社・TV局・脚本家間の取り組み方の "乖離" が指摘されている。
 老生は原作もTVドラマも観ていないので何も言えないが、雑誌社&TV局&脚本家の言い分は互いの "責任擦り" としか見えない。

ところで:
 原作と映画/TVドラマの乖離については戸惑う事が結構ある。
 老生の経験例として、
   西村京太郎原作:”終着駅殺人事件”・・・①

をあげたい。

 ①は、ミステリー物としての水準は原作者ご自身が語っておられた様に決して高いモノでは無いが、"十津川警部シリーズ" の一編として各民放TV局で多くのドラマ化がされてきている( 1981&2001年&2013年&2023年版 ← Wikipedia )。

 各ドラマ化毎に "脚本家が異なる" が、
   原作通りの犯人でないケース

が複数あって、老生としてはこれが "許せない"。
 多様な考え方があるだろうから、原作の一読者の立場からに過ぎない見方と言われればそれ迄だが "裏切られた" 感じさえする。

 原作者は既に2022年に旅立っておられる。 生前にTVドラマ化脚本について監修した事もおありだった様だが、果たしてミステリの "肝" と言える "犯人&犯因(=犯行動機/原因)の改変" 迄も承知されていたのだろうか。

 冒頭の様な事件を知ると、脚本家や制作側だけの意向によって犯人&犯因が変更されたケースもあり得た訳で、これだと到底納得出来ない。

そこで念の為に:
 対話生成AIに問いかけたところ、改変の理由としては、
   - 視聴者への新鮮味やサプライズ感演出
   - 原作の設定/筋書きを現代風にアレンジ
   - 特定の俳優やタレントを起用

等の為が考えられるとの事だったがなぁ・・・

更にAIから・・・:
 視聴者自身がそれぞれの作品を評価し、原作との違いを楽しむかどうかを決めるのが良いのではないでしょうか・・・何て諭されちゃった次第なのですが、ミステリに限っては納得感が無いのだ。

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20240227:がっかり・・ ”ブラタモリ” 3月末で終了だってさ [気晴らし事]

 お気に入り番組:"ブラタモリ"(NHK総合:土曜19時30分)の定期放送が3月で終了するとの事だ(NHK広報:14日)。

 この番組は、当初は "都内巡り" だった(最終回は確か "渋谷" だった筈)が、その後しばらくの間を置いてからは国内各所巡りとなり(最初は確か "長崎"? )、今に続いている。 間に海外版も2箇所編( "ローマ" & "パリ" )があった。

 この番組は、タモリさんがブラ*2歩きながら街とか地域の "成り立ち" に超詳しい "専門家" って言うか、所謂 "学識者/有識者" を招いて講話を受けながら "なぞって行く" 訳だが、彼の地理学に関わる豊富な知識には驚かされ、それを老生のウォーキング時の "道なり" を眺めては想い起こすのも楽しい。

 この言い方は失礼と承知で申せば、相方は "売れる前" のNHK女性アナで、この番組で "鍛えられて" 卒業してからは "格" を上げていく・・・そんな仕組みも垣間見る事が出来たか。

 老生には "黒部ダム" を巡った(四or五年前の前後編+最近の2回)都合4回の放送が、そして "横浜&川崎" が東京湾で果たしている役割紹介編がお気に入りで、録画版を時に繰り返して観ている。
 彼で無ければこうも気に入る事はなかっただろう・・・それ程に彼のコメントは "深い"。 つまりは、彼だからこそ成り立つ番組だと受け取っている。
 "お年頃" だろうから "勇退"・・・残念だがやむを得ないか。
 老生の数少ない楽しみが一つ無くなっちまいました。

ついでに:
 勇退後には "中洲産業大学名誉教授" ってなるんだろうか?(この大学についてご関心あれば Wikipedia 等をご参照下さい)

ところで・・・:
 この番組を巡って、
   高齢男性が女性を見下したように知識をひけらかす "マンスプレイニング"
   に当たる

とする意見を某教授@愛知県立大がSNSで開示した(14日)事を最近になって知った。

が・・・:
 老生は、この見方それ自体が "先入観+偏見" に凝り固まった言い分に過ぎない感じている。
 むしろ過剰なジェンダー・デバイドを煽る考えだ。

 何よりも一般の視聴者には解り様が無い "マンスプレイニング" なる用語で "有無を言わさない" 学識者特有の "放漫さ" が透けて見えてしまっている。

 この番組で "男性"(タモリ氏)が "女性"(NHK女性アナ)を見下した場面を老生は思い当たる事が無いし、知識を開示して "男性+女性" に解説するのは当該地域/街に関しての性別・年齢別を問わない専門家/有識者であって、件の某教授指摘は見当違いも甚だしい・・・としか言い様が無い。
 この程度の方が教授を勤める大学とは・・・嗤っちゃうが、まぁ、これ以上言ったら不適切だろうからここらで止めておこう。
 世の中には異な事言う輩が必ず一定数はいる・・・老生は今更ながらそう感じたところでありまする。

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20240226:速やかに確定申告をっ!・・だってさ [雑感]

 驚いたねぇ・・・まさかこの方から
   国民は "適切に" 納税を!

と言われようとはな。

 岸田総理大臣は、"政治とカネ" に関わる集中審議が行われている衆院予算委で、16日から始まる "確定申告" を前に、なんとまぁ
   - 税の大切さ

を説いた上で
   - 国民へ "適切" な納税を求めた

のだ(14日)。

 パー券売上で儲ける裏金作りと脱税疑惑の最中にある今、自らの襟を正さずして国民に納税しろとは・・・
   よくもまぁ "しゃぁ*2" と言えたモンだ

としか受け取れない老生の方が耄碌しちまったのか。

しかも:
 国税庁の納税を促す広告には "脱税は犯罪" と銘打って
   - 脱税者は、見つかる。
   - 査察官は、見つける。

と記しているのだが、これを見た方が
   脱税は犯罪。 但し自民党議員は除く。

と付け足しているとのネット記事を観て想わず
   "座布団10枚っ!"

って叫びたくなった。

・・・って言うのも:
 我が国は三権分立と習ってきた筈なんだが、現実には
   司法権の上に立法権&行政権を握っている与党がいる

から、脱税の疑念を持たれている自民党議員諸君を国税庁がしょっぴく事は無い・・・残念だが、大方の見方だ。
 ひっでー国じゃんかぇ・・・?

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20240225:自動車道路に飛行機墜落 [雑感]

 今のクルマにはドラレコがほぼ標準装備されているので、昔では観る事が希な事故/事件が映像記録化される。
 ついこの間のTVニュースでは、
   小型飛行機が高速道に墜落して激しく炎上

する様が報道されていた。

 フロリダ州@USAの高速道で、現地時間9日15:00過ぎの出来事。
 小型ジェット機の2つのエンジンが共に故障してか緊急不時着しようとして出来ずに墜落した事故で、乗員2名が死亡/乗客3名は命拾いしたとの事だ。

その有り様が:
 たまたまそばを走行していたクルマのドラレコに記録されていて、それがTVニュースを通して地球規模で放映される時代だ。
 些かどころか、大いに驚くばかりです。

そう言えば:
 小型ジェット機の着陸に必要な幅と直線距離については老生は知る由も無いが、ドイツのアウト・バーンや韓国の自動車専用道路は、当初は
   戦闘機が着陸出来る設計

になっていたと聴いた事がある。
 戦時下で、或いはそれに近い状況下での話だろうが、中央分離帯が無い訳だから走行が怖いだろうなぁ。
 我が国の高速道整備計画/設計の段階でこの種の話が出たとは想えませんがね。

ついでに:
 この種の事故映像をYouTubeで検索すると結構多くの国で同じ様な事故がある様でビックリした。

しっかしぃ:
 クルマ運転中は常に前後左右の確認は念入りにしているけど、空の方までは眼は回らない。
 ドライバー側から見れば予防のしようが無い。
 天から降ってくるかどうか、それが我がクルマに・・・正に "運"・・・だね。

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20240224:ポーラ美術館@箱根 [雑感]

 "景観の中に溶け込む、建築が美しい美術館" を "専門家"が選んだランキングが掲載されている:
   日経紙:何でもランキング
    ”景観の中に溶け込む、建築が美しい美術館”
   (日経紙:2024年2月10日土曜特版)

 一位は印象派絵画収集で有名な "ポーラ美術館"(箱根@神奈川県)だった(管理運営: 公益財団法人ポーラ美術振興財団)。

 記事から察するに、
   - 富士箱根伊豆国立公園域内に位置し、
   - ブナやヒメシャラ等が見られる遊歩道を有する

とした点が "要件" にマッチしていると判断されて高評価を得たのだろうか。

実は・・・:
 この近隣地域は元々の住民の方々に加えて富裕層の別荘とか、企業の保養所が多数存在していて、元々は閑静な環境を維持していた地域だった。
 老生の現役時代、この近くに "社員+家族向け保養所" があって、"研修" とか "週末家族小旅行" での宿泊等で年に数回は訪ねていた。

 そんな時期、1980年代末から90年代前前半にかけての事だったと想うが、この美術館建設計画 が持ち上がり、一気に "反対運動" が起こったのだった。
 主な反対理由は以下の2つだった:
  ① 自然環境への影響:
   予定地はが希少植物であるヒメシャラの群生地である事から自然愛好家から
   反対意見が出された。
  ② 交通渋滞:
   観光客/見物客が増加し、周辺道路の交通渋滞が悪化する恐れがあるとの懸念。

 が、これ等 "表向き" 理由の背景に加えて "新たな闖入" への "牽制" があったに違いない・・・と想う。

 これらの反対意見を受け、美術館側は以下の対策を講じた:
  ① ヒメシャラの保護:
   建設予定地内のヒメシャラを移植し、保護区を設置。
  ② 交通渋滞対策:
   美術館へのアクセス道路の拡幅&駐車場整備。

 これらの対策により、反対運動は徐々に・・・って言うか、"なし崩し的" に収束し、1999年の開館となった(以上は当方の記憶と併せて対話生成AIへ尋ね、その解答で確認)。
 ランキング採点者の方々はこんな "いきさつ"、ご存じ無なかろう・・・?
 まぁ、"今の状況" が課題なんだからなぁ。

現在:
 当該美術館は箱根の観光名所として多くの人々が訪ねる所となり、自然環境も保たれており、当初の懸念は杞憂に終わったと言える・・・とは対話生成AIの解答だったが、老生は訪問して確認出来ている訳では無いのが残念だ。
 ホントなら良いがなぁ・・・一度老体に鞭打って行かんといけんか?
 冒頭引用記事を読んで、その昔を想い出した偏屈極まる老生はこんな想いでおりまする。

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20240223:三浦半島 ”イタリア化” プロジェクト? [雑感]

 産官連携での取り組みらしい:
   三浦半島を「イタリア」に
    - 高級リゾートに再生へ産官連携
    - 食・宿泊、富裕層に照準
    - 城ヶ島や二町谷で大型開発
   (日経紙:2024年2月7日付け朝刊-NEWS潜望展望)

 ここのブログでも某氏の "三浦半島の魅力" と題した連続投稿があって、老生を含めた随分と大勢の方の訪問を招いていた様デス。

 確かに半世紀ほど前迄、三浦海岸は海水浴客を大勢集めていたし、別荘地帯としても半島は人気ゾーンだった。

が・・・:
 残念な事には、今や三浦市は少子高齢化による人口減が止まらず、神奈川県で唯一の
   消滅可能性都市

とさえ指摘されている。
 それというのも神奈川県の観光地と言えば
   横浜&箱根&鎌倉

の3地域に限られているのが実態で、三浦半島へ足を伸ばす観光客は残念だがそうはいない。
 老生の知る限りに過ぎないが、
   -半島一周ドライブ+城ヶ島巡り
   -マグロ狙い三崎港詣で
   -ヨット趣味人の油壺詣で

で首都圏を含む近隣県からの訪問が殆どではなかろうか。

そこで:
 神奈川県が目論んだのが
   観光核づくり認定事業:城ヶ島&三崎地域の高級リゾート化構想

と言う訳だ。

 ① アーティチョークやテナガ海老などのイタリア食材が豊富
 ② イタリア類似の地形&温暖

を背景に観光立国先進のイタリアを模した "MIURA" を売り出す為に

 ③ 城ヶ島内ホテルの高級リゾート・ホテルへの立て直し
 ④ 三崎港先端埋立て地区のリゾート開発

等々が計画されているとある。
 要するにターゲットを "富裕層" に絞った "ハイクラス・リゾート構想" の様だ。

 うぅ~ん・・・三浦半島は、我が家からは
   第三京浜道路 ⇒ 横浜新道 ⇒ 横浜横須賀道路

が格好のドライブ・コースでもあるのだが、これが実現されたら私等の様な "年金+預貯金取り崩し" 生活者が気安く訪ねる所ではなくなりそうだ。
 くれぐれも
   半島を 庶民シャットの リゾート化 

にならん様に願いたいが・・・

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20240222:たまには ”自信” を持ちたい - ”国家ブランド力” 一位だって! [雑感]

 有り難い教えでは無いか・・・って記事にぶつかった:
   "日本はブランド力を生かせ"
   筆者:ナンシー・スノー名誉教授
     @カリフォルニア州立大学フラトン校
   (日経紙:2024年2月9日付け朝刊・"私見卓見" 欄)

 この投稿記事によれば、我が国は昨年
   "国家ブランド指数" で60ヵ国中第1位

となったと紹介されている。

 老生は全く知らなかったが、"アンホルト―イプソス社(調査会社@仏)" が毎年発表している "国家ブランド指数" で評価すると日本が初めて1位/60ヵ国となったらしい。
 このランキングは
   世界的にどのように認識されているかによって
   各国をランク付けする

もので、6万人以上を対象に実施したインタビューに基づいているとの事で、"いろんなランキングがあるなぁ"・・・って感心するばかりだ。

 そも*2、"国家ブランド指数"( Nation Brand Index )とは "国家の評価" を計測するために用いられる指標であって、例えば対象国の
   文化
   国民性
   観光
   輸出
   統治
   移住・投資

の6分野で評価する様だ(以上:Wikipediaからの引用)。

 ランキング10以内に唯一の非米欧諸国であり続ける日本は、ここ数年の内に毎年順位を上げて2023年にはついにトップに登りつめたと言う訳らしい。
 2016年以来6年連続トップをキープしていたドイツを抜いた結果だそうで、過去、国家ブランド指数の首位に立ったドイツ、米国以外では初めてアジア太平洋地域の国が選出された。

 我が国の評価を一言じゃぁ無く "二言" で総括すると
   日本製品に対する信頼・・・①
   他では体験できない食や伝統文化の魅力・・・②

が高いとの事だ。

しかし・・・:
 我が国の代表的輸出分野である自動車産業に於いて、そのトップを占めているトヨタ系企業で "検査データー不正" が永年続いていた今の状況を知らされると、①の評価が2024年度にはどうなるか、高評価を維持できるのかが大きな懸念だ。

一方で:
 ②は観光の主題が単なる "物見遊山" から "ガストロノミー・ツーリズム" へ移ってきている今、大切に守りたい貴重な財産に違い無い。

ところで:
 冒頭引用記事筆者は最後に
   -海外の好意的な見方を意識した戦略戦術を磨いて
   -近年顕著になってきた生産効率の低さに伴う工業競争力の低下を克服する事

が政府の課題・・・の様な指摘をしている。
 ①&②とも6つの指標の中で政治が関わる "統治" とは凡そ縁が無いものだ。
 世界の識者は良く観察している・・・と感心するばかりです。
 知らないのは政局騒動に塗れている国会の先生ばかり・・・かな・・・政治分野だけの世界ランキングがあれば良いんだが。



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20240221:信長&秀吉の ”ニュー”・イメージ(?) [雑感]

 戦国の3大武将の性格付けを、"鳴かないホトトギス" に対して
   信長:殺してしまえ
   秀吉:鳴かせてみせよう
   家康:鳴くまで待とう

と俗に言うが、最近になって信長&秀吉の新しい性格が指摘されている:
   秀吉の戦禍自慢に困惑?
    - 信長側近の返書など発見
  (日経紙:2024年2月9日付け朝刊社会紙面)

 信長側から秀吉宛の返書35点が新たに発見され、それを解読した兵庫県立歴史博物館+村井祐樹准教授(@東大・資料編纂所)によれば、秀吉は戦果の逐一を報告して自賛しているとし、両名の性格分析結果を
   秀吉:聴いてもいない手柄を自慢する "厭な同僚"
   信長:部下に常に報告などを求める "中小企業社長"

としている。

 これ迄に映画・舞台・TVドラマ等々でこの2名を演じた役者さんは相当の多数に昇るんだろうが、誰がこの新しいイメージを表現していただろうか? ・・・って言うか、むしろ脚本家の表現力の問題だが。

 "厭な同僚" とか "心配性社長" ・・・こんな性格の人、身近にいるんじゃないかえ?
 面白い比喩だ・・・こう言うのを聴くと
   活きた歴史

を感じるし、こんな解説のある授業であったら苦手だった日本史/世界史も敬遠しなかっただろうに(今更遅いワイ)。

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20240220:¥6K-/年・・・払いたくない [ただの私見]

 まただよ。
 "質(たち)の悪い" レトリックの押し付けだ。

 "異次元の少子化対策" と称した政策の財源について岸田総理大臣は
   国民負担は "実質" ゼロ

と説明してきたのに、実際は
   国民1人当たり "¥500円-/月" を負担させる方針

と国会で明らかにした。
 "医療保険料に上乗せ" させて "強制徴収" する考えの様だ・・・これじゃ、実質 "増税" じゃんか。

 岸田文雄総理大臣は、
   "歳出改革" と "賃上げ"

等により
   実質的な負担は全体として生じない

と説明しているが、
 ① 裏金作り/脱税疑惑に塗れた手で "歳出改革" が出来る筈も無いし、
 ② "賃上げ" は政府が行う訳ではなく、円安で儲けている輸出産業大手を除けば
  出来ない中小企業がワンサとある筈で、

無責任極まりない前提だ。

更に:
 "¥500-/月" と言って "僅かさ" を強調するつもりなんだろうが、"¥6K-/Y" の事だ。
 しかもこれは国民一人当たりって訳だから、"乳幼児" からも、"後期" は無論、"末期高齢者" からも巻き上げるとした上での額の訳だからして、実際に支払う事になる方々の負担はこんなもんじゃ収まらない。
 しかも正社員を雇っている企業は同額負担だから、国民側の負担は実質
   ¥12K-/Y

になるのだ。
 決して "取るに足らない額" と言う訳では無い。

 こう言う "無責任+放漫" な政治屋共はホントに腹立たしい存在で、退場して欲しいとさえ想う。
 いくら少子化対策だとは言え、
   この政権である限り、払いたくは無い

・・・とさえ想ってしまう老生はどうかしているのか。

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20240219:電車踏切・・・遮断機さえ信用してはならない? [雑感]

 今住んでいるここ(横浜市北部丘陵地域)でクルマ移動する範囲内で踏切を渡る事は無い。
 が、時たま遠出して踏切に出会うと,遮断機が上がっている時でさえチコッと緊張する。 十二分に左右を、更に前方車位置を確認してからでないと渡る事は無い程に老生は用心深い。

実際・・・:
 遮断機が上がっていても油断は出来ない・・・その証左となる "事故" って言うよりもこれは "事件" と言った方が良さそうだが、そんな事が大阪市西成区の南海電鉄の踏切で起こった様だ。
 6日午前6時半頃に待機していたクルマが遮断機が上がったので踏切を渡ろうとした途端に走ってきた電車と衝突してしまった。

 遮断機が上がっていたのに電車が来たのだ。

 南海電鉄側からは電車は非常ブレーキをかけたが、車と接触したという。 幸いな事に車運転者と電車乗客にけが人はいなかったとの事だ。
 電鉄側は、電車通過時にも関わらず遮断機が上がってしまった原因調査の責務がある筈だが、私等も機器を介した信号システムが常に正常とは限らない・・・との認識が必要だ。
 今の世の中、信用できないモノが多すぎる。
 最たるモノは政治屋共の裏金造り/脱税疑惑である事は言わずもの事だが、踏切遮断機までとは・・・おぉ~恐っ!

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20240218:それなら ”ニャンの気持ち” が解るアプリも! [ニャン]

 徳島大医学部5年生の中井某さん(24歳)が
  - 保護者の育児負担を減らす為に、
  - 乳児の泣き声を分析して、
  - その気持ちを可視化するアプリ

の開発を提案し、"Kochi Start―up Pitch" 最優秀賞を受賞されたそうだ(朝日新聞ネット配信:2月10日午後)。 この催しは、高知県が主催する社会課題を解決する為の "起業アイデア" を競うビジネス・コンテストとの事だ。

 この乳児泣き声 "翻訳" アプリは、
   - お母さんを始めとする育児経験者の経験/知見
   - 音響波形分析結果

等をAI支援解析で積み重ねれば、今や実現可能に違い無い。
 素晴らしいアイデアだ・・・と老生は想い、提案者は心優しく患者に寄り添うお医者様になるであろうと信じる。
 世界中に拡がる事、間違いない。

更に希望を述べれば・・・:
 今は昔、"ワンちゃん" の鳴き声を翻訳する "バウリンガル" が開発され、大いに話題になった。
 今どうなっているんだろうか。
 "ニャン語" 翻訳機 "ミャウリンガル" (?)も開発されたそうだが、はてさて、これも今どうなっているのだろうか。
 現下の ICT+AI を駆使して実用性を飛躍的に高めたアプリに仕上げて欲しいもんだが・・・

と言うのも:
 我が家のニャン(ソマリ種;♂;13.5歳)の鳴き声なら大抵は解っているつもりなんだが、時々、訳の解らない鳴きをかけてくるので、そんな時に使いたい。

ついでに:
 政治家が "見え*2のウソ" を言い張っているのを見破る
   本音翻訳機

の開発も願いたい・・・皆様もそう想いませんか?




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20240217:小澤征爾さん逝く(マエストロ) [故人を悼む]

 6日に逝去。 享年88歳。

 偏見&自我の強い欧米クラシック界で、屈指のウィーン国立歌劇場やボストン交響楽団等々の音楽監督を務めあげ、誰でもが認めざるを得ない程の強烈なオーラを背負った指揮者として余りにも有名だ。
 クラシック・ファンの方が指摘するのだが、この方が指揮をとると一段も二段も格上の音が引き出される・・・正に "世界のオザワ" と呼称されてきた由縁だ。 名だたる楽団&音楽家からの追悼が後を絶たない。

 故人の才能は最初に海外で認められ、評価が定着してから我が国での受け入れが始まった事を忘れてはいけない。
 クラシックはやはり輸入芸術だった訳だ。 実際に、かってはN響が故人の指揮にボイコットしたりした事があったが、NHK総合TVのニュースではそのことにはチコッとも触れずに訃報を淡々と報じていた。

 奇しくも1月に逝去した江戸京子さん(ピアニスト)は故人の元妻だった。
 併せて黙祷。

因みに:
 老生は故人の指揮されたLP&CDはほんの少ししか持っていない。
 故人の卓越した才能は感じるが、何か、合わない・・・そんな感じなのです。
 勿論、老生の感受性に "問題あり" に違い無いとの自覚はしております。

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20240216:これは楽しみ・・・”天国と地獄” リメイク [気晴らし事]

 60年も昔に公開された故・黒澤明監督:"天国と地獄"(原案;E.マクベイン’ "キングの身代金" )がD.ワシントン&S.リーでリメイクされるらしい("クランクイン":ネット配信2月9日14:00)。
 何と世界配給にはApple社も一枚噛む様だ。

 映画 "天国と地獄( "High & Low" )" は
   被害者側:三船敏郎
   警察側:仲代達矢
   犯人:山崎努

を軸とした "誘拐もの" だ。
 会社社長の豪華邸宅を構える横浜特有の丘陵地域高台( 即ち、"High" = "天国" )と、それを見上げる極貧者住居地帯( 即ち、"Low" = "地獄" )を対比させながら、東海道線下り特急こだまから酒匂川鉄橋(← 小田原駅手前)を渡ったところで身代金を進行方向左側に投げ落とさせる場面が見せ場・・・って言って良いだろうか。
 だが、映画後半、警察側が誘拐犯を特定してからの画面展開が悠長過ぎてむしろ退屈だ。
 リメイク版ではこの辺を改善して欲しいものだ。

ついでに:
 奇しくもD.ワシントンは1960年公開の故・黒澤明監督:"七人の侍" の何回目かのリメイク版:"マグニフィセント・セブン" (2016年公開)に主演している。
 不思議な縁ですなぁ。

余計な事ですが:
 故・黒澤監督作品の中ではこの "七人の侍" がベストだと想いますね、老生は。
 出演者の多くが既に旅立ってしまっているが、今でも何回観ても飽きない。
 観る度に、工夫された伏線の張り方に気がつく。

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20240215:お疲れさん 栃ノ心関(引退@元大関) [雑感]

 遙か遠いジョージア(旧名:グルジア)からこの極東島国の相撲世界に飛び込み、そして溶け込んでいる姿勢に共感していた。
 ジョージア産赤ワインは名品が多いしね。

 その栃ノ心関(36歳;春日野部屋)が昨年夏場所限りで引退し、断髪披露大相撲が4日に両国国技館で行われた。
 大関の位置迄昇った関取だ。 とても立派だ。
 お疲れさん。

 報道によれば今後はジョージア産ワインの輸入や販売を手がける会社を設立しており、在住しながらの活動を続けるそうだ。
 ここ横浜では余り見掛けないが、今度の外出時に探してみよう。

ついでに:
 断髪後、スーツ姿の関取は良い男前でしたよ(こう言う言い方、指摘を受けそうだけど)。
 これだけの巨漢だ。 何かそれも活かしたTVドラマの主役を張れるのじゃぁないか・・・とさえ想ったりしたのですがね。
 シリアスな話よりもコメディ・タッチの・・

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20240214:私説 ”日本人らしさ”とは [ただの私見]

 今年の "ミス日本" に
   日本国籍取得済みのウクライナ人の未婚女性

が輝いた(ただ、5日報道記事に依れば、週刊誌スキャンダル記事余波で辞退されたそうだ。 ふぅ~ん?)。

 老生はこの方をとても "美しい" 方だ・・・なんて言うと、
   今時に "ルッキズム" にとらわれている。
   ケシカラン。

とお叱りを受けそうだ。
 だが、老生がそう想うのは "心から" そう感じるからであり、法を犯している訳では無いからして "感受性の多様性" の一例として認めて貰おう。

さて:
 この事に関連してだが、違和感を唱え、
   日本女性とは・・・
   大和撫子とは・・・

と、 "伝統的" な外見・素養・立ち振る舞い等々を述べる一定数の人等がいる様だ。
 "伝統的"・・・って言うが、その多くが明治時代以降昭和前期までの間に形成されたものだと言う学識者の解説を読んだ記憶がある。
 が、これもまた "考え方の多様性" からして十二分に予想され得る・・・ってところか。

そこで・・・:
 "悪のり" して、"日本人らしさとは" を今の時点で考えてみたのだが・・・以下は単なる老生の戯言ですが、ご参照:

第一の "らしさ":
 法律を作る側が "抜け穴" だらけの法を死守し、裏金を懐にして脱税まがいをしても "責任を取らない"

第二の "らしさ":
 司法と行政の縛りを受ける側がそんな立法側に立つ人間を "性懲りも無く" 選挙で落とそうとしない

 以上の2点が
  "今時の日本人らしさ"

を最も強烈に表しているのではなかろうか・・・老生はそう想う始末です。

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20240213:速度違反 [自分の事]

 "誰でも" の類いの経験だと想いますが、速度制限を超えての走行・・・渋滞の無いクルマの流れにのった時とか、道路が空いていた時につい・・・とか、ありますようねぇ。

 そうした時、
   速度制限をどの程度迄のオーバーなら "許容" されるのか( or 見逃されるのか)

を取り扱ったネット記事にぶつかりました:
   "バイクのニュース":配信2月3日

 この記事では、
   15キロまではセーフ

との "噂" が本当かどうかを検証する為に警察庁公表の
   令和4年中における交通死亡事故の発生状況及び道路交通法違反取締り状況等について

を基に調べたところ、
   最高速度違反の取り締まり件数:年間99万2260件

で、その中で
   15km/h未満の超過での取り締まり件数はわずか "130件"

である事が解ったとしている。
 最も多いと想われる15km/h未満の超過だろうが、取り締まられている件数が極めて少ない(精々130ppm程度しか捕まっていない)・・・って事はつまり、"見逃し" を意味していると想われるが、勿論
   絶対に捕まらないという訳ではない

事に "留意" とありました・・・まぁ、そうでしょうとも。

そう言えば:
 老生は2度だけだが速度違反で "取締" を受けた事があります。

白状-その1:
 最初の事例は、横浜市内某所で。
 長い緩やかに曲がった片道2車線下り坂での事だった。
 免許取得後に三年後の頃だったと想う。
 自動車学校では路上でのクルマの走行には "流れ" があって、それに沿った運転が安全で好ましい・・・って教わっていた事もあって、直前走行車に合わせる様に運転していた。
 が、速度違反で "老生だけ" が取り締まりに引っかかり、
   10km/hオーバー

と言われ、切符を切られようとした。
 が、その瞬間に老生は
   -前の走行車にほぼ同じ速度で走行していた。
   -自分だけ取り締まるのは、何人も法の前では平等である事に反する
    のではないか。
   -それに使用している速度計測器の精度はどんなクルマ・道路環境の下でも
    保証されているのか?
   -ほら、今走っていたクルマはあきらかに10km/hオーバーの様なのに
    何故取り締まらない?

と "駄々" を捏ねた。

そうしたら:
 "面倒臭い奴だ"・・・って想ったか、こっとらの指摘に反論出来なかったのか、理由はわからないが、
   今回は見逃します。
   次からはしっかりと制限速度を守って下さい

って言われただけで済んだ。

白状-その2:
 二度目は、我がワイフ殿親爺様の危篤の知らせで常磐道を下っていた時だった。
 気がせいていたので100km/hを軽く越えて追い越し車線だけを跳ばしていた所を茨城県警高速隊パトに捕まった。
 この時は "覚悟" したのだが、理由を述べたところ同情して貰い、
   今回だけですよ

・・・って諭されて見逃してくれた。
 あのときは助かった。
 聞き分けの良い優しい隊員さんだったなぁ・・・今でも感謝しています。
 幸いな事に危篤を脱して持ち直していたのに間に合い、ホットした事を覚えています。

今では:
 後期高齢者になった老生は勿論制限速度厳守のドライバーであります。

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20240212:”音楽が死んだ日” から一週間+2 [気晴らし事]

 ホントは2月3日に投稿すべきだったんですが、後期高齢者たる老生は物忘れが酷く、下記ネットニュースとの出会いに後れを取って "やっと" 想い出したのです
   集英社オンライン・ニュース(配信:2024年2月3日)

 1959年のこの日には、若きR&R歌手3名が飛行機事故で同時に旅立った日で、人に依っては
   "(R&R)音楽が死んだ日"( The Day the Music Died

とも称されている:
   バディ・ホリー(享年22歳)・・・①
   リッチー・ヴァレンス(17歳)・・・②
   J.P.リチャードソン(28歳)・・・③

 ビートルズやローリング・ストーンズがE.プレスリーよりも①に影響を受けた事は余りにも有名だ。 あの名作 "アメリカン・グラフィティ"(監督:G.ルーカス)では
   バディ・ホリーが死んでR&Rは終わった

というセリフがあった程だった。
 ②は "ラ・バンバ" が、③は "ランニング・ベア"が我が国でも(但し、J.プレストン版)ヒットしましたね。

 2月3日・・・"Oldies, but Goodies" のファンとしては忘れてはいけない日だったんですが、歳には敵わない・・・"ひょっとして" と、過去のブログ投稿履歴を見直しも見つけられなかった。 ・・・って事はこの大事な日を忘れていたのか。
 ゲッ!
 投稿記録を残すだけのしょむ無い年寄りの戯言ブログでしたのに、お立ち寄り戴き有り難う御座いました。

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20240211:AMラジオ順次放送中止 [気晴らし事]

 我が国の "AMラジオ放送" がやがては殆ど無くなりそうだ( "except NHK" )。 ラジオ好きの老生は心中チコッと穏やかでは無い。

 AMラジオ局は我が国では47局あるそうだが、NHKを除いて今月に入ってから順次放送中止、正確には "休止" に入るそうだ。
 今や "ワイドFM" や "ネット・ラジオ" が普及していて、これらへの転換を検討する上で聴取者や社会への影響を検証し、経営判断の材料にするとの事で、総務省によると
   FM転換やAM局廃止を検討するに当たり、
   一定期間AMラジオ放送を休止して、
   その社会的影響、特に聴取者への影響を検証する

為の民間AMラジオ放送事業者の経営判断により行われるとの事だ。
 持って回った言いまわしだが、勿論 "総務省の意向" に沿った取り組みであろう・・・と想う。

これを聴いて想い出すのは・・・:
 今は昔、FEN( "Far East Network";米軍極東放送ネット)の
   全米トップ40(土曜日午後)・・・①

   グランド・オール・オープリ(土曜日20:00~)・・・②

を必ず聴いていた。
 ①は知る人ぞ知る故・ケーシー・ケイサム氏(2014年6月15日逝去。享年82歳 ← ネット調べ)による名DJ番組、②はカントリー・ソングのライブ番組だった。
 ①では、特にその時のヒット曲紹介時に関連したオールディーズを "Double Exposure" と称して紹介していたコーナーがあったのが楽しい想い出でした。

ところで:
 当たり前の事だが、FENのニュースは所属軍人&その家族向けだから、老生が理解するにはその口調が速すぎた・・・のが正直なところ。
 "ベスト・ヒットUSA" でお馴染みの小林克也氏が、FENニュースで "英語をモノにした" って事とはえらい違いだ。 こっとらは大学の教養時期に、このニュース・ヒアリング授業&試験があったりして、苦労しましたよ(。言い訳になりますが、老生の第一外国語はドイツ語っだたせいもあります)。

 FENは今ではAFN( "American Forces Network";米軍放送ネット)に吸収されてしまっているが、未だに使えるケータイ・"トランジスター・ラジオ" のダイヤルを時たまには回す時があります。
 まぁ、今時ラジオ愛好家なんぞは少数派だろうが、老生は独特の "プアな音質" で聴くオールディーズやカントリー・ソングを好むので手放せないでいる。
 今後はNHKR1’深夜便の02:05からの洋楽特集辺りしか聴く番組は無くなるか・・・時代の流れは止めようが無い。
 "何とかならんのか"・・・
 "それがならんのだよ" ・・・なぁ(泣)

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20240210:PETボトル水から ”マイクロプラ” [雑感]

 ご訪問戴いた方でお食事中の場合、食後での再訪問戴ければ幸いです。

 ウミガメの鼻に突き刺さったプラスチック製ストロー・・・このたった一枚の写真から海中へ漂う、更には海底に沈積する微細プラスチック破片による海洋汚染が広く知られるようになった。
 どんな秀逸な学術的論文や聴衆者満杯の資源環境講演会なんぞよりも "たった一葉" の写真の威力の凄まじさを老生はつくずく感じた。

さて最近では:
 "人間の体内にも侵入/蓄積" され始めているとの指摘がなされている。
 "排便" の中に混じっているとの論文報告があったのだ。
 微細プラスチック破片を取り込んだ魚介類の摂取等に起因され得るとされているが、加えてつい最近では米国で "PETボトル水" 中に含まれている事例が報告されている様だ(日刊ゲンダイ’ネットニュース:配信1月29日)。

 この種の微細プラ破片が人間体内でどの様な影響を及ぼすのかは研究途上にあって詳細は不明だが、血液中に侵入し、臓器に沈着したりすれば・・・ただでは済まないかも。

 それじゃぁ一体何を喰えば/飲めば良いんだ?
 今は昔、我が国の水道水は世界基準で見て極めて良質だとは東京都水道局の方から聴いた覚えがあったが、他方で我が国の水道管施設の老朽化が半端じゃなくてPETボトル水を・・・と言う訳にはいかなくなったのか?

 厄介な問題で、新たな脅威ですなぁ・・・これからの若い方々は大変な時代を生き延びる事になりはせんかと心配です。

ついでに:
 かっては学識者/有識者がそれぞれの想いを込めてマイクロプラの定義を下していたが、今では
   我が国や米国では:5mm以下の、
   EUでは:3nm~15mmの

微細プラスチック破片を "マイクロ・プラスチック" と定義しています。
 加えて、nmサイズのモノは "ナノプラスチック" とも呼称され始めました。
 やがて、ISO(国際標準化機構)で統一されると想われます。

が、問題の本質は:
 名称の統一よりも、海洋汚染を引き起こした微細プラスチック破片の
   -発生由来
   -形成メカ
   -海洋分布(含・種類&量)
   -生態系への進入経路/生態学的影響

等の地球規模的測定と防止政策の制定と規制だ。
 既に東南アジア域が大きな発生源の一つである事を指摘している論文はあるのだが・・・

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