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20240205:AIタレント [雑感]

 "アバター" が活躍する仮想空間が既に "身近" になって久しい。 またAIを駆使した "仮想キャラクター" を創造してどんな役回りにも適合させる事が可能な時代になっている。

そんなら・・・:
 高い出演料を払ってCM動画を製作するよりも、商品設定に最適化させた "AIキャラクター" を創造し、いわばタレントとして演技させるCM動画はどうだろうか・・・ボーっとしながらも思い付いていたけど、既にそれが現実になっているとは迂闊にも見逃していた。

 既に伊藤園や野村HDは広告にこの種の "AIタレント" を使っているそうだ(日経ビジネス配信:2024年1月4日)。
 そんなら・・・って訳で早速に伊藤園版をネットで鑑賞したが、そう言えば微かに観た事あるかの様な気もした。 とすれば、
   "AIタレントの演技だったとは気づかなかった"

訳だ。

AIタレントなら・・・:
 T.クルーズ顔負けのアクション演技も可能だし、時間&空間を自由に行き交う事も可能だ。
 この技術の行き着くところ、生身のタレントの職を全てでは無いにしろ多くの部分を奪ってしまう事は必定だ。 そう言えば、ハリウッドでは生身の役者や脚本家の反発がありましたなぁ。

 専門家は
   法律や倫理面で注意すべき点も多い

と指摘しているらしいが、パー券裏金脱税犯等の倫理面に決着が付いてからの論点として貰いたい。

 AIタレントは不祥事を起こさない設定にしておけば "悪さ" を一切しないから広告主側は安心だ。
 アニメとは全く違った "AIタレントだらけのドラマ"・・・なんかが直ぐそばにやって来るのかなぁ。
 "ご贔屓俳優" ならぬ "ご贔屓AIタレント" なんぞが生まれる時代か・・・何か味気ない感じもするけど、老生は旅立つ前に観たい気がする。

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