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20240216:これは楽しみ・・・”天国と地獄” リメイク [気晴らし事]

 60年も昔に公開された故・黒澤明監督:"天国と地獄"(原案;E.マクベイン’ "キングの身代金" )がD.ワシントン&S.リーでリメイクされるらしい("クランクイン":ネット配信2月9日14:00)。
 何と世界配給にはApple社も一枚噛む様だ。

 映画 "天国と地獄( "High & Low" )" は
   被害者側:三船敏郎
   警察側:仲代達矢
   犯人:山崎努

を軸とした "誘拐もの" だ。
 会社社長の豪華邸宅を構える横浜特有の丘陵地域高台( 即ち、"High" = "天国" )と、それを見上げる極貧者住居地帯( 即ち、"Low" = "地獄" )を対比させながら、東海道線下り特急こだまから酒匂川鉄橋(← 小田原駅手前)を渡ったところで身代金を進行方向左側に投げ落とさせる場面が見せ場・・・って言って良いだろうか。
 だが、映画後半、警察側が誘拐犯を特定してからの画面展開が悠長過ぎてむしろ退屈だ。
 リメイク版ではこの辺を改善して欲しいものだ。

ついでに:
 奇しくもD.ワシントンは1960年公開の故・黒澤明監督:"七人の侍" の何回目かのリメイク版:"マグニフィセント・セブン" (2016年公開)に主演している。
 不思議な縁ですなぁ。

余計な事ですが:
 故・黒澤監督作品の中ではこの "七人の侍" がベストだと想いますね、老生は。
 出演者の多くが既に旅立ってしまっているが、今でも何回観ても飽きない。
 観る度に、工夫された伏線の張り方に気がつく。

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