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20221023:下り坂エンジン・ブレーキの常識 [雑感]

 最近起こってしまった富士山観光バスの下り坂での横転事故。
 報道によれば、フット・ブレーキの使い過ぎで "効き" が甘くなり、曲がり角で制御不能となってしまったらしい。
 下り坂で一番にKY(危険予知)すべきは "フェード現象" であって、たとえ緩い勾配の下り坂であっても一段シフト・ダウンさせてエンジン・ブレーキを効かせるのが常識の筈だ。 自分が免許を取った時はマニュアル車で、教習所では諄い程にこれを繰り返し習ったものだった。 所内の坂はたかが知れたモノだったが、仮免後の路上教習ではそれなりの坂が用意されていたのでした。
 エンジン・ブレーキは何もマニュアル車に限らない。 オートマ車であってもマニュアル相当のシフト・ダウン・レンジがセットされている。
 横浜市内は、平野地域は点在しているだけで、坂道が多い。 団地等は殆どが丘陵を整地して整備されているので、日常的に坂道の利用が多い。
 ここ北部丘陵地帯も、特に里山周辺はあまりの "坂だらけ" だ。 それも曲がりくねった、まるでスケール・ダウンした "イロハ坂" みたいなのがそこら中にある。
 老生等は "おかげで" 外出する時にはエンジン・ブレーキをしっかり効かせて運転する "習性" が否応なしについている事を "良し" としている程であります。

 それにしても今回も死者を出した事故だ。
 事故を起こした運転手は若い方だったが、経験が足りなかった・・・では済まされまい。

 こう言う類いの事故のニュースを観聴きすると、観光バスって事故が多いのか。 それとも報道されやすい事故だからか。
 申し訳無いけど、利用する気が起こらなくなってしまう。
 お亡くなりになった方のご冥福を祈るしかない。

そして・・・今日も:
 クルマ運転でお出かけなら "安全運転" でっ!

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