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20200724:”すッげぇー” としか言い様が無い(藤井七段) [雑感]

 何時かは "タイトル総なめ" と想っていたが・・・こんなにも早くとはっ!
 僅か17歳11ヶ月で棋聖戦5番勝負を3勝1敗で制し、初戴冠となった(7月16日)。

 現役最強とも言われていた渡辺棋聖だったが、
   世の中全部が "自分の負け" を期待している

かの様なプレッシャーを感じていたに違い無い。

 一方の藤井七段は冷静そのものだった様だ。
 幼少より詰め将棋で鍛えられた終盤詰筋の正確な読み、AI で培った既往棋譜に捕らわれずに序盤中盤を展開する若さなら故の柔軟さが "抜きんでた" 存在にしたのではなかろうか。

 自分は将棋は指すが、 "へぼ" が幾つも付く程度。
 時々にネット中継で観戦していたが、どちらが優勢かの判断さえ付かなかった。

 出身は瀬戸市だそうで、自分は業務関係で何回も訪ねたところだ。
 "瀬戸キャニオン" と称される陶器用に削り取られた場所を観て驚き、市中の懐かしい町並みを想い出すが、正直に申し上げて賑わい豊かなところとは想えなかった。
 瀬戸物だけでは成り立ち難い時代だ。
 今回の快挙は、勿論の事に地元の誇りになった様で、復興に向けたきっかけになれば良いが・・・と願っています。

 しっかし、凄い人材がいるもんだなぁ・・・素直に嬉しいです。

因みに:
 こう言う "緻密な思考力" と "大局観" を "天分+努力" で持ち合わせした人材って、自然科学、特に理論物理の分野へ進んだとしても名を残す業績を揚げたに違いない。




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