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20170117:阪神淡路大震災から22年 [ただの私見]

 1995年1月17日未明に起きた大震災は、ここ横浜からは500km程も西に離れたところながら深い記憶が残っている。

 当時自分は素材メーカーの総合研究所に勤めており、単能研究所を率いる立場で所長会議の席でニュースを見守っていた。
 余りの惨事に誰も声を発しない。
 自分は、確かこの一年前にポート・アイランドで開催されたシンポジウムに参加しており、きれいに整備された環境を異郷の想いで観ていた事と重なり、複雑だった。

 その後、偶然の巡り合わせで知り合った神戸出身の飲み友から震災を身近に接した体験を聴かされた。
 恐怖がトラウマの様に残っていると言う。

 世界で発生する地震のかなりが日本で・・・と言う事で、地震体験のない中欧・北欧の人には地面が激しく揺れる場面に遭遇すると、どうして良いか、解らずに恐怖に晒されると聴いている。 
 あの天を目指したゴシック様式の教会も地震無ければこその偉容とも思える。

 最近は世界各地から来日する観光客が2千万人を超え始めている。
 東日本大震災はもとより、熊本地震や鳥取地震の余震も続く中、更に近未来には首都圏直下型、南関東、東海、南海地震が発生するとも言われている事から(特に、南海トラフ起因地震は何時でも起こり得ると指摘する学識者もいるそうだ)、折角のお客様方が災難に遭われない様、適切な避難システムを整備する事が必須であろう。

 2020年には東京五輪・パラリンも開催されることから、我が国政治の得意技である "先送り" は許されない。


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