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20211025:取って置き(?)の聴いたお話( Covid-19デルタ株 ) [雑感]

 感染症専門家も "くびを傾げている" らしい新規感染者数激減の "謎"・・・つい先日、偶然の対面会話から、国の分科会メンバーと同じ某病院機構所属のお医者様(≠感染症)からうかがったところによると、治療現場の医療従事者の方々は
   - 重症化患者がどん*2減ってきている
   - 中等症止まりで回復退院患者が圧倒的
な事から、治療法の進展とは別に
   デルタ株自体の弱毒化
を確信している様だ(新規感染者はワクチン未接種者等でワクチン効果との因果関係は無い)。

 デルタ株の特徴の一つは "L452R" と略記され、
   始発基から452番目のアミノ酸基が
    ロイシン(L)⇒アルギニン(R)へ変異(アルファ株対比で)

したものとされるが、この特徴的なアミノ酸基置き換え以外にも多数のコピー変異箇所があり( "亜種(?)" とか "亜株(?)"と呼ばれるらしい )、そのどこかが病原性とか複製能を弱めている可能性が疑われているとか。
 大感染が発生した事自体に誘導されたウイルスの度重なるコピーミスが一定限度を超えたとも言えるのであれば、
   大感染が起こらない限り感染収束/終息には至らない
って事なのか( 逆説的で、よく解らんなぁ・・・)。

 侵入ウイルスが弱毒化し、加えて複製数が減っていくのだから重症化に至らない・・・との仮説で、どこの部位のコピーミスが原因なのか、ゲノム解析で調べられているらしい。

 これは老生の邪推だが、
   ウイルスが弱毒化している
なんぞと公表したらワクチン接種が滞る恐れがあるので、その筋から "箝口令" が・・・とまぁ、そんな事は無いと思うが。

 弱毒化の分子生物学的解析が出来たら素晴らしい・・・けどなぁ。
 何故、インドとか我が国でそれが起こったのか・・・迄、要因解析出来れば画期的なんだろうけど。

 また逆に言えば、新たな変異種が生まれて、その複製能が高まり、或いは病原性が悪化すれば大感染を待たなければ収束しない事になるので、実際には何時終息を迎えるのかは不明・・・って事になるのかなぁ?
 正に
   ウイズ・コロナ
とは、こう言う事を意味しているのかも・・・

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