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20230226:オーバーアマガウ( ”Oberammergau” ) [雑感]

 ドイツ・バイエルン州(英名:ババリア)にしてオーストリアとの国境近くのガルミッシュ・パルテンキルヒェン郡(;アルペンスキー場として超有名)にある小さな村の事です。
 アルプス山脈は同郡から南下して始まるとされ、ドイツ最高峰のツークシュピッツェ山頂へもケーブルカー/ロープウェイで簡単に辿り着ける観光名所の一つと言える。
 オーバーアマガウは小さな村だが、ここでは17世紀以降、10年に一度、"キリスト受難劇" が "村人だけによって" 演じられる事で知られていて、今では観光名所にもなっている様だ。
 自分は10回近くドイツを仕事/観光等で訪ねた事があったが、この受難劇が翌年に演じられるという1959年夏にこの村と劇場を訪ねた事があった。 遠い昔の事だが、何故今になって想い出したかと言えば、
   栩木(とちぎ)伸明氏:"ドイツの村で劇を見た"
   (日経紙:2023年2月4日付け朝刊文化紙面)

を読んだせいだ。
 筆者は早稲田大学教授にしてアイルランド文学者とかで、この受難劇の由来についてはご存じなかった様だ。

 うろ覚えだが、世界で何カ所か同じ様な受難劇を演ずるところがあって、そのうちの一つが我が国にあったかと・・・?(自分は無宗教なのでどこか迄は知りません)。

 ここ迄書いてきて想い出したのだが、たしかコロナ禍で上演が2年ほど延期されて去年開催された・・・って記事をどこかで読んだ記憶だ。 成る程・・・その劇をご覧になった訳だ。

 そこで早速にその受難劇を YouTube で探したら、これが何と "あった" のです。 これで見た劇場は記憶の彼方にあるそれとは違っていた様な気がするけど・・・
 SNSで直ぐさま垣間見る事が出来ちまう今は超便利になったと感謝すべきか・・・何となく拍子抜けしちまうんですが・・・なぁ。

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