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20190729:皆 ”期待” し過ぎだぜい!(吉本興業社長記者会見を観て聴いて) [雑感]

 丁度一週間前の、延々5時間超続いたらしい記者会見。
 ここ横浜北部丘陵地帯では霧雨模様が終日続いた日で、ウォーキングを取りやめ、それにたまたま出かける用も無いままに我がワイフ殿につきあいながら “ちょこちょこ” TV中継を垣間観た。

 その日の夜、そして翌日からほぼ連日のTV情報番組では何処の局もこぞってこのニュースで持ちきりだった。

 要領を得ない・質問に直接応えていない・企業トップとしての資格に欠ける・コンプライアンスを理解していない・・・・等々、”批判一色” だった。

自分もそう感じたものの・・・:
   ”何を申されますか、我が国企業トップの殆どだって
   同じ様なもんですよっ!”

 GAFAで代表される様な、或いは我が国ではト*タ自動車の様なプレゼン上手に見えるトップの方々には、それはそれは “経験豊か”・”頭脳明晰”・”あー言えばこー言うのが超お得意” な “専門指導者” が居て、その時まで徹底的に訓練/練習しているんですよ(そうに違いない)。

 吉本興業では、そういう専門家筋を揃えておく、或いは伝手(つて)を作っておく・・・なんて事、これ迄が必要なかった。
 そんでもって結局はそういう用意が全然出来ていなかった・・・って事でしょう。

 この種のプレゼンやった経験無いトップに300名程の意地悪い記者連中を前にして “言い訳会見” させる・・・法務/広報担当役員の無智・無策・怠慢以外の何物でも無い・・・これが自分の偽ざる印象でした。

でも始めの内は・・・:
 この社長さんのお粗末極まる会見で、問題の本質、即ち、”無法組織との繋がり” という絶対に深追いされて明るみに出されてはならぬ “闇” の部分が置いてけぼりにされ、会社組織のガバナンス不備の方へ非難の目が集中してしまった・・・いや、向けさせた会社側トップ陣の深~い思惑があっての “社長渾身の演技会見” だったのでは・・・と最初は邪推していましたが・・・そんなぁ事は無かったみたいだ。

それにしても:
 中堅どころ(だと想いますが)加藤浩次さんの批判コメントに端を発した若手芸人の同調ツイートに対して長老(?)大平サブロー氏が 「お前等風情が何を言う。嫌なら辞めろっ!」 と恫喝したらしい。
 芸人の世界は年功序列が厳しく残っているにしても、この恫喝はパワハラそのものだ・・・こんな昔ながらの勘違い爺いが威張っている、そういう体質なんですねぇ、吉本興業株式会社って。
 今回の騒動で初めて知りました。
 まるで今は大昔(?)の “たこ部屋” と同じじゃぁないか、これじゃぁ・・・

 そんな会社に、CoolJapan 事業とか何とかって言う、私らのなけなし税金を投入する “国の大切な広報事業” の一端を咬ませて良いのだろうか?
 自分は限り無く疑問に想う。

ついでに:
 自分は “この会社系笑い” って苦手だ(って言うか、えげつなさが先に来ちゃって・・・)。
 勿論・・・ except ”岡村隆史さん@チコちゃん” ではありますすが  (>_<)


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