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20210623:”おこぜ” の造り [食]

 昔を想い起こさせる記事に出会ったのです:
   "全身 「金色」 オコゼ発見"
    - 鳥取・大山町で公開
   (日経紙:2021年6月15日付け夕刊社会面)

 実を言えば、この記事のすぐ上に物質・材料研究機構(@つくば学園都市)が鉄原子150個で描いた "アマビエ" の写真が眼を惹き、読んでいる内にその下のオコゼの写真に気がついたから。

 オコゼは "おっかない" 顔つきで、自分だけかもしれないが関東圏ではまずはお目にかかった事が無い。
 それは*2、今は大昔の事、現役の頃に下関市へ新素材工業化試験で長期滞在していた時に、一度だがその "お造り" をご馳走になった。
 さすがにフグ(← 現地で "フク" と言うのはホント )の造りも見事だが、オコゼのそれも初めて観る美しさだった。
 薄味の醤油か塩をチコッとつけて戴くと、顔つきからは想像もつかないほのかな甘みが口中に広がっていった事が昨日の事の様だ。
 残念ながらそれ一度っきりで、未だにオコゼとの再見は果たせていない。
 まぁ、あったとしても手が出ない程にお高いだろうけど・・・

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