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20211021:そりゃぁ ”文化の押し付け” じゃないかえ?(石炭&石油削減指定@2030年) [雑感]

 IEA(国際エネルギー機関)が2050年温暖化ガス排出ゼロ実現に向けては、2030年時点で2020年対比で
   石炭使用量:50%削減
   石油使用量:20%削減

の必要性を指摘したそうだ(10月13日)。
 今後、各国取り組み見直しへの "無言の圧力" となる・・・様だ。

ところで:
 現下の地球温暖化の遠因は、経済を発展させる為に先進諸国が枯渇性資源を "好きなだけ" 採掘し使用し、CO2等を輩出し続けた事だ・・・と言ったら、こっぴどく叩かれるだろう。

が・・・:
 この地球上には、これら先進諸国に資源を搾取され、遅れた経済発展途上にあるを得ない国々がたくさんある事を考えりゃ、枯渇性資源使用量の削減については、先進諸国への義務量を多大にし、途上諸国への負荷は極限まで減らして発展を助成するのではなければ不公平だ。

 先進諸国の "押し付け" だけでは途上国の発展は遅れるばかりではないか。
 米欧諸国の謙虚な取り組みを期待したいが、戦略/戦術に長けた彼等には望めない・・・だろう。

 気候変動問題解決へ向けての取り決めも、SDGs実現へ向けての努力も結構だが、"国際協調" と言うの美辞麗句の下でこの "押し付け感" が拭いきれないのは果たして自分だけだろうか。

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