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20170508:蕎麦が  ”肴” [日本酒]

 行きつけの居酒屋の主人は、最初は蕎麦職人だったそうで、自分で蕎麦をうつ事はもうしない代わりに、旨い蕎麦を仕入れては〆に出して呉れる(口を整える程度)。

 つい最近、さっぱり感の冷酒を楽しんでいたら、肴になるかなぁ・・・と言いながら、少し青みのついた蕎麦をほんの一口分、もりの形で出して呉れた。

 いつも〆に旨い蕎麦を出して貰っているのだが、それとは違って、香りが気持ちよく、酒ともよく合うのでびっくりした。

 ”や*” でも ”砂*” でもこういう経験はないよ・・・と言うと、

   「香り立つ蕎麦はそのままか、水で食べる。
    そこまでいかない蕎麦はだし汁で、言っては悪いが誤魔化して食べるもん」

・・・と改めて教えられました。

 それに、あんたの好きな熱燗には皮込みの濃い蕎麦(所謂、”田舎蕎麦” と言う奴ですね)の方がいい・・・とも。

 もっと早くから言って呉れたら良いのに・・・
 それでも、蕎麦好きにとって相性ばっちりの居酒屋さんで、自分はハッピーです。


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