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20190212:これで ”社会正義” を守って貰えるのかなぁ・・・(佐川某・前国税庁長官不起訴処分) [雑感]

 1月27日付け朝刊各紙は “大坂なおみ” 選手の全豪オープンテニス・女子シングルの優勝、同時に世界ランキングトップのニュースを大々的に伝えていた( ← これはこれで素晴らしい (^^)/ )のに比べると、余りに目立たない片隅の記事でした。

 あれほど大騒ぎした “森友学園” 問題。
 国有地売却に関わる “公文書を改竄” して国会に提出したとして “佐川某”・前国税庁長官は “偽計業務妨害” に問われていたが、
  ”東京地検” は不起訴処分
と判定、加えて
  “東京第5検察審査会” も不起訴相当と議決
していた(1月11日付)事を伝えている。

 報道関係は1月26日に知らされた様だ。 従って地検側はひっそりと官報だけで事を済ませ、2週間も黙して語らずだったのかな?

 記事だけでは不起訴処分と判定した根拠は不明だ。
 ただ、”一般の国民感情として非常に悪質。二度と起きてはならない” と指摘している様だ。

しかしながら:
 公文書を改竄して国会議員の活動を妨害しても
   “罪を問われずに罰せられない前例
を作ったのだから、同じ様な公文書改竄はこれからも起こるだろう ・・・ これが “嘘偽りの無い一般国民の感情” ではないでしょうか?

 公文書を勝手に自分等の都合の良い様に改竄して、国民の選良たる国会議員の調査活動を邪魔し、そして騙くらかす・・・これって、私らの税金を私物化し、ひいては私らの国民としての義務を貶めている事に他ならない・・・とは考えないのだろうか。

 警察&検察は私ら善良な国民の生存権を守る砦だったと信じていたのだが・・・
 釈然としないなぁ・・・ってな感じです。

 社会正義の実現を担うべき検察がその長い手を引っ込めて黙し、その結果またしても高級官僚の高嗤いが響いてくる・・・と想うのは自分だけではないと想いたい。

おまけに:
 日大アメフト悪質タックル事件も警視庁は元監督&元コーチの罪も罰も問わないと判断したそうだ。
 厳正たる弁護士からなった第三者委員会の結論をひっくり返し、証言した学生の言い分も勘違いと断定。 あの元監督ぶら下がりインタビューなんぞ無かった様な扱いらしい。
 悪質タックルした学生の書類送検だけで幕引きだって。
 これも釈然としないのは自分だけではないと想うがなぁ・・・
 日本中の関心を集めた事件だ。 警視庁は記者会見で丁寧に解説して私らを納得させて欲しい。
 無理でしょうか?