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20190718:”究極的” 闇営業(現役警視正が¥2K万円!) [雑感]

 警察官は法律によって犯罪者や容疑者に対する捜査権/逮捕権が認められていて、それによって私ら善良なる一般国民を守る “正義の身方” だ・・・と信じている。

それなのに:
 あろう事か、その警察社会に於いて上層階級に身を置き、所謂 “お巡りさん” 等が目指す模範足るべき警視正が “闇営業” を何年間も続けていて、”莫大な裏金” を手にしていた(2019年7月13日付け各紙朝刊社会紙面)。

 警察は厳しい階級制をとる組織とされ、従って “昇任試験” は極めて厳密/公正で無ければならない。
 なのに、”野田某警視正@大阪府警” は受験参考書に模擬試験問題の執筆を内密に続け、出版社から¥2K万円(2010-2018年:凡そ¥220万-/年度当たり)もの “闇報酬” を受けていたと言う。

 何でもこの1月に17道府県警察に “警察官闇営業” の疑いが発生した模様で(←誰かが内部通報したのかしらん)、各警察が内部調査を進めていたらしい。

 警察関係者が模擬試験問題を考え、執筆する・・・これは必ずしも否定する訳ではない。 言ってみれば大学講師等が予備校で予想問題を出して受験生を鍛えるとか、参考書を執筆する様なもんだ。
 野田某警視正の “たちの悪さ” は、疑義が浮かび上がった際に ”否定” し続け、次いで妻が執筆したと “嘘” をつき、最後に出版社とのSNSを介した “口裏合わせ” が見つかり “白状” したと言う事につきる。
 こんな悪辣極まりない警視正がいたんだっ!
 それに出版社側だって、¥2-3万/年を越える謝金等は地元税務署&当該本人へ源泉徴収票等支払い調書等を提出しておかなければならない筈が、今まで見逃されていたのは帳簿を誤魔化していたからに違いなかろう(と推察せざるを得ない)。

更に:
 他にも “斎木某警視正@宮城県警”(出向先:東北管区警察学校)は、警察官研修資料等内部資料を出版社に無断提供していた事も発覚したそうだ。
 民間企業への無償提供等あり得ないから、何らかの “供応” を受けていた事もいずれ明らかになる事を信じよう。

ところで:
 つい先だってに “芸能人闇営業” についての投稿ブログ(*1)で、闇営業は “芸能人に限らない” ・・・ って申し上げたばかりだ。
 ・・・とは言っても、正義の味方の筈が中にはこんな “悪” がはびこっていたとは・・・
 今は大昔の映画 “悪徳警官”(主演:R.テイラー)ってのがあったが、現実にあるとは・・・私らは何を信頼したら良いんだ?
 まぁ、極々一部の警察官に過ぎない・・・事を信じたい。
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(*1):こんなブログ投稿していました:
  20190703:嘘はいけません(”闇営業” 芸能人)

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