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20230913:そんな事言える資格あるのかな?(J-芸能事務所性加害記者会見を受けたメディア対応考) [雑感]

 7日午後、延々4時間超に及んだJ-事務所による故・前々社長性加害犯罪に関わる記者会見を受けて、NHK及びTV東京がコメントを出して、
   NHK:
    ①今後の出演者選定に当たっては
     所属事務所の人権尊重等の姿勢を考慮して検討
    ②被害者救済や再発防止取り組みを注意深く確認していく

   TV東京:
    人権尊重の考え方に基づき、取引先として状況改善を働きかける

とした(日経紙:2023年9月8日付け朝刊社会面)。 記事には無かったが恐らくは何処のTV局でも似た様なコメントだろう。

 尤もらしいが、BBCが実態を放送した今冬の時には殆ど何の反応もせずに黙し、被害助長の責任の一端は見て見ぬふりしたTV局側にあると第三者調査委員会に指摘されながらも積極的な対応をして来なかった我が国TV局にこんなきれい事を言う資格があるんだろうか・・・そう思わざるを得ない老生は例外的な存在なのか。
 TV局はこれ迄人権尊重を前提に番組製作放送をしてきたと言う得るのか、視聴率欲しさに見て気がつかないふりをしていたに過ぎないのではないか。
 なんの言い訳もしない中で、読売TV’ "情報ライブ ミヤネ屋" MCの宮根誠司氏だけが正面から反省の弁を表していただけで、他のいろんな番組MCからは真面な言い訳は聞けなかったのが現実だ。

 こんな民主主義の根本概念ですら海外メディアから指摘されても尻に火がつく迄は何もしない日本のメディアに存在価値があるのだろうか・・・さすがに国連の人権調査が入ってからは無視出来なかったに過ぎないのではなかろうか。

おまけに:
 記者会見で質問する記者連中の学識常識素養の無さには呆れた。
 何処の記者であっても芸能関係担当はレベル落ちしていると感じた老生は傲慢なのだろうか。

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