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20230930:”ゾウ” さん逝く(遠山 一さん@ダークダックス) [故人を悼む]

 9月22日に逝去。 享年93歳。

 男性コーラスの走りとも言えた "ダークダックス" メンバー 遠山 一さんの事だ。
 残念ながら他のメンバー3名は既に彼岸へ旅だってしまっている:
  高見澤 宏さん(パクさん):2011年1月7日に逝去。享年77歳。
  佐々木 行(マンガさん):2016年6月20日に逝去。享年84歳。
  喜早 哲さん(ゲタさん):2016年3月26日に逝去。享年85歳。
                          (以上:ネット情報確認)

 見事なハーモニーを聴かせて貰っていた。
 訃報記事等では代表曲として "ともしび" や "銀色の道" 等が紹介されていたが、老生は
   雪山賛歌・・・①
   白銀は招くよ・・・②

が記憶に残っている。
 ①が評判だった事もあって、冬山へ向かう若い男性が急に増えたりした事があった。 サーフィンが流行った時に片手でサーフボートを抱えるて散歩するだけの "陸サーファー" もこの手だったか。

 ②はオーストリアの天才スキーヤー’トニー・ザイラー主演の映画主題歌(原題:"12人の乙女達と1人の男")で、本人ドイツ語吹き込み版が世界中で、特に日本で大ヒットした事があって、多くの歌手がカバーしていた。
 その中で、老生にはダークダックス版は特筆だった。 但し原題は今から観れば "取るに足らない" 恋愛じみた歌詞だったが、ダークダックス版は①を彷彿される意訳版だったと解していたのは高校までドイツ語専攻だったせいだ。

 ダークダックスの好評に惹かれたのか、後から*2、この種の男性コーラスグループが続出して、その多くがヒット曲を出していた時代だったか。
 最近はBS日テレ ”BS日本・心の歌” の "フォレスタ"(音大卒男性6名)の見事な歌声を我がワイフ殿がたまに聴く時があるだけになったが。

 黙礼。

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