20190216:堺屋太一氏逝く [故人を悼む]
2月8日に逝去。 享年83歳。
“団塊の世代”(戦後第一次ベビー・ブーマー群)の名付け親として余りに著名だ。
“大阪万博”(1970年)の企画を担当され、大成功に導いたし、民間人として小渕内閣で閣僚入りして “経済企画庁長官” も勤められた。
自分は通産省(当時:現・経済産業省)在籍時代に著した作家デビュー作品 “油断!” が今でも印象に残っています。
恐らくは多くの方々と同じだと想いますが、この小説で文字通りに今様の “油断”、即ち “石油危機” に陥った日本の社会構造の脆さを痛感したのでした。
この方が初めて指摘されたのです。 それに “油断の本来の意味” も改めて知ったのでした。
ただ一つだけ:
人それぞれに多様性があるのに “団塊の世代” と一括りする呼び名に若干の抵抗は感じていました(自分はこの世代の少しばかり上ではありますが)。
とは言え、この方の様に経済学のプロでありながら、文藝にも秀でている才能の持ち主はそう簡単には輩出しないでしょう。
黙祷。
“団塊の世代”(戦後第一次ベビー・ブーマー群)の名付け親として余りに著名だ。
“大阪万博”(1970年)の企画を担当され、大成功に導いたし、民間人として小渕内閣で閣僚入りして “経済企画庁長官” も勤められた。
自分は通産省(当時:現・経済産業省)在籍時代に著した作家デビュー作品 “油断!” が今でも印象に残っています。
恐らくは多くの方々と同じだと想いますが、この小説で文字通りに今様の “油断”、即ち “石油危機” に陥った日本の社会構造の脆さを痛感したのでした。
この方が初めて指摘されたのです。 それに “油断の本来の意味” も改めて知ったのでした。
ただ一つだけ:
人それぞれに多様性があるのに “団塊の世代” と一括りする呼び名に若干の抵抗は感じていました(自分はこの世代の少しばかり上ではありますが)。
とは言え、この方の様に経済学のプロでありながら、文藝にも秀でている才能の持ち主はそう簡単には輩出しないでしょう。
黙祷。