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20190708:”G20@大阪2019” とは ”エコノミック・アニマル’ズ ミーティング” じみていたのか・・・な?(苦笑) [雑感]

 経済&政治の専門家でない自分から見ても、”準備万端” で “そつの無い演出” と “無難な宣言” で無事に終わった “G20@大阪2019”。
 新聞・TV等は “粗探し+辛口” 報道が相変わらずでうんざりモノだが、議長国たる我が国の政府&裏方陣の働きは参加国からは好評だった様だ(勿論 “except *韓民*” )。

 公式議題と表裏一体なのだろうが、一番の関心事だった “米中経済戦争” を巡る駆け引きは、米国側の “対中国関税追加引き上げ+ファーウェイ問題” の棚上げと中国による “米国農産物の超大量購入約束” の “ビッグ・ディール” でひとまずは先送りになったそうだ。

 つまりは米国大統領にとっては、知的財産権+安全保障問題を先送りしても自国農産物の売り込みの方が重要なのだ ・・・ ”裏” がある筈だが、素人にはこうしか感じられない。

 こんなニュースを観て聴いて、失礼ながら今の超大国首脳は “エコノミック・アニマル” と言われても弁明のしようがあるまい・・・なんて勝手に想ったりしていた
 m(_ _)m

エコノミック・アニマル:
 日本が高度経済成長していた時期、利潤だけを追い求める余りの凄まじさにパキスタンのブット外相(当時)が日本人を “侮蔑” して “罵った” 言葉とされている。

トランジスター・セールスマン:
 それよりも先立ったか後だったか、我が国総理大臣が仏国を訪問した際、時のド・ゴール大統領にトランジスター製品を土産で持参したらしいが、大統領は
  「彼はまるでトランジスターのセールスマンだった」
とかと言われたそうだ。

 どちらも当時の我が国が国際政治舞台の上では立ち位置が無く、影響力が皆無に等しいからでもあったろうが、それから半世紀程経った今、何処の国の首脳も自国製品の “営業担当執行最高責任者” になっちゃっている様で、ブット外相やド・ゴール大統領が彼岸の彼方から眺めておられたら何と言うのかしらん・・・何よりも先ず第一に日本が輪番制とは言え国際会議の議長国になっている事に “ビックリ仰天” ってか?
 なぁんて想うのは失礼過ぎるでしょうか?

因みに:
 “事務局とりまとめ” に終わっていたら目も当てられなかった。
 我が国総理大臣は良くやりましたよ・・・自分/自国勝手でわがまま一杯の首脳陣だらけの会議を “大阪宣言” としてひとまずは “まとめた” んだから・・・
 それで世界がすぐにどうなるってもんじゃぁないだろうけど。

でも:
 G20が終わった途端に、待ってましたとばかりに
  - 我が国による韓国への輸出手続き見直し/ホワイト国対偶外し
    +参院選スタート
    (政府にとっては待ち遠しかった筈に違いない・・・)
  - 米朝トップ会談
    (面談して北側トップのメンツをたてた訳だ。
     何せハノイ会談では顔を潰したから)
  - 香港デモ隊鎮圧
    (当局はデモ隊が議場に侵入するのを戦術として待っていたんだ
     ・・・と想われます)

等々・・・政治の舞台にはお休みが無い様です。