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20210228:”隠蔽” 体質に洋の東西無し(?) [雑感]

 もう大方の報道機関の話題から遠ざかってしまっているかに見えてしまう "モリカケ&サクラ" 問題では、政&官の "詭弁"&"隠蔽"&"改竄" 体質があからさまだったとされている。

 企業の方でも同じで、不祥事隠蔽&改竄は製薬業者の製造記録捏造40年事件等でも明かになっていた(*1)
 つい最近でも、廃炉処理に向かう福島原発で、施設に設置していた地震計が故障したまま、それを承知していながら半年程も放置していて、2月13日深夜に発生した福島沖の強い地震の際の貴重な記録が取れなかった事件があった。 東電の危機管理意識の無さ+不都合不祥事をギリギリ迄隠蔽する体質が暴露された形だ。

 どいつもこいつも俺等国民を馬鹿にしおって、日本だけの事か・・・と想っていたら、今度は高齢者施設でのコロナ感染死者数を意図的に "過少報告" していたとしてNY州知事が批判されている。 一年前には絶賛されていた知事も隠蔽か?・・・って驚くばかりだ。
 そう言えば都でも感染者数急増に保健所対応が追いつかず "漏れていた" との理由で数ヶ月間の感染者数が1K名近くも追加報告された事があった。 隠蔽とは違うと想いたいのはやま*2だが、首都圏の感染状況分析の上で政治的判断が下されるだけに、重大な瑕疵と指摘され得る事件とも言えそうだ。

 "隠蔽捜査" ・・・ これは今野敏氏の警察小説シリーズとして有名だが、権力とか権益の巨大なところ程、隠蔽、若しくはそれに近い体質って、何処の国にもあるのかもなぁ・・・って感ずる次第なのが情けない。 被害を受けるのは結局は弱き国民・・・と言う訳か。
 たはっはぁ!
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(*1)20210220:社会紙面は ”不祥事” オンパレード?