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20220118:遺伝子操作はそこ迄も行くのか・・・(異種移植) [雑感]

 ヒトの命は尊い。
 それでも、生物多様性条約では多種多様な生物体の命も "差別無く" 尊ぶ精神が背景にあって国際条約として成立している。

さて:
 遺伝子改変して拒絶反応をさせにくくしたブタの心臓を重度の心臓病を患う男性(57歳)に移植し、今のところ経過順調らしい:
   ワシントン発共同通信配信ニュース(11日):
    ”ブタの心臓 男性に移植
     - 米メリーランド大、世界初
     - 術後三日後も経過順調

 米国では心臓移植は医療技術としては確立していて、日常茶飯事と言っては語弊があるが、移植を必要とする方の方が提供数よりも圧倒的に多く、異種移植は "必然の路" と見なされている様だ。

そんな中・・・:
 ヒト・ゲノム全解析後僅か20年程でここまで遺伝子改変技術が "高まっている" とは・・・自分の様な昭和の俗物には驚き以外の何物でも無い。
 臓器移植、それも心臓移植は特別のものとみられていたが、それすら世界初のオペ(1967年@南アフリカ)から半世紀余りも経てば想像も付かないほどに医療技術が "深化" している・・・と言って良いのかどうか。
 老生は解りかねております。

但し:
 保険証の裏側に死後の臓器移植可否についての記入欄がありますが、いつしか自分はOKと記す様になっていた。
 が、こんな年寄りの臓器がお役に立てるんだろうか・・・と想う老生でもありまする。

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