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20220424:オータニ投手が ”魔球” !? [雑感]

 今は大昔の事、"ちかいの魔球" や、その二番手たる "巨人の星" では "消えちゃう" ボールとか、 "大リーグ" ボールとか、まか不思議な、それこそ、その名にふさわしい "魔球" がどんどん生み出されていた。
 漫画の世界のお話だと想っていたら、フォークボールについては流体力学的解明がなされた(*1) が、一方であのオータニ選手が極めて優秀な投手でもある事が今更ながら解った:
   "大谷の魔球、正体は?"
    -落しながら曲げる新球
    -左打者封じる武器に
   (日経紙:2022年4月16日付け夕刊総合紙面)
   (執筆:スポーツライター 丹羽政善氏)

 この解説記事の技術的中身は "球界用語" が多過ぎて正直良く解らないけど、去年から工夫を重ねながら "開発" してきたらしい。
 左打者にとっては打ち所と想ったボールが外角へ逃げていく様な球種で、今季は被打率を大きく下げるのでは・・・との事だ。 因みに被打率の2021年データーは
  右打者:1割7分8厘/左打者:2割3分5厘
で、左打者への封じ込め課題の解決に繋がり、投手としての飛躍が期待されている様です。
 こんな工夫しながらも、同時にヒット連発打者で有り続けるとは・・・正に "怪物クン" だ。
 今季は、あの爆発的ホームラン連発は未だだけど、なぁに、これからだと期待しています。

そう言えば・・・:
 あの最年少完全試合記録を打ち立てた佐々木朗投手の190cm長身から投げ下ろす160km/H剛速球は、まるで二階から投げ込まれる様で打者からは球筋が見えないそうだ(*2)
   "消える速球 佐々木朗の魔力"
    -52人連続無走者
    -2階から160キロ 三振量産
   (日経紙:2022年4がつ19日付け朝刊スポーツ紙面)

 これまた正に "消える魔球"・・・ですなぁ!
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(*1)20210405:”魔球” の秘密(フォーク・ボールは何故落ちる?)
(*2):因みにオータニ選手の身長は193cm(Wikipedia)

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