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20220518:これは ”憲法” の主旨に ”そぐわない” のでは・・・(後期高齢運転者交通違反制裁) [雑感]

 "改正" 道交法の施行に伴い、過去3年間で以下の11種の交通違反を犯した後期高齢者を対象とした "制裁試験(運転技能試験)" が13日から始まった様だ(警視庁広報)。 他の自治体も同様だろう。

11種交通違反とは:
 ① 信号無視(因みに老生は絶対にしない)
 ② 逆走(同上)
 ③ 追い越し車線走行(同上)
 ④ 速度超過(時にやらかす)
 ⑤ Uターン@U-禁止域(絶対にしない)
 ⑥ 踏切不停止&遮断機内侵入(絶対にしない)
 ⑦ 交差点右左折違反
  (樹木に隠れた指示板見落としで一回だけやらかした事があって
     -¥10K近い罰金を喰らい
     -5年間程(?)、免許証カラーがゴールド ⇒ シルバー になった)
 ⑧ 交差点走行違反(絶対にしない)
 ⑨ 横断歩行者歩行妨害(絶対にしない)
 ⑩ 前方不注意等安全運転義務違反(絶対にしない様心がけている)
 ⑪ ケータイ操作走行(絶対にしない)

しかし・・・:
 これらの違反は高齢者に限って犯す訳では無い上、その違反の影響が年齢差で有意差があるのかどうか検証されているのか、背景説明があったとは聴かない。 実際の所、これ等の違反率は非高齢者層の方が圧倒的に高いのでは無かろうか。

とすれば・・・:
 これは高齢者に対する "見せしめ"、つまりは "制裁" の類いで、どうしても免許証を召し上げる魂胆なのだとしか想えない。
 それでは、
   法の前では何人たりとも平等な扱いを受け得る

と言う憲法の主旨にそぐわないのではなかろうか・・・後期高齢者であり、クルマを利用しないと日常生活に支障をきたす老生に言わせればそんな受け取りです。
 まぁ、老生は憲法を専門に学んだ事は無いし、法律の専門家でも無いから "憲法違反" と迄は言得るのかどうか解らないけど・・・

 ②とか、アクセル/ブレーキペダル誤操作起因の高齢者運転事故が多発しているのは事実だろうが、こう言う "北風" 施策よりも、高齢者がクルマ運転しないでも不都合無く日常生活を営む事が出来る様な "太陽" 政策が必要なのでは・・・とも。
 そういう社会が実現すれば・・・と想うけど、そうはならないのが我が国だろうて。

とすれば・・・(その2):
 過去3年間の間に交通違反①~⑪を犯した運転者は年齢に依らずに技能試験を受けさせる方が違反率低下には効果的の筈だと考える次第ですが、ご訪問戴いた皆様はどうお考えですか?

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