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20220930:絵柄が問題(果物ジュース) [食]

 フルーツ・ジュースを買う時は、その容器に描かれている果物の "絵柄" をじっと見て確認する事にしている。
 果実100%モノは、その果物の "瑞々しい切り口" や、そこからしたたり落ちる "果汁" が描かれていて "飲み心" を誘うのだが、屑っぽい果物を沢山寄せ集めたミックス・ジュースや甘味料たっぷりのジュースではこうはいかない。
 絵柄は "景品表示法" で厳格に定められているのだが、大手の最たるキリン**レッジ社の
   トロ**ーナ100%まるごと果実感メロンテイスト

にはうっかり騙された。
 このシリーズはオレンジやリンゴのそれが私等老夫婦の好みに合っていて、チコット高いにも関わらずに永年の愛飲モノだったのだが、何時ものドラッグ・ストアでそれぞれを補充するつもりで取ったついでに、どういう訳か眼についたメロン味の奴も・・・って訳で "つい手が出てしまった" のだった。
 帰ってから棚とか冷蔵庫に保管しようとして表示をよく読んだらメロン本体は僅か2%程度で、殆どがリンゴやバナナなどの果汁だった事に気がついた事があった。

 "やりやがったな" ・・・ と憤慨したが、その時は自分等の不注意と思い込み、以降はこのシリーズの購入は取りやめていたら、つい最近の夕刊社会面記事によれば、消費者庁が景表法違反として再発防止命令を出したそうだ(9月6日)。

 食品食材加工業界には良心を無くした業者がいて信用ならない・・・とは今岡士郎さん@美味しんぼの言だった。 十二分に承知していた筈なのに、つい*2大手業者の名前に油断してしまった自分等の迂闊さが情けない。
 "腹いせ" に、以後はこの業者の飲料ものには親会社の麦酒も含めて一切手を出さなくなった。
 せめても抵抗だ。
 業者側はささやかな消費者を一件失った事を肝に銘じて欲しいもんだ。
 一度失った信用は二度と戻らない。 ワンストライク・アウト・・・って想うべきだ。

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